春闘総決起に向けてbQ
われわれの春闘要求!
「戦争と民営化」の大攻撃と対決し、05春闘へ!
戦争と民営化
教育基本法や憲法改悪に向けた攻撃が本格的に動きだした。郵政をはじめ、国や自治体の業務を全面的に民営化しようという攻撃が動きだしている。財界は労基法など潰してしまえと言いだした。JRでも「国鉄改革」の総決算がはじまっている。05春闘は、戦争と大民営化攻撃、そしてJRをめぐる新たな情勢と対決する歴史的な分岐点での闘いだ。闘う春闘の復権をかちとろう。
賃金制度改悪許すな
05春闘の第1の課題は、大幅賃上げ獲得、定昇解体-賃金制度改悪阻止だ。とくに賃金制度の改悪を絶対に許してはならない。財界は「定昇給廃止」を叫び、JR西日本は、昇進試験に受からない限り6年目から一切賃金が上がらない制度を提案した。闘いの手を緩めることはできない。賃金制度改悪攻撃は団結の根幹に係わる問題だ。絶対に阻止しよう。
反合運転保安春闘
第2に05春闘は、反合・運転保安確立−第二の分割・民営化攻撃粉砕、JR体制打倒に向けた闘いだ。
われわれは《仕業緩和》《業務外注化阻止》《抜本的な安全対策の実施》《大量退職に伴う要員確保》を求める。とくに、昨年10月ダイ改で、人間の生理的限界を超えるような行路が設定されている。黙っていたら当たり前になる。安全問題の職場規律攻撃へのすりかえを許すな。
この間の大きな成果にふまえ、業務外注化阻止−メンテナンス第V期計画粉砕、幕張電車区大幅縮小攻撃阻止に向けた闘いを継続する。
2月13日、また総武快速線でレールが割れた。事態は危機的だ。絶対にあいまいにさせてはならない。
いよいよ要員問題が深刻化している。大量退職に伴う必要要員の確保に向けた闘いも正念場だ。
士職発令かちとれ
第3の課題は、強制配転者の原職復帰、予科生の士職発令、不当労働行為根絶だ。05春闘は強制配転粉砕闘争の第2ラウンドだ。とくにこの課題は、国労の和解情勢のなかで、今春闘の最重要課題にせり上がった。何としても、05春闘で本線運転士への復帰−士職発令に向けた展望をこじあけよう。われわれはJR体制の堤防を決壊させるまで絶対に歩みを止めない。
シニア制度撤廃
第4の課題は、シニア制度撤廃−定年延長の実現だ。
昨年の通常国会で「高齢者雇用安定法」が改定され、企業に60歳以降の雇用継続が義務づけられた。今年はシニア制度撤廃に向けた闘いも正念場。労働省の指針では、組合所属による差別などしてはならないことも明記されている。05春闘でシニア制度撤廃させよう。
1047名闘争!
第5に、1047名の解雇撤回-鉄建公団訴訟勝利をめざし、全力で05春闘に起ちあがることだ。
04年の闘いは、鉄建公団を軸に1047名三争議団・闘争団が団結し、共同の闘争を展開できる土台を築いた。一方、「国鉄改革の総決算」攻撃が開始される状況のなかで、1047名闘争は、今年、まさに最大の正念場を迎えている。今こそ勝利への扉をこじ開けよう。
ともに闘おう!
昨年末以降、JR東日本と国労の「和解」というかたちで、「国鉄改革の総決算」が開始されている。07年、分割・民営化20年を視野に入れた動きだ。これは会社と革マルの結託体制の破たんを意味するものだ。職場でも大きな嵐がはじまるだろう。いよいよ勝負のときが来た。
今こそ職場に団結をとり戻そう。東労組と決別してともに闘おう。
▼春闘総行動へ
3・7 1047名闘争-鉄建公団訴訟勝利総決起集会
▼18時〜 日本教育会館
3・11 動労千葉鉄建公団訴訟第一回公判
▼14時〜 東京地裁
3・20 イラク占領反対、許すな憲法改悪3・20集会
▼13時30分〜 日比谷野音
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