動労千葉を支えるOB会の発展を
動労千葉OB会第24回総会
5月29日、例年より早い梅雨入りと台風の雨という悪天候をついて、第24回OB会総会がDC会館にて開催された。今年は初めての参加者4名含め、OB32名、支部参加も含め総勢40名の盛況となった。
高野隆副会長による開会あいさつに続いて議長に林熊吉さんを選出し、総会が始まった。
はじめに中村武夫会長は、「OB会を再開して10年を迎え、ますますOB会を発展させるために協力をお願いしたい。また、動労千葉を支援しながら前に進んでいきたい」とあいさつ。来賓として本部から田中委員長が「大震災で世の中が揺れ、社会の中の大事な事がたくさん隠されていたことが、この震災を通して明らかになった。特に原発は、政府・官僚・財界が一緒になって金儲けの論理で全てを隠してつくられてきた。事故が起こったら『想定外』の一言で済ませようとしている。まさに今回の原発事故は人災だ。震災以降おきていることは、数十万人の労働者の首切り、賃下げと『復興』の名のもとに労働者が犠牲にされている。労働運動は惨憺たる現状で、労働組合が消滅しようとしている。初心に戻って力を取り戻し闘わなければならない。時代は大きな転換点を迎えている。OB会のますますのご支援と協力をお願いしたい」と強く訴えた。続いて2月に勝浦市長選を闘った水野正美さんより支援のお礼とその後の勝浦市の揺れる現状が報告された。
議事に入り、布施宇一事務長より「復興震災の名の下、年金減額へ波及することは間違いなく、生活防衛のためにも資本ときちっと対峙していかなければならない。OB会を一歩でも二歩でも確実に発展させていきたい」と話し、経過報告・方針を提起。決算・予算案が錦織芳雄事務次長より提起され、向こう一年間の予算、活動方針が採択された。
川名泰さんの乾杯の音頭で第二部の懇親会が開宴。今回は斎藤勇さんから差し入れの珍味もあってお酒がすすみ、一段と会話が弾んだ。宴もたけなわの頃、昨年に続いて高野さんのマジックが披露された。今年は演し物が豊富(実は、マジック道具をバッグいっぱいに持参)、笑いを誘った。来年も楽しみにしています。
盛況のうちにあっという間に時間も経ち、それぞれがまたの再会を誓い会場を後にした。
今後もより多くのOBの皆さまの参加をお待ちしています。 |