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年 月 日 No. |
11・2労働者集会へD
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100万人の労働者が街をうめ尽くした韓国 |
米西海岸の29の港湾をすべてストップさせる歴史的なストライキを闘いぬいたILWU |
UTLA(4万8千)は、地域教組としては全米第2位の巨大教組。05年の執行部選挙で左派が勝利 |
●民主労総 ソウル地域本部
今年春から夏にかけて、韓国ではBSE問題をきっかけとして「打倒! 独裁政権」を掲げたものすごい闘いが燃え上がった。6月10日にはソウル70万をはじめ全国100万人の労働者・学生・市民が街をうめ尽くした。街頭では数か月にわたって機動隊と労働者・学生・市民が激しく衝突し、7月10日には民主労総がゼネストに入った。その闘いをソウルでけん引したのがソウル地域本部17万人だ。
今年は11月労働者集会になんと45人という大規模な代表団を送り込んでくる。また8月に訪日されたイジェオン本部長からは「ソウル本部と動労千葉でひとつの組織をつくろう」という提案までうけている。われわれも本気になって共に闘う決意を固めよう!
●ILWU 国際港湾倉庫労働組合
ILWU(5万人)は、今年5・1のメーデーの日に、イラク戦争反対を掲げ、米西海岸の29の港湾をすべてストップさせる歴史的なストライキを闘いぬいた労働組合だ。その呼びかけを発し、闘いを組織したのがサンフランシスコのローカル10(第10支部)である。そのストライキを組織するための国際反戦会議には、動労千葉も代表が参加してともに議論をした。このストが画期的だったのは、「戦争止めるためには職場からの直接行動が必要だ」という現場労働者の決議がILWU全体をつき動かすことによって実現した闘いだったことだ。そしてその火花が全世界に燃え広がり、この日、イラクの港湾労組が連帯ストに入った。万国の労働者の団結こそ社会を変える力だ。今回の訪日でその闘いの報告を聞くことができる。
●UTLA ロサンゼルス統一教員組合
UTLA(4万8千)は、地域教組としては全米第2位の巨大教組。05年3月の執行部選挙で、戦闘的左派が地すべり的な勝利をかちとり、それまでの労資協調派執行部をたたき落として執行部を握った。
今年6月6日には、カルフォルニア州の教育、医療、福祉予算の大削減に反対してストライキに立ち上がっている。この闘いには、組合員だけでなく2万人の生徒や保護者、地域の労組などが支持を寄せ、ともにピケットラインに立った。これは、州当局は「違法ストだ!」と叫びたて、損害賠償のおどしをかける中での画期的な闘いであった。またUTLAは「日の丸・君が代」不起立闘争を全面的に支援してくれている。
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