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盛大に1047名団結祭り(10/16)
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動労千葉原告団からは、中村俊六郎さんがあいさつにたち「11・6集会に結集を」と訴えた |
10月16日、亀戸中央公園で、1047名の解雇撤回に向けて第19回団結祭りが開催された。終日雨模様の残念な天気にもかかわらず、闘争団・争議団をはじめ、大勢の支援労組の仲間たちが集まり盛大に開催された。
団結祭りは支援共闘会議・二瓶議長のあいさつで開会。海外からも、イギリス鉄道海運労組(RMT)執行委員のピーター・ピンクニーさんが参加し、連帯のあいさつを行なった。
ステージは、歌や踊りをはさみながらにぎやかに進行。それぞれの団体の数十張りのテントでも無数の交流が行なわれた。動労千葉のテントではもつ煮や地ビール、出版物を販売。多くの人が訪れて終日歓談の輪ができた。
リレーアピールでは、動労千葉から安全運転闘争の勝利の報告が行なわれ、盛大な拍手が送られた。
最後は、参加者が勢揃いするなかで、闘争団・争議団からの決意表明。国労鉄建公団訴訟原告団の酒井団長をはじめ、国労第二次訴訟団代表、全動労原告団代表、動労千葉原告団がそれぞれ意気高く決意を表明した。動労千葉原告団からは、中村俊六郎さんがあいさつにたち「われわれは9・15判決を絶対に認めることはできない。与党三分の二議席という状況のなかでこれからの2年間はまさに勝負のときになる。さらに闘いを強化しよう。11・6集会に結集を」と訴えた。
モツ煮、港合同の地ビールなどを扱った動労千葉のテント
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1047名の解雇撤回闘争は今重大な局面を迎えている。
9・15判決がだされ、郵政民営化法案が成立した。郵政の職場では、民営化までの2年間、まさに国鉄分割・民営化のときと同じ激しい差別・選別−首切りとと組合潰しの攻撃が吹き荒れることは間違いない。それと平行して数百万人の公務員労働者を対象とした大民営化攻撃が始まろうとしている。
そればかりではない。小泉は政治的焦点を07年にすえて、一挙に反動攻撃を激化させようとしている。憲法改悪、労働法制のさらなる改悪、社会保障制度−税制の抜本改悪等、社会のあり方をひっくり返すような反動が07年を目標として強行されようとしている。
総選挙で情勢は一変した。こうした状況のなかで、1047名闘争も、ハラを据えた構え直しが求められている。
9・15反動判決を見すえ、これを契機として噴きだそうとしている闘争潰しを狙う様々な反動の画策を見すえ、1047名の団結を強化し、波乱万丈の時代にたち向う確固とした闘いの方針を今こそ確立しなければならない。
闘いは様々な困難をのりこえて大きな勝利の地平を築いている。全ての労働者の怒りの声の先頭にたちきろう!
10月14日にも、社会文化会館に1000名が結集して1047名集会が開催された。加藤主任弁護士が怒りを込めて反動判決を弾劾し、基調報告を行なった芹沢教授は、国労臨大闘争弾圧粉砕の闘いと結合した闘うことの重要性を訴えた。三原告団の決意では、動労千葉からは高石さんが発言した。