トイレ問題は何一つ終わっていない! 我々は仲間への不当処分を許さず最後まで闘う

東労組組合員に訴える―今こそ動労千葉に結集し闘おう

 終わりを迎える東労組支配

 車掌兼務問題、スト権投票問題、36協定問題など、東労組は乱調としか言いようのない対応を繰り返している。
 背景には、会社が東労組・革マルと結託してきた労務政策を転換したことがある。これに東労組幹部・革マルが、「なんとか切り捨てないでくれ」というためだけに方針が振り下ろされているのだ。
 だからこそ、本質的な対立になる外注化やライフサイクル制度、賃金制度そのものの問題には絶対に触れようとしない。現場の怒りや思いとも無関係に、「東労組を無視さえしなければ全部協力する」と会社に泣きついているのだ。
 しかし、水戸支社で1月以降に平成採の集団的な脱退が起こるなど、東労組の支配は完全に終わろうとしている。

 生理現象で処分するな!

 東労組執行部の革マルは自らの保身だけを考えているが、職場ではダイ改のたびに限界をこえたロングラン・労働強化が行われている。乗客が運転士や車掌を撮影してSNS等に流すことを利用し、乗務停止や配転、強制出向、処分・解雇を乱発して職場を押さえつけている。
 昨年、佐倉駅で運転席から用を足してしまったことを理由に、会社は「信用を失墜させた」などと言って、当該運転士の運転士生命まで断った。
 これが、運転士生命まで奪わなくてはならないことなのか!? われわれは同じ組合の仲間がこんな形で職場を追われたことを絶対に許さない。
 そもそも、これは乗務員個人を責めて済むような問題ではない。時間厳守が求められ、運転席から離れることもできない乗務員にとって、トイレの問題は本当に切実な問題だ。
 会社は、「指令に連絡すれば駅のトイレに行っていい」「列車が遅延しても構わない」という。しかし、自分のトイレのために列車を遅らせることが、精神的にどれほど大きな負担かは、鉄道で働く者なら誰でも分かっているはずだ。
 千葉支社でも、どうしようもなくなり運転席で洩らしてしまい、座席を交換せざるを得ないという事も実際に起こっている。それほど深刻な問題なのだ。
 そもそも、会社が長大行路を次々に設定してきたことこそが根本的な原因だ。乗務員用トイレの設置は絶対に必要だ。この問題は何一つ終わっていない。こんな事を二度と繰り返させてはならない。われわれは最後まで闘いぬく。

 今こそこの現実と対決する時

 さらに深刻なのは、人格や人権まで否定する形で運転士を締め付けていく現実は、尼崎事故を引き起こした問題とまったく同じということだ。こんなことをしていたら必ず第2の尼崎事故が起きる。
 そうして会社が職場を黙らせた後に狙っているのが、分社化・転籍の強制だ。今これと真正面から対決するならば、この攻撃を止めることができる。今こそ動労千葉に結集しともに闘おう。

外注化―強制出向粉砕! 水平分業・転籍攻撃を打ち破ろう! 2017年―車両技術分科からの決意

幕張支部 
山田護支部長 
車両技術分科 
半田幸男会長

木更津支部
外山義章さん

◎外注化から4年が経過しましたが、改めて外注化との闘い、今年の課題は。

山田 水平分業=分社化という話が出てきて、今年から進めると言っています。これとどう闘うかだと思います。「おかしいことはおかしい」と出向に行っている人が声をあげないと。若い人は、水平分業の話が出ているが、外注化をやられた時より関心がないように見える。本当に自分は大丈夫と思っているのかな。
半田 知り合いで東武の車掌がいるが、もう分社化になっている。賃金はそのままみたいですが、その状態がいつまで続くかと思うんですよね。
山田 自分は残れると思ってるね。正社員の自分はCTSの若い人とは違うと思っているんだよね。
 外注化がどんどん進んでも、戻ってこれるみたいにしか考えていない。そうじゃなということをどうやってわかってもらうかにかかっていると思う。水平分業の正体を分からせるしかないと思う。

安全と外注化は共存できない

外山 派出検査にいて思うことは、モチベーションをどう維持できるのかって事だ。分割併合作業で不具合が出た時など、運転士に聞かれても、困ってしまう。偽装請負に加担してしまうと思うから。外注化による度重なる事故では、その責任体制の崩壊現象が明らかになった。山手線での電化柱の倒壊事故では、安全は「神頼み」なのかと、恐ろしくなりました。やはり安全と外注化は共存できない。
山田 「工場行きます」「何とかのアカデミーに行きます」「東南アジア行きます」「なのはなプロジェクトに出ます」―変な会議ばかり出てるけど、ああいうのやっていれば大丈夫だと思っているんだよ。
 これは、動労千葉だけが問題にしていて東労組も何も言わない、国労は歌を忘れたカナリヤみたくなっちゃってるし、どこも言わないでしょう。初めて外注化が行われた時よりも心配してないように見える。自分らは違うんだって、考え違いしちゃってるんじゃないのかね。
半田 同じ若い人だけど、「自分はJRに入ったから大丈夫」だと絶対に思ってる。だから駅のグリーンスタッフがなくなると聞いても、その意味が分からない。駅の全面外注化だということ。その辺を分からせて、組織拡大したい。
 会社は、グローバル化とか言って煽ってる。外国行ったりして、その気になってる。
山田 毎年、工場に3ヶ月行ってる。何の勉強になるのか。行っちゃうと試験受かった気になっちゃってる。
半田 会社があんまり考えさせないようにするため、そんなのばっかり出している。
山田 会社に協力してるような若い奴はどんどん助役発令しちゃう。職場ではCTSとJRの助役は倍くらいになった。若い人が分かってもらはないと外注化も止められな。

◎最近の故障とか仕事の関係ではどうですか。

半田 定例作業、一斉取り替えとか、くだらないのが多い。なんか故障があれば一斉に取り替える。何もなければ知らんぷり。工場で何もやらない。結局、各区所にしわよせがきちゃう。
外山 木更津派出は、DCが主体のためDC車両での「下回り点検」等はあたっていますが、EC異常時対応はあまり来なくなりました。車両の二重化もあり、途中で交換作業などしないということもあると思います。
以前は故障が発生したら指令からの連絡があったけどCTSになって中継しなければならないから、ほんとで来なくなりましたね。
半田 おかしいんだよ。高さ調整弁とかの故障はいっぱいある。入場した時に触らないんじゃないの。
山田 幕張の場合は、イノシシや鹿の衝突でスカートが壊れている車両が毎日はいる。徹底的に修理したら毎日大修になるよ。
半田 エサがないから、イノシシや鹿は里にどんどん下りてきている。ローカルは113系だと吹っ飛ばすことができたが、今の209系では高さ調整弁棒なんてイチコロだよ。田舎を走る電車じゃない。電気連結器も曲がっちゃうし。
山田 今度のダイ改で、快速は君津で折返し、各駅は木更津で折返しになる。イノシシの衝突だって、今までは多くは千葉派出で見てくれたが、今度は鴨川派出になるよ。下に降りないと電気連結器なんて見られない。

「系統分離」の影響は

外山 JRは系統分離とかいっているが、2年前に特急列車「さざなみ」が館山まで行かなくなり、それに変わる快速列車もなくし、朝の2番、3番列車も廃止、昼間帯は、千葉への直通運転も無くなる。久留里線でも始発列車と終列車が無くなる。地域の人の通勤、通学が困難になる。また、故障が起きても千葉へ上がっていかないから、そのまま走らせるようになる。
山田 木更津折返しだから、千葉派出から行くのか、本区でやるとか、きちんと決めとかないといけない。あそこは気動車の基地だしね。木更津は実質1人だから。
外山 木更津は一人派出のためEC作業は、千葉派出に出動を頼んだり、巌根寮や近辺に住む人を呼び出し、時間帯によってはJRの検修で対応している。
半田 今度のダイ改で各駅は木更津で折返しになると、幕張車両センターに上がってこないから。
山田 見に行ってくれと言われても、直せないものは直せないよね。昼間は幕張に帰って来ないってことだから。列車が止まっても「仕方ない」くらいのこと考えてると思うよ。イノシシ対策どうすんの、できるわけがない。
外山 やっぱり千葉派出へ集中するようになっているだよね。

◎その派出ですが、その後の動きとかは。

山田 当分廃止とかはないんじゃない出動は多いよ。昔みたいに直したりするのは無くなったけど、蘇我に迎えに行ってくれとか、自動放送がだめで特急乗って海浜幕張あたりで直っても、結局東京まで行く。勝浦の仕事があったり、佐原の仕事があったり、結局増えているんだよね。なくすってのはできないんじゃないかな。
 千葉派出は二人が行くと、二人は残ってないといけないから。やるとしたら全部外注化するしかないよね。
半田 その方向ですね。
外山 タブレットで写真だけ撮って送ってくれとの要請があるが、写真を撮ったからと言って何も解決しない。本来は派出の強化が必要ですよね。

◎これから本格的な大量退職が来るわけですが、エルダー制度について、また今年の抱負について聞かせてください。

あと5年、組織拡大第一で頑張る

山田 外注化について若い人は見て見ぬふりをしているし、エルダーについてもどうなるか、どこに持っていくか。
 最初に組織拡大したときは本気になって全力で組織拡大に入った。その当時のように、エルダーで次の職場に行って、あと5年は組織拡大第一で頑張っていきたい。このままじゃ大きい事故が起きるかもしれない。会社もダメになるよ。
外山 自分もエルダーの対象年代となり、複雑な気分です。支部では、外周地区でのエルダーの雇用先がないことから「エルダーを希望しない」という選択を余儀なくされた人も何人かいます。雇用先の確保ができなかったら、JRでの定年延長を可能にすべきだ。労働組合の真価が問われる年だと思います。
半田 とにかく組織拡大で頑張っていきたい。
 分割・民営化になってから検修体制が変わって、何かあると車両センターなどでは一斉点検で、すごく負担が増えてる。それは分割・民営化の矛盾でもある。、外注化されて工場の部品の質も低下するわけだから。
 真面目に考えている若手もいるんけど。イエスマンではだめ。検修人として安全の確保をどうしたらいいか、車両技術分科としたらどうしたら良いかを発信していく。あとは組織拡大一点で頑張っていきたいと思います。

◎ありがとうございました。

ダイ改基本要求で団交始まる 3月ダイ改・内房線切り捨て阻止! 労働条件確立へストで闘おう!

 2月10日、3月ダイ改に関する基本要求に基づく千葉支社との団体交渉を行った。

○「系統分離」隠した千葉支社

 まず、ダイ改提案において千葉支社が、「系統分離」と言う言葉を使わなかったことについて追及した。
 組合から、「本社が使っているのに、なぜ『系統分離』という言葉を使わなかったのか。今回の内房線の君津折り返しや列車削減は、『系統分離』の考えに基づいたものではないのか」と追及したところ、千葉支社は、「内容としては系統分離の内容」と認めた。その上で、「列車が折り返し、乗り換えになるという意味。内房線を分離して切り捨てるということではない」と回答した。
 結局、「系統分離」という言葉を使うことで現場から内房線切り捨てに対する怒りがわき上がることを恐れ、あえて「系統分離」と言わずに事の本質を隠そうとしたのだ。 “ダイ改基本要求で団交始まる 3月ダイ改・内房線切り捨て阻止! 労働条件確立へストで闘おう!”の続きを読む

17年の闘いへの青年部の訴え —- 動労千葉に入り、怒りと誇りをもって共に闘おう!

 3月ダイ改反対、外注化粉砕、CTS大幅賃上げ―就業規則改悪撤回、組織拡大に向けた17年の闘いの決意を、青年部に語っていただきました。

〈参加者〉

北嶋青年部長(千葉運転区支部)
渡辺青年部書記長(幕張支部)
HK 常任運営委員 (京葉支部)

“17年の闘いへの青年部の訴え —- 動労千葉に入り、怒りと誇りをもって共に闘おう!”の続きを読む

3月ダイ改の労働条件に関する申し入れ(抜粋) 動労千葉申第13号 2017年1月23日

 3月ダイ改の労働条件に関して、下記のとおり申し入れるので、団体交渉により誠意をもって回答すること。 “3月ダイ改の労働条件に関する申し入れ(抜粋) 動労千葉申第13号 2017年1月23日”の続きを読む

乗務員分科 17年の課題と闘いの決意 乗務員への締め付けやめろ!ローカル線切り捨て反対!組織拡大をかちとろう!

●昨年1年間、運転士に対する背面監視などの締め付けが激しく行われ、運転士にとって耐えられない状況だっと思います。

相馬 何年も前から背面からの撮影があった。今はインターネットなどで出されてしまう。しかも会社はそれを利用してハンドルから手を放したとか居眠りした、あぐらをかいたといって締め付けてきた。乗務員も気を付けなければいけないけど、会社のやってることは許せないね。 “乗務員分科 17年の課題と闘いの決意 乗務員への締め付けやめろ!ローカル線切り捨て反対!組織拡大をかちとろう!”の続きを読む

JR証言 「一人で清掃・検修・運転やらせ人員を減らせば利益が上がる」第18回強制出向無効確認訴訟-証人尋問第3回

1月13日、第18回動労総連合・出向命令無効確認訴訟の第3回証人尋問が行われた。今回を含めて3度の証人尋問における裁判闘争では、すべて大法廷を埋め尽くして闘い抜いた。組合側は田中委員長、JR側は本社運輸車両部の池田裕彦証人が証言に立った。 “JR証言 「一人で清掃・検修・運転やらせ人員を減らせば利益が上がる」第18回強制出向無効確認訴訟-証人尋問第3回”の続きを読む

第17回強制出向無効確認訴訟-証人尋問第2回/水戸・高崎の仲間が堂々たる証言 1/13第3回証人尋問に大結集を!

12月16日、第17回動労総連合・出向命令無効確認訴訟が行われ、第2回証人尋問が行われた。傍聴希望者が170人を超え、大法廷を埋め尽くして裁判闘争を闘った。

現場から安全破壊・偽装請負暴く

初めに証言にたった動労水戸・石井委員長は、動労水戸結成から一貫して不当労働行為が行われてきたことを明らかにした。
またMTSの水戸、大子、土浦事業所ではプロパー社員がまったく育成できていないという、MTSの養成の実態を暴いた。 “第17回強制出向無効確認訴訟-証人尋問第2回/水戸・高崎の仲間が堂々たる証言 1/13第3回証人尋問に大結集を!”の続きを読む

新春インタビュー② 田中康宏委員長 第2の分割・民営化 攻撃を打ち砕こう

闘いの展望

●この攻撃にいかに闘うのかについてお願いします。

田中 「団結さえ崩さなければ必ず展望は生まれる」。これは、長い闘いの中で何度も確認してきた動労千葉の原点です。まず何よりもこの原点に立ち返りたい。それと、開始されようとしている攻撃の意味・本質を全力を尽くして現場の労働者に知らせることです。力は職場にある。さらに、攻撃の弱点はどこにあるのかを見すえて闘いを組織する必要があります。 “新春インタビュー② 田中康宏委員長 第2の分割・民営化 攻撃を打ち砕こう”の続きを読む

JR千葉支社―3月ダイ改の労働条件を提案 内房線ー君津系統分離による列車削減=地域切り捨てを絶対許すな!

12月22日、JR千葉支社は、来年3月ダイ改の労働条件について提案を行ってきた。
3月ダイ改の概要は以下のとおり。

内房線ー昼間帯は、千葉までの直通運転がなくなる “JR千葉支社―3月ダイ改の労働条件を提案 内房線ー君津系統分離による列車削減=地域切り捨てを絶対許すな!”の続きを読む

地震計一時停止を見落とし 13本が最大60kmの速度超過!

10月20日、地震に際して列車13本が最大60㎞も速度を超過するという重大事態が発生した。安全の根幹に関わる重大事態だ。これについて動労千葉は申し入れを行い、12月14日に団体交渉を行った。

一歩間違えば大惨事の重大事態

事態の経過は次のとおりだ。
11時50分、地震計が規制値に達したことを受けて成田線の小見川~佐原駅間、下総神崎~下総豊里駅間、鹿島線の佐原~鹿島サッカースタジアム駅間で速度規制(貨物は25㎞以下、旅客は35㎞以下)を実施した。
この際、滑河駅の地震計が一時使用停止になっていることを輸送指令が失念していた。
施設指令から、滑河駅地震計エリアの速度規制が必要であると指摘され、輸送指令が成田~下総神崎駅間の速度規制を通告した。しかし、列車3本(うち貨物1本)がすでに所定の速度(線区最高速度85㎞)で通過していた。
19時15分頃、施設社員から成田~安食駅間も速度規制区間であると指摘があり輸送指令が確認したところ、列車10本が所定の速度(線区最高速度95㎞)で通過していたことがわかった。
団体交渉で会社は、地震の際の速度規制の必要性について、「レールの歪み」などを挙げた。レールが歪んだ状態で60㎞もの速度超過で走れば大惨事になってもおかしくない。


会社の無責任極まる対応許すな

この問題は、輸送指令員の個人的ミスの問題ではない。一つのミスがこれほど重大な事態を引き起こすこと自体、会社としての安全体制が根本のところで崩壊しているということだ。
この事態について問いただしたところ、「重大な事態と認識している」と回答するだけで、組合からの追及にまともに回答しようとしなかった。再発防止対策についても、「ダイヤに規制区間を書き込む」など小手先の回答に終始した。
これだけの事態を起こしながら、まともに回答しないという会社の態度自体が許しがたい!
運転士なら1㎞でも速度超過すれば即座に乗務停止だ。これほどの速度超過となれば、免許停止や免許取消だ。
今回の事態でいえば、乗客を乗せて60㎞もの速度超過で列車を走らせたのだ。最大の責任者である社長が責任を取るべき重大な問題だ。
しかし、乗務員をはじめ労働者個人には徹底して責任を押し付けておきながら、自らは何一つ責任を取ろうとしていない。そればかりか、まともに回答することすら拒否したのだ。
このような会社の対応を許すことは絶対にできない。鉄道で働く者にとって、安全問題は何より重大だ。反合・運転保安闘争を強化し、鉄道の安全崩壊につながるあらゆる問題を曖昧にせず闘い抜こう。

17年団結旗開きに集まろう!
団結旗開きは、文字通りの第2の分割・民営化攻撃に反撃し、1047名解雇撤回、外注化粉砕、CTS就業規則改悪粉砕、大幅賃上げ獲得、3月ダイ改合理化粉砕に向けた闘いの始まりだ。大結集で成功させよう。
日時  1月7日(土)13時~
場所  千葉市・DC会館

同じ列番の列車が走行 システムダウンし運行停止–運転保安上絶対にあってはならないこと

会社方針で同じ列番に

11月10日、同じ列番の列車が同時に走行し、システムがダウンして一時的に運行停止になるという信じがたい事態が発生した。事態の経過は次のとおりだ。
習志野運輸区3行路の中野発津田沼行958B が約17分遅延していた。そこで、津田沼で入区予定だった列車の列番を958Bに変更し、千葉まで運転を延長した。その後、所定の958Bを津田沼で入区させようとした際に、システムがダウンして後続列車に抑止をかけなくてはならなくなった。
システム上は2本の「958B」が存在していた。その状態でだされた臨時入区指示が、どちらの「958B」に対するものかシステムには区別できなかったためだ。
同じ列番の列車を同時に走らせるなど、運転保安上絶対にあってはならないことだ。しかし千葉支社は、「指令が把握していれば問題ない」とし、遅延時などに会社の方針で同様の運用を日常的に行っている事を明らかにした。
実際12月6日にも、1372Bが三鷹で遅れていたため、中野折り返しの列車を1372Bに変更するという運用が行われている。所定の1372Bは、中野で1366Bに変更された。

合理化のために安全破壊

遅延列車の代わりに、入区予定の列車を走らせるということは、以前から行われてきた。しかしその場合、臨時の列番にふりかえなどしており、同じ列番の列車が走るなどあり得なかった。
これについて千葉支社は、「システムには列番ごとの運用が登録されており、その列番を使えば異線現示や異線進入を防げる」と説明した。
指令の側はシステムにのせるための番号合わせをやるだけですむ。この合理化のために、「同じ列番の列車を走らせる」という運転保安の根幹を破壊することまでやったということだ。

反合・運転保安闘争の強化を

しかも、これほど重大なことが、現場労働者はもちろん管理者にさえ一切知らされていなかった。
すでに指令が同じ列番の列車を走らせていることを見落としたことで、システムがダウンする事態にまでなっている。運転士への通告は、「阿佐ヶ谷―大久保駅間の1372B」といった形で特定することになるというが、輸送混乱時に、同じ列番の別の列車に通告してしまうことも考えられる。指令の一つのミスが、大事故を引き起こしかねない状態なのだ。
今回の事態は、安全崩壊の「小さな芽」だ。合理化のためにこんなことを続ければ、必ず大事故に繋がる。絶対に曖昧にできない事態だ。
鉄道の安全を破壊する合理化を許すな!
外注化粉砕! ダイ改合理化、地方ローカル線切り捨て反対!
反合・運転保安闘争を強化し、闘い抜こう。

銚子支部のプライドをもって闘う/ 佐倉支部 職場抵抗闘争で組織拡大を

銚子支部のプライドをもって闘う
銚子支部第38回定期大会

 12月7日、銚子運輸区講習室で、銚子支部第38回定期大会及び第36回乗務員分科総会が開催された。
大会は、鈴木貴雅君を議長に選出。冒頭あいさつにたった関根支部長は、「佐倉駅でのトイレ問題で、当初は事情だけ聞いたらすぐ乗務に戻すと確認したにも関わらず、1ヵ月以上日勤に降ろした末に、当該乗務員に対して減給処分と、CTSへの強制出向を強行したことは決して許せない。
本人とも家族とも繰り返し話したが、本人は退職の道を選ぶことになった。そこまで運転士を追い詰めた全責任は当局にある。 本人の名誉を回復するまで闘い続ける」と訴えた。
岡山会長も「これは大変な事件だ。当該一人の問題ではない。これからどう闘っていくのか方針を確立してほしい」と訴えだ。
その後、運動方針案の提起を受けて熱心な討議が交わされ満場一致採択し、新執行部が選出された。
伊藤新支部書記長、田中新乗務員会長がそれぞれ「退職で人数も少なくなるが、みんな支部長だという気持ちになって頑張ろう」「銚子支部のプライドをもって闘い続けたい」と新任の決意を延べ、大会は大成功のうちに終了した。
討論はトイレ問題への怒りや、今後の取り組みに集中した。その他にも、ダイ改に向けた行路改善要求、外注化された検査派出の業務実態と今後の展望、NFB不具合のために前照灯が滅灯したまま車交もせずに特急列車を走らせ、結局途中運休となった件等、多くの意見が出された。

職場抵抗闘争で組織拡大を
第6回動労千葉佐倉支部大会

 佐倉支部第6回定期大会・第6回乗務員分科総会が、12月5日に開催された。議長に、椎名君が選出され冒頭、高橋支部長は、この一年間の動員や闘いを総括し、「他の労組が闘わない中で職場抵抗闘争を闘い、組織拡大を実現しよう」と述べた。勝又会長からは、「10月20日に起こった地震の時に指令員のミスで13本の列車が60キロ以上の速度超過が発生した。団交を申し込んでも未だに開催されない。曖昧にしないで徹底的に事実を解明する体制をつくる。更なるローカル線切り捨てを許さず、運転士の労働条件改善を求めて闘おう」と訴えた。
来賓から労金成田支店長、本部から田中委員長が挨拶。「トイレ問題に対しても生理現象なのに駅の掃除に強制配転された怒りを我々は絶対忘れないし闘いを継続する。来年は組織拡大を実現したい。佐倉支部全体の課題として取り組んで欲しい」と激を発した。執行部から経過報告・運動方針案などの提起が行われ活発な討議をおこなわれ採択された。最後に大野新支部長の団結ガンバローで大会・総会は閉会した。

主な質疑討論

◎10月20日の地震の件の団交は何故開催されないのか。◎乗務員が体調不良になっても下りる場所がない。
◎幕張に入区する時に室内灯を消してしまう車掌がいる。室内灯の滅灯を扱う場合、基本は消した本人が点けられる場合のみ扱う筈じゃないのか。◎千葉駅統合詰所が上下の音がうるさい、防音壁ができないか。
◎今後のエルダーの状況はどうなるのか。◎宿泊所の浴衣が劣化して紐がないのが多数ある。新しい浴衣を要求しよう。◎佐倉駅での生理現象の時に、もっと早く本部は対応出来なかったのか。

運転保安確立! 外注化を粉砕!定年延長の実現を 乗務員分科会第39回定期委員会

12月1日、DC会館において第39回乗務員分科会定期委員会が開催されました。
議長に佐倉支部・椎名君を選出し、乗務員への責任の転嫁に対する怒りと、検修・構内外注化の弊害による安全の崩壊等の怒りの中で、約50名の組合員が結集しての委員会となりました。
鈴木乗務員会長より、「今、外注化の弊害による重大事故や架線柱倒壊をはじめとした不祥事により端を発したJRに対する不信感が、乗務員の監視へと繋がり、そのすべてを当該乗務員へと責任が転嫁されている現状は決して許すことはできない。外注化を粉砕し、運転保安確立と『外注化ではなく定年延長』を実現するため、全力で闘いぬこう」と挨拶が行われた。
来賓として本部の田中委員長から「JRをめぐる現状と今後の闘いの方針について」の挨拶を受け議事に入り、常任委員会からの総括と方針提起を受け、質疑応答が行われた。


【質疑で出された主な意見】

処分は許せない。
闘争の強化を

・佐倉駅におけるトイレ問題の処分は許せない。佐倉のトイレ設置は常に要求し続けてきた。統合詰所のトイレ不足も含めて、安全運行確保の立場からも闘争の強化を図るべき。(銚子)

運転規制の通告漏れ
許される問題ではない

・トイレ問題は乗務員として深刻。DLの深夜においてはどうなるのか。
また、施設社員の徒歩巡回や線路内外でのトイレ使用時はどうなのか。
・地震発生時に運転規制の通告漏れが発生した。安全上、許される問題ではない。
会社の対応を含めて、取組みを強化すべき。(佐倉)

乗務員用のトイレは必要

・トイレ問題に対する処分は乗務員として許せない。EL・DLはどうなるのか。
駅のトイレは必要であり、待ち時間においても乗務員用のトイレは必要である。
・乗務行路の改善を図って行きたい。
・ライフサイクルの深度化は、駅において日勤が多く、指定通路の整備や管理駅対策を行っている状況にある。ライフサイクルはおかしい。(水戸)

触車する事象が発生

・蘇我5番線・出区点検中に触車する事象が発生した。軽傷で済んだが、重要な問題と捉え対応している。(千葉機)

ワンマンの乗務員
負担の軽減を

・ワンマン運転の廃止は前提だが、乗務員負担の軽減からスイカ導入できないか。
・南線でイノシシと衝撃、確認の下車は、動物生存時に危険性がある。 (木更津)

踏切で死亡事故
会社の対応は不十分

・4種踏切において死亡事故が発生。雑草が身長程度まで伸びている状況にあった。会社は、気笛吹鳴標識を設置したが対応は不十分。4種踏切の1種への格上げを図る取組を更に強化すべき。(鴨川)
乗務員目線で追及を

等々、報告も含めて活発な意見が出され、問題点については団体交渉により解決を図ることを全体で確認した。乗務員目線により矛盾点を追及することを通して、会社の責任による安全確保を追求し労働者への責任転嫁を許さないこと、外注化を粉砕して検修・構内部門を要員・業務一体でJR本体へ戻すこと、この闘いをとおして「外注化ではなく定年延長」を実現し、組織拡大に立ち上がることを決議して、成功裡に終了した。

12/16 第17回強制出向無効確認訴訟 証人尋問第2回 外注化粉砕!大法廷うめ尽くす大結集を!

12月16日、第17回の出向命令無効確認訴訟が行われる。今回の裁判では、動労水戸、動労連帯高崎の仲間、JR水戸支社の証人尋問が行われる。

不当労働行為の連続だった

動労水戸からは石井委員長と勝田の脱線事故の当該組合員が証言にたつ。
JRは一貫して動労水戸の仲間を鉄道業務から排除してきた。石井委員長は、国鉄分割・民営化攻撃の最中、86年に人材活用センターに配転された。
その後、駅ホームの売店に配転され、鉄道業務に復帰したのは09年10月のことだ。他の動労水戸組合員も、半数以上が売店などに配転されてきた。
そして12年10月、今度は外注化によってMTSへ強制出向させ、JRとMTSとに分断してきたのだ。JRで鉄道業務についたのはわずか3年半。あまりに許しがたい不当労働行為だ。

外注化で脱線事故発生

15年2月12日の勝田車両センターでの脱線事故は、JR検修担当者がパンタグラフ降下・バッテリー切を確認せずに手歯止めを入れ、構内運転士が何も知らされないまま推進運転で手歯止めに乗り上げて脱線したというものだ。電車の動力で庫内に車両を移動する場合、庫入口に誘導補助者が必要だった。しかし、外注化で誘導補助者が削減されたことで、基本的にアントで移動するようになっていた。そのため、検修担当者は電車の動力で動かすことはないと思い込み、パンタグラフ降下・バッテリー切を確認しなくなってしまっていた。
しかし、当日はJRの班長がその場で突然、電車の動力で車両を庫内に引き込んでから分割することを決めたにもかかわらず、JRの検修担当者にそのことを伝えなかった。さらに、誘導担当業務と構内運転業務がMTSに外注化され、指揮系統は2つに分断されてしまった。この事故は、100%外注化が引き起こした事故だ。

籠原駅炎上の大事故

高崎車両センター籠原派出では、夜間にJRの構内助役もTTSの作業責任者も仮眠している時間帯、運転線路の変更をJR社員がTTSの作業員に直接指示するということが行われた。明らかな偽装請負そのものだ。
また16年3月に籠原駅で、き電線をつるす碍子を止めるボルトが破損して漏電し、同時に何カ所も発火する大事故が起きた。碍子の寿命は20~25年と言いながら、製造から48年もたっているものが使われていた。
検査周期の延伸やメンテナンス部門の合理化・外注化によって安全が蔑ろにされ、技術継承も断たれ、責任も曖昧にされた。その中で、ラッシュの時間帯なら大惨事になっておかしくない事故が引き起こされたのだ。

会社を追い詰め外注化粉砕を

会社は、完全別会社・転籍攻撃に本格的に踏み出そうとしている。しかし、我々が外注化阻止闘争を闘い抜いていることで、JR東日本はいまだに出向の是非で争っている段階だ。
前回裁判で会社は、傍聴に大量動員してきた。それだけわれわれの闘いが、会社を追い込んでいるのだ。
さらなる大結集でJR・裁判所を追い詰めよう。組織拡大! 外注化粉砕まで全力で闘い抜こう。

 

○第二回証人尋問(水戸・高崎関係)
12月16日(金)9時50分~17時
東京地裁 第103号法廷

○第三回証人尋問(本社関係)
1月13日(金)9時50分~16時
東京地裁 第103号法廷

乗務員・乗客を被爆させるな 常磐線開通反対!

 

「『復旧・復 興』や東京五輪が喧伝されている一方で、福島では甲状腺がんで苦しんでいる子どもたち、そしてその家族がいるわけだよね。それはもう耐えがたい欺瞞ですよ。常磐線全線開通はその最大の目玉として位置づけられている。常磐線全線開通との闘いは、福島で覆い隠されている虚構を全部ぶっ飛ばす力を持った闘いです。」
動労水戸国分副委員長 (動労水戸ブログから)

JR東日本は12月10日、東日本大震災によって不通となっていた常磐線の浜吉田―相馬間の運転を再開し、仙台―小高間を直通させようとしている。来年春には小高―浪江間の開通をも狙っている。被曝と帰還を強制する常磐線開通を阻止しよう。

「被曝か貧困か」を迫る避難指示解除

安倍政権は、帰還困難区域を除く避難区域について、来年3月までに避難指示解除を狙っている。
今年6?7月には、葛尾村や南相馬市小高区など居住制限区域を含む避難指示が解除された。しかし、実際に地元に戻った住民はどこの自治体でも約1割しかいない。
政府は、来年3月で「自主」避難者への住宅の無償提供を打ち切ろうとしている。さらなる生活の破壊か被曝の強制かの選択を迫っている。

労働者と乗客の命を踏みにじるJR東

8月、自民・公明の復興加速化本部は、「将来的に帰還困難区域のすべてを避難指示解除し、復興・再生に責任をもって取り組む決意」と表明した。大部分が帰還困難区域となっている双葉町や大熊町をはじめ7市町に「復興拠点を設定し、整備する」というものだ。
年間50㍉シーベルトを超える高線量地域への住民の帰還の強制、それに先立つ除染労働者、自治体労働者やインフラ整備を担う労働者への被曝の強制は殺人的暴挙だ。
すでにJRは帰還困難区域での試験除染を開始している。JRが線路上の空間線量について発表している資料でも、年間150㍉シーベルトに達する区間がある。このような超高線量地域に列車を通すなど絶対に許してはならない。
11月22日早朝に起きた福島沖地震では、北茨城からいわき市内の海岸付近の列車は津波警報解除まで半日間放置された。乗客は避難誘導されたが、高線量地帯の場合どこに誘導するのか。

オリンピックのために避難者切り捨て

復興加速化本部はまた、東京オリンピックまでに「住宅や学校など市街地にある黒いフレコンバッグの汚染土壌をできるだけ早く中間貯蔵施設に搬出」が実現できれば「世界中の人たちが評価してくれる」「風評の払拭(ふっしょく)につながる」と述べている。東京オリンピックという巨大利権のために震災・原発事故をなかったことにし、被災者・避難者を切り捨てることなど絶対に許してはならない。
JRは仙台―小高間の直通運転再開で「震災は終わった」として、外注化を一挙に進めようとしている。JR東日本は、鉄道職場をバラバラに外注化・分社化し、鉄道の安全よりもカネもうけにひた走っている。
11月24日、JR東日本本社は「1047名解雇撤回の当事者ではない」と団交を拒否してきた。常磐線開通反対闘争を、1047名解雇撤回に向けた抗議闘争としても闘いぬこう。大結集でJR本社に怒りの声を叩きつけよう。

12・10常磐線開通反対闘争

  仙台 13時 JR仙台支社包囲デモ

  福島 12時 原ノ町運輸区抗議行動

  東京 12時 JR東日本本社抗議行動

鴨川支部大2回定期大会開催/2016年度OB会開催 

反合・運転保安闘争の強化を!
―鴨川支部第22回定期大会開催―

10月27日、鴨川市民会館で、各支部の先頭をきって、鴨川支部第22回定期大会が開催された。
冒頭あいさつにたった都崎支部長は「大変な1年でしたが、何とかやりぬくことができた。この1年、大きな動きが2つあった。一つはCTSにおける就業規則改悪攻撃。もう
一つは運転士をとりまく状況が1年前には考えられなかったほど悪化したことだ。ハンドルから手を離したとか、居眠りしたとか、背後から監視され撮影され、それが流されて不祥事だと言われて追及される。トイレの問題で処分・強制出向など絶対許せない。活発な討議の中から新たな闘いの方針を確立してほしい」と訴えた。その後、運動方針案の提起を受けて熱心な討議が交わされ、満場一致採択。新執行部が選出された。最後に、「前支部長が本当に頑張ってくれた後なのでやりづらいですが、一年間一生懸命やりますので、よろしくお願いします」と宇佐美新支部長があいさつ。大会は大成功のうちに終了した。
●討論で出された主な意見は次のとおり。
*エルダーの組合員が長距離の通勤を強制されている。地元に職場を確保してほしい。転勤も含めて近場に戻れるような闘いを。
*南三原~千歳間の第4種踏切で、ヤクルト販売の女性が列車に轢かれて生命を落とす事故があった。草も刈られていなくて見通しが悪かった。国交省が二日連続で入るなど大きな問題になったが、千葉支社がやったのは草を刈って汽笛吹鳴標識をつけただけだった。しかも事故があった踏切だけ。他の4種踏切は何もしていない。人の生命が失われているというのにあまりにも酷い対応だ。
*安房勝山、那古船形、九重を棒線化するという。内房線のさらなる切り捨てが狙われている。南線ワンマン運転化の動きは?
*鴨川の構内についてCTSは、人を増やしてでも入出区は全部自分たちでやりたいと言っている。そうなれば本線運転士にはもっとロングランが強制されることになる。

 

2016年度 OB会懇談会
今年は生バンド演奏も

 本格的な演奏に聴き入る

11月20日、DC会館において16年度OB会懇談会が開かれた。30名を越えるOBと本部、家族会や支部からの参加も得て賑やかに行われた。
林さんの司会進行で始まり、永田会長が「今の世の中は、労働者を食わせられなくなっている。だけど団結があればどこまでも闘える。闘いの砦に動労千葉がなっていけるようにOBも側面からバックアップしていきたい」とあいさつ。
田中委員長から「来年のダイ改では内房線の直通運転の廃止が狙われ、駅業務の本格的な外注化、大量退職をめぐる問題など、JRも大きな転換点を迎えている。また、韓国での120万を越える決起―非正規化・民営化などへの怒りは全世界共通だ」と動労千葉の現在の課題を述べた。
さらに布施事務長よりOB会のとりくみの経過と当面する課題について報告された。
懇親会では、初めての取り組みで、本格的なバンド演奏と歌が披露され、一同聴き惚れる一幕も。楽団には、故関川宰元委員長が当時、地域で一緒にやっていた楽団の仲間の方も何人かおり、関川さんを懐かしく思い出した。久々に顔を見せたOBなど、話はつきず、大いに盛り上がった懇親会となった。

川又の手は国鉄労働者と家族の血と涙で染まっている 組織破壊、分社化・転籍攻撃の 手先=革マル・川又を許すな!

明日12月1日、革マル分子・川又吉正が、エルダー再雇用というかたちをとって、幕張車両センター構内業務に送り込まれてくる。外注化反対闘争の先頭で闘いぬいてきた幕張支部を破壊することがその目的だ。
JR東日本は、「検修・構内別会社化」を拡大しようとしている。分社化・転籍に踏み切るために、外注化反対闘争をつぶすことを狙った意図的な人事異動だ。職場全体の声を結集して卑劣な組織破壊攻撃を粉砕しよう。

川又は10万人首切の手先だった

川又は、1986年に動労本部青年部書記長に就任し、JR総連初代本部青年部長となったゴリゴリの革マル分子だ。その後、「千葉対策」のために会社と結託して東京から千葉に異例の転勤。千葉でも地本の専従副委員長等に就任している。要するに一貫として革マル分子として動いてきた人物だ。
川又が動労青年部書記長になった1986年は、特別な意味をもつ年だった。この年「国鉄改革法」が成立し「3人に1人はクビ」が通告されたのだ。職場には差別・選別の嵐が吹き荒れ、その苦しみの中で200人もの国鉄労働者が自殺に追い込まれた。国労はこの1年で7万人が脱退している。その先兵となって「労使共同宣言」を結び、民営化と10万人首切りに合意し、選別・首切りをあおったのが旧動労=現在の東労組だった。 それは、日本の労働運動の歴史の中でも最も卑劣な裏切りだった。毎日職場で本当に多くの仲間たちが、一日全く仕事の無い「職場」に配転・隔離され、退職に追い込まれていった。
自分だけ生き残ればいいと動労本部がそれをあおりたてる。その渦中で本部青年部書記長に就任したのが川又だった。川又の手は国鉄労働者と家族の血と涙で染まっている。

その怒りは今も忘れない!

われわれは「絶対に仲間を裏切るわけにはいかない、どんな困難も団結した力でのりきろう」と首をかけて闘いに立ち上がった。
今幕張にいる組合員のほとんどがその当時、「人活センター」と呼ばれた収容所や売店、無人駅、貨車解体業務等に配転され、それでも屈することなく、誇り高く闘い続け、自らの力で検修職場に戻った仲間たちだ。
あるいは、運転士の国家資格を持ちながら、不当な差別によって今も本線運転のハンドルを奪われたままの仲間たちも大勢いる。
JRと結託して、そうしたすべてを強制し続けたのが東労組だった。われわれはそうやって職場も守ってきた。その職場に革マル分子が来ることなど絶対に許さない。

外注化推進の裏切り!

それだけではない。東労組はJRになってからももっと重大な裏切りを続けた。
2000年に「労使はグループ会社への鉄道業務の委託をさらに深度化して着実に推進する」という「外注化協定」を結んだのだ。今幕張では、仕業構内や信号所、車輪転削、検査派出が外注化され、そこで働く仲間たちは強制出向させられているが、それを進めたのも東労組だった。
しかも、当初会社と東労組が結んだ協定は、外注化推進を認めた組合に所属する者だけ、60歳以降も雇用継続するという卑劣なものだった。
動労千葉は外注化だけは絶対に認めることはできないと決意した。なぜなら、その攻撃は「強制出向」にとどまらず、間違いなく転籍・非正規職化まで拡大していく攻撃だからだ。しかし、それによって33名の先輩たちが60歳で首になっていかざるを得なかった。そうやって守りぬいてきたのがこの職場なのだ。実際、幕張では東労組の裏切りから12年、2012年まで外注化に全く手をつけることができない力関係を維持し、強行された今も闘い続けているのだ。

分社化・転籍攻撃の手先=川又

それは、当初の計画からすれば外注化を10年以上おくらせる力をもつ闘いになった。業を煮やしたJR当局は、昨年から「水平分業」を主張し、JRを駅運営会社、車両検修会社、保線会社等に分社化し、労働者を転籍に駆り立てていく攻撃に踏み出している。そして2017年を、外注化を異次元に拡大していく突破口と位置づけたのだ。川又はその先兵として幕張に送り込まれたのだ。強制出向レベルで裁判闘争も含めて衝突しているような状況をつぶさなければ「別会社化・転籍」まで進めない。そのために幕張支部をつぶすということだ。転籍・非正規職化攻撃の手先=川又を許すな。
外注化・転籍攻撃との闘いは、われわれだけの問題ではない。子供や孫たちのためにも非正規職だけの社会を残すわけにはいかない。
組織破壊を許すな。川又徹底弾劾! 外注化・転籍攻撃を粉砕するために闘おう。

グリーンスタッフ採用停止! 駅業務の完全分社化と全業務外注化・転籍へ

「グリーンスタッフの採用」に関する申し入れ(11/18)

1.グリーンスタッフについて、今年度で新規採用を終了する理由を
具体的に明らかにすること。

2.今後の駅等における要員の確保に関する会社の考え方を具体的に
明らかにすること。

3.現在、駅等で働いているグリーンスタッフの今後の扱いについて
具体的に明らかにすること。

JR東日本は11月17日、来年度以降グリーンスタッフの採用を停止すると通知してきた。われわれはこれに対し、18日に採用停止の理由や今後の駅要員確保に関する考え方などを明らかにするよう求める申し入れを行った。

駅業務完全別会 社化への布石

これまで会社は、駅業務の外注化を次々に進めてきた。すでに千葉の直営駅は3分の1ほどだ。
また、「グリーンスタッフの雇用期間は最大5年」とすることで、毎年膨大な数の労働者の首を切ってきた。JR本体で教育を行った上で、「駅で働きたいなら外注会社に行け」という形で超低賃金で外注会社の要員を確保する卑劣なやり方だ。
一方、千葉支社は団交で委託駅の基準として、①運転取扱駅、準運転取扱駅でない、②グリーンスタッフがいない、③みどりの窓口がないことを挙げてきた。
外注先で駅業務をになっているのも、多くはJR本体からの出向者だ。しかし、グリーンスタッフはもともと1年契約であり、勤務地も契約で指定されている。出向はおろか転勤も基本的には想定されていない。そのため出向させられないグリーンスタッフのいる駅は外注化の対象にできなかったのだ。
この中で会社がグリーンスタッフの採用を停止する意図は、駅業務の全面外注化と完全別会社化にあるとしか考えられない。明らかにこれまでとレベルの違う攻撃に踏み出そうとしているのだ。

全業務の全面外注化・分社化

これは、単に駅業務だけの問題にとどまらない。完全別会社となれば、駅要員はすべて外注会社で雇うようになる。
乗務員の養成は駅業務を経験することが基本になっている。その道が断たれれば、本体から乗務員への道もなくなる。必然的に乗務員を含めた全面外注化・転籍強制まで行き着かざるを得ないのだ。
すでに東武鉄道では本体で現場の採用は一切していない。「車両メンテナンス」「線路・電気設備メンテナンス」「駅スタッフ」の3つの子会社での採用のみだ。東武鉄道本体に残るのは本社機能と管理者だけ。まさに全業務の外注化・別会社化だ。
JRにおいても、あらゆる鉄道業務をバラバラに外注化・分社化することが狙われているのは間違いない。

転籍攻撃の本格的開始に反撃を

そうなれば、労働者には「転籍かクビか」という選択肢のない形で転籍が強制される。実際、昨年7月にJRが駅業務の委託先を変更したことで、その仕事を担当していたCTSの仲間は、JESSへの転籍を余儀なくされた。いよいよJR本体でも転籍強制の攻撃が始まろうとしているのだ。
これは、一旦扉が開いたら際限なく拡大していく攻撃だ。そのたびに労働条件は悪化し、労働者を最底辺まで突き落としていく。それがもたらすものは、鉄道の安全の全面的崩壊だ。こんな攻撃を認めることは絶対に出来ない。
起ころうとしていることは、文字通り「第2の分割・民営化」であり、分割・民営化以来のJR体制の大再編攻撃だ。会社自身が年末手当の回答書で、「今までの延長線上にない視点に立った業務の見直し」を行うと言っているのだ。
第2の分割民営化攻撃粉砕! 全面外注化・分社化と転籍・非正規職化阻止! 組織拡大を実現し、外注化を粉砕しよう。

内房線直通運転廃止許すな!

11/18~30 ダイ改集中交渉はじまる

本格的ローカル線廃止に反撃を

3月ダイ改に向け、乗務員の労働条件改善・運転保安確立に向けた申47号に基づく集中交渉が始まった。11月18日の基本要求交渉を皮切りに、11月中に各職場ごとの団体交渉が行われる。次期ダイ改に向けた闘いは火ぶたをきっている。

JR体制大再編の画策

JR東日本は「今までの延長線上にない視点に立った業務の見直しを行なう」(年末手当交渉回答書)と称して、次期ダイ改をきっかけにJR体制の大再編攻撃に踏み出そうとしている。それは文字通りの意味での第2の分割・民営化攻撃だ。2017年は分割・民営化以来の大転換の年になろうとしている。例えば、JR東日本はグリーンスタッフの募集を今年度で中止すると発表した。それは、駅業務を丸ごと別会社化する布石だと考えられる。
また、次期ダイ改で千葉支社は、館山―千葉直通運転を廃止しようとしている。さらには、外注化と闘い続けてきた幕張車両センターに革マルを送り込むという組織破壊攻撃が仕掛けられている。運転職場には異常な締め付けと労働強化がのしかかっている。これらは全部連動した動きだ。
JRがなそうとしている攻撃の方向性が明らかになってきたのだ。それは第1に、外注化攻撃の異次元への拡大=分社化・転籍・総非正規職化攻撃への踏み切りであり、第2に、「選択と集中」の名による地方の全面的な切り捨て=公共交通の放棄であり、第3に、職場への《去るも地獄、残るも地獄》の現実の強制であり、第4に、それを貫徹するための労組破壊攻撃だ。
そしてこの攻撃がもたらすのは、安全の全面的な崩壊に他ならない。

内房線直通運転廃止 

千葉支社は「系統分離」と称して、来年3月予定のダイ改で、内房線・館山―千葉直通列車の廃止を画策している。未だ正式な提案やプレス発表は行なわれていないが、沿線自治体ではすでに重大問題となり、「こんなことをされたら地方は生きていくことができない!」と怒りの声が沸騰している。
とくに、昼間帯の直通列車は全廃、早朝館山始発の列車2本の廃止、特急列車の運行を廃止した際にその代替えで設定された特別快速まで廃止する等の案が固まっているという。久留里線も、上総亀山発着の初電・終電が廃止されようとしている。

地域を殺すな!

さらには、その後に向けて、房総南線や鹿島線ではワンマン化に向けた調査が行なわれている。
ワンマン化されたらどうなるかは久留里線の現実が示している。日中の列車間合いは何と5時間。廃線に近い扱いがされている。次期ダイ改を期して始まろうとしているのは「ローカル線切り捨ての新段階」と言うべき攻撃だ。
内房線だけの問題ではない。JR東日本は外房線や総武本線も含め、東京から70~80㎞以遠の地方ローカル線の全面的な切り捨てに本格的に踏み出したのだ。
鉄道の切り捨ては地域で生きることそのものの切り捨てだ。JR東日本は決算のたびに過去最大の利益を更新している。こんな冷酷なやり方をしなければならない理由は何もない。鉄道は公共の財産だ。地域が生きる術だ。高齢化社会の中で地域で人々が生きて行くためには絶対不可欠なものだ。「利益」や「効率」だけで切り捨てることは許されない。
都心の駅を豪華なショッピングセンターにするカネはあっても、地方に列車を走らせるカネは無いというのか。

ダイ改阻止へ闘争体制を

こうした攻撃と一体で、乗務員へのしめつけ、限界をこえた堪え難い労働強化がのしかかっている。このままでは第二の尼崎事故が起きる。どうしても我慢しきれずに運転台でトイレをしてしまっただけで強制出向! 息もできないような職場の現実が横行している。ダイ改に向けて地域の怒りの声と共に直ちに闘いの構えを確立しよう。ローカル線切り捨てを許すな! 反合理化・運転保安確立、行路緩和・トイレ設置、65歳まで働ける職場・労働条件確立へ全力で闘おう。

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