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12月ダイ改阻止のストライキに起とう!

提案されたダイヤは間違いだらけ!
列車の運行能力そのものが崩壊!

 12月ダイ改においてJR千葉支社は、外房線のローカル列車6往復を削減ー京葉線快速列車への立て替え、内房・外房線をはじめとした特急列車の大幅削減などを行おうとしている。
 今回のダイ改は、これまでのダイ改の質とは全く異なるものだ。それは、「資源を首都圏に集中する」との方針の下で、千葉支社では首都圏70〜80キロ圏から東京への直通運転を行おうとするするものだ。そのためには千葉始発のローカル列車をことごとく削減する、その突破口を開こうとしているのが今回のダイ改だ。
 「営利優先」「コスト削減」のためには地域をことごとく無視してローカル線を切り捨てようというだ。こんなことは絶対に許すことはできない。
 また、もう一方では、検修・構内業務の全面外注化に向けた攻撃として、千葉派出での2名削減と体制変更(4徹→3徹1日勤)、成田派出における体制変更(分割併合作業を運転士に移管)を行おうとしている。
 12月ダイ改合理化阻止!反合・運転保安確立!検修・構内業務の全面外注化攻撃粉砕へ、ストライキに起ち上がろう!

千葉運転区−58行路のうち、14行路で間違いが発覚!

 会社が大幅な列車削減を行う中で、千葉支社が提案してきた12月ダイ改の各区での行路は、随所で間違いだらけという全くお粗末なものだ。
 千葉運転区では、行路と行路番号が違うという、基本中の基本が全く違っていたのだ。
 行路提案後、千葉転支部乗務員分科会がダイヤ検討を行っていたところ、行路番号と行路がどうしても合わないことに気づいたのだ。その数は58行路中14行路にものぼるというものだった。
 しかもこの間違いを千葉支社は、動労千葉が指摘するまで全く気がつかなかったというのだ。そのままダイ改当日を迎えていたら、運転士や列車の運用がバラバラで、列車が動かないという事態になっていたということだ。

鴨川運輸区−ユニット勤務で連続して300km超の乗務

 一方、各区の行路の関係では、今まで以上の労働強化された行路になっている。
 とくに鴨川運輸区の場合、特急列車とローカル列車切り捨てに伴い乗務キロで▲250km、運転士▲3名が提案されているが、このしわ寄せが大幅なロングラン行路なってあらわれている。
 鴨川運輸区では、今年3月のダイ改では日勤で300kmを超す行路はなかったが、今回のダイ改で2本が300kmを超える行路なった。しかも207行路(303・2km)→202行路(335・8km)というようにユニット勤務が組まれているのだ。さらに許し難いのは、1日目よりも2日目のほうが32km以上も多いという状況だ。前日に300km以上も乗務し、翌日も早朝から前日を上回る距離を乗務する行路を指定するなどということ自体、事故を起こせと言っているに等しいことだ。
 会社が、ダイ改で間違いだらけの行路を提案したり、限度を超えて運転士の乗務キロを設定するなどということは、素人が行路を作っているとしか思えない状況だ。
 このままでは安全を守ることなどできなくなってしまう。
 ローカル列車削減反対!地域の切り捨てを許すな!反合・運転保安確立!12月ダイ改合理化阻止に向けてストライキで闘おう!

当面する行動予定
◎12月ダイ改・ローカル線 切り捨て反対!検修・構 内業務外注化阻止!
12・29動労千葉総決起集会

日 時 11月29日(月)18時から
場 所 千葉市・DC会館
※勤務者以外、全力で結集しよう!

◎第25回動労総連合全国大会
日 時 12月12日(日)〜13日(月)
場 所 千葉・パークサイドホテル
※各支部から、傍聴に結集しよう!

◎幕張・ライフサイクル配転 差別事件 第2回調査
日 時 12月7日(火)13時30分〜
場 所 千葉県労働委員会
※各支部から、傍聴に結集しよう!

◎08年家宅捜索国賠公判
日 時 11月29日(月)13時30分〜
場 所 東京地裁 615号法廷
※弾圧粉砕! 各支部から傍聴へ!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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