「水平分業」=分社化・転籍攻撃を許すな!

分社化・転籍への外堀を埋める攻撃

 JR東日本が掲げる「水平分業の深度化」とは、鉄道業務の外注化をこれまでとは全く違う次元に進めようとする重大な攻撃だ。鉄道の業務を「駅運営会社」「車両検修会社」「保線会社」等、何十もの会社にバラバラに分社化し、JR本体は鉄道施設を保有しているだけの持株会社にしていく。そこで起きるのは、JRで働く労働者への「転籍」の強制だ。つまり「水平分業」とは、《外注化→強制出向》から《外注化→転籍》への外注化攻撃の質的な転換を意味するものだ。 “「水平分業」=分社化・転籍攻撃を許すな!”の続きを読む

3月ダイ改阻止の闘いを引き継ぎ、 春闘第2ラウンドの闘いへ

組合員が総決起

 動労千葉は、第2の分割・民営化攻撃粉砕、3月ダイ改阻止、内房線・久留里線の切り捨て反対を掲げ、3月4日から5日にかけて全本線運転士がストライキに起ち上がった。
 3月3日のスト貫徹総決起集会、4日の館山行動、5日のJR東日本本社抗議闘争にのべ200名を超す組合員が決起し、闘いをやりぬいた。
 われわれは2月4日の館山地域集会を地域住民と一体となって成功させ、JR-安倍政権の地方切り捨て攻撃と真正面から闘いぬく陣形を作りあげることをもって、第2の分割・民営化攻撃粉砕の突破口を切り開いた。この力をもって17春闘勝利、分社化・転籍攻撃粉砕、1047名解雇撤回、国鉄労働運動の再生へ全力で突き進もう。 “3月ダイ改阻止の闘いを引き継ぎ、 春闘第2ラウンドの闘いへ”の続きを読む

第二の分割・民営化攻撃―「選択と集中」「水平分業」を打破しよう! 全面外注化阻止!車両技術分科会第28回定期委員会開催

 車両技術分科会第28回定期委員会が、2月19日、DC会館において開催された。
 委員会は、議長に川村委員(幕張)を選出して行われた。冒頭あいさつに起った、半田会長は、「第二の分割・民営化攻撃の軸である全面外注化は、駅業務全般への規模拡大、転籍―子会社化などさらなる推進に踏み出そうとしている。これは安全を危機につき落す。安全の崩壊は人命の危機に直結している。何よりも、現場から偽装請負などの実態を暴き、技術分科会としての役割を果たし、外注化攻撃と断固として闘っていきたい」と、1年間のJR―CTS闘争の成果を確認しつつ述べられた。 “第二の分割・民営化攻撃―「選択と集中」「水平分業」を打破しよう! 全面外注化阻止!車両技術分科会第28回定期委員会開催”の続きを読む

本日3月ダイ改スト突入!内房線・久留里線切り捨て阻止!第2の分割・民営化粉砕!

スト破り拒否し動労千葉で共に闘おう

本日、われわれは3月ダイ改を期して、内房線・久留里線の切り捨て阻止、第2の分割・民営化粉砕に向けたストライキに立ち上がる。 “本日3月ダイ改スト突入!内房線・久留里線切り捨て阻止!第2の分割・民営化粉砕!”の続きを読む

トイレ問題は何一つ終わっていない! 我々は仲間への不当処分を許さず最後まで闘う

東労組組合員に訴える―今こそ動労千葉に結集し闘おう

 終わりを迎える東労組支配

 車掌兼務問題、スト権投票問題、36協定問題など、東労組は乱調としか言いようのない対応を繰り返している。
 背景には、会社が東労組・革マルと結託してきた労務政策を転換したことがある。これに東労組幹部・革マルが、「なんとか切り捨てないでくれ」というためだけに方針が振り下ろされているのだ。
 だからこそ、本質的な対立になる外注化やライフサイクル制度、賃金制度そのものの問題には絶対に触れようとしない。現場の怒りや思いとも無関係に、「東労組を無視さえしなければ全部協力する」と会社に泣きついているのだ。
 しかし、水戸支社で1月以降に平成採の集団的な脱退が起こるなど、東労組の支配は完全に終わろうとしている。 “トイレ問題は何一つ終わっていない! 我々は仲間への不当処分を許さず最後まで闘う”の続きを読む

外注化―強制出向粉砕! 水平分業・転籍攻撃を打ち破ろう! 2017年―車両技術分科からの決意

幕張支部 
山田護支部長 
車両技術分科 
半田幸男会長

木更津支部
外山義章さん

◎外注化から4年が経過しましたが、改めて外注化との闘い、今年の課題は。

山田 水平分業=分社化という話が出てきて、今年から進めると言っています。これとどう闘うかだと思います。「おかしいことはおかしい」と出向に行っている人が声をあげないと。若い人は、水平分業の話が出ているが、外注化をやられた時より関心がないように見える。本当に自分は大丈夫と思っているのかな。
半田 知り合いで東武の車掌がいるが、もう分社化になっている。賃金はそのままみたいですが、その状態がいつまで続くかと思うんですよね。
山田 自分は残れると思ってるね。正社員の自分はCTSの若い人とは違うと思っているんだよね。
 外注化がどんどん進んでも、戻ってこれるみたいにしか考えていない。そうじゃなということをどうやってわかってもらうかにかかっていると思う。水平分業の正体を分からせるしかないと思う。 “外注化―強制出向粉砕! 水平分業・転籍攻撃を打ち破ろう! 2017年―車両技術分科からの決意”の続きを読む

ダイ改基本要求で団交始まる 3月ダイ改・内房線切り捨て阻止! 労働条件確立へストで闘おう!

 2月10日、3月ダイ改に関する基本要求に基づく千葉支社との団体交渉を行った。

○「系統分離」隠した千葉支社

 まず、ダイ改提案において千葉支社が、「系統分離」と言う言葉を使わなかったことについて追及した。
 組合から、「本社が使っているのに、なぜ『系統分離』という言葉を使わなかったのか。今回の内房線の君津折り返しや列車削減は、『系統分離』の考えに基づいたものではないのか」と追及したところ、千葉支社は、「内容としては系統分離の内容」と認めた。その上で、「列車が折り返し、乗り換えになるという意味。内房線を分離して切り捨てるということではない」と回答した。
 結局、「系統分離」という言葉を使うことで現場から内房線切り捨てに対する怒りがわき上がることを恐れ、あえて「系統分離」と言わずに事の本質を隠そうとしたのだ。 “ダイ改基本要求で団交始まる 3月ダイ改・内房線切り捨て阻止! 労働条件確立へストで闘おう!”の続きを読む

17年の闘いへの青年部の訴え —- 動労千葉に入り、怒りと誇りをもって共に闘おう!

 3月ダイ改反対、外注化粉砕、CTS大幅賃上げ―就業規則改悪撤回、組織拡大に向けた17年の闘いの決意を、青年部に語っていただきました。

〈参加者〉

北嶋青年部長(千葉運転区支部)
渡辺青年部書記長(幕張支部)
HK 常任運営委員 (京葉支部)

“17年の闘いへの青年部の訴え —- 動労千葉に入り、怒りと誇りをもって共に闘おう!”の続きを読む

3月ダイ改の労働条件に関する申し入れ(抜粋) 動労千葉申第13号 2017年1月23日

 3月ダイ改の労働条件に関して、下記のとおり申し入れるので、団体交渉により誠意をもって回答すること。 “3月ダイ改の労働条件に関する申し入れ(抜粋) 動労千葉申第13号 2017年1月23日”の続きを読む

乗務員分科 17年の課題と闘いの決意 乗務員への締め付けやめろ!ローカル線切り捨て反対!組織拡大をかちとろう!

●昨年1年間、運転士に対する背面監視などの締め付けが激しく行われ、運転士にとって耐えられない状況だっと思います。

相馬 何年も前から背面からの撮影があった。今はインターネットなどで出されてしまう。しかも会社はそれを利用してハンドルから手を放したとか居眠りした、あぐらをかいたといって締め付けてきた。乗務員も気を付けなければいけないけど、会社のやってることは許せないね。 “乗務員分科 17年の課題と闘いの決意 乗務員への締め付けやめろ!ローカル線切り捨て反対!組織拡大をかちとろう!”の続きを読む

JR証言 「一人で清掃・検修・運転やらせ人員を減らせば利益が上がる」第18回強制出向無効確認訴訟-証人尋問第3回

1月13日、第18回動労総連合・出向命令無効確認訴訟の第3回証人尋問が行われた。今回を含めて3度の証人尋問における裁判闘争では、すべて大法廷を埋め尽くして闘い抜いた。組合側は田中委員長、JR側は本社運輸車両部の池田裕彦証人が証言に立った。 “JR証言 「一人で清掃・検修・運転やらせ人員を減らせば利益が上がる」第18回強制出向無効確認訴訟-証人尋問第3回”の続きを読む

第17回強制出向無効確認訴訟-証人尋問第2回/水戸・高崎の仲間が堂々たる証言 1/13第3回証人尋問に大結集を!

12月16日、第17回動労総連合・出向命令無効確認訴訟が行われ、第2回証人尋問が行われた。傍聴希望者が170人を超え、大法廷を埋め尽くして裁判闘争を闘った。

現場から安全破壊・偽装請負暴く

初めに証言にたった動労水戸・石井委員長は、動労水戸結成から一貫して不当労働行為が行われてきたことを明らかにした。
またMTSの水戸、大子、土浦事業所ではプロパー社員がまったく育成できていないという、MTSの養成の実態を暴いた。 “第17回強制出向無効確認訴訟-証人尋問第2回/水戸・高崎の仲間が堂々たる証言 1/13第3回証人尋問に大結集を!”の続きを読む

新春インタビュー② 田中康宏委員長 第2の分割・民営化 攻撃を打ち砕こう

闘いの展望

●この攻撃にいかに闘うのかについてお願いします。

田中 「団結さえ崩さなければ必ず展望は生まれる」。これは、長い闘いの中で何度も確認してきた動労千葉の原点です。まず何よりもこの原点に立ち返りたい。それと、開始されようとしている攻撃の意味・本質を全力を尽くして現場の労働者に知らせることです。力は職場にある。さらに、攻撃の弱点はどこにあるのかを見すえて闘いを組織する必要があります。 “新春インタビュー② 田中康宏委員長 第2の分割・民営化 攻撃を打ち砕こう”の続きを読む

JR千葉支社―3月ダイ改の労働条件を提案 内房線ー君津系統分離による列車削減=地域切り捨てを絶対許すな!

12月22日、JR千葉支社は、来年3月ダイ改の労働条件について提案を行ってきた。
3月ダイ改の概要は以下のとおり。

内房線ー昼間帯は、千葉までの直通運転がなくなる “JR千葉支社―3月ダイ改の労働条件を提案 内房線ー君津系統分離による列車削減=地域切り捨てを絶対許すな!”の続きを読む

地震計一時停止を見落とし 13本が最大60kmの速度超過!

10月20日、地震に際して列車13本が最大60㎞も速度を超過するという重大事態が発生した。安全の根幹に関わる重大事態だ。これについて動労千葉は申し入れを行い、12月14日に団体交渉を行った。

一歩間違えば大惨事の重大事態

事態の経過は次のとおりだ。
11時50分、地震計が規制値に達したことを受けて成田線の小見川~佐原駅間、下総神崎~下総豊里駅間、鹿島線の佐原~鹿島サッカースタジアム駅間で速度規制(貨物は25㎞以下、旅客は35㎞以下)を実施した。
この際、滑河駅の地震計が一時使用停止になっていることを輸送指令が失念していた。
施設指令から、滑河駅地震計エリアの速度規制が必要であると指摘され、輸送指令が成田~下総神崎駅間の速度規制を通告した。しかし、列車3本(うち貨物1本)がすでに所定の速度(線区最高速度85㎞)で通過していた。
19時15分頃、施設社員から成田~安食駅間も速度規制区間であると指摘があり輸送指令が確認したところ、列車10本が所定の速度(線区最高速度95㎞)で通過していたことがわかった。
団体交渉で会社は、地震の際の速度規制の必要性について、「レールの歪み」などを挙げた。レールが歪んだ状態で60㎞もの速度超過で走れば大惨事になってもおかしくない。


会社の無責任極まる対応許すな

この問題は、輸送指令員の個人的ミスの問題ではない。一つのミスがこれほど重大な事態を引き起こすこと自体、会社としての安全体制が根本のところで崩壊しているということだ。
この事態について問いただしたところ、「重大な事態と認識している」と回答するだけで、組合からの追及にまともに回答しようとしなかった。再発防止対策についても、「ダイヤに規制区間を書き込む」など小手先の回答に終始した。
これだけの事態を起こしながら、まともに回答しないという会社の態度自体が許しがたい!
運転士なら1㎞でも速度超過すれば即座に乗務停止だ。これほどの速度超過となれば、免許停止や免許取消だ。
今回の事態でいえば、乗客を乗せて60㎞もの速度超過で列車を走らせたのだ。最大の責任者である社長が責任を取るべき重大な問題だ。
しかし、乗務員をはじめ労働者個人には徹底して責任を押し付けておきながら、自らは何一つ責任を取ろうとしていない。そればかりか、まともに回答することすら拒否したのだ。
このような会社の対応を許すことは絶対にできない。鉄道で働く者にとって、安全問題は何より重大だ。反合・運転保安闘争を強化し、鉄道の安全崩壊につながるあらゆる問題を曖昧にせず闘い抜こう。

17年団結旗開きに集まろう!
団結旗開きは、文字通りの第2の分割・民営化攻撃に反撃し、1047名解雇撤回、外注化粉砕、CTS就業規則改悪粉砕、大幅賃上げ獲得、3月ダイ改合理化粉砕に向けた闘いの始まりだ。大結集で成功させよう。
日時  1月7日(土)13時~
場所  千葉市・DC会館

同じ列番の列車が走行 システムダウンし運行停止–運転保安上絶対にあってはならないこと

会社方針で同じ列番に

11月10日、同じ列番の列車が同時に走行し、システムがダウンして一時的に運行停止になるという信じがたい事態が発生した。事態の経過は次のとおりだ。
習志野運輸区3行路の中野発津田沼行958B が約17分遅延していた。そこで、津田沼で入区予定だった列車の列番を958Bに変更し、千葉まで運転を延長した。その後、所定の958Bを津田沼で入区させようとした際に、システムがダウンして後続列車に抑止をかけなくてはならなくなった。
システム上は2本の「958B」が存在していた。その状態でだされた臨時入区指示が、どちらの「958B」に対するものかシステムには区別できなかったためだ。
同じ列番の列車を同時に走らせるなど、運転保安上絶対にあってはならないことだ。しかし千葉支社は、「指令が把握していれば問題ない」とし、遅延時などに会社の方針で同様の運用を日常的に行っている事を明らかにした。
実際12月6日にも、1372Bが三鷹で遅れていたため、中野折り返しの列車を1372Bに変更するという運用が行われている。所定の1372Bは、中野で1366Bに変更された。

合理化のために安全破壊

遅延列車の代わりに、入区予定の列車を走らせるということは、以前から行われてきた。しかしその場合、臨時の列番にふりかえなどしており、同じ列番の列車が走るなどあり得なかった。
これについて千葉支社は、「システムには列番ごとの運用が登録されており、その列番を使えば異線現示や異線進入を防げる」と説明した。
指令の側はシステムにのせるための番号合わせをやるだけですむ。この合理化のために、「同じ列番の列車を走らせる」という運転保安の根幹を破壊することまでやったということだ。

反合・運転保安闘争の強化を

しかも、これほど重大なことが、現場労働者はもちろん管理者にさえ一切知らされていなかった。
すでに指令が同じ列番の列車を走らせていることを見落としたことで、システムがダウンする事態にまでなっている。運転士への通告は、「阿佐ヶ谷―大久保駅間の1372B」といった形で特定することになるというが、輸送混乱時に、同じ列番の別の列車に通告してしまうことも考えられる。指令の一つのミスが、大事故を引き起こしかねない状態なのだ。
今回の事態は、安全崩壊の「小さな芽」だ。合理化のためにこんなことを続ければ、必ず大事故に繋がる。絶対に曖昧にできない事態だ。
鉄道の安全を破壊する合理化を許すな!
外注化粉砕! ダイ改合理化、地方ローカル線切り捨て反対!
反合・運転保安闘争を強化し、闘い抜こう。

銚子支部のプライドをもって闘う/ 佐倉支部 職場抵抗闘争で組織拡大を

銚子支部のプライドをもって闘う
銚子支部第38回定期大会

 12月7日、銚子運輸区講習室で、銚子支部第38回定期大会及び第36回乗務員分科総会が開催された。
大会は、鈴木貴雅君を議長に選出。冒頭あいさつにたった関根支部長は、「佐倉駅でのトイレ問題で、当初は事情だけ聞いたらすぐ乗務に戻すと確認したにも関わらず、1ヵ月以上日勤に降ろした末に、当該乗務員に対して減給処分と、CTSへの強制出向を強行したことは決して許せない。
本人とも家族とも繰り返し話したが、本人は退職の道を選ぶことになった。そこまで運転士を追い詰めた全責任は当局にある。 本人の名誉を回復するまで闘い続ける」と訴えた。
岡山会長も「これは大変な事件だ。当該一人の問題ではない。これからどう闘っていくのか方針を確立してほしい」と訴えだ。
その後、運動方針案の提起を受けて熱心な討議が交わされ満場一致採択し、新執行部が選出された。
伊藤新支部書記長、田中新乗務員会長がそれぞれ「退職で人数も少なくなるが、みんな支部長だという気持ちになって頑張ろう」「銚子支部のプライドをもって闘い続けたい」と新任の決意を延べ、大会は大成功のうちに終了した。
討論はトイレ問題への怒りや、今後の取り組みに集中した。その他にも、ダイ改に向けた行路改善要求、外注化された検査派出の業務実態と今後の展望、NFB不具合のために前照灯が滅灯したまま車交もせずに特急列車を走らせ、結局途中運休となった件等、多くの意見が出された。

職場抵抗闘争で組織拡大を
第6回動労千葉佐倉支部大会

 佐倉支部第6回定期大会・第6回乗務員分科総会が、12月5日に開催された。議長に、椎名君が選出され冒頭、高橋支部長は、この一年間の動員や闘いを総括し、「他の労組が闘わない中で職場抵抗闘争を闘い、組織拡大を実現しよう」と述べた。勝又会長からは、「10月20日に起こった地震の時に指令員のミスで13本の列車が60キロ以上の速度超過が発生した。団交を申し込んでも未だに開催されない。曖昧にしないで徹底的に事実を解明する体制をつくる。更なるローカル線切り捨てを許さず、運転士の労働条件改善を求めて闘おう」と訴えた。
来賓から労金成田支店長、本部から田中委員長が挨拶。「トイレ問題に対しても生理現象なのに駅の掃除に強制配転された怒りを我々は絶対忘れないし闘いを継続する。来年は組織拡大を実現したい。佐倉支部全体の課題として取り組んで欲しい」と激を発した。執行部から経過報告・運動方針案などの提起が行われ活発な討議をおこなわれ採択された。最後に大野新支部長の団結ガンバローで大会・総会は閉会した。

主な質疑討論

◎10月20日の地震の件の団交は何故開催されないのか。◎乗務員が体調不良になっても下りる場所がない。
◎幕張に入区する時に室内灯を消してしまう車掌がいる。室内灯の滅灯を扱う場合、基本は消した本人が点けられる場合のみ扱う筈じゃないのか。◎千葉駅統合詰所が上下の音がうるさい、防音壁ができないか。
◎今後のエルダーの状況はどうなるのか。◎宿泊所の浴衣が劣化して紐がないのが多数ある。新しい浴衣を要求しよう。◎佐倉駅での生理現象の時に、もっと早く本部は対応出来なかったのか。

運転保安確立! 外注化を粉砕!定年延長の実現を 乗務員分科会第39回定期委員会

12月1日、DC会館において第39回乗務員分科会定期委員会が開催されました。
議長に佐倉支部・椎名君を選出し、乗務員への責任の転嫁に対する怒りと、検修・構内外注化の弊害による安全の崩壊等の怒りの中で、約50名の組合員が結集しての委員会となりました。
鈴木乗務員会長より、「今、外注化の弊害による重大事故や架線柱倒壊をはじめとした不祥事により端を発したJRに対する不信感が、乗務員の監視へと繋がり、そのすべてを当該乗務員へと責任が転嫁されている現状は決して許すことはできない。外注化を粉砕し、運転保安確立と『外注化ではなく定年延長』を実現するため、全力で闘いぬこう」と挨拶が行われた。
来賓として本部の田中委員長から「JRをめぐる現状と今後の闘いの方針について」の挨拶を受け議事に入り、常任委員会からの総括と方針提起を受け、質疑応答が行われた。


【質疑で出された主な意見】

処分は許せない。
闘争の強化を

・佐倉駅におけるトイレ問題の処分は許せない。佐倉のトイレ設置は常に要求し続けてきた。統合詰所のトイレ不足も含めて、安全運行確保の立場からも闘争の強化を図るべき。(銚子)

運転規制の通告漏れ
許される問題ではない

・トイレ問題は乗務員として深刻。DLの深夜においてはどうなるのか。
また、施設社員の徒歩巡回や線路内外でのトイレ使用時はどうなのか。
・地震発生時に運転規制の通告漏れが発生した。安全上、許される問題ではない。
会社の対応を含めて、取組みを強化すべき。(佐倉)

乗務員用のトイレは必要

・トイレ問題に対する処分は乗務員として許せない。EL・DLはどうなるのか。
駅のトイレは必要であり、待ち時間においても乗務員用のトイレは必要である。
・乗務行路の改善を図って行きたい。
・ライフサイクルの深度化は、駅において日勤が多く、指定通路の整備や管理駅対策を行っている状況にある。ライフサイクルはおかしい。(水戸)

触車する事象が発生

・蘇我5番線・出区点検中に触車する事象が発生した。軽傷で済んだが、重要な問題と捉え対応している。(千葉機)

ワンマンの乗務員
負担の軽減を

・ワンマン運転の廃止は前提だが、乗務員負担の軽減からスイカ導入できないか。
・南線でイノシシと衝撃、確認の下車は、動物生存時に危険性がある。 (木更津)

踏切で死亡事故
会社の対応は不十分

・4種踏切において死亡事故が発生。雑草が身長程度まで伸びている状況にあった。会社は、気笛吹鳴標識を設置したが対応は不十分。4種踏切の1種への格上げを図る取組を更に強化すべき。(鴨川)
乗務員目線で追及を

等々、報告も含めて活発な意見が出され、問題点については団体交渉により解決を図ることを全体で確認した。乗務員目線により矛盾点を追及することを通して、会社の責任による安全確保を追求し労働者への責任転嫁を許さないこと、外注化を粉砕して検修・構内部門を要員・業務一体でJR本体へ戻すこと、この闘いをとおして「外注化ではなく定年延長」を実現し、組織拡大に立ち上がることを決議して、成功裡に終了した。

12/16 第17回強制出向無効確認訴訟 証人尋問第2回 外注化粉砕!大法廷うめ尽くす大結集を!

12月16日、第17回の出向命令無効確認訴訟が行われる。今回の裁判では、動労水戸、動労連帯高崎の仲間、JR水戸支社の証人尋問が行われる。

不当労働行為の連続だった

動労水戸からは石井委員長と勝田の脱線事故の当該組合員が証言にたつ。
JRは一貫して動労水戸の仲間を鉄道業務から排除してきた。石井委員長は、国鉄分割・民営化攻撃の最中、86年に人材活用センターに配転された。
その後、駅ホームの売店に配転され、鉄道業務に復帰したのは09年10月のことだ。他の動労水戸組合員も、半数以上が売店などに配転されてきた。
そして12年10月、今度は外注化によってMTSへ強制出向させ、JRとMTSとに分断してきたのだ。JRで鉄道業務についたのはわずか3年半。あまりに許しがたい不当労働行為だ。

外注化で脱線事故発生

15年2月12日の勝田車両センターでの脱線事故は、JR検修担当者がパンタグラフ降下・バッテリー切を確認せずに手歯止めを入れ、構内運転士が何も知らされないまま推進運転で手歯止めに乗り上げて脱線したというものだ。電車の動力で庫内に車両を移動する場合、庫入口に誘導補助者が必要だった。しかし、外注化で誘導補助者が削減されたことで、基本的にアントで移動するようになっていた。そのため、検修担当者は電車の動力で動かすことはないと思い込み、パンタグラフ降下・バッテリー切を確認しなくなってしまっていた。
しかし、当日はJRの班長がその場で突然、電車の動力で車両を庫内に引き込んでから分割することを決めたにもかかわらず、JRの検修担当者にそのことを伝えなかった。さらに、誘導担当業務と構内運転業務がMTSに外注化され、指揮系統は2つに分断されてしまった。この事故は、100%外注化が引き起こした事故だ。

籠原駅炎上の大事故

高崎車両センター籠原派出では、夜間にJRの構内助役もTTSの作業責任者も仮眠している時間帯、運転線路の変更をJR社員がTTSの作業員に直接指示するということが行われた。明らかな偽装請負そのものだ。
また16年3月に籠原駅で、き電線をつるす碍子を止めるボルトが破損して漏電し、同時に何カ所も発火する大事故が起きた。碍子の寿命は20~25年と言いながら、製造から48年もたっているものが使われていた。
検査周期の延伸やメンテナンス部門の合理化・外注化によって安全が蔑ろにされ、技術継承も断たれ、責任も曖昧にされた。その中で、ラッシュの時間帯なら大惨事になっておかしくない事故が引き起こされたのだ。

会社を追い詰め外注化粉砕を

会社は、完全別会社・転籍攻撃に本格的に踏み出そうとしている。しかし、我々が外注化阻止闘争を闘い抜いていることで、JR東日本はいまだに出向の是非で争っている段階だ。
前回裁判で会社は、傍聴に大量動員してきた。それだけわれわれの闘いが、会社を追い込んでいるのだ。
さらなる大結集でJR・裁判所を追い詰めよう。組織拡大! 外注化粉砕まで全力で闘い抜こう。

 

○第二回証人尋問(水戸・高崎関係)
12月16日(金)9時50分~17時
東京地裁 第103号法廷

○第三回証人尋問(本社関係)
1月13日(金)9時50分~16時
東京地裁 第103号法廷