3月30日、02春闘総行動が春闘ストライキを闘うなか勝ちとられた。02春闘総行動は、東京と大阪で同日に開催され、多くの労働者が結集した。
午前11時に千代田区飯田橋にあるJR貨物本社前に結集した動労千葉300の隊列をはじめ、動労水戸や、国労の闘う仲間など多くの労働者が結集するなかで、JR貨物にベアゼロ弾劾の声がたたきつけられた。
午後1時からは、東京渋谷・宮下公園に1210名の労働者やたたかう人士が結集して、02春闘総行動中央総決起集会が開催された。集会終了後には、渋谷〜原宿〜新宿をつらぬく大デモンストレションがたたかわれ、新宿駅南口にあるJR東日本本社や東京都庁の前では抗議のシュプレヒコールがたたきつけられた。
02春闘における総資本による春闘解体攻撃のなかで、全日本建設運輸連帯労組・関西地区生コン支部、全国金属機械労組・港合同、動労千葉、三組合による春闘総行動のよびかけは、真に闘う春闘の再生をかけた取り組みとして、大失業攻撃が一層激しさがつよまるなかで、大きな発展の可能性を持っている。たたかう労働組合の全国ネットワークの建設・発展をかちとろう。
貨物本社にベアゼロ弾劾を叩きつける
3月30日11時、JR貨物本社前には続々と労働者が結集し、動労千葉をはじめとした隊列は300名を越えた。貨物本社ビルまえに陣取り、動輪旗をひるがえし、プラカードや横断幕をかかげ、JR貨物に労働者の怒りをたたきつける。ベアゼロ攻撃弾劾!「ニュ−チャレンジ21」・5000人体制合理化粉砕!成果主義賃金導入阻止!のシュプレヒコールが響きわたる。
第2の分割・民営化攻撃の貨物版である「ニュ−チャレンジ21」攻撃を断じて許すことはできない。職場のあり方を一変させるような基地統廃合と要員削減、賃金制度の白紙的見直しその焦点としての成果主義賃金の導入など、まさしく貨物における闘いは、一刻の猶予もならない状況に入っている。
第二の分割・民営化攻撃粉砕へ、旅客・貨物をこえて、総決起しよう。
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