「そとぼう地域班結成準備会」を発足
7月8日16時から、勝浦市「神田」において、勝浦・御宿地域班会議が行われた。
地域班会議には、勝浦、御宿をはじめ、夷隅郡内、鴨川、天津小湊などに在住する組合員27名が集まり、本部からは中野委員長、本部家族会・佐藤会長、水野勝浦市議が出席する中で開催された。
9月9日の家族会料理教室後援を確認
会議では、中野委員長から、今回の地域班会議について、旧勝浦運転区が廃止されて5年が経過する中で、「ニューフロンティア21」という第2の分割・民営化攻撃が始まるという情勢に対して新たな団結を作り出す必要があること、そして第45回定期委員会で決定された、各地域での家族会運動の確立をめざすことを目的に開催されたことなどが提起され、当面9月9日に勝浦市内で行われる「家族会連続講座」の成功に全力を挙げて取り組むことなどが訴えられた。
また、佐藤会長からは「千葉を中心に行っていた連続講座を各地域で行うことで、家族が集まれるようにしたい」との抱負などが明らかにされ、家族会運動への協力を訴えた。水野勝浦市議も家族会連続講座の成功に向け、全力で協力するとのあいさつが行われ、その後討論に入った。
討論では、まず本部家族会主催による「連続講座」が議論され、各地区の秋季祭礼の日取等を確認し、最終的に9月9日に行うことを決定し、内容は第一部が料理教室、第二部では水野市議による講演と交流会を行うこととし、その成功に向けて地域班としても全力で取り組むことなどが確認された。
外房地域班結成準備会を結成
さらに、勝浦・勝浦地域班の再編と強化に向けた討論では、勝浦、御宿を含め夷隅郡、鴨川、天津小湊など外房地域には130名を超える組合員が在住することなどから、地域班の構成についてはそれらも含めて新たに「外房地域班」を結成をすることとし、そのための「外房地域班結成準備会」を今回の地域班会議で確認し、以下のとおり役員が選出された(内容は省略)。
会議終了後には懇親会が行われ、久しぶりに顔を会わせた組合員同士の会話がはずむなど、地域班会議は成功裡に終了した。
立木伐採に怒りの声:7・15
三里塚集会
7月15日、炎天下のなか三里塚現地集会が開催された。
政府・公団は、6月15日に土地収容法の改悪を強行採決し、翌16日には突如多数の機動隊を導入して東峰神社の立木伐採を強行し、急きょ抗議にかけつけた反対同盟萩原事務局次長を逮捕した。
断じて許すことはできない。小泉政権はその本質、国家権力というものの本質をむきだしにして三里塚闘争を解体しようとしている。
東峰神社の立木は、建設が強行されている暫定滑走路の前に立ちはだかっていた。しかも東峰神社は部落の総有となっており、その一方的な伐採は100%違法なものだ。
この日の集会は、立木伐採に満腔の怒りの声をぶつけ、暫定滑走路の建設を阻止するために開催された。開拓道路で1時間あまりの集会を開催した後東峰神社までデモ。東峰神社前で萩原さん、市東さんをはじめ反対同盟の方々から立木伐採をめぐる闘いの報告を受けて、さらに市東さんの畑までデモを行い、再度集会を開催して二期工事阻止に向けた新たな決意を600名の参加者全員でうち固めた。特に東峰神社では立木が全て伐採され鉄板で囲われた状況を目のあたりにし、改めて怒りが込み上げた。
大倒産・大失業と戦争への道をつき進む小泉超反動政権を打倒しよう。三里塚労農連帯の闘いを強化しよう。
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