次々と怒りの声 2/26銚子地域集会へ 「国鉄からJRになって特急も、列車もドンドン削減され佐原の町はさびれていく」ばかりだ。がんばって欲しい

JRダイ改―特急列車廃止・削減 絶対反対
2/26銚子地域集会(仮称)へ!

2月26日(木)15時~ 銚子読売ビル2F
*14時から銚子駅前で街宣行動

特急列車の廃止・削減の3月ダイ改に反対して、銚子支部、佐倉支部、木更津支部を先頭に動労千葉は沿線地域の街頭行動や、自治体などに対する申し入れ行動を、動労千葉を支援する会の仲間も参加して行っている。

次々と怒りの声

この間の行動で、地域から怒りの声が次々とあがっています。
━銚子駅前商店街━


2.6鹿島神宮駅前

2.6佐原駅前

2.11銚子市街

「こんなことになったら店もつぶれる。これからどうやって生きていけばいいの」「銚子から出ている国会議員は何やっているのだ。本当に心から怒りいっぱいだ。集会にできるだけ行きたい」「南房総の方もなくなっていくのか。JRはやりたい放題だね。絶対に許しちゃいけない」「これ以上特急が削減され、観光客が来ないと俺たち食べていけなくなる」(タクシー乗務員)
━佐原駅前商店街━
「たしかに高速バスが多くなって特急の乗客は減っているのは知っている。だからといって特急が一本も走らないというのは許せない。高速バスは時間どうりに走らないで遅れることが多い」、「この世の中金儲けばかりだがJRも同じ」、「国鉄からJRになって特急も、列車もドンドン削減され佐原の町はさびれていくばかりだ。がんばって欲しい」

地域の怒りの声を行動に

銚子も、佐原も生活を破壊される事への怒りがあふれている。さらに、手渡したチラシを掲示板やガラスに貼りだしてくれる人もあらわれている。1月27日銚子行動に続いて2月11日、動労千葉を支援する会(千葉)が2・26集会を呼びかけるチラシ配りを行ったら、商店街から参加を表明する人も。
これほどのことを、JRは地域に何の相談、報告もなく一方的に強行しようとしている。市長、町長なども、JRのあまりの不誠実さ、無責任さに怒っている
銚子市では、かつて市民病院の廃止が決定された。しかし、地元をあげた反対行動の結果、現在も市民病院は存続している。
3月ダイ改に対する地域の反対の声と怒りを行動で示し、2.・26銚子地域集会を成功させ、JRに「地域の総反乱」をみせつけ、ローカル線・地方切り捨てを阻止しよう。3月ダイ改に向けて全力で闘争体制を確立しよう!

「高まる戦争の現実性と階級闘争の激化」全支部活動者研修会  第2日 講演 藤村 一行氏

集団的自衛権行使容認=「戦争する国」へ

全支部活動者研修会が1月25日、26日に開催された。1日目の田中委員長の提起に続き、藤村一行氏(労働者学習センター講師)に「高まる戦争の現実性と階級闘争の激化」と題して講演を行って頂きました。以下要旨を紹介します。

「イスラム国」と対テロ戦争

世界大恐慌が社会を崩壊させながら三たびの世界戦争へと向かおうとしている。1月7日のフランス・パリでの銃撃戦を契機に「反テロ」を叫んで世界帝国主義が中東侵略戦争に突入している。これに続き1月20日に日本人2名の人質事件が起き、これをテコに、安倍は本格的に戦争に向かって動き始めた。これは重大な事態です。
「イスラム国人質事件」の一切の責任は安倍にあります。安倍は人質の存在を認識しながら、46社もの企業と共にイスラエルなど中東を歴訪し、さらに「イスラム国」と戦う国へ2億ドルの特別援助を発表しました。「イスラム国」が何らかの行動に出ざるを得ない状況に、安倍が追い込んだのです。
日本も「積極的平和主義」と称して、アメリカやイギリス、フランスをはじめとした列強諸国と肩を並べて「血を流す国」になる、そのための第一歩として、新年冒頭に中東に乗り込んで、いわば意気揚々と「対テロ戦争」参戦を宣言したわけです。

安倍政権の本質

昨年7月1日に安倍政権が集団的自衛権行使容認ということで、上からの一方的な閣議決定を行いました。それに対する反発・怒りが強くあって、安倍政権は12月総選挙に踏み切った。
安倍は動揺しているけれども、動揺していないふりをすると同時に、強硬路線を突っ走りながら凶暴化しています。集団的自衛権容認、戦争国家への転換というのは、全面的武力行使ができる体制に入るということですよ。

労働者の国際連帯が戦争を阻止できる

2015年は日本の問題が世界の問題になってゆく。日本の労働者人民は歴史的な選択が迫られていると思います。
日本の資本主義体制は、2000万非正規労働者のの現実をつくり出す一方、戦争する以外に延命できなくなったのです。
「生きさせろ」の怒りの中から階級的労働運動を甦らせる中にこそ戦争を阻止する道がある。戦争を阻止するもう一つの闘いは、動労千葉が進めてきた韓国民主労総をはじめとした世界の労働者との国際連帯です。
「イスラム国」など武装勢力の思想・行動・路線では世界戦争を阻止し、世界の労働者階級の解放を勝ち取ることは出来ません。
安倍政権は、日本と東アジア全体を破滅に引き込む政権だと思います。どこまでやるつもりか。潰れてもいくところまでいく。だから、どうせ安倍政権なんて通用しないよという受け身的な態度ではなく、積極的に対決する必要があると思います。安倍を倒すことによって、日本帝国主義、日本の資本主義が終わりであることを日本の闘いの中で示していくことが出来るし、そうしなければならない。
全世界の労働者階級の闘いが本当に結合して進んでいったときに、新自由主義という資本主義のあがきの姿に労働者が断を下していく状況をつくりだすことが出来るんじゃないかと思います。そのことを最後に確認して終わります。

国鉄分割・民営化で不当解雇から28年
2・15労働者集会
 
日  時  2月15日(日)18時
場  所  すみだ産業会館
呼びかけ  国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動

家族会第24回定期総会を開催/3月ダイ改―特急廃止・削減反対! 2・5~6総武本線ー鹿島線沿線行動

家族会第24回定期総会を開催


みんなでたこ焼きをしながら懇親会

動労千葉家族会は2月1日、DC会館において第24回定期総会を開催した。
総会は関副会長の司会で進められ、最初に山田会長より「今朝、『イスラム国』の人質事件で残念な結果となったと報道されていました。こうした事態を招いた安倍首相を許す事はできません。戦争に向かう動きには絶対反対していきましょう。微力ながら親組合を支えていきます。」とあいさつした。
来賓あいさつでは、OB会から永田会長がOB会を再開したときの苦労話などを交えて家族会にエールを送った。
本部からは田中委員長が、新年から世界中で起きている戦争状況に触れ、それを生み出している原因と、これまで日本が戦争をさせないようにしてきた力は労働組合の力だったこと、また、JRでの大量退職問題や、3月ダイ改での特急廃止などの問題を訴えた。
特急廃止問題では、「JRは事前に地域などに話を通さないのか」「バスに乗っている人が増えているが、代わりの交通手段は?」などの質問が出て、活発な討論となった。その後、経過ととりくみの報告、決算、会計監査報告、予算案が報告され全体で承認された。
総会後は、恒例となった「たこ焼きパーティ」で、みんなでたこ焼きや焼きそばなどをつくりながら親睦を深めた。
これからも親組合を支え、共に闘います。家族会の行事への参加など、ご協力をよろしくお願いします。


銚子地域集会 (仮称)
2月26日(木)15時~
銚子読売ビル2F
14時から銚子駅前街宣

3月ダイ改―特急廃止・削減反対!

2・5~6総武本線ー鹿島線沿線行動

佐倉支部は、2月5日総武本線沿線、6日鹿島線沿線の駅や商店街で「3月ダイ改―特急廃止・削減反対のチラシ配りを行った。動労千葉を支援する会の仲間も参加してくれた。
「たしかに高速バスが多くなって特急の乗客は減っているのは知っている。だからといって特急が一本も走らないというのは許せない」「高速バスは時間どうりに走らないので、約束に遅れることが多い」「国鉄からJRになってドンドン列車が削減され、佐原の町はさびれてい行く。がんばって欲しい」という反応だ。地域の怒りを結集し3月ダイ改ー特急廃止・削減を阻止しよう。

「危機に揺れる世界と国鉄闘争、労働運動の復権」–全支部活動者研修会 第一日 田中委員長

動労千葉は1月25~26日、山梨県石和温泉において全支部活動者研修会を開催した。田中委員長による「危機に揺れる世界と国鉄闘争、労働運動の復権」と題する講演と労働学校講師藤村先生による「高まる戦争の現実性と階級闘争の激化」と題する講演がおこなわれた。
労働者の立場が問われる年
 2015年の活動者研修会の課題は、世界恐慌が全世界で戦争の危機を生み出している情勢にどう立ち向かうのか、そして85年第一波ストから30年が経ったJRの情勢にどう立ち向かうのかが問われる年になった。戦争に対する労働者の立場が問われている。
昨年の集団的自衛権の行使容認の閣議決定は、われわれが歴史の分岐点に経ったと言うことであり、労働運動のあり方が問われている。 安倍政権の正体は、極右政権であり、安倍政権のやろうとしていることは資本家のための戦争だ。
そして社会を丸ごと民営化し、労働者を非正規に突き落としている。非正規労働者はついに2000万人を突破した。

JR情勢の激変
 国鉄分割・民営化以来のJR体制の大再編攻撃が始まっている。それは文字通り第二の分割・民営化だ。JRを突き動かしているのは民営化の破綻であり、大量退職問題だ。
その攻撃の核心は、これまでの次元を超えた全面的な外注化攻撃であり、国鉄的なものを一掃する労組破壊攻撃である。それがもたらすものは、「去るも地獄、残るも地獄」の職場であり、安全の全面的な崩壊である。 大量退職問題とは何よりも分割・民営化が生み出した深刻な矛盾であり、歪みだ。JR東日本は、自治体消滅や人口減少に向かって、安倍政権の成長戦略、社会丸ごとの民営化と一体となって突き進もうとしている。それは15年3月のダイ改から全面的に始まろうとしている。
3月ダイ改は、特急列車の全面的な廃止に止まらず、地方自治体の消滅をJRのローカル線切り捨て政策が加速させる。貨物でもコンテナ列車2600キロを削減し、日貨労は「汗だけでなく血も流す」と分割・民営化以来の裏切りに走っている。

2015の闘いの課題
1 1047名解雇撤回、最高裁勝利判決獲得をめざし全力で闘いを強化する。
2・15集会までに最高裁署名10万筆を達成する。
2 15春闘・3月ダイ改闘争の課題・方針
① 15春闘の最大の課題を「組織破壊攻撃粉砕春闘」「組織拡大春闘」と位置づけてJRーCTSでの組織拡大をめざす。
② 貨物賃下げ攻撃粉砕、大幅賃上げ獲得をめざす。
③ 15春闘を期して、CTSにおける賃金労働条件の抜本的な改善を求める。
④ 3月ダイ改阻止、ローカル線切り捨て絶対反対、JR大再編攻撃粉砕・運転保安確立の闘いを15春闘の重要課題と位置づけて闘う。
⑤ 「外注化攻撃粉砕、定年延長の実現」「65歳まで働ける労働条件と職場の確立」⑥ 社会丸ごとの民営化、改憲と戦争に突き進む反動安倍政権打倒をめざす。派遣法改悪、残業代ゼロ法の制定を阻止する。

具体的闘いとして地方ローカル線切り捨て=特急列車廃止・削減攻撃粉砕を最大の課題として総力をあげて、3月ダイ改阻止闘争に立ち上がる。地域の怒りの声を結集するために地域オルグを実施し、地域集会の開催をめざす。特急列車の削減、組織破壊攻撃があった場合はストライキを含む闘いを配置する。組織破壊攻撃粉砕、65歳まで働き続けることの出来る職場と労働条件の確立をめざす。
3・11大震災4周年の闘い、5~6月「安保国会」に向けて反動安倍政権打倒・階級的労働運動復権に向けた闘いを強化する。

手のつけられない安全崩壊ーー外注化は大事故を引き起こすー「雇用と安全」は譲ることのできない問題だ

外注化は大事故を引き起こす
「雇用と安全」は譲ることのできない問題だ

大量退職が全面外注化の契機にこのままいけば安全は崩壊する


 手のつけられない安全崩壊

昨年10月28日、会計検査院の調査でJR北海道に新たなレールの補修や検査漏れが373カ所あったと判明しました。
JR北海道では、13年9月の函館線脱線事故をきっかけに、レール異常を大量に放置していたことが発覚しました。その際に行われた緊急点検で判明した補修漏れは約270カ所。それとは別に、237カ所で補修漏れ、136カ所ではそもそも検査さえされていなかったことがわかったのです。異常を1年異常も放置している部分もありました。
昨年4月、安全問題の責任をとる形でJR北海道の経営陣が刷新されました。しかし、そんなことで問題は何一つ解決されていないのです。

外注化・人員削減の結果

全面的な外注化と徹底した人員削減は、手のつけようのないほど安全を崩壊させました。コスト削減で現場には、「修理しようにも人も資材もない」状態が強制されてきました。それを、業務を次々と外注化し、責任ごと下請けに押しつけることで「解決」してきたのです。
しかし、下請け会社にはさらに人も資材もないのです。ある子会社では、「鉄道車両の整備・修理」業務が時給750円のパートで募集されていました。労働者を非正規職に突き落とす一方で、ベテランも大量に退職しました。技術も継承されなくなり、底が抜けたような安全崩壊に行き着いたのです。

 同じ事がJR東でおきている

同じ事がまさにJR東日本で進んでいます。それを象徴しているのが14年2月の京浜東北線川崎駅での列車脱線・転覆事故です。幸い乗客はおらず、乗務員も軽傷でした。しかし、「第2の尼崎事故」になってもおかしくない大事故です。
事故時に行われていた作業は、線路を使って資材を運ぶ基本的な作業です。しかし、その工程だけでも作業は5社の下請け・孫請け会社にバラバラにされていました。指揮命令系統も、安全を守るための仕組みも破壊されたのです。
千葉でも、幕張車両センターで13年10月にポイント割り出し事故、CTS銚子派出で14年1月に隣接線から凍結臨が発車しあわや触車事故という事態、14年7月に床下作業中にブレーキが緩解するという重大な事態が発生しています。
いずれもJR―CTS間の連絡ミスが直接の原因であり、外注化していなければ絶対に起きなかったことです。

 職場から外注化反対の声を

JR東日本はこれから大量退職期を迎えます。安全上の問題を検討もせず、追い立てられるように外注化が際限なく進められています。むしろ、労組破壊と極限的な労働強化のチャンスにしようとさえしているのです。安全は間違いなく崩壊し、大事故につながります。
外注化は絶対に認めてはなりません。鉄道の安全と労働者の雇用を破壊するからです。職場全体から反対の声を上げ、行動すれば、必ず外注化は打ち破れます。みんなの力で外注化を粉砕し、すべての仕事と仲間をJRにとり戻そう。

これ以上の賃下げは 認められない!ーーJR貨物「手当等の見直しについて」提案

JR貨物は1月27日に「手当等の見直しについて」の提案を行った。
その内容は、
①都市手当、地域手当の級地保障の廃止。
現在、転勤に伴い級地区分の低い級地に異動する場合は2年間、前勤務地の級地を保障しているが、この保障を廃止する。
②祝日等勤務手当の廃止。
現在、社員が、就業規則第55条に基づく勤務指定により祝日等に勤務した場合、正規の勤務時間において現に勤務した時間一時間につき、C単価の額を支給しているが、これを廃止する。
③乗務員の旅費の一部廃止。
 旅費規程第3章第2節(乗務員の旅費)に定める旅費のうち、日当を廃止する。
④実施時期。
①については、平成27年3月の支給から実施する。②、③項については、平成27年3月1日の勤務から実施する。というもの。

一気に下がる!

都市手当、地域手当(都市手当の55歳以降の取扱い)の級地保障が廃止されると、東京23区のA級地(基本給の100分の14・5)から千葉(B級地、基本給の100分の10)に転勤、はたまた、C級地(100分の5・5)、D級地(100分の2・5)に転勤すると、一気に数万円単位で賃金が下がるということだ。
祝日等手当では、C単価・実労働時間一時間につき100分の25割増、乗務旅費・日当200円という、こんなささやかな手当さえ廃止するというのだ。

賃下げで「体制強化」

提案書は、「『中期経営計画2016』では、安全の確立・安定輸送の確保を大前提として、スリムで強靭な経営体質への改善を図るため、経営陣も自らその先頭に立って収入の確保・拡大やコスト削減に努めることはもとより、営業の強化や輸送力再編による商品力の強化、働き度向上、効率的な投資の実施など、各施策を通じて人・モノ・金の経営資源の戦略的な活用を行い、多少の経済的変動等があっても安定的な利益が確保できるよう体制強化に取り組んでいるところである」と。
そのために、「そこで、以下のとおり手当等を見直しすることとする」!
結局、鉄道部門の黒字化に向けた主要な策は、賃下げしかないということだ。

15春闘へ総決起しよう!

この間、貨物会社は福利厚生の切り捨て、夏季・年末手当の低額回答など、組合員とその家族にとって非常に厳しい生活が続いているなかで、このような諸手当の廃止は絶対に認めることはできない。
動労総連合は1月29日、申第一号をもって、
①廃止の根拠を明らかにすること。
②諸手当の見直しを撤回すること。
を求め「手当等の見直しについて」の申し入れを行った。
全国の貨物職場から、「おかしいことはおかしい」と団結して声をあげよう! 国鉄分割・民営化政策破綻のツケを労働者に転化するな!
大幅賃上げ獲得! 65歳まで安心して働ける労働条件を確立するために、15春闘に総決起しよう!

特急廃止・削減反対!1・27 銚子行動 /2・15国鉄集会へ

不当解雇から28年
2・15国鉄集会へ

2015年2月15日(日)午後6時(開場5時半)
すみだ産業会館8階サンライズホール(JR錦糸町駅前の丸井錦糸町店8階)
よびかけ 国鉄闘争全国運動

国鉄分割・民営化で7628人の国鉄労働者にJRへの不採用通知が出された1987年2月16日から28年を迎える。
国鉄1047名解雇撤回闘争は、2010年の4 ・ 9政治和解をこえて闘いを継続し、動労千葉鉄建公団訴訟において不当労働行為を明確に認めさせた。
さらに高裁判決から1年3カ月、最高裁は年末に反動判決を下ろすことができなかった。
なぜできなかったのか。国鉄分割・民営化はやはり労働組合をつぶすために仕組んだ国家的不当労働行為だった。28年かけて暴き出したこの真実を前に最高裁も立ち止まっている。
昨年、解雇撤回の最高裁判決を求める署名は8万4千筆を超え、自治体労組や教組など全国各地で草の根的に署名運動が展開され、それが全国34ヵ所の国鉄集会へと発展した。国鉄闘争を労働運動再生への不可欠の課題として甦らせることができたのだ。
今、日本の労働者にとって一番の問題は労働運動の再生だ。安倍政権の戦争と民営化の政治と対決する労働運動が求められている。
解雇撤回・JR復帰の最高裁判決をかちとる10万筆署名の達成と、全国の職場生産点からの民営化・外注化阻止、非正規職撤廃の闘いをつくり出すことを訴え、2・15労働者集会の大成功を勝ちとろう。

全国各地でも国鉄集会

2月15日には、札幌、福岡、岡山、郡山、新潟、名古屋、金沢で、2月16日には大阪で集会が開催される。
1月27日、銚子支部は、銚子駅前や駅前商店街で特急列車廃止・削減反対のチラシ配り行動を、動労千葉を支援する会の仲間と共に行った。



駅前でチラシ配り


掲示板やガラスに チラシを貼りだしてくれた

3月ダイ改―特急廃止・削減反対!

1・27 銚子行動

駅前で乗客を待つタクシー乗務員にビラを渡すと、「これ以上特急が削減され乗客が減ったら俺たちは食べていけなくなる」と怒りをあらわにし、商店街では「私たちはどうやって生きていけばいいの」と議論になり、チラシを手渡したところ掲示板やガラスに貼りだしてくれるなど大きな反響だった。

鉄道は、通勤・通学など人々の生活を支える重要な社会的インフラだ。地方は人口減や財政危機で学校・公立病院・水道などはすでに限界ギリギリだ。また銚子も南房総と並ぶ観光地で、特急列車廃止・削減はもろに直撃する。とりわけ銚子市は富津市と並んで財政破綻が問題になっており、市民病院の存続を巡って廃止反対の大運動が起きている。今回のローカル線切り捨ては最後の一撃を打ち下ろすような意味をもっている。

沿線自治体が反対表明

すでに館山市につづいて、銚子市、香取市、成田市、神崎町、東庄町、旭市、匝瑳市、鹿嶋市、潮来市など沿線自治体から次々と反対の声が一斉に上がっている。
地方ローカル線切り捨て攻撃に対しては地域の総反乱をつくりだそう。3月ダイ改に向けて全力で闘争体制を確立しよう!

CTS清掃部門労働者座談会ーー食える賃金をよこせ!

15春闘で賃金アップ実現・組織拡大を!

これが普通の労働組合の姿だ

―昨年、動労千葉に結集してくれましたが、動労千葉に入って自分の心境とか周りの反応はどうですか。

Cさん
普通の労働組合ですよね。今までエルダーさんしか見ていなくて、とても行動が熱いので怖いなと思っていましたが、CTSに入る前にいた労働組合と比べても、やっていることは同じようなことだなと。作業ダイヤの勤務指定の細かいところに気づくというのも、しっかりした組合だなと思います。
Tさん
私は日刊動労千葉をCTSに入った当初から見ていました。はじめは外注化問題とかよくわからなかったんですけど、JR以外のことを取り上げている記事とか身近に迫ってきて、これが普通の労働組合の姿だなと感じてはいました。感心したのは車輪転削の指切断とか、組合員以外のことでも熱心になれるところですね。自分の利益と関係なくても熱心にやっている。掃除のことでも、仕事をやっていないのに勉強して交渉できるというところはお世辞ぬきに素晴らしいです。
Kさん
点呼前の作業の問題とか休憩時間中のサービス労働の問題などを取り上げて問題にしたのはよかったと思います。抽象的に外注化反対はそうだなと思っていても、ほとんどJRの人たちの話だと思っていたと思うんです。だけど日刊動労千葉などで清掃の現場の問題を取り上げて、申し入れを出して団交も始めてきたんで、徐々に反応が出ています。さすが動労千葉だと。
Tさん
動労千葉に期待をしているという声は聞いています。
Kさん
清掃でミスがあったらボーナスカットするというのを日刊動労千葉で出したことはみんな喜んでいました。良く言ってくれたと額に入れて飾っておこうなんて人もいました。
Cさん
我々が加入したことによってみんなが言いやすくなった面があると思う。

―動労千葉に関心を持った人たちに結集してもらうには。

Kさん
ほとんどの人が動労千葉の主張には賛同していると思うんです。もう一歩というところだけだと思うんだけど。
Tさん
これは黙っていられないとなった時に、連鎖反応でボンボン入ってくるかもしれないです。
Cさん
だけど私は生活があるからとなっちゃう。それも分かります。まだ壁はありますね。
Kさん
掃除している人はみんな同じ気持ちだと思うんだけど、日勤だけでもまともに食えるようにしてもらいたいと。結局、今の労働条件では正社員になるしかない。でも幕張事業所ぐらいの大きな所でも社員になれるのは毎年3人ぐらいです。目をつけられたら社員になれないとか考えちゃう。仲間同士で協力し合って労働条件を改善しようということじゃなくて、所長に気に入られて社員試験を通してほしいと。社員になれば賃金も少しは上がるし、ボーナスは出るし。
Tさん
組合に入っても今までの生活レベルが保障されるのかと。きっと減らされるとかが怖いんじゃないですか。
Kさん
これ以上減らされることはないと思うけど、社員試験制度が毒だと思う。ごくごく小数を社員にして選別している。率直に言ってもともとたいした労働条件じゃないし、もう少し労働条件がましなところを探しながら働いている人もいる。何とか社員にしてほしいという気持ちがある人は二の足を踏んじゃうというのはあると思います。
Cさん
俺が動労千葉に入ったら、俺と話すとき周りの目が気になるという人はいました。

住宅手当や扶養手当は切実

―結局、差別されるということだと思う。そのあたりを打ち破ることだと思います。この15春闘では動労千葉としてCTS清掃部門で働く労働者の労働条件で闘おうと思っています。要求などあったらお願いします。

Cさん
住宅手当もですが、ベアですね。諸手当もアップしてほしいですね。
Kさん
住宅手当や扶養手当は切実だよね。賃金が安いうえに住宅手当が出ないんじゃ、踏んだり蹴ったり。現実には日勤だと実家暮らしするしかない。そういう人はかなり多いと思います。
Cさん
今の賃金では結婚できないですからね。
Kさん
夜勤やれば何とかギリギリ食えるか食えないか、というレベルです。
Cさん
日勤者のほうが多いですからね。女の人でも夜勤やりたいという人がいるんですよ。

―独身の人ですか。

Kさん
いや、結婚している人も。日勤だけで食えるって、いくらぐらいだろう。
Tさん
ある人は最低、手取りで15万はほしいと言っていました。高い金額じゃないと思うんですけどね。

―全然高くない。とにかく当たり前に食える賃金をよこせと。

Tさん
労働に見合っていない。あれだけの重労働でこの賃金。楽ではないですからね。
Kさん
出来栄え、出来栄えってうるさく言いだしてから、労働時間も長くなっている。昼休み食い込んで仕事を入れることが普通にある。出来栄えとか言うんだったら、ちゃんと人を大事にすべきだと思う。こんな労働条件で、人が辞めて行ってもまた雇えばいいというようなことでいいのかと。
Tさん
みんな体にガタが来ている、と言っている。

仲間を増やし会社に言うことを聞かせる

―エルダーで行くと、みんな5キロ、10キロ痩せちゃうからね。倒れて救急車で運ばれる人がいるわけだから。最後に今年の抱負、一言ずつお願いします。

Cさん
まだ動労千葉1年生なんで、1年目はそういうもんかなと。抱負は、春闘で賃金アップですね。それが組織拡大につながればと思います。
Tさん
揺さぶるしかないでしょう。その成果は徐々に出てきていると思います。あらゆることを問題提起して行きたいと思います。

Kさん
組織拡大しかないと思います。要求を出したり、ニュース出したり、会社に文句言ったりしても大事だけど、まだまだ3人だし、結局組織拡大して力をつけていかないと動かないと思うんです。もっと仲間を増やして、行動で会社に言うことを聞かせていきたい。清掃の職場でストライキやって電車が止まるぐらいのことがやれれば、会社もちょっとは言うことを聞くんじゃないですかね。みんなで一致協力して会社に言うことを聞かせるという考え方で組織拡大していければと思います。
Cさん
動労に入ったからと言って警戒している人はほとんどいません。逆に「いいところついているよな」とか、言ってきてくれるようになりました。
Tさん
それは日刊動労千葉とかで具体的なことを取り上げ始めてからだと思います。良くも悪くもいろんなことを言ってもらえるようになっているというのは、悪くないと思います。

―CTSの清掃労働者が動労千葉に結集して来るというのは、外注化粉砕につながるということで、清掃でも組織拡大するというのが動労千葉の方針です。これからもよろしくお願いします。

 

民営化・外注化、非正規職化、残業代ゼロ… すべての出発は国鉄分割・民営化だった

民営化・外注化反対はすべての労働者の未来かけた闘い


非正規職の労働者数は、ついに総務省の調査でも2000万人を超えました。これほどまでに非正規職があふれる社会の出発が、国鉄分割・民営化でした。

非正規職激増の出発点に

87年に行われた国鉄分割・民営化は、戦後最大の労働運動破壊攻撃であり、大量首切りでした。民営化までのわずか6年の間に40万人いた国鉄労働者のうち20万人が職場を追われ、200人が自殺に追い込まれたのです。
これに対し、労働運動全体はまともに闘うことなく後退し続けていきました。そして、労働者の権利が次々と奪われていったのです。
国鉄分割・民営化は、前年の86年施行の労働者派遣法とともに、労働者の権利を破壊する決定的な一撃となりました。解雇自由化、残業代ゼロ法、無期限で派遣社員を使える派遣法改悪…。労働者の権利を奪い生活を破壊する攻撃が社会をおおう出発になったのです。そして、85年に16・4%だった非正規職率は、現在の38%にまでなっていきまいた。

 民営化だけで終わらなかった

しかも、民営化はそれだけで終わりませんでした。鉄道のあらゆる業務を数百もの下請け会社にバラバラに外注化していく攻撃が始まったのです。
それは社会全体にも広がりました。現在も進められている公共部門の民営化・外注化は、国鉄分割・民営化の手法をもとに行われています。そして、外注化を通して膨大な労働者が非正規職に突き落とされてきたのです。
国鉄分割・民営化とそれに連なる外注化との闘いは、すべての労働者の権利がかかった問題なのです。

みんなの力で外注化うち破ろう

現在CTSで雇われている社員の仲間は、外注化がなければJRで雇用されていたはずです。JRは、下請け会社に仕事ごと労働者を突き落とすことで、賃金も労働条件も切り下げているのです。
しかも、JRはさらに2次、3次と何次にもわたってバラバラに外注化して、非正規に突き落としていくことを狙っているのです。外注化は、どこまでも雇用と安全を破壊します。絶対に認めてはならないものなのです。
しかし外注化は、JR―CTSを貫き、職場全体で反対の声をあげて行動すれば必ず粉砕できます。その時、本来JRに採用されるはずだったCTSの仲間たちには、JRの職員になる権利があります。仕事がJRに戻ったのなら、そこで働く労働者もJRに戻るのが当然です。
そして、JRで外注化を粉砕することには、国鉄分割・民営化以来の社会のあり方をひっくり返すような力と可能性があります。これまで労働者を非正規職に突き落としてきた仕組みそのものを打ち砕く意味があるからです。
みんなの力で外注化をうち破り、すべての仕事と仲間をJRに取り戻そう。そのために、あらゆる力を集めたい。すべての仲間は、ともに外注化反対の声をあげ、行動しよう。

3月ダイ改ー特急削減絶対反対!組織破壊攻撃粉砕へストライキで闘いぬこう!

◎新春座談会
3月ダイ改ー特急削減絶対反対!
組織破壊攻撃粉砕へストライキで闘いぬこう!

◇新春座談会参加者◇
鈴 木 貴 雅(動労千葉乗務員分科会会長)
高 澤 成 夫(動労千葉千葉運転区支部支部長)
山 口 世 修(動労千葉執行委員)

首都圏70~80㌔圏構想による地方切り捨て

●昨年12月にJR千葉支社は、特急列車の廃止・削減提案を行ってきました。

鈴木
 JR東日本は、「経営資源の首都圏集中」という考え方に基づいて「70~80キロ圏直通運転」というローカル線切り捨てを現在も進めています。とくに内房線に関しては、「さざなみ」が東京~館山2往復廃止で、君津~館山間が全面廃止、休日に至っては特急列車が全面廃止。外房線の「わかしお」は東京~鴨川間1往復廃止と勝浦~鴨川間で2往復廃止。成田線では「あやめ」2往復の全廃。総武本線は「しおさい」が東京~銚子間1往復、新宿~佐倉間が上り1本削減という状況です。
今回は内房線を中心にして特急列車の大幅削減が出されているけれども、最終的にはローカルの切り捨てにつながっていくのは間違いないと思います。
今回は、本当に阻止に向けた闘いを職場、そして地域からつくっていかないとずるずるやられてしまう感じがしますね。
山口 これは千葉だけじゃないですよね。昨年も研修会で「踊り子」を使いましたけど、あれだって平日は昼間帯ではほとんど走っていないんですよ。
乗客が減るってことは会社としてみれば大変なことだと思うんですよ。例えば、内房線で特急のお客が減ってきたら、お客を増やすためにいろいろなことを考える必要があると思うんだけど、全く見えてこないよね。会社は、「お客様が減ったから削減する」っていうのが大きな理由なんだけど、会社として努力もしないでお客が単に減ったから減らすというのでやっていけば、特急だけじゃなくて各駅停車だって減らすっていう考え方になるわけでね。さっき鈴木会長が「首都圏70~80キロ圏構想」と言ったんだけど、会社は、首都圏の鉄道が儲かればいいんであって、あとは新幹線と「駅ナカ」で商売しようというわけじゃないですか。今回のダイ改提案は、そこが露骨になったのかなという印象がしますね。
高澤 確かにバスに交通手段が流れていく部分は否めないけど、でもこれは悪循環だよね。列車を削減してお客さんが減る、さらに列車を減らしたらもっとお客さんがいなくなるという繰り返しじゃないですか。実際には地域住民の足を奪っているということでしょ。分割・民営化で民間会社になったと言っているけど、公共交通機関としての使命は絶対にあると思いますね。だから、それは地域の皆さんと一緒に「絶対反対」で闘う必要があると思います。それと、労働組合の意義というのも問われますね。

●鉄道は、地元の人はもちろんのこと、観光客も含めて重要な交通手段になっています。JRは「地域と密着した観光」などと言っていますが、やっていることは全く逆ですね。

高澤 JRが言っていることは、建前だけだよね。
鈴木 地元で観光に携わっている人が言ってたんだけど、 観光バスは1台で40人~50人で来けど、15人や20人のグループはバスではなく電車で来ることが多いらしいという話なんだ。そうなると、特急列車が走らない駅や地域には旅行に来ないっていうだよね。
山口 今でも「ディスティネーションキャンペーン」をやってるけど、特急は削減するけど観光に来てくださいなんてことにはならないよね。

地域と一体となって3月ダイ改阻止闘争へ

●すでに内房線では館山市や商工会議所、観光協会がJR千葉支社に申し入れを行い、総武本線や成田線の沿線自治体からも要望書が提出されるなど、地元では深刻な問題として激震が走っています。

高澤
 安倍政権が今、地方を見直せといってやっている課題のひとつが「地方創生」なわけだから、列車の削減なん行ったら「地方創生」どころではなくなるということでしょ。
鈴木 JRは、観光客の誘致ということを言うけど、特急列車を切っちゃったら、その地域には観光客は行かないと思うね。
山口 昨年の久留里線もひどかったね。4時間以上列車がこないんだから。やり方があまりにも過激というか、尋常じゃないね。

●今回、地域からの声が出ている中で、労働組合のあり方が今問われています。地域と一体となって3月ダイ改に向けて声を上げていくことが重要ですね。

鈴木 列車削減、ローカル削減という問題は、将来的には自分たちの職場の縮小・廃止という問題につながると思うんだよね。。それは、地域におけるひとつの事業所の存亡がかかった問題にもなるわけで、地域の自治体にとっても重大な問題になると思うね。だから、特急列車の削減反対と言うことは、われわれにとっても、沿線の自治体なども含めて一体で取り組む必要があるということでしょ。
山口 JRという会社は、国鉄から国民の財産を受け継いだ会社じゃないですか。それにもかかわらず単に乗客が乗らないからという理由だけで列車の削減なんかやっちゃいけないはずなんだよね。もっと大きなスケールで物事を考えないといけないと思うんです。民間会社だから「利益が必要」と言うけど、鉄道はそれだけじゃないでしょ。やはり始発駅から終着駅までの全体を考えてやるべきじゃないかと思います。そういうことを考えると、動労千葉が地域と一緒に反対に起ち上がるということは、今後のためにも重要だね。
高沢 鉄道っていうのは、地方で赤字になったとしてもその分を首都圏で儲けてカバーしてきたわけで、それは構造上しょうがない話でしょ。しかし、今のJRは、新自由主義と同じように、儲かるところには設備投資を行って儲けるだけ儲けて、それ以外の部分は切り捨てちゃうという典型的なやり方になってるよね。これでは安全が守れるはずがないわけで、反合・運転保安確立の闘いが絶対に重要ですね。

「千葉運輸区」ー組織破壊へ団結強化を!

●今秋、「千葉運輸区」設置の提案が出されており、3月ダイ改から配転・組織破壊との闘いになると思います。

高沢 自分は、習志野運輸区の設置当時に経験しているんですけど、会社は「運転士と車掌を一緒にすることで効率が上がる」とか言ってました。自分の経験で言うと、業務掲示の内容が変わりましたね。例えば「目標がいくら」とか「○○の目標達成」ということばかり掲示するようになったんですね。つまり、競い合わせていたわけ。車掌は予備の時に快速で車内検札をやるとそれが超勤になるんだけど、それが当たり前になるわけ。先輩がやっていれば後輩=若い人もそうなるよね。自分から見ると、乗務前に余計な仕事をして大丈夫なのかなと思ってた。「安全よりも金」という意識になっていくわけ。しかもそれを会社が承認しているわけだから、自分だけやらないというわけにはいかないという雰囲気になってくる。確かに定例訓練は一緒にできるけど、それ以外で何かよかったことなんて思いつかないですね。
山口 「千葉運輸区」というのは、さっきから出ている「首都圏70~80キロ圏」構想をさらに進めるための攻撃だと思ってます。だから、「千葉運輸区」ができたら終わりかというと必ずしもこれで終わりじゃないと思います。今後は、運輸区の縮小や統廃合も含めて出てくることも想定できるんじゃないかな。結局、基地統廃合攻撃そのものだということでしょ。
鈴木 運輸区になっても輸送体系を変えることは可能で、例えば、途中に運輸区を設けることによって外周区よりも入出区作業が少なくなり、ハンドル率(乗務率)をどこまで追求するのかということになる。最終的には、労働時間に占めるハンドル率の割合というのは、相当に高い割合になるということですね。
高澤 「千葉運輸区」の関係で言うと、千葉転の場合に、今は標準数より20名過員になっていて、ダイ改提案だと8名削減になるから過員が28名になるんです。そうなれば人が多い区から他区へ配転することができるわけだし、会社もそこを狙ってると思うんですよね。会社も、「3年間ぐらいのダイヤ改正を経て、最終的に運輸区にする」って言ってるらしいですけど、今年の3月ダイ改からの3年間が闘いの正念場になりますね。
山口 「千葉運輸区」で問題になるのは、強制配転があるかどうかだよね。希望している人ならいいんだけど、強制配転があればそれは組織破壊だしストで闘わなければならない。3月ダイ改は大きな焦点になりますね。

若手に動労千葉の闘いを引き継ぐ取り組みを

●今後、大量退職問題が最大の課題になります。本線運転士の立場からすれば外注化で行くところがなくなるという問題もあるし、国鉄採がいなくなった後の職場の問題もあると思います。

山口 本当に、俺たちの年代が退職したら職場がどうなるのかは本当に深刻な問題だね。30代や40代で中心になるような運転士が出てきてもらわないと本当に困るんだけど、ほとんどいないからね。安全についても会社側から見た「安全」という考え方になっちゃう。JRでいうと今後10年間で43%が退職でしょ。俺たちは、国鉄当時からの積み重ねがある程度あって色々経験しているし、そういうものの見方から安全を考える訳。しかし、若手の場合には、会社側の見方になってる感じがするね。そうなると安全をどのように確保するのかという根本的な問題にならざるを得ないよね。
鈴木 人事・賃金制度が導入されて一番感じるのは、俺たちは年功序列という考え方でやってきたわけだけど、今はそういう感覚じゃないんだよね。もっと感じるのは、俺たちの場合には管理者に「ゴマすり」なんかしなかったけど、若手にとってみればごますり行為だと思ってないし、普通になってるんだよね。俺たちは同じ労働者の立場で横のつながりを大切にしてダメなものはダメなんだと言ってきた。今はそうじゃないからね。
高澤 会社は、労働者のためになること、例えば安全や労働条件について優先して改善するなんてことはほぼないわけでしょ。だから自分たちの年代というのは、会社のやることに対して「ちょっと待てよ」と思うわけ。大量退職問題というのは、自分たちが退職するっていうことと同時に、われわれの持っている闘い方や考え方を若手に引き継いでいくという闘いになるのかなと思いますね。それで最終的には動労千葉に入ってくれれば一番いいけどね。
山口 今、俺たちの年代の運転士は、未知の世界に入っているよね。団塊の世代の人たちは運転士の労働条件を見ても一時期はいい時代があった。しかし、その後の俺たちの年代は、それを超えてる状況でしょ。運転無事故表彰は3年で受賞で、その間に約10万キロ乗務するわけ。そうなると、30年間運転士をやってると100万キロの乗務になるわけでしょ。だから知らず知らずのうちにボディーブローが効いてきてるんですよ。それを考えると、若い人たちは俺たちをはるかに超えるわけ。だから、これを考えたら運転士は不安ですよ。

●最後に、3月ダイ改、大量退職問題に対する闘いの決意をお願いします。

鈴木 当面、3月ダイヤ改正での特急削減という大きな問題が出てきているので、地域と一体となって闘いぬきたいと思います。その上で、乗務員分科会として、各支部からの問題点を千葉支社に突き付け、職場からの闘う体制を作り上げていきたいと思います。
そして、こうした闘いが組織拡大につながるように全力で闘います。
高沢 今年は「千葉運輸区」に向けた闘いが具体的に進むと思いますし、3月ダイヤ改正での特急削減、さらに、異動の問題も出てくると思いますので、何よりも支部の団結を固めることが最も重要だと思います。各支部の協力を得ながら、一緒になって闘っていきたいと思います。
山口 やはり運転保安確立の闘いを全力で進めたいですね。やはり乗務員である以上、これが一番基本になると思います。
●2015年は、今までと違う年になると思います。全力で頑張りましょう。
ありがとうごさいました。

2015新春インタビュー 外注化攻撃と闘う検修職場の仲間に聞く

外注化粉砕!組織拡大をかちとろう!

2015年の年頭にあたり、外注化粉砕へ向けた決意を幕張山田支部長、木更津佐野副支部長、車両技術分科半田会長、青年部木科君から話しを聞きました。

◆昨年は外注化の矛盾が様々なかたちで噴き出した年でした。

山田 外注化から2年たったけど、職場は外注化による問題が次々に起きている。転削業務では指を切断する事故が起きたのに「お前らはもういらない」と逆にベテランの人たちが出向を解除された。CTSではプロパー採用者を入れて1年も経たないうちに仕業検査や構内運転をやらせている。それで内山君が出向解除になった。やはり外注化は雇用や安全を破壊して職場を分断する攻撃だったことがはっきりした。外注化を粉砕するまで解決しない問題です。

佐野 外注化の時は動労千葉の人間を強制出向に出して、要らなくなったら返す。会社側は裁判対策のためもあって「一生出向」ではないと言いたいんだろうけど、JRに戻っても仕事がない。日勤で臨検。若い人は生活も大変ですよ。
半田 将棋の駒のように扱っている。人間扱いしていない。内山君もそうだけど、泊勤務で手当がついてたのが日勤になって無くなる。プロパー採用者ができたから返す。こんなやり方をされたら生活設計はどうなるの。結局、外注化を完成させて完全に別会社化していくために労働者を将棋の駒にしている。

木科 プロパー採用者が入ってきて、高齢者の職場確保はどうなるのかみんな不安に思っているし、若い人も将来が見えなくて不安ですよ。プロパー採用者もなんで同じ仕事しているのに低賃金なのかと。こうやって横のつながりが壊されていく。そういう攻撃が外注化だ。会社は団結されたら困るんです。

◆ 闘いをさらに強化しなければいけないですね。

山田 高齢者の雇用の場を確保するために外注化するとか、会社の言ってることは全部ウソだった。逆に、CTSに「プロパー」として採用された人たちは本来JRに雇われていたはずだった。プロパー採用者は、同じ鉄道の仕事しているのに、昇給の仕方が全然違うからJRとの賃金の差がどんどん広がっていく。1年目は、動労千葉対策のためにCTSで大量採用したから、仕業・構内にも来れず、未だに上廻り検査の仕事をしている者もいる。プロバー採用者の中でも差別が生まれていて、結局、JRの管理者の天下りポストを増やしただけの状態。それで1千万とかの賃金をとっている。それは本来、清掃やってる人やプロパー採用の人の賃金にしなきゃいけない分だ。今年はそういう矛盾も徹底的に追及して組織拡大につなげたいと思います。

半田 黙っていたら、J―TRECのような分社化とか、検修・構内業務はトランスポーテックに集約していくとか、NTTみたいに子会社にどんどん転籍させるとか、これからも外注化攻撃はどんどんエスカレートしていくと思う。

木科 例え臨検に戻ろうと交検に戻ろうと、外注化に対してはずっと闘っていかなければいけない。結局、完全粉砕しかない。逃げ場はないんです。

半田 出向無効裁判も重要だよね。JR側が出した委託契約書類の番号が飛んでいて明らかに隠しているものがあるって言うじゃん。改ざんしたのと同じことだよね。

◆昨年、清掃の3名の仲間が動労千葉に入りました。

山田 外注化攻撃があったからCTSで働く仲間たちの現状にも真剣に目を向けるようになった。だから、CTSに行って、清掃業務の不正追及や行方所長追放の闘いとか、超勤不払いの問題、成田空港駅の労働条件を改善させた闘いなど労働条件改善闘争をやってきました。CTSの所長は、朝の点呼で「出来映え検査で引っかかったらボーナスカットだ」なんていっている。今までCTS労組が何をやっていたのかって事ですよね。そうした闘いの中で、CTSの仲間たちが動労千葉のことを信頼してくれるようになっている。5月と10月にストライキもやって、そういう中で3名が動労千葉に加入してくれた。すごく嬉しいことです。

佐野 CTSの清掃の人たちと話しをしてると色々出てきますね。契約社員で入って10年以上も試験を受けているのに受からない人がいる一方、1年ちょいで正社員になる人もいる。みんな怒ってますね。幕張で3人動労千葉に入ったのは大きなインパクトになっています。外注化で逆に清掃の労働者とつながりが出来た。

◆大量退職を迎えて、何もしない会社への怒りと今年の決意を。

山田 外注化がなかったら俺たちは60才で退職して清掃に行って組合運動も終わりだった。でも、職場が外注化されたことで闘い続けるしかなくなった。会社側が俺らにもっと組合で闘えって言ってることと同じだよ。退職する時まで俺らの気持ちを逆なでして怒りを持続させてくれている。

半田 残った人も出された人も地獄。仕事がやりづらくなってるし、何もかもが分断されるし、安全は破壊されるし。行き着く先は、全部外注化か全部戻させるかになる。外注化との闘いはそういう勝負になる。

山田 さっきも言ったように、会社側が65歳まで闘ってくださいと言ってるんだから、それに応えて組織拡大を実現しないといけない。この何年かが勝負。こんなに条件を与えてくれているんだから、JR本体でもCTSでも組織拡大に向けて全組合員が頑張らないといけない。

佐野 CTSの労働条件を上げたいですね。外注化されなかったら分からなかったですよ。腹の立つことばかりです。会社側が外注化やるために言ってきたことはウソばっかり。最終的には組織拡大だと思います。

木科 CTSで加入してくれた3人を正社員に押し上げたい。動労千葉がやってることが正しいと示すためにも本気になって闘ってその形を見せたいです。また、俺たちの問題ですが、運転士希望で入ってきて運転士になれなくて構内運転士になろうと勉強して、外注化でさよならなんて絶対許せない。黙ってたら交検も臨検も外注化される。駅だって外注化だ。行くところなんかなくなる。だから東労組の若い人にも一緒に闘おうってオルグしなきゃいけない。プロパー採用の人たちとも一緒に闘わなければいけない。

半田 CTSでも、闘う労働組合が必要なんだ、何もやらない組合じゃだめなんだということを職場の仲間が実感できる闘いをやりたいですね。裁判闘争にも勝利したいし、職場で組織拡大を全力で闘って外注化を粉砕したい。

全組合員の力でJR、CTSでの組織拡大をかちとり、外注化を粉砕しよう。大量退職にともなう組織破壊攻撃を粉砕しよう。

青年部新春座談会 “一緒に闘ってくれる仲間が必要。それが動労千葉。東労組にいても結局何もしてくれない”

ライフサイクル制度に反対し、ともに闘おう!
外注化粉砕! すべての仕事と仲間をJRに!

仕事と仲間をJRに

▽内山 外注化絶対反対で闘ってきましたが、去年の10、11月、C T S に強制出向された人のうち3人の出向が解除され、自分もJRに戻った。でも、自分がやっていた仕業検査は外注化されたままで、JRに戻るべき職場はない。仕事はいまだに臨検です。

▽渡辺  出向から戻ったと言っても喜べない。外注化のときは会社の都合ひとつで職場ごと強制出向させられ、必要がなくなったら放り出すように戻す。外注化によって労働者が将棋の駒のように扱われるようになった。

▽内山 臨検で突然日勤にされ賃金も大幅に減った。生活も何もかもが無視されている。団交にも出て言ってやりたい。

▽渡辺 習志野などはJ R 本体には全く仕事が残ってない。延々と出向させられたままか、JRに戻るとしたら異動させられることになる。

▽滝 会社は、人件費を削るためにもCTSプロパー採用者を増やしたい。だから、余ったら用なしだって対応をする。

▽渡辺 結局、外注化を撤回させて仕事ごと全員で戻るために闘うしかない。CTSのプロパー採用者も、外注化されてなければ本来JRで雇われるべき人たちだ。

▽北嶋 同じ場所で仕事をしているのに、下請け会社だからって差別的なところがあるのは問題だよ。仕事も正当に評価されているといえるのか。だから、JR本体で全員採用するのが本来のスジだと常々思っている。

▽渡辺 鉄道業務を外注化すること自体がおかしい。制服が変わっただけでやることは同じなのに、指揮命令系統が複雑になって、それで事故も起きている。外注化が安全を破壊した。

▽内山 幕張ではポイント割出事故も起きている。

▽北嶋 銚子派出では車両下での点検中に運転士が列車のブレーキを緩めてしまった。運転士には何の連絡もいってなかった。

▽渡辺 外注化でJRからCTSの作業者に直接連絡できなくて、伝言ゲームが失敗したようなもの。外注化しなければ起こらなかったことだ。列車抑止や線閉がこんな軽々しく扱われていいはずがない。

▽滝 しかも、誰も責任を取らない。銚子派出での検査を指示したCTSの管理者は幕張にいて、現場のことはまったく分かってなかった。

▽渡辺 会社は「高齢者の雇用の場の確保のため」と言って外注化したけど、実際は雇用の場を奪う攻撃だった。高齢者の雇用と言うなら外注化じゃなくて定年延長すればいい。大量退職に便乗して外注化してコスト削減しようとしてる。今年退職する人たちには未だ再雇用先も提示されてない。

▽北嶋 これだけ外注化しているのにおかしいよな。確保してるんだったらすぐ回答できるはずだもんな。

▽渡辺 結局、外注化の目的は「プロパー採用」で低賃金の労働者に置き換えていくことだから矛盾だらけになる。JRの管理者が天下るポストだけは沢山つくられている。

▽滝 本体は人員削減でポストを増やせない。その分を外注先につくっている。

▽渡辺 それは試験制度や新人事賃金制度の問題でもある。会社の言うことを聞かなければ賃金があがらないようにして試験を受けさせる。だけどこれからはポストなんて外注先にしかなくなる。結局みんな使い捨てられる。

▽滝 主務になっても、いろんな会合に出たり、駒にならないといけない。

▽渡辺 ほんとは労働組合が取り組むまなければいけない一番重要な課題。試験で誰が優遇されるとか、団結がバラバラにされていく。

▽滝 しかもJ R 東日本は「過去最高の利益」とかいって、駅ナカとか保育事業とかで収益をあげている。その一方で鉄道事業は「外注化しろ」「運転士のハンドル率をあげろ」って、人を減らしていく。特急列車廃止・削減反対!

▽北嶋 ダイ改では、ハンドル率を上げて人を減らせって公言してるよな。

▽滝  大量退職前に向けて準備してるんだよ。3~4年で完成っていうのはそういうこと。3月のダイ改はその出発点になる。

▽渡辺 どれほどの労働強化がのしかかってくるかは、やってる人にしか分からない。

▽滝 線路を1 2 0 ㎞ 対応にしたりしているけど、特急列車を廃止したら意味がない。JRは地元を全く無視して一方的に進めるから沿線はみんな怒っている。

▽渡辺 矛盾ですね。儲からないとなったら切り捨てちゃう。

▽滝 秋に予定されてる千葉運転区の運輸区化も、会社は「移行時は変わらない」というけど、ダイ改は運輸区化を前提にやられるし、3年後には全然違うものにしようとしている。

▽北嶋 今回のダイ改提案でもひどい行路が増えている。泊勤務明けで、初電から12時くらいまでのり続けるとか。明けでそんな長時間集中できるはずがない。それを東労組は黙っている。少なくとも若い組合員に何をやっているのか全く見えていない。だけど、若い人がそれを受け入れるだけってのも悔しいよね。パワーがあるんだから若い人がものを言って闘わないと。

ライフサイクル反対の声を

▽北嶋 ライフサイクルも、次の人選がもう決まっている。不安をあおりたくはないけど駅は大変。

▽滝 駅と運転士の仕事は、経験を活かすという意味では共通しない。結局、駅業務を外注化するためのつなぎ。仕業・構内の強制出向と同じだと思う。新しく駅輸送職を養成しないのは委託が前提だから。それで運転士をもっていく。その矛盾がライフサイクル。

▽北嶋 運転士に戻って1 年くらいになるけど不安な気持ちが残っている。一つ一つの事は、職場の仲間に聞いたりすれば解決できる。でも、それまで自信をもってやれてたのに、何かあったときに対応できるかとか、3年の間にどう変わったのかとか。経験をリセットされた感じ。

▽滝 途中で乗務を奪われるのは厳しい。経験の大事さを無視しすぎてる。

▽北嶋 3年も運転から離れるのは大変なこと。声を大にして何度でも言いたい。やっぱり、何とかしたいのなら、ライフに行かされる前に声をあげてほしい。

動労千葉の仲間と共に

▽北嶋 全部受け入れて会社のためにやっても、結局捨てられる。良いところにいけるのはわずか。気づいて欲しいって思いでいる。気づいてるけどできないなら、動こう。俺たちみたいにやってる人間がいるんだから。そういうところに飛び込んできて、こう思ってるんだって言ってほしい。うちの組合は、それに対して力を出してくれる。それが組合のあるべき姿だと思う。

▽内山 自分は、「辞めるなら来いよ」って誘われて動労千葉に入った。仲間がいるのは大事。人間だから絶対に失敗しないってことはないからこそ、そういうときに一緒に闘ってくれる仲間が必要。それが動労千葉。東労組にいても、結局何もしてくれない。

▽渡辺 去年、CTSで仲間が増えたことは純粋に嬉しい。清掃の方でも闘っていかなければならない課題がいっぱいある。JR本体でもCTSでももっと仲間が増やすように頑張りたい。

▽滝 起きている問題をちゃんと分析し、会社と対決して問題を解決するように闘う。そうしてみんなに知ってもらう。そういうことが大切。例えば、これから定年まで働ける職場をどうつくるのかとか。

▽北嶋 委員長が今年は大事な年になると言ってた。今まで以上に気を引き締めたい。組織拡大が青年部の一番の目標。全力で頑張ります。

3月ダイ改合理化粉砕! ローカル切り捨てにストライキで闘いぬこう!●新支部長紹介

●新支部長紹介


ローカル切り捨てを許さず闘う
鴨川支部 岩 瀬 利 幸 

10月21日の支部大会で支部長になりました。。
昨年は、外注化粉砕に向けて鴨川派出の仲間を先頭にストライキを闘いぬいてきました。
今年は4人が退職するなど、今後の大量退職問題は鴨川支部にとっても重大な問題です。住んでいる近くに職場を確保することが最大の課題だと思います。
また、3月ダイ改での特急列車削減は、ローカル全体の切り捨てにつながることは明らかです。鴨川支部は、3月ダイ改での列車削減を絶対に許さず、当該支部として全力で闘いぬきたいと思います。

平成採獲得へ、積極的に交流を
佐倉支部 高 橋   正 

12月3日の支部大会で支部長になりました。
千葉運輸区の設置提案が出されたことに伴い、佐倉運輸区でも影響が出ることが予想されます。組織破壊攻撃を許さず闘いたいと思います。
これから大量退職時期を迎えますが、国鉄採の運転士がいなくなった後、職場は大変な状況になるのではないかと考えています。職場と安全を守るためにも、動労千葉で一緒に闘ってもらいたいと思います。
そして、動労千葉の発展のためにも、平成採運転士の獲得に向けてこれまで以上に積極的に交流を深めていきたいと思います。

動労千葉の運転保安確立の闘いが必要
いすみ支部 大 藤 守 紀

12月23日の支部大会で支部長に就任しました。
いすみ鉄道では、今年から来年にかけてエルダーの組合員が退職を迎えるなど、組織的には大きな節目を迎えます。
一方、いすみ鉄道では、今、新人運転士が10名養成されていますが、安全のことを考えると今後のいすみ鉄道の列車運行に不安を覚えます。動労千葉の運転保安確立の闘いの重要性が求められていると思います。いすみ支部も、JR本体の仲間たちと団結して、今後も闘いぬく決意です。


安全運転闘争介入事件行訴の傍聴に結集しよう!

1月29日、東京高裁511号法廷において、「安全運転闘争介入事件行訴」の第2回口頭弁論が行われる。勝利判決獲得に向けて、全支部から傍聴闘争に結集しよう!
7月16日の東京地裁判決は、「安全確保を指向する十分に了解可能で実現結果が社会的に望ましいといえる動機・目的を持って実行したもの認められる」と認定するなど、動労千葉の闘いの正当性を認める内容だ。
しかし、「定時運行体制を混乱させた」「会社の管理・支配を失わせた」などとして違法争議と決めつけるなど、全く矛盾する判決となっている。
争議行為とは、最高裁の判例においても「業務の正常な運営を阻害するもの」とされている。これによれば会社側の運転時分管理を、組合側の争議行為によって一時的に排除したからといって違法などとは言えないのだ。
しかも、動労千葉がこれまで行ってきたストライキなどは、列車の遅延だけではなく運休も発生しており、会社の定時運行管理体制を一時的に排除して業務の正常な運営を阻害しているが、これらは正当な争議行為として認めているのだ。
こうしたことから、動労千葉が行ってきた安全運転闘争は、社会的にも認められた動機・目的を持って行われたものであり、争議行為の態様としても100%正当なものであることは明白である。
JR東日本は、争議行為への介入をやめろ!
安全運転闘争への処分を直ちに撤回しろ!
勝利判決獲得へ、傍聴闘争に結集しよう!

◎1月29日(木)11時30分から
◎東京高裁 511号法廷

非正規雇用2000万人超える ーーーなぜ外注化に反対するのか

 

30年で1500万人も増加

 12月26日の総務省発表によると、昨年11月の非正規雇用者数は2012万人でした。総務省の調査で2000万人を超えたのは初めてのことです。労働者のうちの非正規雇用者数の割合は38・0%で、昨年2月の38・2%に次いで過去2番目でした。特に、医療・福祉分野で非正規職が増えたといわれています。
84年の非正規雇用者数は604万人、労働者に占める割合は15・3%でした。この30年ほどの間に約1500万人が非正規雇用に突き落とされているのです。

外注化が非正規職化の武器に

その最大に武器に使われたのが、外注化です。労働者ごと仕事を下請け、孫請けへと突き落とし、次々と非正規雇用にされていったのです。
しかも、それは偽装請負と一体で行われてきました。形だけは委託・外注化したことになっていますが、実際には発注元の指揮・命令の下で作業を行わせているのです。トヨタなどの大企業や自治体まで、全社会で違法行為がまかり通っています。
外注先では当然にもコストカットが徹底して行われ、請負労働者の賃金は発注元の半分や3分の1以下という超低賃金にまでなっています。
しかも、必要なくなれば、「委託契約の解除」という形で自由に解雇できるのです。「発注元に文句をいったら、契約を切られる」と、ものも言えない職場にされてしまいます。
外注化との闘いは、自分たちだけの問題ではありません。全労働者の生活と権利、未来をかけた闘いです。だからこそ、絶対に外注化を認めるわけにはいかないのです。

今こそ外注化反対の声を

安倍政権は、1月26日からの通常国会で、「3年で労働者を変えれば、永久に派遣を使って良い」「派遣会社で無期雇用なら労働者を変えなくても良い」という派遣法改悪案を再提出しようとしています。まさに「9割非正規職化」に道を開こうとしているのです。
また、残業代ゼロ法や裁量労働制の対象拡大などを盛り込んだ、労働基準法の改悪案も提出される予定です。
JRは「大量退職」をも利用し、これまでとは次元の違う全面的な外注化を進めようとしています。これは、社会で起こっていることの縮図であり象徴です。
JRはコストカットのために外注化を強行しました。そして、これまで仕事を担ってきた労働者をCTSに強制出向させ、本来JRで雇うべき労働者を下請け会社に突き落としています。しかし、本来JR自身がすべての仕事と労働者に責任をもつべきです。
労働者の権利と生活をかけ、外注化反対の声を共にあげよう。定年延長と65歳まで働ける労働条件を実現しよう。JRはすべての仕事と労働者をJRに戻せ!

2015年貨物新年の決意ーー貨物労働者の壮大な決起をかちとる

 

新春座談会佐藤 正和(司会・貨物協議会議長)

大竹 哲治(本部副委員長)

斉藤 隆男(千葉機関区支部長)

佐藤 2014年をふりかえってみてどうでしたか?

大竹 昨年は、賃下げがいつから強行されるのか?と思いながら、なんとしても阻止しなければならないという一年でした。春闘においては、2月25日貨物本社前行動を勝ちとりました。しかしながら、15年連続ベアゼロが強行され、福利厚生ではベネフィット・ワンなどが廃止。また、夏季・年末手当も超低額回答が強行されました。
職場では、春から始まった宇都宮ターミナル乗り入れに対するハンドル訓練が行われ、10月1日には、本格乗り入れとなりました。要員がひっ迫して、11月は一人も年休が入らないという大変な年でした。

斉藤 JR貨物の経営危機が一層深刻化している。分割・民営化の過程で、「貨物安楽死論」が主張されたため、貨物鉄道のあり方についてまともな議論もされていない。JR貨物は、経営安定基金すらつまれなかった。
分割・民営化当初1万2千人いた要員は、今や6千人を切った。人件費を半分に削っても長期債務は、1,800億円と倍増している。線路使用料など、まさに分割民営化の構造的矛盾以外の何ものでもない。

佐藤 諸悪の根源はやはり国鉄の分割・民営化です。「改革」などでは断じてないですね。

分割・民営化の矛盾を労働者に転嫁するな!

斉藤 日貨労は分割民営化政策の失敗に対し、鉄道事業部門の黒字化に向けて「血を流し、汗を流す」と言っている。日貨労の青年労働者は、たまったものではない。なにせ14年度の期末手当は夏1・25ヵ月、冬1・32ヵ月、合わせて2・57ヵ月。旅客会社の一回分にも及ばない。
15年連続のベアゼロの強行、期末手当の超低額を強制し続けるなかで、毎月の賃金より低い期末手当では、生活費の不足を補うことすらできない。

大竹 日貨労の若い人達はもっと考えてほしい。3月ダイ改で「働き度を上げる」と会社は提案しています。これ以上、労働条件が悪化し、W泊が増加すると大変なことになる。

賃下げ・制度改悪攻撃との闘いを!

佐藤 本当に、怒りですよね。2015年の闘いの課題はなんですか?

斉藤 55歳からの70%の超低額賃金、定期昇給なし、60歳からの限度を超えた超低額賃金等、新たな労働強化と賃下げなど絶対に許せない。子供の進学、家族、自分の将来への不安を抱えて「安全第一・安定輸送の確立」などできるわけがない。
ささいなミスを理由とした乗務員へのしめつけなどは貨物会社の責任転嫁、自己保身以外のなにものでもない。絶対に許してはならない。貨物における反合・運転保安確立闘争を構築したい。

大竹 私は今年2月給与から3割カットの対象年齢がついに来てしまう。今までとまったく同じ仕事して、いきなり給与が減額される。この間長い間、制度の撤廃を申し入れてきたが、この制度は早く廃止しなければならない。

佐藤 本当にひどい話です。自分も今年です。

斉藤 それだけでなくJR貨物は、鉄道部門の黒字化を実現するとして、徹底した賃金抑制攻撃、福利厚生の切り捨て、諸手当の見直し、乗務員勤務制度改悪、基地統廃合、新採停止等、大合理化攻撃に踏み出そうとしている。第二の分割・民営化との闘いです。

大竹 2015年は、各手当削減攻撃との闘いになると思う。これ以上のカットは、今でもそうだけど、現場で働く労働者にとって、モチベーションの低下をますますまねく。でっかく反対の声を上げることです。
会社は、「中期経営計画2016」のサブタイトルで「鉄道事業の黒字化を実現」に向けて、新採停止、賃金カットを行い、先のことは何も考えず、2018年決算のことばかり考えている。分・民の失敗のつけを、労働者に転嫁することは絶対に許されないということです。

15春闘で怒りの声をまき起こそう!

佐藤 当面する闘いの焦点は、やはり春闘ですね。

大竹 春闘の課題は、大幅賃上げ獲得、定年延長の実現と、65歳まで安心して働き続けることのできる職場・労働条件を確立することです。
年金支給が65歳からになっているので、嘱託社員で60歳から65歳までハンドルをにぎるしかありません。本線運転士の高齢者対策はさし迫って切実な問題になっています。
千葉機関区では、あと五年もするとほとんどが嘱託社員になってしまう。若い人の配属を強く求めていきたい。

斉藤 貨物の経営破綻と、その労働者への攻撃と対決し、全国の貨物職場から怒りの声を巻き起こすために、千葉機関区支部は全力で闘います。

大竹 2015年は、世界の情勢や、日本の政治を見れば明らかに激動の年になる。団結を固め、ねばり強く闘いを続ければ必ず展望が開けます、頑張りましょう。

佐藤 1047名解雇撤回闘争、外注化=非正規職撤廃闘争、ローカル線廃止との闘いと学校や病院、水道など社会全体の崩壊と闘うことを一つの課題として、労働者の立場からライフラインとしての鉄道の社会的使命を果たす闘いを作り出したいですね。

斉藤 安倍政権の戦争への道を阻止するために、労働組合の反戦闘争への決起=戦争協力拒否・軍事輸送反対の闘いを今からつくらないといけない。青年労働者の決起、貨物労働者の壮大な決起をかちとる。ここに、分割・民営化体制打倒の展望がある。やればできる、闘えば勝てる。「敵よりも一日長く」の精神で闘いましょう。

佐藤 今年は、今まで不屈に闘い抜いてきたことの成果を発揮する年です。どうもありがとうございました。

闘うすべての仲間と連帯し明るく楽しく闘えば怖いものはない 動労千葉OB会 会長 永 田 雅 章 

闘うすべての仲間と連帯し明るく楽しく闘えば怖いものはない
動労千葉OB会 会長 永 田 雅 章 

 昨年の7・1集団的自衛権の行使容認の閣議決定をテコに、戦争に向かって労働組合を解体する攻撃と、解雇・失業・貧困の嵐が吹きあれています。
最高裁に向けた10万筆署名の圧倒的前進と結合した現場からの闘いによってこそ、この反動をぶち破ることができると思います。
その闘いは、動労千葉の外注化・民営化を撤回させるためにも共にストライキで闘うCTSの仲間などの組織拡大の闘いであり、鈴コン闘争の原職復帰の勝利のようにたとえ3カ月雇用の非正規でも団結して闘えば勝てることを学んで闘い抜くことです。
私たちは、労働組合を解体され、解雇攻撃で泣く泣く会社をやめざるを得なかった多くの労働者に向かって闘う合同労組への加入を訴え、無数の合同労組をつくり、点から線、そして面に向かって闘い抜く一方で、解雇撤回10万筆署名を貫徹し、署名してくれた人びとを組織化して動労総連合、合同労組の発展・拡大で腐りきった世の中を変えるために闘い抜きましょう。
闘いは試練が多いですが、闘うすべての仲間と連帯し明るく楽しく闘えば怖いものはないです。新しい時代を切り開くために闘いましょう。
OB会も皆さんと共に頑張ります

今年も親組合とともに
動労千葉家族会 会長 山 田 佐 知 子

 明けましておめでとうございます。
昨年はOB会の皆様のご厚意でいくつかの行動を共にさせていただき、ありがとうございました。また、組合の様々な行事や婦民、支援する会の総会などに参加し、多くの会員が参加している様子を見て、家族会も同じように参加者を増やしていきたいと思います。
年末の総選挙で自民党が「圧勝」となり、また格差の拡大や戦争への政策などの攻撃をなりふりかまわず豪速球で投げてくるでしょう。しかし、CTSの3名が組合に入って下さるなど、親組合の闘いは着実に仲間を増やすものとなっています。
社会を変える主人公は私たち労働者です。強い絆の全国の仲間、いえ世界の仲間といっそう団結を固め、今年も親組合とともにがんばります!


不当解雇から28年 2・15国鉄集会へ

2015年2月15日(日)午後6時(開場5時半)
すみだ産業会館8階サンライズホール (JR錦糸町駅前の丸井錦糸町店8階)
呼びかけ 国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動

国鉄分割・民営化で7628人の国鉄労働者にJRへの不採用通知が出された1987年2月16日から28年を迎える。国鉄1047名解雇撤回闘争は、2010年の4・9政治和解をこえて闘いを継続し、動労千葉鉄建公団訴訟においてついに不当労働行為を明確に認めさた(1審、2審の判決)。なんとしても「解雇撤回・JR復帰」の最高裁判決を勝ちとろう!
日本の労働者にとって一番の問題は労働運動の再生だ。安倍政権の戦争と民営化の政治と対決する労働運動の登場が必要だ。四半世紀を超えて国家的不当労働行為と労働運動破壊攻撃に抗してきた国鉄闘争を結集軸に、世の中に満ちあふれた労働者の怒りを労働組合に組織するときだ。
昨年、解雇撤回の最高裁判決を求める署名は8万4千筆を超え、自治体労組や教組など全国各地で草の根的に署名運動が展開され、それが全国34カ所の国鉄集会へと発展した。「国鉄闘争の火を消すな」の訴えが、現在の内外情勢や労働者の意識を反映しながら一つの労働運動再生の潮流として前進している。
いまこそ国鉄闘争の継続・発展をかけ、解雇撤回・JR復帰の最高裁判決をかちとる10万筆署名の達成と、全国の職場生産点からの民営化・外注化阻止、非正規職撤廃の闘いをつくり出すことを訴えて、2・15労働者集会が行われる。総力の結集を訴える。

新年あいさつ 反対同盟北原事務局長 葉山動労千葉弁護団長

2015年、勝負をかける年
三里塚芝山連合空港反対同盟 事務局長 北原 鉱治
 2015年、三里塚は勝負をかける年となる。市東孝雄さんの農地裁判における控訴審闘争において、早期結審・反動判決を許すのかどうかの決戦の年となるからだ。さらに第3滑走路・空港24時間化、発着枠の4万回増など、空港機能拡張をめぐる現地攻防も激しさを増す。そして三里塚は、反原発・沖縄・反TPP闘争を全力で闘う。
国際情勢は、一歩踏み外せば戦争という危機が迫っている。安倍政権の戦争への道を断ち切らずして、若者の未来はあるのか。声あるものは声を出そう。一人ひとりの責任として「何をすべきか」と自問自答し決起しようではないか。
動労千葉は、国鉄1047名解雇撤回闘争、国鉄分割・民営化反対闘争をあらためて本格的に発展させようとしている。JRによる全面外注化攻撃との闘いを強めようとしている。動労千葉と共に三里塚も決戦を闘う。
50年かけても未完の成田空港が完成することはない。軍事空港以外の何ものでもない成田空港は、廃港にしなければならない。働いても生きられない労働者。耕しても耕しても未来が見出せない農民。労農が団結して世の中を変えよう。すべての労働者が三里塚の大地に立って、労働者と農民の連帯をより強くしていくことを訴えたい。
 動労千葉1047名解雇撤回・JR復帰闘争勝利の年に
動労千葉顧問弁護団長 弁護士 葉山 岳夫 

2015年を動労千葉高石さん、中村さんたちを先頭にした1047名解雇撤回・JR復帰闘争勝利の年にしましょう。白石判決、難波判決は、不採用基準(本件名簿不記載基準)が国鉄分割民営化に反対する動労千葉に所属することを理由にして差別、不利益に取り扱うことを目的として策定されたこと、これを適用してJRに不採用としたことがいずれも不当労働行為であることを明確に認定しましたが国鉄改革法などを理由に解雇撤回・JR復帰を否定しました。しかし、不当労働行為ならば解雇撤回・JR復帰は、当然の道理です。そもそも国鉄改革法自体が憲法違反の法律です。また、葛西敬之や井出正敬が斎藤英四郎設立委員会委員長と共謀して策定した不採用基準による不採用が不当労働行為なのだからその法的責任は、JR東日本に直接に及ぶことも当然です。全国運動は、6回にわたり、合計8万2028筆の署名を最高裁に提出しました。これは、道理に基づく人民の意思であり、力です。最高裁第3小法廷は、この当然の道理を率直に認めるべきです。さらに大きく全国運動の輪を広げて勝利を闘い取りましょう。


三里塚反対同盟、意気高く旗開き

1月11日、三里塚反対同盟は、新年デモと団結旗開きで闘争宣言を発し、新たな闘いの年のスタートを切った。動労千葉も新年デモからともに参加した。
足かけ50年となる闘いは今年、市東さんの農地とりあげをめぐって決戦のときを迎えている。
反対同盟は、3月4日の農地裁判控訴審闘争、そして旧成田市営グランド(現栗山公園)で開催する3・29全国集会への結集を呼びかけた。

2015年 動労千葉 団結旗開き開催

1047名解雇撤回、外注化粉砕、組織拡大を!
戦争と民営化の安倍政権打倒へ!
2015年 団結旗開き開催

 動労千葉は、1月10日、13時よりDC会館において、15年団結旗開きを開催した。
大竹副委員長の開会のあいさつの後、中村仁執行委員の司会で進められ、冒頭、田中委員長から新年の挨拶が行われた。
来賓挨拶では、三里塚芝山連合空港反対同盟の北原鉱治事務局長が「三里塚は50年間にわたって闘ってきた。労働者と農民が団結して今の政治を根本から変える。今日の旗開きはその第一歩にしましょう」と決意が述べられた。葉山弁護団長は、「6次にわたる最高裁申し入れ、8万3千筆を越える署名提出行動は最高裁を大きく揺さぶっている。地裁、高裁で不当労働行為を認め、最高裁はこれをひっくり返すことはできない。解雇撤回・JR復帰しかない」と決意が述べられた。その後、田中委員長と家族会の山田会長と佐藤さん3人による鏡開きがあり、動労千葉OB会の永田会長の音頭で乾杯し、歓談に入った。
第2部に入り、情報労連千葉県協議会、動労水戸、ス労自主、精研労組、東部ユニオン吉崎製作所分会、ちば合同労組、動労千葉を支援する会の山本事務局長から挨拶がされた。さらに都革新、婦人民主クラブ全国協、星野文昭さんを取り戻そう全国再審連絡会議、水平同盟などから連帯のあいさつが行われた。そして動労千葉からの決意表明では、争議団の中村仁君、外注化―強制出向粉砕に向けて幕張支部・山田支部長、さらに3月ダイ改=ローカル線切り捨て攻撃との闘いに向けて木更津支部、佐倉支部、銚子支部から決意が語られた。そして、各支部からも代表者が決意を行い、最後に本部を代表して長田書記長が闘う決意を行った。
最後に、恒例のビンゴ大会で盛り上がった後、青年部の音頭でインターナショナルを合唱し、田中委員長の団結ガンバローで終了した。

田中委員長あいさつ(要旨)

困難な職場の中で、職場で奮闘されている組合員の皆さん。そして、長い間動労千葉の闘いを支援してくださった、来賓や支援する会の皆さん、本当にありがとうございます。
年頭に立って、今年2015年という年が、労働者にとって本当に大きな岐路、分かれ道、分岐点をなす年になるとの思いでこの時代を見ています。安倍政権は昨年、憲法を踏みにじって集団的自衛権を行使するという閣議決定を強行しました。しかも、安倍政権はこの5月、6月には「集団的自衛権関連法」なるものを、一括して国会に上程すると言っています。絶対に阻止しければならない。労働組合の一番大事な仕事は何か。それは戦争をさせない。これなしに、労働者の団結、権利は絵に描いた餅です。
この1年間、動労千葉は現場の本当に大変な奮闘を先頭にして、一歩一歩勝利をかちとってきました。最高裁は判決を下ろすことができずに、すべてが新年になだれ込みました。
この年頭から大変なことが起きている。数日前、国保を市町村では全部破綻するから県に移管するという。これだけで絶対終わらない。安倍政権が必ず言い出すのは、県だって財政破綻しているから民間活力を導入する、国保の民営化です。むしろこれが狙いです。そうなったら皆保険制度が壊れる。去年は年金資金を半分、株に突っ込んだ。株価が暴落したら年金資金が吹っ飛ぶ。さらに地方は息絶えなのに、JR千葉支社は3月ダイ改で特急列車の全面的な削減、廃止を発表した。ローカル線廃止には地域の総反乱をつくり出し、ストライキで闘います。
1047名の解雇撤回、外注化粉砕闘争、組織破壊攻撃を粉砕して大量退職問題に対して定年延長と65歳まで働ける労働条件を絶対かちとる。そして、民営化・規制緩和、新自由主義政策がもたらした社会崩壊、戦争への道、これに対して立ち向かう闘いを絶対に貫きたい。
全部がもう限界です。怒りの声を全部糾合して、今年は国鉄闘争に勝利する年にしたい。団結を固めて、胸を張って明るく2015年を進みたい。今日は本当にありがとうございました。

新春座談会 真実を貫き、解雇撤回・JR復帰を!

中村仁
2014年は「解雇撤回―JR復帰を求める10万筆署名」を全国の仲間に訴えながら最高裁での解雇撤回闘争を闘ってきたわけですが、年末には判決が届かなかった。それは一つの成果だと思います。この14年の闘いを振り返りながら、いずれ判決は出るけれど、それに対してどうしていくのか、話していきたいと思います。

高石正博
去年は判決がいつ出るかというなかで、それを待つのではなく、こちらから積極的に闘っていこうということで、10万筆署名という形をつくって一斉に動き始めて8万4千筆近くまで行った。運動的には国労、全動労が和解した時から比べれば、まだ闘いは終わっていないという雰囲気は作れたと思う。署名運動が大きく広がっていったということで成功した。10万筆に何としても届かせて最高裁に圧力をかけたい。今年も積極的にこちらから動いていくという闘いをしていかなければいけないと思います。みんなの力を借りながら僕らも全力を尽くしていきたい。

中村俊六郎 高石さんの言ったとおりで、署名を含めて全国的な闘いとなったことが大きな成果だったと思っています。うちは組織は小さいけど、多くの仲間が結集できるような闘いをこれからも続けていくということだと思います。
中村 仁  署名を全国の方々にお願いしてきました。その呼びかけに応えて全国の仲間が必死になっていろんな職場に行き、街頭に立ちながら8万4千筆を集めていただいた。「30年前に不当解雇された人たちの闘いです。署名をお願いします」と国鉄の問題を投げかけて署名がとれるという問題は、今の情勢と闘いがかみ合っているということだと思います。しかも地裁、高裁の判決で不当労働行為があったことを認めている。だったら解雇撤回じゃないかと。最高裁に解雇撤回の判決を出させるような状況をなんとしても作っていきたい。その上で判決がどうであろうとわれわれの闘いはこれからも続くし、運動が拡大できるような状況を作り出していきたいと思います。

山本弘行
(支援する会事務局長)
高裁判決が2013年9月25日だから、1年3カ月も最高裁をくぎ付けにし不当判決が出せないところに追い込んで、年を越せたというのは一つのエポックだと思うんです。なぜ最高裁が出せなかったのか。8万4千の一筆一筆は解雇のこと、JRのふざけた安全無視、ローカル線の切り捨てなど、一人ひとりと会話して署名していただいたものです。そういう怒りと熱意みたいなものが最高裁をくぎ付けにしたという感じがしています。2・15まであと1万6千、なんとしても10万筆を達成したい。
実は12月25日、26日、ものすごく緊張していた。国鉄の裁判はよく年末ぎりぎりに判決が出されるから。年を越したので支援する会もさらに頑張っていきたいと思っています。
中村 仁
物販で全国回っていると、国労、全動労が和解した時は、「国鉄闘争はもう終わったんじゃないですか」という感じだった。でも俺たちがその後も闘い続けてきて、地裁、高裁で不当労働行為を認めさせてきたというなかで、少しづつ国鉄闘争はまだ継続しているんだという感じが出てきている。そういう面では俺たちの闘いは無駄ではないし、一審、二審のああいう判決をとれたということも、俺たちの大きな後ろ盾になっているんだから、これ以上の判決を取りたい。そういう面では最高裁に圧力をかけるという意味でも10万の署名は何としても貫徹したいよね。
中村(俊)
最高裁というのは審議があるわけじゃないし、署名を集めるとか外的圧力をかけていかないと受け身になってしまう。やはり積極的にこっちから闘いをつくって自分の気持ちを高揚させていかなければいけないと思う。

高石  今、労働者が理由もなしに当たり前のように自由に解雇される情勢です。どんどん使い捨てられている。そういうなかで俺たちが解雇撤回で闘いを継続していることが大きな意味を持っていると思います。だから全国的に署名も集まる。こうしたなかで最高裁も簡単に結論を出せない。これだけの大きな解雇撤回闘争を簡単に切り捨てるなんてことはできない状況がある。もうひと押し俺たちが頑張れば、いい結果につながっていくと思うんです。いついかなる場合、どんな判決が出ようと、俺たちの闘いは継続していかなければいけないという気持ちで、これからもやっていきたい。

山本  この前、新聞に非正規職が37%になって、その平均賃金が160万だって載っていた。2千万ぐらいの人たちが年収160万。これでは結婚なんかできるわけがない。そういう中で国鉄の解雇撤回闘争が1987年から今まで断固として継続している大きさが、署名をとっているとよく分かる。
中村(俊)  特に地方では若い人の雇用の場がない。働いてる人も非正規だ、不安定だ、給料も安いとみんな言っている。じゃあそれに対して自分たちが闘うかというと、そう簡単にはできない。そういう点では若い人たちは苦労しているよね。

中村仁  国鉄があって当たり前に労働組合が強かった時代から、若い人が食っていけない状況にしたのは、われわれの世代にも責任がある。若い人たちにもっと働きやすいとか、いい意味での豊かな生活ができるような状況を後に残さなければいけないと思うんです。今まで大変な思いをしながら闘ってきたが、この状況を正すことができるひとつの切符みたいなものをもらいながら、今最高裁を闘っているんだと思うんです。ここをしっかりと答えを出させるような状況を作り出す。それが今、1047名闘争の当該としてやれることだと思うし、JR本体で闘っている動労千葉の組合員はじめ、全国の労働者の生きる為の闘いの、一つの大きな力に私たちの闘いがなるというのが署名だったり、最高裁闘争だと思うんです。

山本  解雇撤回、JR復帰の裁判闘争を基軸にした闘いと、外注化反対、強制出向無効確認訴訟の二つが密接にからんで15年に入ったという感じがします。無効確認訴訟は完全に動労千葉―動労総連合がJRを押し込んでいる。外注化反対闘争と1047名解雇撤回闘争ががっちりとかみ合う時に入ったと思うんです。
そういう意味では国鉄闘争がまた振出しに戻って、なおかつ日本の労働運動の芯の部分にもう一度位置づいた感じがします。

高石  分割・民営化のボロがどんどん出始めている。分割・民営化から25年以上たっているのに、7分割のうち三島会社と貨物は完全に赤字でしょう。それは政府として成功したと言えるのか。普通に見れば完全なる失敗でしょう。そのうえJR北海道の事故だとか、四国でも線路の保守が放置されていたとか出てきている。たぶん九州だってあるんでしょう。これからもっと闘いを強めていかないと、尼崎事故のような大きな事故につながっていく可能性が大きい。国鉄闘争は終わらないよね。
北海道だってJR東が役員を送り込んでも、金をもっていかなかったら何の解決にもならない。国鉄の時には儲かっているところから儲からないところに金が動いていたから、何とかまわっていた。だけど分割・民営化以降はそれができないんだから、どんどん破たんに追い込まれる。
中村(俊) 千葉でも千葉以東の特急列車の全廃など、ローカル線が切り捨てられようとしている。儲からないところは潰していくという。
高石 JR東はえらい儲かっている。線路をぶった切ってとか特急を切ってまで金もうけに走らなくてもいいのに。やっていることがおかしいよね。民営化の結果だよ。民営化すれば金もうけに走るというのは当たり前の話でさ。

山本  3月ダイヤ改正で特急列車が廃止・削減されることに対して、自治体や地域からものすごい抗議の声があがっている。銚子や成田などの首長がJR千葉支社に出した「特急の定期列車運行取りやめの撤回について」の要望書では、JRというのは公共性があるでしょう。あなた方がやっていることは、公共性を完全に否定していますよと言っている。これは、全国で896の市町村が消滅する可能性があるという報告書が出されたけど、つまり東京への人口の流れをストップするためにコンパクトシティと称して小さな魅力のある街をつくれば消滅にならないんだという内容なんだけど、ローカル線を廃止してコンパクトシティも何もないでしょう。これなんか見てもやっていることが支離滅裂ですよね。だからみんな怒っている。館山運転区廃止反対闘争の時のように、動労千葉がもう一度地方の反乱の中心に座る年になったんじゃないですかね。

山本 公共性を確保するという場合、やはり労働運動が大事だと思います。公共性の解体というのは労働運動の解体の問題です。労働組合が権威を持った存在として社会の中心に座っていく時代を作っていかないことには、公共性もなかなか確保できない。全国運動の課題でもあると思うので頑張りたい。

中村仁 1047名解雇撤回闘争と、今JRで直面している外注化、今回のダイ改の問題など、これらを動労千葉全体でひとつになって闘っていくということだと思います。一つ一つを丁寧にやっていけば、先が見えてくる。
中村(俊) 分割・民営化からこういうことが起こってきた。根っこは一つだと思います。

山本  今安倍政権は、分割・民営化と同じことを社会全体に対してやろうとしている。学校、自治体、医療もそうだ。おそらく今度の通常国会で戦争法案と絡めながら、そのあたりを出してくるのは間違いない。派遣法改悪だってもう一度出すでしょう。

中村仁  戦争法案が国会に次々に出てきたり、労働者をさらに突き落すような法案が出されるような情勢だけど、労働組合がちゃんと声をあげることができないと、国会で決めたことで動いてしまう。簡単に動かない状況をわれわれが作っていくということだと思います。
今年は最終的に10万筆署名を貫徹して解雇撤回の判決をかちとり、さらに前に進むということを、我々の年頭の決意としてやっていきたいと思います。今日はどうもお疲れ様でした。

ダイ改合理化粉砕へ、 ストライキで闘おう! 「あやめ」・「さざなみ」(君津~館山)全廃  特急列車24本を廃止! 内房線ー休日は特急ゼロ 特急廃止・削減を許すな!

「あやめ」・「さざなみ」(君津~館山)全廃
特急列車24本を廃止! 内房線ー休日は特急ゼロ
特急廃止・削減を許すな!
3月ダイ改に向けた闘争体制の確立を

房総全域を激震! 怒りの声が噴出

3月ダイ改でJR千葉支社が提案した特急列車の全面的な廃止・削減攻撃が房総全域を激震させている。プレス発表されるや瞬くまに沿線自治体から嵐のように反対の声や決議が一斉に上がっている。
12月24日、館山市、同商工会議所、同観光協会の3者が、特急列車の復活を求める要望書を千葉支社に提出した。翌日には館山市議会で「廃止の見直しを 求める意見書」が全会一致で決議された。さらに銚子市、香取市、成田市、神崎町、東庄町、旭市、匝瑳市、鹿嶋市、潮来市など沿線自治体から次々と反対の声 や決議が一斉に上がっている。JRに対する地域の総反乱と呼ぶべき事態だ。

住民の生活と 命がかかった問題だ

現在、全国の地方自治体の半分、896都市が消滅するといわれている。千葉では、銚子市が17年、富津市が18年度までに破たんすることが確実といわれ ている。それなのにJRは「地方創生」どころかローカル線の全面的な切り捨てに動きだしたのだ。今度の特急列車の切り方を見れば、これだけでは終わらない ということだ。さらなるローカル線の切り捨てが狙われているのだ。
しかも、単に列車の問題だけではない。住民の生活と命がかかった問題だ。地方では、学校や病院、保健所や水道など、人が生きていくうえで必要不可欠な社 会的インフラ全てがもう限界ギリギリだ。JRによるローカル線の切り捨てはこうした現実に最後の一撃を打ち下ろすような意味をもっている。

ダイ改合理化粉砕へ、 ストライキで闘おう!

3月ダイ改での特急列車廃止・削減だけでは終わらない。「東京から70~80㎞以遠の運行は切り離す」という構想が本格的に動きだしてい るのだ。秋に千葉運転区の廃止・運輸区化が画策されている。ダイ改から3年程度をかけて大規模な再編攻撃が画策されている。この過程では大量退職が進む。 それに伴って外注化攻撃もこれまでとは全く次元の違う段階に入ることは間違いない。
すでにJR東日本本社は「ハンドル率をあげろ」「列車キロに対し行路・要員数が多すぎる」と、各支社に徹底的な労働強化を命じている。さらに「本線運転士が担当する入出区は全部委託する」という話まで出ている。
これまで長年働いてきた仲間を使い捨て、大合理化と労働強化を強制する。そして、超低賃金の外注会社に仕事も労働者も突き落とす。こんなことを許したら権利や労働条件、安全は間違いなく地に堕ちる。まさに、「去るも地獄、残るも地獄」だ。
3月ダイ改に向けて全力で闘争体制を確立しなければならない。地方ローカル線切り捨て攻撃に対しては地域の総反乱をつくりだそう。基地統廃合攻撃や全面 的な労働強化の強制に対する職場からの総反乱=組織拡大を実現しよう。3月ダイ改合理化粉砕へストライキで起ち上がろう。