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No.

われわれは断固として闘う
千葉支社は誠実に回答せよ!

 われわれは不当配転の撤回や懸案要求の解決を求めて、2月10日から断固として闘いに突入した。
 しかしJR東日本は、われわれの掲げた切実な要求など一顧だにせず、争議突入以降も休日労働を命じ続け、あるいは「業務指示違反だ」と称して、予備勤務者にATS−Pの訓練を命じ続けるなど、動労千葉破壊だけしか念頭にないかのような不当な対応を続けている。断じて許すことはできない!
 われわれは昨日、千葉支社に対し改めて二つの申し入れを行なった。ひとつは、紛争の拡大を意図したとしか考えられない争議行為への不当な支配介入に関する申し入れであり、もうひとつは、懸案要求や、大量退職に伴う要員問題の矛盾の爆発に関する申し入れである。千葉支社は直ちに誠実に回答せよ!

申入書

 われわれは、2月10日付異動発令の撤回、運転士資格保有者の士職登用や強制配転者の原職復帰をはじめとした懸案諸要求の解決等を求めて、動労千葉発第7号に基づく争議行為を実施しているところであるが、千葉支社が、休日労働を命じ続けていること、時間外で実施することを労使で確認している ATS-Pに関する訓練を予備勤務中に業務命令で実施させようとしていることは、意図的に紛争を拡大することを意図した行為であり、かつ争議行為への不当な支配介入であると言わざるを得ない。
 従って次のとおり申し入れるので、速やかに解決されたい。

1,休日労働の業務命令を直ちに中止すること。

2,予備勤務者に対する ATS-Pに関する訓練の業務命令について。
(1) 千葉運転区において、組合が今次争議行為の対象としている「所定以外の業務」を拒否したことに対し同区の管理者が「業務指示違反になる」と主張するという事態が発生している。これは争議行為に対する支配介入に他ならないと考えるが、千葉支社の見解を明らかにされたい。
(2) 予備勤務者に対する業務命令を直ちに中止すること

3,紛争の拡大を回避するためにも、上記行為を直ちに中止し、要求解決に向けた誠意ある対応を行なうこと

 

申入書

 われわれは、2月10日付異動発令の撤回、運転士資格保有者の士職登用や強制配転者の原職復帰をはじめとした懸案諸要求の解決等を求めて、2月10日以降争議行為を実施しているところである。
 とくに懸案諸要求については、千葉支社の極めて不誠実な対応により、十数年間にわたって未解決のまま不当労働行為が継続されてきた課題であり、これ以上の解決の遷延は断じて許されるものではない。
 従って改めて次のとおり申し入れるので、誠意をもって回答されたい。

1.畑木武君の異動について
 この間千葉支社自身が主張してきた「高齢者は異動の対象から外す」という人選の基準を覆して、異動通知を行なったことについて、その理由を明らかにすること。

2.幕電木更津支区運転士の欠員補充について
(1) 畑木武君の異動通知を撤回するとともに、現在の欠員及び今後も喫緊のうちに発生する欠員の補充については、次の方法により解決すること。
(2) 運転士資格保有者である荒井君を直ちに運転士に発令し、本線運転士として充当すること。
(3) 木更津支区転勤希望者の異動発令を速やかに行なうこと。また、転勤希望者を対象として内燃車免許取得のための教育を実施すること。
(4) 上記を含め、今後の要員補充の具体的進め方については、労使で誠実に協議すること。

3.今後の「大量退職」に伴う検修職場への要員補充について
(1) 検修職を希望する配転者を速やかに希望する検修職場に配属すること。
(2) 構内担当への充当にあたっては、希望する予科生について、士職(4等級)の発令を行なうこと。
(3) 今後の検修職場の要員展望、要員補充のあり方等について、労使で誠実に協議すること。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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