検修職場の将来を見据えよう
若年出向を10年で解消、その時検修職場に在籍する平成採は100名、
それだけの業務がJRに残るのか?
現在、検修職場にいる要員は約200名、内訳は国鉄採約100名、20代から45才までの平成採約100名だ。10年後には国鉄採がすべて退職する。会社は団交の中で「戻る場所はある」という。しかしこの回答は即答ではない。
間をおいて自信なさげにだ。具体的に考えてみよう。
今回直営にした機動班はあくまで委託対象であり、おそらく3年後には倉庫・資材業務もあわせて外注化されるだろう。
JRに残すと言っている機能保全や技管も東労組の団交の中で「グループ会社の中に内在するという考えだ。
インソーシングし、外に出すのではなくグループ一体で技術力を中に持つという趣旨だ。」と回答している。
グループに内在すると言うことは将来グループ会社に外注化すると言っているに等しい。その時には千葉・西船派出を直営で維持することはどう考えてもあり得ない。
仮に良くて技管を残したとしても、要員数は幕張、京葉あわせて25名程度であり、10年後にいる平成採約100名の受け皿にはならない。残りの労働者を千葉にない工場へ行けというのか。工場にしたって逐次外注化されているのが現実であり10年後にどれだけ直営の業務が残っているのかわからない。
こうやって労働者が追い詰められたときにCTSへの転籍が現実味を帯びてくるのだ。会社が東労組との団交で「転籍はない」と回答したのはあくまで今時点の話だ。
今の世の中、信用できる話がどれだけあるのか。民主党を見よ。3年前の衆議院選挙で、「消費税増税はしない」とマニフェストに掲げ政権を取ったにもかかわらず、野田政権は増税を強行したではないか。電力不足をあおって原発を再稼働させたではないか。この現実の中でJRの言うことを信じるお人好しでいいのか。
職場で会社に怒りをぶつけよう!外注化絶対反対の声を上げ続けよう!
われわれは外注化撤廃まで闘い続ける。動労千葉に結集して共に闘おう!
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