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結集を! '07団結旗開き
1月6日(土)13時/DC会館
館山運転区・木更津支区廃止絶対反対―第2の分割・民営化攻撃粉砕に向け総決起体制を確立しよう!

何ひとつ合理性なし。結局、目的はローカル切り捨てだ

 12月22日、千葉支社は館山運転区・木更津支区廃止−新運輸区設置を前提とした来年3月ダイ改の要員提案を行なってきた(日刊前号参照)。絶対に許せない!
 木更津に運輸区を新設するということに、一体どんな業務上の合理性があるというのか。内房線の中間点・木更津から乗り出すような列車設定は何本もない。しかも千葉支社は、今年のダイで蘇我に運輸区を新設した。なぜいくらも離れていない木更津にさらに運輸区を創らなければならないのか。
 結局、7月の提案でも明らかなように、木更津・君津以南の列車をさらに削減し、切り捨てるいということに他ならない。何本も列車が行かないような所に運転区を置くわけにはいかないということだ。
 地域でもJRへの怒りの声が渦巻いている。だが、あれほど住民が訴えた昼間帯の特急列車復活要求も完全に無視するというのだ。館山市の金丸新市長も、12月14日の市議会で「館山運転区廃止問題を地域の問題として取り組む」と答弁している。

「準備区」への運転士送り込みを許すな!

 すでに3月ダイ改に向けて、線見訓練のために、木更津運輸準備区に運転士を送り込む異動の通知が出されている。すべて東労組の組合員だ。廃止しようとしている館山運転区に働く労働者を全く無視し、動労千葉を排除したかたちで、一方的に新運輸区設置に向けた準備が進められているのだ。まさに異常なやり方だ。木更津運輸区新設攻撃が、動労千葉破壊攻撃と表裏一体のものとして画策されている実態があらわになった。こんなやり方は絶対に許せない!
 しかも、木更津新運輸区は、本線運転士で50名(EC35名、DC15名)。ECで言えば、館山運転区の3分の2ほどの規模で、館山運転区の運転士でいくらでも充当できるのだ。言うまでもなく、館山運転区の運転士なら線見訓練も必要ない。にも係わらず、開業の3ヵ月も前から、他区から運転士を送り込むなどというやり方はあまりに異常だ。これまで準備区に発令された要員は、指導員などを含めて全て東労組である。東労組を使い、動労千葉破壊攻撃として館山運転区・木更津支区廃止攻撃が仕組まれていのだ。直ちに闘争体制を確立し卑劣な不当労働行為を粉砕しよう。07年団結旗開きはその総決起の場だ。

安全が危機に瀕している!

 4月からは、駅業務の全面的な外注化攻撃が開始されようとしている。4月時点で1000名もの駅員を削減・外注化するというのである。最終的には、管理職や運転取り扱い担当者以外は、全て丸投げ外注化するか、何の経験もない契約社員に置き換えてしうというのだ。5名の乗客の生命を奪った羽越線事故など何ひとつ教訓化しようとしていない。さらに「ライフサイクル提案」など、職場への激しい攻撃がエスカレートしようとしている。このままでは安全がさらにな危機に瀕することになる。
 レール破断も4年連続で発生している。交換すれど、交換すれどレール破断が引もきらずに起きる。まさに「安全の崩壊」だ。JRが行なった実験で、ボルスタレス台車がレールに激しい横圧をかけていることが明らかになた。211系車両の投入によって千葉以東のレールが危ない。闘いなくして安全なし。反合・運転保安闘争路線の下、新たな闘いに立ち上がろう。

憲法改悪を絶対に許すな!

 教育基本法の改悪が強行され、1月からの通常国会は、改憲国民投票法案等、戦後の社会を根本からくつがえす攻撃との闘いになる。歴史の分岐点にたって今問われているのは、現場から闘う労働運動を復権させることだ。旗開きに集まろう!

2007年動労千葉団結旗開き
 ▼1月6日 13時/DC会館 
 ▼全力で集まろう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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