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No.

会社の責任を労働者に転嫁する
不当な業務運営を直ちに中止しろ!
千葉運転区・行方区長による、恣意的な長期乗務停止処分の乱発を絶対に許すな!

 この間、千葉運転を中心にして運転士に対する長期間にわたる乗務停止処分が乱発されている。
 しかも「乗務停止処分」の理由が「乗務中に足を組んでいた」という全く些細なことだ。それだけで1ヶ月間も乗務停止処分にするなど、これまでには全くあり得なかったことだ。まさに、千葉運転区・行方区長による恣意的で、不当な業務運営だ。このような対応は絶対に許すことはできない。

区長の資質が問われる対応の繰り返し

 さらには、目の疲労を訴えた運転士に対して「なぜ運転士にしがみついている。幕張に行けばいいじゃないか」などと、自らの立場もわきまえない発言を繰り返しているのだ。これが千葉支社を代表する運転区の責任者の言葉なのだろうか。区長としての資質が問われる問題だ。
 こうした状況は、昨年秋の中央線における工事ミスに伴う大幅な輸送混乱等の事故や、その後の国土交通省からの事業改善命令の交付により、JR東日本が社会的に批判を浴びる状況となった。そうした中で、本来は会社がその責任を負いわなければならないにもかかわらず、一切を現場の労働者に転嫁しようとしてきたことが、今回の長期乗務停止処分などの形で現れているのだ。
 動労千葉は、こうした事態に対して5月11日、申第26号をもって左記のとおり乗務停止処分等に関する基準・根拠の解明と、千葉運転区・行方区長の不当な対応に対する千葉支社の見解を求める申し入れを行った。
 千葉支社は、自らの責任を労働者に転嫁する卑劣な乗務停止処分を中止しろ。
 行方区長による恣意的な業務運営を絶対に許すな。

「乗務停止」に関する申し入れ

 この間会社側は、昨年秋の中央線での大幅な輸送混乱や、これに伴う国土交通省からの業務改善命令が交付されるという事態が発生したことに関して会社に対する社会的批判が強まる中で、その責任の一切を現場で働く労働者に転嫁するという不当対応を行ってきている。
 千葉支社管内においても、各運転職場において些細なことを理由にして長期間にわたる不当な「乗務停止」等が強行されていることは、その一環であると言わざるを得ない。
 とりわけ千葉運転区においては、「乗務中に足を組んでいた」などという些細なことだけで、長期間にわたり不当に乗務停止処分が行われている実態がある。また、目の疲労を訴えた運転士に対して千葉運転区長が「何で運転士にしがみついているんだ。幕張に行けばいいじゃないか」などと、自らの立場を全く顧みない不穏当な発言を繰り返している。これらは千葉運転区長が恣意的に「乗務停止」等を乱発することにより職場を不安と混乱に陥れる以外の何ものでもない。
 こうした事態は、会社側の責任を労働者に押しつける不当な業務運営であり、絶対に容認できるものではない。このようなことが繰り返されるならば、重大な決意で臨まざるを得ない。
 以上の立場から、下記のとおり申し入れるので、団体交渉により誠意をもって回答すること。

1.この間、些細なことを理由にして何ひとつ具体的な根拠や基準  もなしに長期間にわたる「乗務停止」等が強行されているが、この ような不当な対応を直ちに中止するとともに、「乗務停止」及びそ の期間等について具体的な根拠・基準を明らかにすること。

2.この間千葉運転区において、「乗務中に足を組んでいた」こと  などを理由にして運転士に対してこれまでに例のない長期間にわた る不当な「乗務停止」が強行されているが、「足を組んでいた」こ とが「乗務停止」の対象となる具体的な根拠を明らかにすること。

3.目の疲労を訴えた運転士に対して千葉運転区長が、「何で運転士に しがみついているんだ。幕張に行けばいいじゃないか」などと、区長 としての立場もわきまえない不穏当な発言を繰り返しているが、こう した千葉運転区長の対応は区長としての資質そのものが問われる重大 な問題であると考えるが、千葉支社の見解を明らかにすること。

 

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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