銚子支部第22回定期大会を開催!
02春闘をストライキで闘い抜くぞ 銚子支部は1月22日、銚子市内において第22回定期大会を開催し、組織拡大、強制配転粉砕、02春闘にストライキで闘いぬく方針を確立した。 強制配転者の原職復帰は最重要の課題 −渡辺支部長あいさつ−
大会成立宣言の後、議長に田中浩克君を選出して議事が進められた。
冒頭、渡辺靖正支部長は、「1047名問題に対し、国労内部で分裂組織が出てきた状況は到底許されないことだ。組織拡大については、昨年2名が加入したことを踏まえ、今年も全力で取り組んでいく。強制配転者の原職復帰の闘いも15年目に入り、支部は奪還に向け最重要課題と位置付け、02春闘と結合し、ストライキを含むあらゆる闘争に起つ決意である」とあいさつした。
来賓あいさつで本部・田中康宏委員長は「労働組合と資本の関係は一変した。NTT労組に見られる通り、労使協調の行き着いた先は、14万人中11万人に及ぶ『転籍』という名の首切り、賃下げ、終身雇用制度の破壊を組合側が認めてしまうような結末だ。また、JR東日本の保守3部門の外注化に対し、JR東労組及び他労組も簡単に締結したが、数年後には強制出向などで出された組合員は『転籍』が強要されることも間違いない。われわれは、構内・検修業務の外注化提案に対し、絶対反対の立場でストライキを含むあらゆる手段で阻止する」とあいさつを行なった。
続いて、銚子地区労金秋議長は各地でかけられているワークシェアリング、賃下げなど労働者にかけられた攻撃を許すことなく、今春闘をガンバリ抜く決意のあいさつを行なった。
そして、中野洋常任顧問からは、労働組合の原則、労働者の生き方を守りぬくことの重要性が改めて語られ、委員長時代のお礼のあいさつを行なった。
本部家族会の佐藤正子会長は、銚子支部家族との交流会を是非実現させたい。2月24日に開催される家族会総会への参加要請が行なわれた。
支部執行部からの方針提起の後、質疑に入り(別掲)、最後に渡辺支部長の団結ガンバロー三唱で、銚子支部大会は成功裡に終了した。 主な質疑の内容
●検修・構内業務の外注化や合理化の問題はどうなっているのか。
●営業職場に強制配転されている仲間の早期原職復帰を。
●保守三部の外注化にともなう運転保安の問題は。
銚子支部乗務員分科定期総会を開催 支部大会に先立ち、12時30分より第21回支部乗務員分科会定期総会が開催された。総会成立後、議長に小倉明君が選出され、冒頭、加瀬利夫乗務員会長は、恒常的なストライキ体制を背景に強制配転者の原職復帰、一切の不当労働行為根絶、シニア制度−検修・構内業務のの全面的な外注化阻止、反合運転保安確立に向け体制を強化しよう、とのあいさつを行なった。
橋本英治本部乗務員分科会長のあいさつの後、方針案の提起に基づいて活発な質疑が行なわれ、全力で闘いぬくことを確認し閉会した。 主な質疑の内容
●1001M佐倉駅での30秒停車で成田線接続を行なうが、指令では扱っていない問題。
●成東出区時、ATS故障にもかかわらず、指令の指示で出区せざるを得ない状況。
●区の要員の中ででフォローアップ研修等日勤にするため、波動要員の見直しを。
●車両故障などで指令から検査への連絡が終着駅の到着間際や故障の箇所や内容が間違っていることが多いので連絡の徹底を。
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