外注化阻止、運転保安確立、組織拡大を実現し、
2003年を勝利の年としよう!
団結旗開き 1/11 DC会館
動労千葉は、1月11日DC会館において二〇〇三年団結旗開きを開催した。君塚副委員長の「昨年一年間は、反動的攻撃と闘ってきた。こういう時代だからこそ動労千葉の活躍の場が広がる。闘ってこその動労千葉だ。心の中に動輪旗をひるがえらせて闘おう」との開会あいさつで始まった。
冒頭、田中委員長が年頭のあいさつを行い動労千葉の決意を明らかにした。(要旨別掲)
来賓あいさつでは、三里塚反対同盟の北原事務局長が「昨年2002年をふりかえると闘いの一年だった。今年は激動の年になる。ブッシュがイラクを北朝鮮をもたたこうとしている。時代が逆行している。動労千葉とは労農連帯でガッチリ闘ってきた。反対同盟は、戦争につながる空港は許さない。三里塚が勝ったら国が変わる。闘いぬくことを宣言する」と闘いの決意を表明した。
続いて東京東部労組の宮路書記長と支部の代表が「東部労組への支援に御礼を述べる。私たちは労働相談をしているが上部団体をもった組合からも相談がきている。動労千葉の昨年のストに大きく学んでいきたい。一〇四七名闘争を学びながら闘っていきたい。」とあいさつ。
顧問弁護団の葉山弁護士から、「有事法制が制定されようとしている。大量殺人戦争は帝国主義の末期症状だ。倒すか倒されるかだ。03を弁護団も共に闘う」とのあいさつを受けた。その後、労住協糟谷理事長、社民党若松副代表、新社会党長南書記長からそれぞれ来賓のあいさつをうけた。
続いて、家族会佐藤会長、OB会白石会長、議員団からは水野勝浦市議と中村御宿町議が出席し、共に闘うとの決意、今年の地方選挙での勝利の決意が述べられた。
その後鏡開きが行なわれ、田中委員長の乾杯で第二部に入っていった。
第二部では都政を革新する会の長谷川さん、成田市議の足立満智子さん、動労水戸、三一書房労組、杉並障福労、ED労組、全学連、婦人民主クラブ全国協議会、動労千葉を支援する会から連帯のあいさつを受けた。
動労千葉からは、昨年加入した銚子支部の岡山君があいさつを行ない、旅客支部を代表して千葉運転区支部金浪副支部長、幕張支部石幡副支部長、貨物から大竹支部長がそれぞれ決意表明を行なった。その後ビンゴ大会を行い、最後にインターナショナル合唱、中村書記長の団結ガンバローで終了した。二〇〇三年を勝利の年とするために全力で闘おう。
田中委員長挨拶(要旨)
全組合員の力を結集して動労千葉ここにありという闘いをやりぬきたい。02年の闘いは大きな前進を勝ち取った。外注化提案を阻止し、新保全体系を頓挫させた。組織破壊を止め、一致団結して闘いぬいた一年だった。
03年は曲がり角を曲がろうとしている。現実に進行していることは侵略戦争目前という状況である。イラクに続いて、北朝鮮にも戦争を仕掛けようとしている。そうなった場合日本の労働者の情勢は一変する。小泉は有事法制を強行採決することを宣言している。
侵略戦争の本質は帝国主義が戦争をする以外にない所に来ているということである。世界で労働者、市民の戦争反対の声が起こっている。時代の転換点の中で動労千葉はその一環を担う決意をもって闘いたい。
その意味で03春闘は歴史的転換点の春闘になる。日本経団連は平均賃金を発展途上国並みに引き下げようとしている。小泉の総合デフレ対策は失業率の増大をもたらし、労基法には解雇ルールをもりこもうとしている。労働者の賃金は20〜30年前の水準にされようとしている。年金や税制の改悪、増税で最低限の権利が脅かされる。今、問われているのは労働者解放の思想で闘いぬくことだ。
JRでは「四党合意」が激しい攻防戦の末に崩壊した。その一方で国労組合員を逮捕するという弾圧があった。第二に革マル資本の結託体制に対する7名の逮捕、家宅捜索があり、東労組本部役員の8名辞任があった。国家権力の意図は分割・民営化の総決算であり、身の引き締まる思いで受けとめている。動労千葉に来なかったのは団結してつけいるスキがなかったからだ。
第2の分割・民営化は本格的に全分野にかかってくる。習志野電車区の廃止がでてきて、外注化、基地の統廃合から車掌まで外注化されようとしている。貨物の賃金切り下げ白紙的見直しが言われている。
いかに闘うのか03春闘までの三ヵ月間を団結を打ち固め全力で立ち向かう。二つ目に全職場で組織拡大の闘いに入る。そして @生活・権利、雇用、賃金防衛春闘 A第二の分割・民営化阻止の第二ラウンドとして B国鉄労働運動再生春闘 C反戦・国際連帯春闘 D組織拡大春闘として闘う。
具体的には外注化の新年度実施阻止、運転保安闘争の強化、田営業では強制配転粉砕の闘いを再強化する。JR賃金制度との闘いでは貨物職場の団結を強化する。3月29日の春闘総決起集会へ大結集をかちとろう。ここで動労千葉の力をフルに発揮しよう。
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