home page 日刊動労千葉 前のページに戻る

No.

  民営化・労組破壊許すな!国鉄闘争勝利へ!

 11月全国労働者総決起集会速報 C

動労千葉争議団    中村 仁
 私たちの闘いも23年になりました。この20年余りの間に社会は、崩壊し、貧困が蔓延し、人間が人間として生きていくことができなくなりました。この闘いは、私たちの解雇だけの問題ではありません。全ての労働者の権利と未来をかけた闘いです。だからこそ、原則を曲げずに闘い続けようと心に決めたのです。4者・4団体は、解雇撤回要求を取り下げ、「人道的解決」を求め続け、それも破綻しました。動労千葉は、今も胸を張って毎年のようにストライキで闘い続けています。闘いは、日本中、世界中に広がっています。
 民営化と首切りの手先になったJR総連が、闘いを破壊するために介入しようとしています。JRの民営化体制はボロボロです。「国鉄方式」による首切りと労組破壊が社会全体をのみ込んで始まろうとしています。動労千葉争議団は、1047名の解雇撤回の旗を高く掲げるつもりです。

国労北海道闘争団    成田 昭雄
 私は、国鉄分割・民営化で不当解雇され、この汚名をはらすために23年間闘ってきました。一番言いたいことは、解雇されたことについては、解雇撤回しかないということだと思います。
 われわれが借金をつくったわけではありません。この借金をもって国鉄労働者に向かって働かない、サボっていると悪者にしたのです。正しいことをやっている労働者を悪者にした。私は、このことを絶対に許せません。解雇されて汚名をきせられ、自らの手で命を絶った200名の仲間もいました。こうした仲間の思いを込めて、解雇撤回して汚名を返上したい。これが私の生き様です。JRにむかって解雇を撤回しろと要求することによって解雇撤回はかちとれる。ともに闘いましょう。

国労秋田闘争団/鉄道運輸機構訴訟原告  児玉 忠憲
 私たちは「新会社にふさわしくない者」としてJRから追放・解雇されました。では、「尼崎事故」を引き起こしたJR西日本の幹部や、信濃川から水を盗み続け、「羽越線事故」では遺族に一銭も補償しないJR東の経営陣が「ふさわしい者」なのか!ふざけるな!  民営化後500人とも言われる労働者が死んでいます。国鉄の分割・民営化は、1ミリも許すことはできません。
 国鉄1047名闘争は「民主党・連合政権」という形で、ついに本当の下手人を引きずり出したのです。労働者階級が主人公となって社会を運営しよう! 結集されたみなさん。11月27日は、は「国労5・27臨大闘争弾圧事件」の判決公判です。断固として無罪判決を勝ちとり、警視庁公安部と結託し腐った国労本部を打倒しょう! 

国労鳥栖地区闘争団鉄道運輸機構訴訟原告   石崎義徳
 私たち被解雇者は、解雇撤回闘争に立ち上がり、労働委員会から始まった闘争は法廷闘争へと進展しました。
 98年5月、東京地裁は、国労の主張に遠く及ばない内容の中労委命令さえも取り消す判決を下しました。勝利判決を確信していた国労本部は、この判決により完全に打ちのめされ、これを契機に屈服の急坂を転がり始めました。「国鉄改革法(首切り法)」承認から「4党合意承認」に行き着きました。
国労本部と一体となった闘争は矛盾を露呈し、解雇撤回を主張しない闘争になっているのが現状であります。
 この闘争が階級的視点に立った闘争に再生されること、このこと抜きに1047名闘争の勝利はあり得ない。被解雇者の一人として、国鉄闘争の再生、そして労働運動前進のために闘います。

動労水戸委員長   石井真一
私たち動労水戸は、36名の労働組合です。結成してからありとあらゆる不当労働行為を受け続けてきました。しかし、動労水戸は昨年12月、運転士登用不当労働行為事件で最高裁まで争い勝利をかちとりました。
 しかし、JR東日本は不当労働行為を認めず、一片の謝罪もしません。会社は悪辣にも、私たちに運転士の道をあきらめさせようとしてきました。しかし、この攻撃に動労水戸は7月から4波のストライキに決起しました。
 そして、10月16日には、新宿にある本社抗議行動を280名で闘い抜きました。労働者の怒りの決起にJR東日本は、震撼したと思います。
 1047名解雇は最も象徴的な国家的不当労働行為です。1047名闘争に勝利するために、全力で運転士登用不当労働行為事件に勝利したいと思います。動労水戸は違法企業JRと闘います。ともに闘いましょう。

全国社会保険職員労働組合広島県福山分会 平口雅明
 私はこの5月に、日経連の奥田によってたった一枚の紙切れによって不採用通知を出されました。民間より千名の採用を前提として、選別的に千名の首を切ったということです。
 現在、この中で、28名の奴隷的な誓約書を拒否した者、あるいは一本書きした40余名が動労千葉のような闘いをみんなが決意しています。
 労働組合が完全に動労革マルのように当局に屈服しています。彼らは組合員を売り渡すことによって、自分たちだけは道州制の先鞭である社会保険の地方ブロックに入っていく。不採用者については、組合から排除するというような新組合の設立をももくろんでおります。私たちは、この道州制反対のために、最後まで闘うことを決意して、連帯のあいさつにしたいと思います。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
ページの先頭に
前のページに戻る