home page 日刊動労千葉 前のページに戻る

No.

03春闘スト2日目を貫徹

労働者の団結の力示す闘い!

○三春闘ストライキ−2日目に動労千葉整然と全力で決起!

 われわれは敢然と○三春闘ストに決起し現在も貫徹している。
 ストライキに起ちあがった各支部から続々と、○三春闘勝利、
スト貫徹、動労千葉総決起集会会場である千葉県労働者福祉センターに結集してくる。
 集会は、君塚副委員長の開会あいさつではじまり、続いて登壇した田中委員長は、「組合員の皆さんの決起に敬意を感じる。
○三春闘の全体情勢は、定昇維持、即、定昇制度の見直しという経過をみている。東日本・貨物のベア・ゼロ、昨年とは質が違う。東日本の場合今年は純粋にベア・ゼロだ。来年には定昇自体が俎上にのぼる。貨物では、
交渉段階で定昇について議論させてもらいますという経緯となっている。賃金制度そのものが解体されようとしている。全産業の労働者が叩きこまれるということだ。労働者の地位は歴史的転換点にたっている。こんな状況は長く続くとは思われない。
労働者の求心力が吹き出す過程がはじまろうとしている。働く者の生活・権利を守ることこそ団結の力だ。ここから世の中を変えよう。春闘の再生は二七〜三○ストからはじまったというようにしたい。闘いは新しい段階に入った。職場から不当労働行為を根絶させる。JR体制を粉砕する。一○四七名の原職奪還、全力をあげて闘っていきたい。二番目の課題は、生きる権利が奪われようとしている時代、
社会の主人公は労働者であることを示す闘いだ。労基法の改悪解雇ルールの制定は「首切り自由」を与えるものだ。終身雇用を突き崩す。九○%の労働者が不安定雇用化されんとしている。
噴出する怒りの声を結集し労働運動の復権をつかみとろう。三番目は戦争に反対する春闘だ。われわれは現実に戦争を目にする事態となった。こんな正義の一片もない戦争はない。経済の矛盾を戦争で解決するということだ。これに対して全世界の労働者が起ちあがっている。動労千葉もこれに連帯して闘い抜きたい」と闘いの意義を表明した。

動労千葉の闘いが社会を変える労働者の力を結集させよう!

 

続いて来賓として、動労千葉を支援する会の山本さんよりあいさつを受け、檄布が田中委員長に渡された。交渉報告では、貨物の賃金問題、基地統廃合、合理化に反対して今後も闘っていくこと。東日本では不当労働行為、進行の指示運転と運転通告券の改ざん問題等について明らかにされた。
 基調では、中村書記長が、闘いなくして安全なしが動労千葉の闘いの伝統だ。われわれの春闘方針は皆の要求だ。生きる権利が奪われることに対して起ちあがって闘うことが決意も込めて提起された。

動労千葉の旗をかかげて胸を張って勝利を獲得していきたい!

 続いて、決意表明では水野勝浦市議、中村御宿町議が登壇し、
動労千葉の旗を掲げて胸を張って勝利を獲得していきたい。闘いの砦を地方で築いていきたいと統一地方選勝利に向けた決意が述べられた。集会はこの後、各分科、各支部代表の決意が全体に示され、団結ガンバローが会場に轟きわたった。
 集会後、全体で千葉支社に向けてストライキの迫力をもって抗議のデモに出、千葉市内の住民にストライキの目的を訴え、千葉支社門前では怒りの声を叩きつけた。

動労千葉は何よりもストライキで労働者の闘いをさし示す!

 われわれはJR結託体制を打倒し、職場の力関係を奪いかえす闘いに起つ!運転保安の確立に向けた闘いに起つ!イラク反戦の闘いに起つ!労働法制改悪阻止の闘いに起つ!労働運動の復権に向けた闘いに起つ!何よりもストライキに起つ!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
ページの先頭に
前のページに戻る