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2/10〜闘争突入!

不当配転粉砕、懸案要求解決に向けた総力戦を決断!

千葉支社に争議通知!

 2月6日、動労千葉は、@木更津支区の欠員補充は運転士資格保有者(予科生)の士職発令によって行なうこと、A千葉運転区・畑木さんへの強制配転の事前通知を撤回すること等を求めて千葉支社と団体交渉を行なったが、支社はこれを拒否した。
 この結果を受けて本部は、同日夕刻、千葉支社に次のとおり、争議行為に関する通知を行ない、また緊急支部代表者会議を開催して闘いの方針を確認した。

10日を期して闘争突入

 われわれは2月10日を期して、断固たる決意で闘いに突入する。予科生の士職登用や強制配転者の原職復帰を始めとした懸案要求は、20年近くにわたってわれわれが解決を求め続けてきた問題である。逆に言えば、動労千葉の組合員であるというだけで、20年近くにもわたって延々たる不当極まりない差別政策が続いてきたということだ。

仲間の痛みを胸に!

 不当な労務政策を貫徹するために、定年間際の仲間を紙切れ一枚で配転するという卑劣なやり方も断じて許すわけにはいかない。
 もはやこれ以上、この問題を放置することはできない。断じて許すことはできない。われわれは不当な差別を受け続けた仲間の痛みを胸に、断固として闘いに起ちあがることを決断した。直ちに万全の闘争体制を確立しよう。

争議行為に関する通知   

 千葉支社が2月2日に行なった千葉運転区から幕張電車区木更津支区への異動の事前通知は、定年退職を目前にした社員を強制配転するという、従来に例のない不当配転であることはもとより、昨年12月の習志野電車区廃止問題以来継続協議となっていた運転士資格保有者の士職登用や、強制配転者の原職復帰等の「懸案要求」の解決を一方的に踏みにじるものであり、断じて容認することはできない。

 とくに、幕張電車区木更津支区や検修職場を当面する焦点として、大量退職に伴う要員問題の矛盾が爆発的に噴出しようとしている状況にも係わらず、動労千葉に所属する組合員への不当差別、不当な労務政策だけはあくまでも貫こうという経営姿勢は絶対に認めることのできないものである。

 従って、動労千葉申第5号、同10号、同11号等の要求の解決を求めて、次のとおり争議行為を実施する予定なので通知する。

 争議行為回避のためにも、組合要求の解決に向けた誠意ある対応を行なうよう、重ねて申し入れるものである。

1,争議行為の日時
 2004年2月10日午前零時以降当分の間。
2,対象者及び形態
@千葉運転区・畑木 武君を対象とした指名ストライキ
A全本線運転士及び、幕張電車区木更津支区・館山運転区・銚子運転区の交番担当、指導員を対象として、休日及び時間外労働、勤務変更、所定以外の作業は一切行なわない。
3,なお、次の場合は、直ちに、前項の@及びAの対象者を拡大する。ストライキの拡大については、全組合員を対象とすることを含む。
@新たな不当配転の事前通知が行なわれた場合。
A早急に運転士資格保有者の士職発令が行なわれない場合。
B勤務変更や所定以外の業務に関する業務命令がだされた場合。
C職場からの排除、警察権力の導入、組織破壊行為、不当労働行為及びストライキ妨害行為が行なわれたと判断した場合。

一人は万人のために!万人は一人のために!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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