ライフサイクル制度撤廃!
必ず運転士に戻ります!
津田沼支部・滝君からの報告
「ライフサイクルの深度化」に関する労働協約を締結していない以上、運転士から駅への配転は不当労働行為だ!
「ライフサイクル」は、百害あって一利なしの制度だ!
津田沼支部の滝厚弘です。2月1日の配転阻止の闘いでは、組合員のみなさんには全力で闘っていただき、本当にありがとうございました。あらためて御礼を申し上げます。
津田沼駅に配転されてから、早くも4ヶ月が経ちますが、「ライフサイクルの深度化」が、百害あって一利なしの制度であることがますますハッキリしてきました。
会社は、「ライフサイクルの深度化」による運転士から駅への異動により、「『運輸のプロ』をつくる」と言っていました。しかし、実際には駅での輸送職養成は全く行われていないため、ホーム要員の補充のためにわざわざ運転士からの配転が行われたということです。
しかも、ホーム要員として配置されているにもかかわらず、実際には忘れ物などの対応が主な仕事になっている状況です。津田沼駅の場合、ホームは2名体制で行っていますが、忘れ物の対応はホーム要員が行うことになっています。しかし、忘れ物の対応を行った場合、次の列車に対する安全確認などがギリギリになってしまい、とても安全を確保できるような状況ではありません。
ホーム要員と言いながら実際には忘れ物などの対応?
会社は、ホームは2名体制だから1名が忘れ物を扱っても大丈夫だ、と思っているようです。しかし、津田沼駅はホームが湾曲して見通しがきかず、乗客も多いために2名体制となっているのです。忘れ物のために1名を使い、残る1名では乗客の安全を守ることなどできません。こうしたことを平気で行わせようとする会社の姿勢は、列車と乗客の安全を無視しているとしか言いようがありません。「『運輸のプロ』をつくる」などということが全くのウソであり、輸送職を補充するためだけの異動でしかなかったということです。
動労千葉潰しの不当配転粉砕へ、労働委員会闘争を闘う!
もう一方で会社は、会社の言いなりになる労働者を作ることを狙っています。こうしたやり方自体、職場での労働組合の存在を認めないという露骨な組合潰しの攻撃だと思います。
「ライフサイクルの深度化」に関する労働協約を締結していない動労千葉に所属している私を、運転士から駅に配転したことも同じです。この攻撃に対しては、5月20日、幕張の配転事件と一緒に私の「ライフサイクル」配転も千葉県労働委員会に救済申し立てが行われました。動労千葉潰しに対して私は全力で闘います。そして、この闘いの中で絶対に「ライフサイクル」制度を粉砕し、必ず運転士に戻る決意です。
今後も、ライフサイクル制度粉砕に向けてがんばりますので、よろしくお願いします。
JR東日本は「ライフサイクル」を撤廃しろ! 配転を取り消し、運転士に戻せ!
解雇撤回!外注化阻止!
新たな全国運動スタート!
6・13大集会
◎6月13日(日)13時/文京シビックホール |