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労働者の団結を願う総ての者の大結集へ

『許さない会』の大運動が力強く始動!

東京地裁を怒りの人民の輪で『包囲』  −−三人の仲間が堂々意見陳述−−

 2月3日、国労臨大闘争で、不当にも逮捕―起訴された仲間(国労組合員7名・支援1名)の第1回公判が東京地裁で開かれた。
 この日は平日にもかかわらず、不当に逮捕され、今なお東京拘置所に囚われている仲間の家族と、動労千葉をはじめとする多くの仲間が結集し、終日闘いを貫徹した。
 その熱い“声援”の中、三人の仲間が堂々と意見陳述を行い、夜の報告集会では『今日をもって歴史的たたかいに突入する!』と激が発せられた。

国労臨大闘争弾圧は、全ての労働者への重大な攻撃だ!
 −−国鉄闘争解体攻撃を絶対に許すな!−−

 この間「日刊」でも明らかにしてきたとおり、5・27国労臨大への説得行動に対するデッチ上げ弾圧粉砕の闘いは、一〇四七名闘争の勝利、国鉄闘争の前進にとって決定的なたたかいー課題である。
 この弾圧の本質は、『四党合意』を粉砕した闘いの前進に対する敵のあせりにかられた大反動である。そして『10・27国労団結祭』を突破口に、ついに動労千葉争議団・国労闘争団・全動労争議団が固くスクラムを組み、共に闘う道を歩みはじめたことへの敵の恐怖にかられた一大反動である。
 不当にも首を切られた闘争団が『俺達を除名するな』と国労本部に訴えたことが「犯罪」とされるなら、もはや団結権もなにもかも無きものにされたに等しい。まさに有事体制ー戦争国家化と大失業攻撃に向けた暗黒の労働組合弾圧そのものである。絶対にこの弾圧を許してはならない。動労千葉はもとより、心ある全労働者の総決起こそが求められている。

必ず勝利する!
−−約一ヵ月で「許さない会の呼び掛け人が二七二人、二七団体−−

 あまりにも理不尽な不当弾圧である。しかも、裁判官が『逮捕された者が国労組合員だと知らなかった』という一例を見ても、でたらめそのものである。われわれが、この真実を訴え、『全労働者の団結で跳ね返そう』と訴えるならば必ず勝利できる。
 墓穴を掘るのは、国家権力であり、仲間を権力に売り渡した国労本部だ。燎原の炎のように反弾圧ー『許さない会』の大連動を巻きおこそう。
 幕は切って落とされた。昨年12月19日国鉄闘争を闘ってきた学者・文化人・弁護士らの呼び掛けで発足した『国労臨大闘争弾圧を許さない会』は、発足して約一ヵ月で(2月2日現在)呼び掛け人が二七二人・二七団体、賛同人は日を追う度に膨れ上がるという驚異的な勢いをもってスタートした。この大連動の発展をはっきりと予知していたのである。

国鉄闘争・労働運動の命運を掛け、中野常任顧問が檄を発する

 その夜の報告集会では、シニアワークの会場を埋め尽くした
参加者に向かって、中野常任顧問は『今日をもって歴史的な闘いに突入する。この闘いは、国鉄闘争は元より日本労働運動の命運と未来を決する』と述べ、攻撃の本質“悲劇の根っこ”を全面的に明らかにし、最後に『敵も綱渡り、追い詰められているのは国家権力であり国労本部だ。原点に立って、当面三・二九春闘総決起闘争までを第一ラウンドとして、総力で大運動を巻き起こそう』と檄を発し、万感の拍手で確認された。
 8名の仲間とその家族の奮闘に応え、階級的一大反撃を創りだそう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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