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1047名解雇撤回!
国鉄闘争全国運動の発展をかちとろう!

外注化阻止!運転基地再編攻撃粉砕!
職場からの反撃で組織拡大をかちとろう!

 8月3日、東京地裁民事11部・白石裁判長は、「動労千葉鉄建公団訴訟」について、組合側が要求していた葛西証人(現JR東海会長)の証人採用を拒否した上で、裁判を一方的に結審し、「判決は追って指定する」と言い放って逃げるようにして法廷を後にした。こんな不当な裁判を絶対に許すことはできない。勝利判決獲得へ、全力で闘いぬこう!

分割・民営化を契機にして労働者への攻撃が始まった

 動労千葉鉄建公団訴訟は、2004年12月に提訴し、6年7ヶ月に及ぶ裁判の中で、当時の中曽根首相や運輸省、国鉄=JRによる国鉄労働運動解体に向けた国家的不当労働行為を徹底的に糾弾する裁判闘争として闘いぬかれてきた。
 こうした中で昨年の「4・9政治和解」により国労本部を含めて4社4団体は完全に屈服し、「雇用」についてJRが拒否したことを理由にして今年6月末で闘争を終結した。そして、7月末の国労大会では組合員資格を「JRで雇用された者で構成する」とする規約改正まで行った。
 国鉄分割・民営化を契機にして新自由主義攻撃が吹き荒れ、多くの労働者に対して賃下げと首切り、非正規職化攻撃がかけられた。とりわけ、青年労働者の多くが非正規職に突き落とされ、生活を維持することさえできない状況に突き落とされている。
 こうした労働者の怒りを結集する闘いとして国鉄1047名闘争は24年以上という長期にわたり闘いぬけれてきたのだ。
 そして、3・11大震災と福島原発事故という未曾有の大災害が発生し、すでに5ヶ月以上が経つ中で、収束のメドは全く立っていない。それどころか放射線は大気、大地、海へと垂れ流し続けられ、福島を中心にして放射線被曝が子供たちや労働者・市民に強制され続けている。
 「原発は安全」「クリーンエネルギー」などと言って原子力政策を進めてきた張本人こそ、国鉄分割・民営化を強行した中曽根政権に他ならない。
 さらに、新自由主義政策の中心的な攻撃として「アウトソーシング」「業務の外注化」が進められてきた。その契機をなしたのもやはり国鉄分割・民営化だった。
 しかも、こうした攻撃に動労千葉以外の既成の労働運動は一戦も交えずにほとんどが屈服するという状況だった。

1047名闘争−外注化阻止闘争−反原発闘争は一体の闘い

 こうした中で動労千葉は、国鉄闘争全国運動を呼びかけ、今全国各地で全国運動の組織や動労千葉を支援する会が立ち上げられている。
 そして、今、現場では、京葉車両センターの構内外注化攻撃と運転基地再編攻撃と真正面から闘いぬいている。
 国鉄1047名闘争と外注化・非正規職化、そして反原発の闘いは一体の闘いであり、今求められているのは、職場生産点において資本と徹底的に闘いぬき、闘う労働運動、青年部運動を作り上げることだ。
 その最大の闘いが組織拡大闘争だ。
 1047名解雇撤回!外注化・基地統廃合攻撃粉砕!組織拡大へ全力で闘おう!

当面する行動予定
◎第40回動労千葉定期大会
日 時 9月25日(日)13時〜
      26日(月)12時
場 所 千葉市・DC会館
※外注化・運転基地再編攻撃粉砕に向け、闘う方針の確立をかちとろう!

◎御宿町議選勝利!統一行動へ
◆第2次統一行動
 9月3日(土)〜6日(火)
◆第3次統一行動
 9月9日(金)〜17日(土)
◆集合時間
 各日ともに、10時、13時を基本とする。
 ※受け入れは、随時可能。
◆場 所 中村俊六郎事務所
※中村候補の5選必勝へ、全支部から結集しよう!

◎原発いらない!9・11千葉アクション
日 時 9月11日(日)14時〜
場 所 千葉市・葭川公園(モノレール・葭川公園駅すぐ)
※原発による放射線被曝を許すな!原発即時停止に向け、全力で結集しよう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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