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指導員による新型気動車の訓練強行を許すな!

ワンマン運転導入は、ローカル線切り捨てと運転保安破壊、要員削減をもたらす―絶対反対で闘おう!

 車両故障続出ーこんな中でワンマン運転ができるか!

JR千葉支社は、久留里線におけるワンマン運転導入に向けて、指導員による新型気動車キハ130系の訓練を行っている。絶対に許せない!3月ダイ改でのワンマン運転阻止に向けて職場から闘いぬこう!
 すでに日刊動労千葉「7439号」でも明らかにしたとおり、昨年12月1日から本線での運用が開始されたキハ130系気動車は、この1ヶ月あまりの間に、17件もの車両故障が発生している。これだけでも大変な状況の中、JR千葉支社は、2月からは、ワンマン運転導入に向けたハンドル訓練を行おうとしている。今、木更津運輸区で行われている指導員のキハ130系に関する訓練は、久留里線を担当する運転士への教育を行うための事前の訓練ということだ。
 車両故障の原因や対策すら明らかにされていない中で、ワンマン運転を行った場合、運転士1人でどのように対応しろというのだ。絶対にできるはずがない。

精算・証明書発行・案内放送ー全てが運転士の負担に

 さらに問題なのは、運転士に、乗り越しやスイカなどの精算を行わせようとしているのだ。県外からの乗客の精算を行う場合、運転士が駅名を調べて運賃を計算することになるが、運賃の計算を行うということは、事実上、現金を取り扱うことと同じだ。
 久留里線にはスイカが導入されていないため、運転士がスイカに関する証明書を発行することが考えられるが、現在の停車時間でできるはずがない。
 乗客が運賃を多く入れてしまった場合、その返却方法をどうするのか等々、問題は山積しており、到底運転士で対応できるものではない。

異常時や災害時に運転士1人で対応などできない!

 さらに、千葉支社は、久留里線の34本中24本でワンマン運転を行い、残る10本は車掌が乗務することを提案しているが、ワンマンと勘違いして車掌からの出発合図がないまま発車する危険性も考えられる。
 列車の案内方法についても、木更津駅での内房線の接続は、現在車掌が行っているが、ワンマンの場合、誰にやらせようというのだろうか。気動車運転中の運転士に行わせるなどとんでもないことだ。
 しかも、ワンマン運転の場合、木更津、横田、久留里の各駅では駅員がいるので全ドアを開扉するが、それ以外は先頭車両の一部の扉をあけることになり、ドア扱いでの事故が発生する可能性が大きくなってしまう
 また、遺失物があった場合の対応や異常時や災害時には、到底運転士1人では乗客の誘導や指令との対応などできるはずがないのだ。
 JR千葉支社は、久留里線へのワンマン運転導入を中止しろ!

久留里線へのワンマン運転導入絶対反対!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう
 
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