一人の首切りも許さないという原則を貫く団結こそ、労働者の誇りだ!
1047名解雇撤回!
2010年夏季物販を全組合員の総力で勝利させよう!
動労千葉争議団
09年冬の物販闘争では、組合員、家族の皆さんと、全国の闘う仲間のご協力により、やり遂げる事が出来、近年にない大きな前進を勝ち取りました。
特に、全国の仲間が直面する解雇、雇い止め、非正規化攻撃と闘いながら、動労千葉の闘いを我がものとして共に物販オルグに取り組んで支援していただいた結果であります。
動労千葉物販は、国鉄分割・民営化攻撃に対して85年・86年に絶対反対の二波のストライキを貫徹した報復処分として出された解雇28名を含む392名の大量処分攻撃に対し処分者を守り、すべての闘う労働者と団結し反撃に出るべく「きょうだい組合」で解雇撤回を闘っていた全金本山組合の闘争を学び、解雇者を先頭に全国を廻り協力を頂いて闘い始めたのが原点でした。。
国鉄分割・民営化は「闘っても勝てない、自分たちだけは助けてくれ。」という動労本部の裏切りによって強行されましたが、我々は組合員・家族の団結で原則を貫き闘い続け、97年に28名全員解雇撤回を勝ち取り、団結して闘えば必ず勝利できる、という路線の正しさを実証しました。そして物販闘争は、清算事業団1047名解雇撤回闘争に受け継がれ闘われています。
1047名闘争は資本と闘う労働者として偽装倒産=国鉄分割民営化により清算事業団に送り込まれ、3年後に整理解雇された不当労働行為を許さず解雇撤回を求めた労働闘争です。
4社4団体の「和解」は国家の不当労働行為を労働者が正当化し、「労働者の首を切っても金をくれてやればそれでいい」これを労働者が認めることです。つまり闘う労働者として解雇されその解雇撤回を23年間も闘い続けながら、解雇撤回もなくただ人道的救済を求める事を、労働者が認めることになるのです。
今、多くの労働者が新自由主義政策の下で、雇用・賃金・権利・団結を崩壊され、ワーキングプアや非正規労働に突き落とされています。その根っこが、国鉄分割民営化でした。だからこそ、これを認めてはいけない。
昨年12月、動労千葉鉄建公団訴訟公判で元国鉄職員局伊藤証人に対する証人調べで動労千葉12名は採用候補者名簿に、決定の数日前まで搭載されていた事実が証言されました。それが、当時の葛西職員局次長の指示で急遽外されたのです。鉄道労連(現JR総連)が「国鉄改革の妨害者は採用するな」という特別決議をあげて当局に迫って動労千葉を名簿から外させたのです。採用差別は、まさに当局とJR総連が結託した不当労働行為であったことが明らかにされたのです。まさに闘いはこれからです。
10夏季物販オルグは、新たな全国運動が始まる状況の中での取り組みになります。、1047名解雇撤回闘争は終わってない事、検修業務全面外注化、ベアゼロ、定期昇給延伸等、JRでの組合員の皆さんの現場での闘いを全国の労働者に訴え共に団結して闘うと訴える事が重要です。
非常に厳しい賃下げ攻撃が強行されていますが10夏季物販闘争の目標貫徹(一人2万円)に向けて、全組合員の皆さんの総力を上げたご支援、ご協力を宜しくお願いします。
団結潮干狩りに集まろう
日時 5月16日(日)10時より
場所 木更津・江川海岸 |