|
年 月 日 No. |
ライフサイクル本社団交報告(12/10)
|
支 社 |
異動人数 |
支社外 |
千 葉 |
6 |
|
水 戸 |
6 |
2 |
東 京 |
20 |
|
高 崎 |
8 |
1 |
八王子 |
10 |
|
横 浜 |
9 |
|
大 宮 |
10 |
ライフサイクルは阻止できる!
動労千葉に結集して共に闘おう!
動労総連合は、12月10日、JR東日本本社において、「ライフサイクルの深度化」に関する団体交渉を行い、動労総連合組合員へのライフサイクル適用を行わないこと、6月に駅輸送職に異動させられた運転士の職場復帰等を求めて、JR東日本本社を徹底的に追及した。
6月は70名が駅に異動−次回は100名を異動予定?
動労総連合からは冒頭、6月1日付で駅輸送職に異動となった運転士の支社別の人数を明らかにすることを求めた。JR東日本は、6月時点での異動人数は約70名であったこと、支社別の人数は上表のとおりであること、所属する支社以外への異動人数は、水戸2名、高崎1名であったことを回答してきた。(千葉、水戸以外は概数)。
今後の異動の考え方についてJR東日本は、この間の団交で「運転士の人数に余裕ができた次期を見計らって、年度内に実施する」との回答を行ってきた。こうしたことから、具体的な実施時期について回答を求めた。
JR東日本は、1月から3月の間で実施したい。しかし、3月は新採の教育等に向けた準備もあり難しい、1月では人選も含めて間に合わない、そなると2月頃になるのではないかとの考え方を示した。
異動人数については、これまで「1回の異動で100名程度」と回答していたが、前回の出した人数の残り(30名)を出すわけではないこと、来年予定する人数はあくまでも100名程度であるとの回答を行ってきた。
これは、6月の異動は前年度分で、来年の異動が今年度分だということだ。
1回目の異動から6ヶ月−「メリットは出ていない」?
JR東日本は、ライフサイクルを実施するにあたっては「業務に支障があってはならない」との回答を繰り返していたが、実際には駅輸送職への異動に伴い運転士が足りなくなり助勤が発生するなど、業務に重大な支障が出ていることなどを指摘し、ライフサイクルの中止と、現在、駅に異動させられている運転士の職場復帰が必要であることを徹底的に追及した。
こうした中で、1回目の異動からすでに6ヶ月以上が経過しているが、実施したライフサイクルの成果について質したところ、「メリットは今のところ出ていない」との回答を行わざるを得ない状況であった。
ライフサイクル粉砕へ闘争体制を確立しよう!
一方、「覚書」=労働協約を締結していない動労総連合組合員に対するライフサイクルの適用問題について動労総連合から、「覚書」は労働協約であること、労働協約は就業規則より優先すること、労働協約を締結していない場合は効力は及ばないはずであることとの追及に対して「基本的にはそうなる」との回答を行ってきた。
しかしJR東日本は、ライフサイクルは昔からやりたかった制度であること、この間丁寧に説明してきたこと、就業規則の任用の基準で異動できると判断していること、専門家の意見も同じだったとの回答をおこなってきた。しかも回答の途中で、「ライフサイクルは会社の意思で一方的にやろうと思えばできた」などという、極めて不当な回答を行うなど、労働協約を締結していない動労総連合所属の組合員にもライフサイクルを適用するとの考え方を明らかにしてきた。
こうしたJR東日本の不当な回答に対して動労総連合が、ライフサイクル自体が労働条件の大幅な変更であること、40歳以下の運転士全員を異動の対象にするなど就業規則ではできない範ちゅうの施策であるために「覚書」=労働協約を労働組合に提示し、協力を求めたのではないかと追及したところ、全く回答できないという状況であった。
動労総連合は、こうしたJR東日本の姿勢に対して、ライフサイクルに対しては撤廃すること、動労総連合所属組合員に適用した場合にはストライキも含めて徹底的に闘いぬくことを通告し、団交を終了した。
ライフサイクル粉砕!当該組合員を守り抜くためにストライキで闘おう!
組織強化・拡大へ、全組合員が一丸となって突き進もう!