闘いはこれからだ!
新たな解雇撤回闘争を宣言
上告棄却弾劾!8・23報告・決起集会
星陵会館400人が結集
日本労働運動史に残る闘い
8月23日、「上告棄却弾劾!報告・決起集会」が動労千葉と国鉄闘争全国運動の呼びかけで開催され、新たな闘いへの突入を宣言した。
開会挨拶を支援する会事務局長の山本弘行さんが行い、主催者として挨拶した全国運動呼びかけ人の伊藤晃さんは「10万筆署名の力を100万、1千万に広げ、労働者の力、希望、誇りに立つ組織を再建しよう。各地の国鉄集会でその意思統一をし行動をつくろう」と呼びかけた。
解雇撤回10万筆署名呼びかけ人の芹澤壽良さんは、「解雇撤回の要求の原則を貫き、労働基本権を行使し、連帯行動を背景にすべての合法的運動を実践してきた動労千葉の闘いは、日本の労働運動史に残る闘いを築き上げた」と発言した。
JR東日本に申しいれる
新たな闘いへの決意として、田中委員長は、「最高裁が不当労働行為を認定し、しかもそこには相当程度において採用されていた可能性がある、と書かれている。JR東日本に採用手続きをさかのぼってやり直せと申し入れる。新しい解雇撤回闘争の始まりだ。闘いはこれからだ」と宣言し、「10月1日に強制出向から3年を迎える。ストを構えて闘いぬく」と決意を語った。次に葉山岳夫弁護団長が「不当労働行為の認定を最高裁が否定することもありえたが、10万筆署名の力で阻止し、国鉄関係の裁判の中で唯一の画期的判決だ。解雇撤回を実現するのは階級的労働運動の力だ」と訴えた。
動労千葉争議団の3名が登壇し、「解雇自由の世の中を絶対に許さない」(高石)「総非正規化と戦争に向かう世の中に絶対反対で闘い続ける」(中村仁さん)「中野顧問の意思を継承して頑張る」(林さん)と語った。国労秋田闘争団の小玉さんも「解雇撤回の道は全国に動労総連合結成だ」と訴えた。
関西地区生コン支部の武谷書記次長は、「解雇撤回・職場復帰は裁判ではなく大衆行動によってのみかちとられる」と訴え、11・1労働者集会の成功を訴えた。港合同の木下執行委員は、「故大和田委員長も労働運動再生の道は国鉄闘争にあると語っていた。団結権破壊と断固闘う」と表明した。
動労水戸の石井委員長が、常磐線全線開通と楢葉町への帰還強制の攻撃に対してストを構えて闘うと表明し、鈴木達夫弁護士は9・11出向無効確認訴訟の結集を訴えた。全国運動呼びかけ人から金元重さん、花輪不二男さんが発言し、各団体から決意表明が行われた。
動労総連合から、動労千葉の各支部代表、動労水戸、動労連帯高崎、動労西日本、動労神奈川、新たに結成された動労総連合・新潟、9月結成予定の郡山の仲間が発言した。
まとめを長田書記長が行い、「組織拡大を実現してこの時代に勝負する」と宣言した。
集会には韓国鉄道労組ソウル地方本部からのメッセージが寄せられた。全金本山労組の長谷副委員長の音頭で団結ガンバローを行った。 |