貨物協議会第13回定期総会を開催(4/28)
基地統廃合との闘いに全力で起ち上がろう!
労働条件を守り、運転保安を確立するために、職場から反撃しよう!
貨物協議会は、4月28日、18時から、千葉市DC会館において、第13回定期総会を、新小岩・千葉機関区両支部組合員など25名の参加のもとに開催し、この1年の闘いを総括するとともに、「ニューチャレンジ21」の最後の年である04年の闘いに総決起することを確認した。
ベアゼロに怒りを覚える−的場議長
総会は大竹副議長の司会で開始され、佐藤副議長を総会議長に選出して進められた。
はじめに的場貨物協議会議長は、「5年連続したベアゼロ回答を許すことはできない、赤字のときは黒字になるまでといいながら、今日までベアゼロを続けることに怒りを覚える。これが資本の本質だ。また戦争が近づくなか、20労組とともに闘っていこう。貨物も今年が『NC21』最後の年となる。合理化・基地統廃合との闘いに全力で起ち上がろう」と訴えた。
つづいて来賓として本部中村栄一書記長は「04春闘50日間の闘い本当にご苦労さまでした。この闘いは大きな勝利をかちとりました。JR体制に大きな風穴があいたことは、これまでの分割・民営化以来の闘いが正しかったことを示している。この勝利を引き継いで、さらに闘いに立ちあがろう。とりわけ運転保安の闘いに総決起しよう。1月の総武線の線レール断のとき、最初が貨物の乗務員で、次が自分だった。その次も動労千葉の乗務員だった。運転保安を闘わなければと実感した。これは貨物も旅客と同じレールを走っているから、一体の闘いだ。これからも貨物・旅客一体で、団結をうちかためて闘い抜こう」とあいさつした。
「NC21」=2千人合理化粉砕へ!
清水事務長より経過と方針の提起ののち質疑討論に入った。 討論では、@新小岩派出の存続問題、Aレールの悪化、とくに縦揺れのひどい箇所がある、B昨日は強風だったが、いくら無線で指令を呼んでも出ない、これは全く改善されていない、C業務掲示が千葉は出ていても新小岩は出ていないことがある、D内勤の仕事が増えている、増えないはずではなかったのか等々、運転保安と合理化にかかわる問題が多くだされた。
君塚副委員長などの答弁ののち、役員を選出し、貨物協議会第13回総会は成功裡に終了した。
貨物職場は、「NC21」の2000人合理化と「人事・賃金制度の白紙的見直し」、さらにこれから大量退職時代の到来をむかえる中で貨物の状況も激変する。労働条件や運転保安など闘わなければ全てが奪い尽くされてしまう。職場の団結を打ち固め、職場から反撃する闘いを闘い、日貨労を打倒し、組織強化・拡大をかちとろう。
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