本日スト突入
本日動労千葉は、06春闘勝利・大幅賃上げ獲得、1047名の解雇撤回、二度と尼崎事故を許すな、運転保安確立、幕張縮小・錦糸町派出廃止反対、基地の統廃合を許すな、士職登用差別・強制配転粉砕・原職復帰、組織拡大をかかげてストライキに突入した。
運転保安確立をかちとろう
われわれは、抜本的な安全対策の実施を求めて、3月10日より安全運転闘争に起ちあがった。
この闘いは、「闘いなくして安全なし」のスローガンに再び魂を込め、反合・運転保安闘争を本格的に復権できるか否かをかけた闘いだ。資本は、黙っていたら安全など二の次三の次で金儲けに走るのだ。昨年の尼崎事故や羽越線事故、伯備線事故で一体何人の乗客、労働者が殺されてきたのか。無謀なスピードアップが強行され、業務の外注化により、現場で的確に判断できる労働者がいなくなる事によってこうした大惨事が次々と引き起こされた。分割・民営化以来20年間の矛盾がこうした事故という形をとって今爆発的に噴き出している。
われわれは、当局の監視・現認体制、処分の恫喝の中で闘いぬいてきた。この弾圧体制は、われわれの闘いが全く正しい闘いであり、JR東日本の経営姿勢に対する痛烈な打撃を与えていることを証明している。
16〜18ストライキを貫徹し、運転保安確立をかちとろう。
また、錦糸町派出廃止反対、幕張車両センターの縮小攻撃、外注化を阻止するために全力で闘おう。
大幅賃上げをかちとろう
15日、自動車や電機、鉄鋼、造船重機の製造業大手の賃上げ・一時金の一斉回答が始まった。
電機大手は、2千円の統一要求を出したが富士通は千円、日立、松下、三菱電機、シャープは500円の賃上げ回答で妥結した。
トヨタ自動車は、ベア千円で会社側が満額回答と報じられた。組合側の要求が千円で満額回答だ。トヨタ自動車は、三年連続で純利益が1兆円を超えるほど儲けている会社である。しかも、あたかも会社が理解を示してベアをあげてやったかのように報道されている。労働者は極限まで働かされながら、その賃上げすら千円がせいぜいという状況だ。賃上げは、労働者が闘って勝ちとるものだ。
東日本の超低額回答を許さず。大幅賃上げを獲得しよう。貨物のベアゼロ回答を許さない闘いにたちあがろう。
そして、われわれがこの06春闘で掲げている諸要求を獲得するために闘おう。士職登用差別、強制配転粉砕、一切の不当労働行為根絶へ反転攻勢の第2ラウンドに起ちあがろう。1047名闘争勝利をかちとろう。
そして、この06春闘の闘いの中で組織拡大を何としてもかちとろう。16〜18ストライキを貫徹しよう。
JR東日本の超低額回答を許すな!
JR東日本は、3月16日、18年度の新賃金について以下のように回答してきた。
1.社員(満55歳以上の社員を除く)の定期昇給後の基準内賃金の改善分の原資を600円とする。
2.前項の賃金改善分の原資については、基本的に定額による基本給表の改定にあてる。
3.満55歳以上の社員については、平成18年4月1日現在の基本給額に564円を加える。
4.以上により、作業をすすめ、5月10日を目途に新基本給表及び初任給を提示する。
なお、精算日については、新基本給表を提示する際に確定する。
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