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3・13幕張支部春闘第1波ストを貫徹!
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3/13幕張支部が出勤時から正午までのストライキに起ちあがった |
スト突入者は昼すぎに幕張車両センターに出勤−当局の監視をものともせず、庁舎前でシュプレヒコールを叩きつける幕張支部組合員 |
06春闘第1波ストライキに、今次春闘−3月ダイ改の焦点となっている、幕張車両センター縮小攻撃、錦糸町派出廃止に対して、断固、この第2の分割・民営化の新段階の攻撃を許さないものとして、幕張車両センター地上勤務者−日勤者・泊勤務者が敢然と出勤時から正午までのストライキに起ちあがった。
3月13日当日、動労千葉の先陣をきって、幕張支部の検修部門からストライキに起ちあがった組合員がDC会館に続々結集、総勢41名が会議室を埋め尽くした。
スト突入集会では、冒頭、山田支部長が毅然とあいさつに立ち、「この間の団交において、当局は錦糸町派出の廃止の理由について、派出間の業務割合についても、錦糸町の業務量が多いことを認めるなど、今回の廃止の根拠がないことが明らかになっている。また派出体制の強化という観点からも前言を翻すような中身となっている。217系の移管−要員削減でも、その根拠について追及したところ、回答に窮してしまい団交が中断、その後は、本来はもっと削減数が多い数だったことなどを言ってきたが、217系移管で△3名+183系の置き換えで△3名=△6名という計算は合わないものだ。この二年〜三年の退職者数は他労組も少数となることを意味している。このまま幕張が明るい職場であり続けるために、動労千葉への結集を全員でやっていきたい。今回の攻撃は、来年〜再来年の基地統廃合−全面外注化攻撃の先駆けだ。全力で組織拡大をはかっていこう」と力強く訴えた。
続いて、本部・田中委員長より、この間の情勢について提起があり、@、この五年間で検修体制の解体が行なわれた実態、A、メンテナンスコスト削減のベースに全面外注化があること、B、尼崎、羽越線、レール破断など、現場から判断する権限を奪った結果、問題点を指摘する勢力がいなくなっている事実、C、そして本州3社の完全民営化−この5年間でJRという企業の性格が変わったこと、D、レール交換だけでは根本的な解決には至っていない実態、技術部門の深刻な状況、等々について提起がなされ、結論として、幕張縮小攻撃の打破に全力をあげて闘い抜いていくこと、そしてさらに要員を取り戻していく闘いをしていかなければならないことを強く訴えたかけた。
DC会館でのスト突入集会の熱い怒りを胸に、スト突入者は昼すぎに幕張車両センターに出勤−階段下の通路での当局の監視をものともせず、庁舎前で、山田支部長の、「これから職場に入って、動労千葉のストライキの正しさ、職場を守って闘い抜くことのすばらしさを、全員で伝えていこう」との決意を受けて、半田本部車両技術分科会会長が、幕張縮小攻撃の打破!錦糸町派出廃止反対の激しいシュプレヒコールを叩きつけて、その勢いをもって職場に復帰した。