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木更津運輸準備区への運転士送り込みを許すな!

館山・木更津廃止反対へ闘争体制を確立しよう

 千葉支社は、昨年12月25日付で4名を蘇我運輸区から、そして1月22日付で習志野運輸区から6名の運転士を木更津運輸準備区に送り込んだ。これで合計10名の運転士が準備区に送り込まれたことになる。
 木更津運輸区の電車運転士の要員は35名と発表されている。そのうちの10名がすで送り込まれ、館山運転区の平成採の状況を考えると半数以上を東労組で占めることを考えていると見られる。
 館山運転区の現在の運転士の要員は46名であり、こうなると木更津運輸区だけではなく、鴨川や蘇我、あるいは千葉転といったようにバラバラに転勤させられることは目に見えている。しかも準備区は木更津駅の中に作られ、われわれに見えないところで進められようとしている。
 木更津運輸区の新設攻撃は、動労千葉への組織破壊攻撃そのものである。われわれは、怒りも新たに館山運転区・木更津支区廃止を阻止するために全力で闘いに起ちあがらなければならない。
 何度も確認するとおり、木更津に新しい運輸区を作らなければいけない合理的な理由などない。昨年末に提案された行路・要員提案を見ても、木更津運輸区の行路は、館山や千葉への長距離の便乗が発生するなど非効率なダイヤであり、当局的な意味でも「効率化」にすらなっていない。結局は、木更津・君津以南は切り捨てるということに他ならない。
 われわれは、1月16日に総決起集会と千葉支社抗議行動を行い、ダイ改までの二月間、全力で闘いに起ちあがることを全参加者が確認した。また、1月12日には争議行為の予告通知を行い、いつでも闘争に入れる体制を確立した。

07春闘と結合し、運転区廃止攻撃と闘おう

 今回の館山運転区廃止は、組織破壊攻撃であると共に内房線の切り捨てである。JRは、地域の要望を全く無視して儲からないというだけで昼間の特急をなくしてしまった。安全も全くおざなりにされてしまっている。
 しかも、「ちばディスティネーションキャンペーン」が行われ、県をあげて観光客を誘致しようとしている最中に内房線の削減を視野に入れて館山運転区を廃止しようとしている。言っていることとやろうとしていることが正反対だ。
 今労働者に対しては、全面的な大攻撃がかけられている。憲法改悪へ向けての国民投票法案が今通常国会に上程されようとしている。改憲へ向けての攻撃とともに労働契約法の制定や、ホワイトカラーエグゼンプションなど労働法制の大改悪が行われようとしている。
 JRにおいても駅業務の全面外注化、「ライフサイクル」の提案、基地統廃合と第二の分割・民営化攻撃が東労組の裏切りと国労の屈服の中で激化している。
 07春闘で労働者の怒りの声を結集し、情勢を一変させるような闘いをかちとろう。
 07春闘と結合し、館山運転区・木更津支区廃止反対闘争を全力で闘い抜こう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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