久留里線ワンマン運転を直ちに中止しろ!
941Dと947Dで車掌が乗務して運転!
久留里駅下り2番線ホームは、カーブしているため2両目を目視で確認することができない状況!
ワンマン運転を行う条件が全くないことはハッキリしている!
久留里線については、3月16日のダイ改からワンマン運転が導入されているが、すでに「日刊動労千葉7489」号でも報告したとおり、精算業務で列車が遅れる、乗客が乗り降りできない事態が発生している、しかもミラーに水滴が付いて見えない状況が続き、小櫃駅などの段差も解消されていない、祇園駅では停車駅を変更したためホームが狭く安全上の問題が発生している、そして最大の問題は、ダイ改前の訓練だけでは運転士が全く習熟しておらず、運転士負担はこれまで以上に大きくなっている。
ダイ改以降、千葉支社は、管理者や車掌を添乗させて精算業務や乗客への対応を行っているが、それでも精算が間に合わず、列車が遅れている状況だ。このままでは事故を起こせと言っているに等しいことが強制され続けているのだ。
運転士からの要求によりツーマン運転を実施!
こうした中、千葉支社は、4月11日、久留里線の941D(木更津16時48分発)と947D(木更津19時37分発)について車掌を乗務させて運転士とのツーマン運転を行ったのだ。
ワンマン運転の提案に対して動労千葉からは、訓練が不足していること、設備等の問題を指摘した上で、941Dと947Dについては帰りの学生や労働者で一杯になり、ワンマン運転できる状況にはないことを事実を突きつけて追及してきた。
しかし千葉支社は、「できる」「できる」を繰り返すだけの回答に終始していたのだ。
今回のツーマン運転は、乗客が多すぎて精算業務や乗客の対応などできないという運転士からの要求により行われている。
われわれが指摘してきたとおりの状況が発生し、千葉支社としてもツーマンにせざるを得ない状況が発生したということだ。
このように、ワンマン運転を行う状況にないことは明白だ。会社が「できる」としていた列車でさえ車掌を乗務させなければ運転できない事態が発生している。
直ちにワンマン運転を中止しろ!
ホームがカーブしていることを知っていたのに無視!
そして、運転保安上、重大な問題が明らかになった。
久留里駅下り2番線ホームがカーブしているため、ミラーはでは確認できず、運転士が目視で確認しても2両目後方は全く見えないというのだ。
駅やホームの構造や線形はワンマン運転を導入するにあたって千葉支社も確認したはずだ。また、駅長などもホームがカーブしていることは当然承知していたはずだ。
ホームがカーブしていることを知っていたにもかかわらずワンマン運転を強行し、それ以降も無視していたということだ。
しかも、ツーマン運転のときは駅員がホームに出て乗客の乗降等について対応を行うのに、ワンマン運転のときには駅員は一人も出てこないというのだ。
動労千葉が指摘してきたように、久留里線ではワンマン運転を行う条件が全くないことがあらためて明らかになった。
JR千葉支社は、直ちにワンマン運転を中止しろ!
反合・運転保安確立!外注化ー強制出向粉砕へ闘いぬこう!
当面するスケジュール
◎第27回動労総連合中央委員会
日 時 4月27日(土)13時〜
場 所 千葉市・DC会館
議 題 春闘総括及び当面する方針
◎改憲と戦争を阻もう!4・28全国集会
日 時 4月28日(日)13時〜
場 所 東京・ハイライフプラザ板橋
◎賃金削減反対!5・1貨物抗議行動
日 時 5月1日(水)12時〜
場 所 東京・新宿駅新南口集合
行動予定 12時 貨物本社抗議行動
14時 新宿中央公園で集会
14時30分 メーデーデモ
※勤務以外、全力で結集しよう!
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