JR千葉支社ー12月ダイ改の労働条件を提案
ローカル・特急の大幅削減、千葉派出の要員削減許すな!
12月ダイ改阻止へストライキで闘おう!
9月30日、JR千葉支社は、京葉線からの外房線直通による千葉発のローカル列車大幅削減、内・外房を中心とした特急列車削減、千葉駅検査派出の1徹削減を中心とする12月ダイ改の労働条件の提案を行ってきた。
千葉駅発のローカルを大幅削減−地域の切り捨てだ!
今次ダイ改の最大の特徴は、外房線から東京への直通運転を6本設定したことに伴い、千葉発の各駅停車6本を削減するなど、ローカル線の大幅削減を行おうとしていることだ。さらに、特急列車についても、今年3月に内房特急の大幅削減を行ったにもかかわらず、12月ダイ改でさらに8本(平日・休日)の削減、外房線では4本(土休)を削減しようといている。この他にも総武本線1本(土休)、成田線で1本(平日)というように、ローカル切り捨てに突き進もうとしている。
一方、武蔵野線では、大宮への3往復の乗り入れ新設、西船橋から南船橋方面の列車6本を削減し、その分を東京駅直通列車6本として増発するとしている。
総武緩行線では、深夜帯の御茶の水〜津田沼間の1往復増、早朝時間帯の1往復削減を行うとしている。
一方、検修関係では、総武本線、成田線方面のローカル列車が209系に統一されることから、成田派出が佐倉駅と成田駅で行っていた分割・併合作業については、運転士が自動連結装置で行い、佐倉駅への入出区については運転士が担当するとしている。また、千葉駅検査派出についても、209系の分割併合作業には現行2名体制のところ1名とし、体制を4徹から3徹1日勤に変更するとしている。
ダイ改は、12月4日実施としている。
特急−内房6本・外房4本・本線1本・成田1本の減
【運転士関係】
◇内房線
・さざなみ3号、14号の2本削減。
・土休のさざなみ1号、2号、6号、9 号、11号、12号の6本削減。
◇外房線
・土休のわかしお2号、9号、16号、 25号の4本削減。
・京葉快速列車による東京〜上総一の宮 間6往復増発による直通運転拡大。
・京葉線からの直通に伴い千葉発の普通 列車6本削減。
・普通列車6本削減による本千葉駅停車 減の対策として快速列車20本停車。
◇京葉・武蔵野線
・大宮へ3往復の乗り入れ新設。
・土休の西船橋〜南船橋間の6往復削減。
・土休の西船橋〜東京間の6往復増発。
◇総武本線
・土休のしおさい17号の削減
・行違い駅での時間削減による所用時分 の短縮
しおさい3号(▲6分)
しおさい7号(▲5分)
しおさい6号(▲3分)
◇成田線
・あやめ5号を削減し、通勤快速列車を 新設。
◇総武緩行線
・平日深夜帯にお茶の水〜津田沼間1往 復増発。
・早朝時間帯のお茶の水〜津田沼間1往 復削減。
・お茶の水22時台の千葉方面3本をb 速からd速に変更。(遅延防止)
【検修関係】
◇成田派出
・209系に統一されることから、佐倉、 成田で行っている分割併合作業と、佐倉 駅引き揚げ船への入出区は運転士が担当。
◇千葉駅派出
・千葉駅での分割併合作業については、2 09系は1名が立ち会い(113系は2 名)、4徹体制を3徹1日勤に変更。
【車掌関係】
◇習志野運輸区
・育児・介護支援として、6時間勤務を 1行路増(合計2行路)。
【営業関係】
◇錦糸町駅
・05年に地区波動要員の見直しを行った が、錦糸町は駅改良等もあり1名増となっ ていたが、今後は津田沼地区の波動で対 応することから地区波動削減。
◇鎌取駅
・乗客数増に伴い出改札1徹→1徹1変に 変更。
9名の要員削減−労働強化を粉砕しよう!
【要員関係】
◇運転士関係
・千葉運転区ー他区との行路差し替えで+ 2名。
・京葉派出ー大宮への乗り入れで+1名。
・鴨川運輸区ー特急削減と他区との差し替 えで▲3名。
◇検修関係
・幕張車両Cー千葉派出体勢変更で▲2名。
◇車掌関係
・千葉車掌区ー特急削減により▲6名。
・習志野運輸区ー短時間行路増により+1 名。
・蘇我運輸区ー特急削減により▲5名。
・鴨川運輸区ー特急削減により▲1名。
◇営業関係
・錦糸町駅ー地区波動削減により▲1名。
・鎌取駅ー乗客数増により+1名。
※JR千葉支社による、▲9名の要員削減と労働強化粉砕へ、ストライキで闘おう!
|