解雇撤回・JR復帰! 外注化粉砕! 1.22総行動
出向命令無効確認訴訟第5回弁論
JR準備書面 「所詮、派遣法違反」と主張!
最高裁「解雇撤回・JR復帰」署名 1万7416筆を提出
外注化粉砕と「解雇撤回・JR復帰」をかちとる2014年の闘いの第1弾として、1月22日に出向命令無効訴訟第5回弁論と最高裁への第1回署名提出行動を行った。組合員を先頭に支援の仲間が結集した。
偽装請負を開き直るな!
外注化粉砕を闘う出向命令無効確認訴訟では、動労千葉と弁護団から職場の偽装請負の実態を次々と追及され、JRは「反論など必要ない」という態度から一転して具体的な事実をめぐる反論を提出せざるを得なかった。追い詰められたJRの主張はウソとペテンだらけだ。
偽装請負の問題について、「所詮、労働者派遣法違反」になるかどうかの問題と開き直った。違法行為があろうと関係ないという態度だ。違法行為の外注化で労働者を使っていたなら、その責任をとれ! 今すぐ業務と仲間をすべてJRに戻せ!
外注化によって安全が破壊されることも、その冒頭で「本件各出向命令による『不利益』として論じられるものであるとは容易に理解しえない」としている。しかし、労働者にとって安全の破壊は、自らの命に関わる問題だ。JRは北海道の安全崩壊も「他社の問題」で関係ないとした。尼崎事故も「関係ない」と開き直ったが、羽越線事故で5名の命を奪い、膨大なレール破断を生み出したではないか!
自分がいつ被害者や加害者になっておかしくない状態を強制されることが「不利益」でなくて何だというのか!「技術指導」を出向の名目としながら、CTSのプロパー社員をJRに出向させ教育するなら、出向の必要性が何一つないことは明らかだ。実態は、仕事も新しく入ってきた仲間の教育もすべてJRが行っている。それが、互いに出向させあえば下請け会社の業務になるなら、労働者を自由に下請けに突き落とせるということだ。こんなことは絶対に認められない。職場から偽装請負の実態を徹底的に暴き、JR・裁判所を追い詰めよう。全力で組織拡大を実現し、外注化を絶対に粉砕しよう。
最高裁に署名たたきつける
裁判の後、最高裁に対する第1 回署名提出行動を行い、1万7416筆を提出した。分割・民営化がJR―国鉄が一体となった不当労働行為であったこと証拠を暴き出した。ならば結論は解雇撤回・JR復帰以外にあり得ない。10万筆の署名を集めきり、解雇撤回・JR復帰を何としてもかちとろう。
< 争議団からアピール>動労千葉争議団長 高石さん
不当労働行為をあれだけ明確に出しているにもかかわらず、解雇は有効だという判決。しかも、もし名簿に記載されていてもJRには採用の自由があるという。それなら国鉄が名簿を作る必要がない。J
R が出来ないから国鉄で選別した。事実をまげるような判決は絶対に許せない。不当労働行為を認めたなら、僕らは職場に戻るのが当然だ。最高裁に我々をJRに戻し、他の解雇者の解雇を撤回する判決をだすよう求めていく。
動労千葉争議団 中村くん
不当に差別されたことに対し、解雇撤回の判決を求めてきました。絶対に解雇を撤回して、JRに戻る判決を最高裁にださせる。そして、外注化でCTSに出向させられている仲間をJRに帰す力にもしていきたい。仲間の現場の闘いが私をここに立たせてくれていると思っています。最高裁に1万7千筆の力をたたきつけたい。
◎次回 出向無効確認訴訟4月16日(水)10時半〜 東京地裁527号法廷 |