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5日間のストライキを貫徹
団結をうち固め、外注化− 強制出向攻撃を打ち破ろう!

 

  ストライキ4日目、この日は始業時から検修・構内、派出に勤務する組合員全員がストライキに突入した。10時には、ストライキに入った組合員が続々と結集し、外注化に対する全体の問題点を話し合った。午後からは、各職場における問題点を出し合い、CTSにおけるこれからの取り組みについて話し合いをおこなった。

闘争を一旦集約し新たな闘いに入る総決起集会を開催

 15時からは、全支部の組合員、支援の仲間も結集し、総決起集会を開催した。集会では、5日間のストライキの集約をおこなうと共に、これからの闘いについての決意をうち固めた。
 集会は、山口執行委員の司会で進められた。
 田中委員長は「組合員のストライキへの決起に対して心から感謝する。ここで一旦集約し、新しい闘いに起ち上がろう。外注化阻止の12年間の闘いについて全組合員あげての総括をしなければならない。組合員の団結、支援の仲間の力、出向に対する事前説明会からの2週間のストライキと一人一人が現場で闘った。
 10月1日から、外注化が強行されたが、出勤が一人2人の中で闘った。
 この闘いは、負けてるとは思わない、半分勝っている。そして闘い続ける。外注化に対して、煮えくりかえる怒りを忘れてはいけない。この闘いは、勝てる。ガタガタの当局、外注化は破綻している。
 民主労総ソウル本部が動労千葉の非正規職反対の闘いに連帯して、日本大使館に対して抗議行動をおこなっている。ソウル本部の4代の本部長がみんな参加している。21日、22日にはみんな集めて出向者の激励会を開催する。
 外注化反対の闘いは、動労千葉だけでなく全国の労働者の闘い、この闘いを全国に。そのためにも11・4労働者集会は成功させなければならない。
 本当の闘いは、明日から始まる。偽装請負を許さない。まともに列車が走らないとしてもわれわれの責任ではない。
 最後に組織拡大を勝ち取るために新しい闘いに突入しよう」とあいさつ。
 続いて川崎執行委員が、昨日の労働局闘争の報告をおこなった。

スト拠点支部と車・技分科、青年部の決意

 スト拠点支部からの決意表明では、最初に幕張支部の山田支部長が「九月の時限ストから10日間、これからが本当の闘い。信号は保安要員だと良いながら外注化している。本当の闘いは明日から。日報通りに仕事をする。マスコンの鍵や忍錠などの道具をたたき返す。組織拡大のためにも勝ってJRに帰ろう」とあいさつ。
 木更津支部の佐野副支部長は、「検修の6名中4名が出向に出され、10月1日より闘っている。何も変わっていない。変わったのは制服だけ。支部で激励会を開催。義理と人情と団結で闘う」とあいさつ。
 車両・技術分科の半田会長は、「CTSにJRの社員を送り込んでスト破りをしている。高崎支社からポテンシャルの社員をスト破りに持ってきている。車両を見ていない社員を持ってきている。偽装請負以前の問題だ。これからの闘いが重要。矛盾点をつきだし、他労組を巻き込んだ闘いをやる」とあいさつ。
 青年部の渡辺書記長は、「くやしいです。外注化は青年部4名だけの問題ではなく、若い人間の将来のための問題。さらなる闘いを」と決意表明をおこなった。
 長田書記長が基調報告をおこない。
12年に及ぶ闘いで外注化は強行されたが負けていないと総括。これからの取り組みを提起した。
 連帯のあいさつを動労千葉を支援する会の山本事務局長がおこなった。
最後に組合歌合唱、委員長の団結ガンバローで終了した。
 われわれの怒りや悔しさは収まったわけではない。CTSは、われわれの追及に何ひとつ満足に応えることが出来ていない。こんな外注化が破綻することは目に見えている。一日も早く外注化を止めよう。強制出向をやめさせよう。

 

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう
 
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