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幕張支部長らの配転問題で団交(8/20)
「予備要員」としての位置づけで団交確認
配転完全粉砕まで、闘争体制を堅持して闘いぬこう!

まともに検査できる交番検査体制確立へ、ベテランをキチンと配置しろ!

 この間、幕張車両センター所長による幕張支部長、副支部長、支部執行委員に対する配転攻撃ー組織破壊攻撃が露骨に行われる状況に対して動労千葉は、8月7日には厚生労働省及び中労委に労調法に基づくストライキの事前通知を行い、18日以降、何時でもストライキに立ち上がれる体制を堅持して現場での抵抗闘争を中心にして闘いを展開してきた。

「派出予備」を交番に入れて支部長排除の露骨なやり口

 こうした中で、8月20日、18時から、千葉支社において、幕張支部長ら3名に対する配転阻止に向けた団体交渉が行われた。
 団交は、幕張支部長ら当該も出席して千葉支社に対する激しい追及の場となった。とくに、昨年以降、交番検査からの動労千葉排除が露骨に行われ、今年6月1日以降は1人も配置されないという異様な事態となり、その直後に支部長、副支部長、執行委員という支部の中心的な役員を派出の見習に指定すること自体、本区から排除する不当労働行為以外の何ものでもないこと、しかも、派出の予備として配置されている平成採を交番検査に入れるなど矛盾した取り扱いを行っていること、そして何よりもこうした事態が交検でまともに検査ができない体制を作ってしまっている現実等々を突きつけてきた。
 しかも、幕張車両センター所長は、8月から派出の見習を行うと言っておきながら、7月25日に発表された勤務指定には何ら見習日も指定せず、見習予定日の数日前になってやっと「〇〇日は見習だ」と一方的に指示するという、全くのご都合主義だ。
 労働者を何だと思っているのか。突然「見習」などと言われて直ぐに「ハイ」と言えるわけがない。しかも、本人の配転がかかった大問題だ。
 結局は、事前に「見習」などを明らかにすると幕張支部長をはじめ支部全体から抗議の声が上がると困るから直前にしか「指示」できないという状況なのだ。

勝負かこれからだ!団結と職場闘争の力で粉砕しよう!

 こうした事実を突きつけた上で、支部長を配転することは不当労働行為であり、動労千葉としては配転する動きが明らかになった場合にはストライキで反撃することを明らかにした上で、千葉支社の回答を求めた。
 千葉支社は、今回の幕張支部長ら3名の派出検査見習について、次のとおり回答を行ってきた。

千 葉 支 社 回 答

◎今回の派出検査の「見習」については、「予備」を増やすという位置づけで行っており、直ぐに派出に出すというものではない。
◎「見習」の指定について、「直前の指示」ということについては問題があった。
◎今後、「見習」の指定については、本人の都合も含めて再度調整する。

 今回の千葉支社の回答は、幕張車両センター所長による幕張支部長らに対する配転攻撃を動労千葉の団結力と、職場での粘り強い抵抗闘争が、事実上、実施できないところまで追い込んだことを示している。
 しかし、千葉支社は、「将来における異動の可能性」としてまだ支部長らの配転を狙っているのも事実だ。正念場はこれからだ。さらに強固な闘争体制を堅持して闘いぬこう!
 JRとの力関係を決めるのは団結した力と、そして何よりも組織拡大だ。この勝利をバネに組織拡大に全力で立ち上がろう!

館山検査派出への要員補充を行え!ハンドル担当者の補充が必須条件だ!

 一方、派出検査における要員補充の問題が切迫している。
 幕張車両センター所長による幕張支部破壊攻撃が行われる中で、所長らは派出要員の確保をまともに行う姿勢を全く示していない。
 とくに、館山派出、鴨川派出の要員補充問題は早急に解決されたなければならない。館山では9月末に退職者が1名発生する。そのためにはハンドル担当者が3名になってしまうため、訓練も含めて早急に要員の確保が必要になっている。
 しかし、幕張車両センター所長らは、幕張支部長の配転だけに焦点を絞っているため、職場では全くの無対応だ。
 20日の団交では、「10月から補充する」と回答しているが、10月では遅いのだ。
 すでに9月の勤務業では3人で徹夜勤務を回すような交番が組まれているという報告が入っている。
 千葉支社は、責任をもってハンドルを担当できる要員を配置しろ!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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