動労総連合第17回定期全国大会 運転保安確立、組織拡大へ全力を
動労総連合第17回定期全国大会
運転保安確立、組織拡大へ全力を
動労総連合は、12月7〜8日第17回定期全国大会をDC会館において開催した。
最初に平岡副委員長が開会あいさつで「この一年間あいつぐ闘いをきちっと総括し闘いを作り出していこう。とりまく情勢は腹立たしいことばかり、敵も追い込まれている。拉致問題、排外主義があおりたてられている。戦争の時代に入っている。有事法案が上程され、行き着く先は憲法の改悪である。
分割・民営化の破綻も明らかとなっている。組合員を権力に売って四党合意を推進しようとしている。国労本部がすがりつくところがなくなっている。闘争団の仲間の闘い、動労千葉、全動労のわたしたちの勝利。団結祭りに三闘争団が集まった。闘ってきた成果、日本の労働運動を作り出す。連合の産報化の中でこれからも闘っていかなければならない。西日本、11月6日尼崎の人身事故があった。100%西日本の責任、緊急申し入れをし、解明責任追求をした。との開会あいさつではじまった。
議長に荘司代議員を選出し、議事が進められた。
君塚中央執行委員長あいさつ
中央執行委員長あいさつで君塚委員長は「この一年間02春闘、反戦闘争、反合闘争を全力で闘いぬいてきた。5・27国労臨大に対する政治弾圧がかけられた。新たな闘いの勢力が。
11日、東労組の役員が逮捕された。革マル幹部7名で、国会で会社とのゆ着問題が取り上げられている。副委員長の島田をはじめ、役員が辞任している。
大塚体制は、人事介入をしないということで第四次労使共同宣言を結んだ。このふたつの大攻撃の先には分割・民営化の総決算としての攻撃がある。四党合意は闘う闘争団を作り上げた。この攻撃は、動労総連合を狙っている。団結を固めていかなければならない。厳しい情勢にどういう方針をたてるのか、動労総連合に若い人を、労働者は右か左かしかない情勢になった。闘いの実績のうえに組織拡大をめざさなければならない」
その後、執行部から一般経過報告、労働協約・協定締結報告、
会計報告、会計監査報告がされ、
議事に入った。大会延期承認、2001年度決算、労働協約・協定締結が承認され、2002年度運動方針案と予算案が提起され討論に入っていった。
討論では、
・春闘統一ストにおいて三波の闘いをやりぬいた。8・6広島大行動には3000名をこえる結集で大成功だった。もんじゅ闘争、護国神社、戦争美化を許さない、交流センターとともに闘った。
・運転保安の問題は深刻で、会社を糾弾したが糾弾したが会社は改めない、
・定期大会で組織拡大決議をし、取り組みに入る。
・水戸の東労組の委員長も新潟の出身、新採獲得のチャンス、つるし上げができなくなっている。
・百万人署名とともに10月26日、集会を開催。連合の締め付けの枠がはずれる、
・闘う闘争団への支援運動も進んだ。
・関連事業も動労水戸のところだけが残っている。職場復帰をめざして闘いたい。
・高崎車掌区の事件で東労組は支社がつぶれるとオルグしている。JR連合は好機ととらえている。
・外注化問題で59才で進退を考える。今度60才になる大体の人が残った。みんな勇気づけられている。
・新保全体系で検査体系が変わった。2名増を勝ち取った。
・ニューチャレンジ21で新小岩派出にテレビ点呼が導入された。基地がどうなるのか、ベアゼロ、手当は1・5ヵ月、1年分が東の期末手当より低い。基本的、構造的な矛盾の解決なしにいくら減量しても減らない所にきている。反対の声、どのように闘っていくのか行けばいいのか。今後の展望を。
・10・7国労弾圧で国労の仲間との交流を密になった。
・場内信号機の故障時の取り扱いが変わり、11・1以降実施しているが武蔵野線で三回もおこっている。司令の指示も間違っていた。
・営業の見直しで社員がいなくなる。
等の意見がだされ、本部より答弁が行われた。
イラク攻撃反対の決議が提案され、全員の拍手で決議された。その後、スト権批准投票が100%で批准された。その後新役員が選出され、大会宣言が高野執行委員によって読み上げられ、全体の拍手で確認された。最後に「職場の実態が赤裸々になった。動労総連合は今、重要な位置にある戦争と大失業時代に組織拡大を」との閉会あいさつを平岡副委員長が行い、組合歌合唱、君塚委員長の団結ガンバローで終了した。
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