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5・ 27臨大闘争弾圧を許さない会の全国集会が212人の結集で開催された |
12月9日、東京・かつしかシンフォニーヒルズにおいて、国労5・ 27臨大闘争弾圧を許さない会の全国集会が212人の結集で開催された。
毎回、公判報告に傍聴記を寄せている発起人の下山房雄さんは挨拶の中で、フランスの年金ストの話を通して、生活・労働のルールは組合が闘うなかで作られていくものと語った。
弁護団からは一瀬、大口、浅野各弁護士が、現在行われている被告人質問の中で展開されている「闘いなくして安全なし」論が、現在のJRのひどさをリアルに暴き出していることを報告し、また、改悪刑事訴訟法に基づく公判運営との闘いでもあることを訴えた。
続いて被告団から冨田益行団長が、最近の国鉄をめぐる情勢から国労再生、1047名闘争勝利、無実・無罪獲得の勝利に向けた全面的な提起を行い、08年全国キャラバンに打って出る堂々たる決意を表明した。
動労千葉からは滝口特別執行委員が連帯のあいさつ。「事件から5年を迎えるなか、許さない会運動を初心にかえって強化・拡大していこう。JR・革マル結託体制が崩壊し、分割・
民営化との決着をつけるときがきている。08年、改憲決戦を労働組合が中心になって切り開いていこう。3労組陣形が求心力を持ち始めていることが11・4労働者集会でも示された。また、来春、「日の丸・君が代」反対闘争を軸に日教組を下から変える闘いを」を訴えた。
国鉄現場4者からの生き生きとした闘争報告が行われ、なかでも、鉄建公団訴訟原告の家族からの20年にわたる闘いの日々の想いは多くの共感を誘った。
各地の許さない会、被告・家族などの決意表明のあと、まとめに立った佐藤昭夫事務局長は、「弾圧は、真実を知らせないものだ。真実を知らせていく運動を」と結んだ。