全面外注化10月1日実施阻止へ!
東労組は早期妥結をやめろ
本当に議論は尽くしたのか
東労組は8月中に妥結?
検修・構内全面外注化の10月1日実施は完全に無理だ。8月も半ばになるのに動労千葉とは交渉も始まっていない。
しかし東労組は千葉支社と2回の交渉をおこなった後、基本要求の申し入れを作り、職場集会等を開催した後、8月24日に地本としての基本要求を申し入れることを検討している。そしてなにがしかの修正提案を引き出し、すぐにでも妥結することを考えているのだ。
外注化の本社交渉ではどうだったのか
JR東日本は4月1日全面外注化が実施出来ず、これからどうするのかという動きも全くなかった。そういう時に東労組が申入れを出し、これに応える形でJR東日本が10月1日に実施するというの回答を出してきた。
東労組はこの申入れをおこなってすぐ、立て続けに6回の交渉をやり、基本要求を出し、「機動班業務を残す」等という修正提案を引き出したとして即日妥結してきたのだ。JRと東労組の完全な出来レースだ。千葉支社の交渉も同じように進めようとしている。
急いで妥結する必要があるのか
東労組を除く他の労働組合はまだ交渉さえ始まっていない。
千葉支社は、東労組とだけ交渉し、8月中に妥結し、9月から出向者の教育、訓練を始めようと考えているのだ。京葉車両センターでの仕業検査、派出の訓練も同様だ。
仙台支社では6月29日に提案し、8月中に説明をおこない、9月中旬から出向者への教育をおこなうとしていた。千葉支社はそれにならうと一ヶ月も遅れていることになる。これでは10月1日の実施は完全に無理なことになる。
なんで東労組は急いで妥結しようとするのか。10月1日が実施できないとしたらそれは労働組合の責任ではなく、会社の能力がないからではないのか。
そして東労組は、JRに切り捨てられることに対する恐れの中で、会社の施策に率先協力することで生き残ろうとしている。組合員を出向に駆り立ててまで組織を守ろうとするのか。
なぜ、同じ仕事をするのに出向してまでしなければならないのか、強制出向に反対の声を上げよう。
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