「定昇廃止」−ベアゼロ攻撃粉砕!
貨物第4波ストライキを貫徹!
JR貨物に怒りのシュプレヒコール!
スト拠点を先頭に組合員、支援する会の仲間など150名が結集!
労働者に犠牲転嫁するJR体制打倒を誓う!
3月19日、第4波ストは、千葉機関区の地上勤務者によるストライキとして闘いぬかれた。
10春闘においてJR貨物は、「定期昇給なし」を公言するなど断じて許せない攻撃に出ている。分割・民営化以降、23年間も労働者に犠牲を転嫁し続け、とくにこの10年間はベアゼロによる賃下げ攻撃を続けることで危機を乗り切ろうとしてきた。しかし、今年の春闘では、ついに「定昇なし」まで行き着いたのだ。こうした中で貨物の仲間達は、怒りに燃えて第4波ストライキとJR本社抗議行動へと決起したのだ。
賃金制度改悪攻撃の始まりー労働者の未来賭け闘おう!
第4波スト当日の19日は、13時から水道橋の全水道会館において、「10春闘勝利!貨物定期昇給廃止・ベアゼロ攻撃粉砕!動労千葉総決起集会」が開催され、ストライキに突入した貨物の組合員や旅客の組合員を先頭にして、動労千葉を支援する会や学生の仲間達など150名が結集した。
田中委員長からは「貨物の定昇廃止攻撃は、今後の乗務手当廃止を含めた賃金制度全面改悪の始まりだ」として、今回の第4波ストを皮切りにして、反撃に起ち上がろうと訴えた。清水執行委員から貨物会社との交渉経過が報告されたた後、ストに突入した貨物の仲間からは「貨物の経営者は23年間一度も責任を取っていない。分割・民営化そのものが間違いだったということだ」と激しく弾劾し、JR体制打破まで闘うとの決意が表明された。
総決起集会終了後、全水道会館からJR貨物本社前まで移動し、JR本社抗議行動が展開された。貨物支部をはじめ結集した仲間達から怒りのシュプレヒコールがJR貨物本社に向かって叩きつけられた。
抗議行動の冒頭、長田書記長からは分割・民営化の矛盾そのものが貨物問題としてあること、JR体制の打倒なしに問題の解決などないことが痛烈に訴えられ、貨物本社を目の前にしてストに突入した貨物の仲間からは「定昇廃止」を徹底的に弾劾する発言が行われた。
また、抗議行動に参加した支援する会や学生の仲間からは「『定期昇給廃止』攻撃は、青年や学生の未来を奪う攻撃だ」と弾劾する発言が行われた。
JR貨物の「定昇廃止」・ベアゼロ攻撃を粉砕し、労働者への犠牲の転嫁を許さず闘いぬこう!日貨労の屈服を許さず、職場からの怒りの総決起をかちとろう!
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