最高裁署名10万筆集めきり6・7国鉄集会に大結集を!
9万6642筆(5月29日現在)
10万筆達成し「解雇撤回JR復帰」の勝利判決を
国鉄1047名解雇撤回・JR復帰を求める最高裁署名は、9万6千筆を超えて集まっている。目標の10万筆まで、3千数百筆だ。
国鉄分割・民営化以来の民営化・外注化、非正規職化攻撃がもたらした現実への怒りが社会に渦巻いている。9万6千筆の署名は、我々の闘いがこの怒りと結びついてきたことを示している。
この闘いの力は、最高裁を簡単に反動判決を出せないところまで追いこんだ。10万筆を達成し、最高裁に「解雇撤回・JR復帰」の勝利判決をださせる闘いにうってでるときだ。6・7集会までに全力で10万筆署名をあつめきろう。
民営化と闘う韓国鉄道労組
6・7集会には韓国・鉄道労組ソウル地方本部の仲間が参加する。鉄道労組は鉄道の民営化に反対して13年に23日間のストを闘った組合だ。
韓国では現在、パククネ政権の「公共機関正常化第2段階」攻撃(勤続昇給制の解体、一定年齢以上の賃金削減を認める賃金ピーク制、成果賃金導入など)がかけられている。
これに対して4・24ゼネストを成功させた韓国民主労総は、6月末〜7月に第2波ゼネスト、11月にも大闘争を構えて闘いぬいている。
6・7集会は民営化・非正規職化と対決する日韓鉄道労働者の国際連帯集会だ。大結集で成功させよう。
第2の分割・民営化攻撃
JRでは文字通り「第2の分割・民営化攻撃」が開始された。大量退職問題を逆手にとって、JR体制の大再編が行われているのだ。
しかも、これは完全に国策として行われている。地方ローカル線の切り捨てや、都市部での空前の大開発も、安倍政権の成長戦略と一体だ。
その核心は、文字通りの全面的な外注化・非正規職化だ。しかし、3月ダイ改以降の事故続発に示されているように、外注化は鉄道の安全を最深部から崩壊させている。
労働運動再生めぐる決戦
安倍政権が戦争へと突き進む中、改めて労働運動の解体・再編が焦点になっている。現実に改憲・戦争を行うために、安倍は連合さえ再編しようとしている。総評解散・連合結成以来の労働運動をめぐる決戦だ。
本当に闘う労働運動を復権することが求められている。戦後最大の労働運動解体攻撃だった国鉄分割・民営化との闘いぬきに労働運動の復権もありえない。今こそ30年にわたる闘いの真価を発揮するときだ。
1047名解雇撤回をかちとり、労働運動復権までたたかいぬこう。6・7集会の大結集をかちとろう。
◎国鉄闘争全国運動6・7全国集会
日時 2015年6月7日 12時30分開始(正午開場)
場所 東京・日比谷公会堂(東京都千代田区日比谷公園1―3)
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