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大恐慌時代に通用する労働運動を
▼ 本当にこれでいいのか 和解案が出て以降、労働者の未来や権利にとって、本当にこれでいいのか。自分自身もずいぶん考えて、多くのみなさんとも相談をして、こういう呼びかけの先頭に立とうと決意をしました。 ▼歴史を画する攻撃 この和解に応じざるを得なかった闘争団を責める気はありません。だけどこういう状況をつくり出した国労本部とか幹部たちに本当にこれでよかったのかと言いたい。国労は、JRと「包括和解」し、尼崎事故について口をつぐんで何も言わない。 ▼国鉄闘争の火を消すな 1047名の解雇撤回闘争が24年間、国鉄分割・民営化という戦後最大の労働運動解体攻撃の決着を許さずに全国の数十万人の労働者の支援を受けてここまで継続したことの持つ意味は、戦後の労働運動の歴史の中でも画期的なものです。しかも今、目の前で財政危機などを理由にして公務員労働者――自治労、日教組への全面攻撃が始まろうとしている。1千万人を越す労働者が非正規職に突き落とされた。そのすべてが国鉄分割・民営化から始まった。 ▼全国運動は新しい挑戦 私たちが始めようとしている全国運動は、新自由主義攻撃に対決し、この時代に通用する新しい労働運動をもう一回作り上げる挑戦です。私たち自身の解雇撤回闘争はそういう闘いと一つのものです。ゼロから始まる闘いです。だけど、動労千葉が国鉄・分割民営化を前にして団結を守り抜いたように、闘う中で、前に進む中で、これからも団結を守っていく道を探ろうと決意しています。 ▼怒りの声を結集したい 資本主義体制はガタガタです。ギリシャやスペイン、ポルトガル……全世界で怒りの声が巻き起こっています。日本の労働運動がどうしてまだこんなにおとなしいのか、怒りの声が社会に積もりに積もっている。こういう声を国鉄闘争を中心にして結集したい。微力ですがその先頭に動労千葉は立ちたいと思います。 |
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大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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