千葉転・行方区長による不当な乗務停止−職場規律攻撃を絶対許すな!
組織の強化・拡大をかちとり職場から反撃しよう!
この間、千葉運転区を中心にして些細な事故等を理由にした乗務停止攻撃や運転士から検修職場への異動という極めて異様な事態が続いている。
千葉運転区の現場長に、行方区長が就任してすでに丸4年になろうとしているが、この間だけでも6名の運転士が幕張電車区等への異動を強制され、千葉運転区における乗務停止は日常茶飯事に乱発されている状況だ。しかもその期間は、行方区長就任当初は数日程度だったものが、最近では数週間、そして長い者では1ヶ月以上も乗務停止が強制されているという、常軌を逸した事態になっている。
行方区長によるこのような恣意的な乗務停止の乱発は、処分によって現場で働く運転士=労働者を恫喝し、屈服させ、職場闘争を解体し、物言わぬ労働者を作ろうとする職場規律攻撃の典型だ。
こうした攻撃を絶対に許さず、職場からの反撃を叩きつけよう!
会社の責任を放棄し、全てを現場に転嫁
こうした攻撃のきっかけとなったものは、03年9月末の中央線における線路切替工事に伴うミスにより大幅な輸送混乱が発生し、国道交通省から「業務改善命令」が出て以降だ。この過程では、大塚社長から社員全員に「手紙」が郵送され、その内容は、基本動作の励行や職場のあり方等も含めて、全ての責任を現場の労働者に押しつける一方で、会社の責任については一切頬被りするというとんでもないものであった。
しかも、マスコミも含めて社会的に、中央線事故について、設備部門の外注化によるベテラン労働者の不在だと指摘されるなど、会社の姿勢に対する批判が噴出してくる状況だったのだ。
「業務改善命令」が出された後、関連会社との安全に関する見直しを行う一方で、会社に対する批判をかわすために現場で起こった些細なことに対して処分を乱発して、社会的に「このように厳正に対処しています」というポーズを作るということが横行したのだ。携帯電話の使用に対する処分もその一貫だったのだ。こうしたことが「信頼回復のため」と称して行われてきたのだ。
行方区長自身が誤った認識で指導行う
こうした状況が続く中で千葉運転区では行方区長による常軌を逸した、恣意的な乗務停止攻撃が乱発され続けているのだ。
しかし、行方区長に関する誤った認識による指導が何度も行われてきたことは周知の事実だ。
出勤途中の佐倉駅において快速列車の連結状況をわざわざ見ながら「ぶつけ方が強い」と言ってきたが、実際は強くぶつけないと連結不具合が発生するという構造上の問題があったため、当初から運転士や検修職にはには指導されていたが、そのことを行方区長が知らなかったという事実。
03年7月には「汽笛故障時の取り扱い」を知らず、指令の指示を受けずに行方区長の独断で列車を発車させてしまうという重大な事態が発生した事実。
そして、行方区長の下には、あいさつをしても無視して、一切返事を返さない副区長までいるのだ。
こうしたことはほんの一例にすぎないが、区長としてあるまじき行為だ。こうした乗務停止や検修職場への異動の強制に見られる処分の乱発は、職場を混乱させ、怒りや不満が噴出することだけは明らかだ。
そもそも現場長という立場であれば、自分の職場の状況を確認し、事故や問題が起こらないように対処しなければならない。 しかし今の行方区長に対する職場の状況は、何か問題が発生しても、区長には誰も相談しないし、できない状況になっている。これ自体、区長として全く信頼されていない、信頼するに値しないということを現場が突き付けているということだ。
千葉運転区・行方区長らによる職場規律攻撃を打ち破ろう!
不当労働行為根絶!組織強化・拡大の実現に向けて全組合員が決起しよう!
第13回全支部活動者研修会について
日 時 2005年1月30日(日)〜31日(月)
場 所 那須塩原
内 容 @05年の基本的な時代認識と課題について
講師 動労千葉・中野常任顧問
A05年春闘方針について
講師 動労千葉・田中委員長
B教育基本法ー憲法改悪阻止に向けて
講師 松山大学教授・大内裕和氏
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