動労千葉を支援する会 2013年度総会を開催
7月23日、動労千葉を支援する会の13年度定期全国総会が行われ、全国の支援する会会員と動労千葉組合員が結集した。
はじめに、国鉄闘争全国運動呼びかけ人の伊藤晃さん(日本近代史研究者)、西田節さん(元総評オルグ・東部一般統一労働組合委員長)から連帯挨拶で階級的労働運動復権にかける決意などが語られた。
運動方針を提起した山本事務局長は、何よりも動労千葉・鉄建公団訴訟の結審強行・9月25日判決という攻撃に対し、「『解雇撤回・JR復帰10万筆署名』を何としても達成し、国鉄分割・民営化に決着をつける闘いに起ちあがろう!」と激を発した。また、7月21日の参議院選挙における山本太郎さんの66万票超の得票と4位当選という事態を捉え、「山本太郎さんの訴えは国鉄闘争全国運動、動労千葉の闘いと根本において同じ」であり、職場で外注化阻止を闘う動労千葉への支持の拡大と10万筆達成の展望が大きく開かれていることを訴えた。
当面する取り組みは、「1.9・25反動判決許すな!国鉄1047名解雇撤回の大運動を!物販と10万筆署名を武器に地域の闘いを組織しよう! 2.外注化-非正規職撤廃!反原発・反失業の怒りと結びつき、労働運動を復権させよう。動労千葉の反合運転保安闘争を職場・地域から始めよう。 3.改憲と戦争に突き進む反動安倍政権を打倒しよう!11月労働者集会1万人結集の先頭に立とう! 4.すべての職場・地域に支援する会をつくろう!職場の労働者を会員に組織しよう!」と提起された。
動労千葉から田中委員長が提起し、「この時代に立ち向かう勝負に全力を尽くす。その核心は自らの職場での組織拡大闘争に全てかけること」「8月22日に1047名問題の弁論再開を申し立てる。9月15日には1047名解雇撤回・外注化阻止を掲げ東京で大集会とデモをやりたい。そうして9・25判決を迎え、どんな判決だろうと11月集会を成功させよう」と訴えた。
組織拡大で外注化粉砕を
討論では、各地区からこの間の10万筆署名、物販まわりの闘いが生き生きと報告された。「何年も回り続けて、初めて物販を注文してくれた」「これまで話す時間を取ってもらえなかったが、中に入れてもらって話せた」「回ることが大事」「10万筆署名を提起する中で、物販の注文がもらえた」。 医療労働者から、「動労千葉が外注化に反対している闘いに注目しています。私たちの職場でも同じ事が行われようとしているからです」といった反応があったことも報告された。10万筆署名と物販運動を真剣になってとりくんで行く中で職場との結合が広がっていくという実感にこもった報告だ。
長田書記長から外注化阻止にむけて、佐藤貨物協議会議長からJR貨物との闘いへの決意を述べた。
方針案、新年度運営委員が全体で採択された。外注化阻止、組織拡大闘争に共に起ち上がり、9・25反動判決阻止にむけて10万筆署名を絶対に集めきろうという決意あふれる総会となった。
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