6月30日、反対同盟は暫定滑走路開港に反撃の第一波闘争として、暫定滑走路に5メートルに迫る東峰十字路北側開拓道路で緊急現地闘争を闘い抜いた。
4月の暫定滑走路開港は農民を追い出すためだけの攻撃である。市東孝雄さん宅の目の前をジェット機が横切り、飛行機が離発着するときは、集会の声が聞こえないほどの騒音が撒き散らされる。連日、90から100デシベルという電車のガード下並みの騒音と、ジェット噴射による深刻な大気汚染という環境、生活破壊が行われている。
こんな滑走路は不要であり、農民を叩き出し、反対闘争を解体するためのものだ。反対同盟とともに空港廃港まで闘い抜こう。集会は、北原事務局長が挨拶を行い、続いて動労千葉、婦人民主クラブ、共闘団体が決意表明を行った。
集会後、開拓道路から市東さんの畑までの暫定滑走路の南側を周るデモ行進を行い、暫定滑走路と空港公団に怒りのシュプレヒコールを叩きつけた。 |