外注化・合理化、ワンマン運転拡大に反対の声をあげよう!ジョブローテーション提案を撤回させよう!

労働組合を解体し、合理化・外注化を推進する「社友会」を許すな!

◆駅業務外注化、びゅープラザ廃止

 3月1日に秋葉原駅の業務外注化が強行されたばかりという状況の中で、駅業務の外注化・合理化攻撃がすさまじい勢いで襲いかかっている。
 東京では、左表のように、9駅で業務体制見直し=要員削減や駅業務外注化が提案されている。上野駅では、不忍口や公園口といった乗降客でごった返す改札口まで外注化の対象になっている。他にも有楽町、高田馬場、大井、新橋、御徒町の各駅が対象とされ、合計117名の要員が削減される計画だ。
 また、びゅープラザの店舗閉鎖、移管がJR東日本全体で進められ、千葉でも津田沼や千葉、新浦安の店舗を閉店しようとしており、千葉だけで54名、東日本全体では数百名規模の削減が行われるとしている。
 ジョブローテーションで駅から直接運転士になれるというが、駅業務が外注化され続ける中で、駅がどの程度残るかさえ明らかになっていない。また、運転士から駅への異動も、外注化された駅への出向も考えられる状況だ。結局、管理者以外は使い捨てるという会社の姿勢の現れだ。

◆アテンダント業務移管ー戦略子会社を設立、2000名が転籍!

 一方でJR東日本は、これまでNRE(日本レストランエンタープライズ)が行っていた快速グリーン車等のアテンダント業務を、7月1日に設立した100%出資の戦略子会社、JR東日本サービスクリエーションに移管した。これに伴い2000名が転籍になっている。業務内容もこれまでのアテンダント業務に加え「社員の活躍フィールドの拡大」が掲げられており、今後、車掌業務を担うことも考えられる。

◆E531系5両でワンマン運転試験

 車掌業務を大幅に削減するためにワンマン運転の拡大が進められている。
 今年5月以降、仙台支社ではE531系5両編成により新白河~黒磯間でのワンマン運転試験が行われている。現場では、早ければ来年のダイ改から導入するとの話も出ている。JR東日本も団交で、実施時期は「未定」としながら、「車体側面にカメラを設置し、運転台で運転士がモニターを確認し、全扉を開閉する」「対象は首都圏も含めた全線区、総武快速15両編成も対象」と公然と回答している。
 さらに、車両検修業務についても、工場で行う指定保全の検査周期を60万Kmから80万Kmに延伸するとの提案が行われている。今後、車両センターでの機能保全や仕業検査の周期延伸、全面外注化に向けた動きが出てくることが考えられる。
 こうした攻撃が労働組合破壊ー「社友会」の組織化と一体で進められている。労働者の未来を奪うな!職場から「反対」の声をあげよう!

平和教育つぶしと 学校統廃合に反対する   7/14 ちば討論学習集会へ

改憲・戦争阻止!大行進運動・千葉
 平和教育つぶしと 学校統廃合に反対する
 
7/14 ちば討論学習集会へ

7月14日(日)13時~ DC会館 

昨年12月16日「平和教育」つぶしを許さない改憲と戦争への道をとめる!12・16千葉県集会は、135名の結集で行われた。

改憲許すな! 安倍政権倒せ!

 安倍政権は、7月21日投票の参院選を、「改憲の是非を問う選挙」と位置づけ、公約には「早期の憲法改正を目指す」と明記されている。安倍政権は戦後初めて「改憲」を争点とした国政選挙として挙行し、秋の臨時国会で改憲を発議しようとしている。
そして、空前の大軍拡が進んでいる。攻撃型空母の建造、最新鋭ステルス型戦闘機F35147機の購入、地上配備型迎撃ミサイルシステム・イージスアショア配備が決定され、反対の声を踏みにじって沖縄・辺野古新基地建設が強行されている。
さらに、千葉県でも陸上自衛隊木更津基地に、オスプレイ17機を、来年4月から暫定配備する計画が打ち出され、すでに駐屯地周辺の住民を対象にした説明会が報道陣をシャットアウトして行われている。

関西生コン支部弾圧を許すな!

今JRの職場では、激しい労組破壊攻撃が吹き荒れている。御用組合さえ潰して「労組なき社会」をつくろうとする攻撃だ。関西地区生コン支部に対しては、70人もの組合員が次々と不当逮捕される組織絶滅型の大弾圧がかけられている。
われわれはこんな攻撃には絶対に負けない。労働運動が潰されたとき戦争は現実化する。「戦争だけは二度としてはならない」は、戦後日本の労働運動の原点であった。
改憲・戦争阻止大行進運動・千葉は、この緊迫した情勢の中、昨年の12月千葉県集会に続いて、7月14日平和教育つぶしと 学校統廃合に反対するちば討論学習集会を開催する。組合員の参加を訴える。

平和教育つぶしと 学校統廃合に反対する
7/14 ちば討論学習集会

『年間500校が消える』――。いま、学校の統廃合が加速度的に進んでいます。「少子化のためと仕方がない」と言われていますが、起きていることは、教育予算の削減と民営化です。学校現場は多忙化し、子どもたちには貧困が進行しています。
この集会では、戦争と民営化、地方消滅に、現場から反対の取り組みをされている方をお招きしそれぞれから報告をうけます。学校現場で起きている現実を共有し子どもたちが学ぶ場所を守るために私たちに何が必要かを話し合います。

◆学校・地域の消滅を止めるために
ー県内の学校統廃合反対の闘いから
◆アメリカ教育運動のレポート
ー小島江里子さん(動労千葉国際連帯委員会)
◆改憲・戦争阻止の闘いから
主催 改憲・戦争阻止!大行進運動・千葉

7月3日、JR木更津駅西口で、オスプレイ17機配備計画に反対する集会が、「オスプレイ来るな、いらない住民の会」の呼びかけで、150名の結集で開催された。

*現在、米軍のオスプレイ2機が整備中。防衛省は陸自が納入するオスプレイ17機を佐賀空港に配備する予定だったが、地元漁協の反対で調整がつかず、今年5月、木更津市に暫定配備の計画を伝達した。鈴木・木更津市長は、住民の反応を見て配備を判断すると言っている。

社友会に入ってはならない!それは自らの首を絞める行為だ!

「労組の存在しない社会」を許すな!

 社友会の「大懇親会」が呼びかけられるなど、本格的に社友会を組織しようとする動きが顕在化している。
 職場では、昨年2月22日、富田社長(当時)が首相官邸に呼ばれたことを契機に激しい労組破壊攻撃が吹き荒れている。32年前、国鉄分割・民営化攻撃―膨大な国鉄労働者の首切りに手をかし、民営化されたJRで会社と労使一体で職場を支配しきた御用組合(東労組)すら潰して「労組の存在しない企業」「労組の存在しない社会」をつくろうとする攻撃だ。この1年余りの間に、東労組からは3万6千人余りが脱退し、東日本労連という形で組織されていたJR下請け企業の労組も全部脱退し、同労連は瞬く間のうちに消滅した。
それにかえてJR東日本は、「社友会」方式を労働者支配の新たな道具として確立しようとしている。表向きは「会社は関与していない」と言っているが、深澤社長自らが、JR本体のみならず、グループ会社にまで「社友会をつくれ」と号令しているのが実態だ。

名ばかり労働者代表」
 下記の新聞記事を見てほしい。今、会社が労働者代表を勝手に選出する不正や「名ばかり労働者代表」が社会に蔓延している。マスコミすらこれでは「会社の思うがまま」だと警告を発しているのだ。
 なぜ今こんな問題が起きているのか。安倍首相が「70年ぶりの労働基準法の大改革」と言う「働き方改革」攻撃と関係している。
 「働き方改革」の多くの項目が、労働者代表の同意や意見聴取を経なければ実施できないことばかりなのだ。「過労死制度」だと問題になった「高プロ」の導入も、裁量労働制やフレックスタイム制の導入もそうだ。

隠された本音
 そればかりではない。実は「働き方改革」の隠された最大の本音の部分は、就業規則や賃金体系の抜本的な不利益変更を伴うものなのである。例えば「同一労働同一賃金」。それは、非正規社員の賃金をわずかに上げて、正社員の賃金を大幅に下げることを意味する。年功制賃金は「同一労働同一賃金」に反するからと言って、40歳半ば位で賃金を頭打ちにすることを意味する。扶養手当や住宅手当は「労働に基づかないから」という理由で廃止することを意味する。しかも、ゴマ刷り・幹部候補を優遇するために全面的な評価制度を伴う。つまり、就業規則や賃金体系の抜本改悪が「働き方改革」の前提なのだ。
 JRで開始されている「ジョブローテーション」-運転士・車掌廃止提案などはまさに「JR版働き方改革」攻撃に他ならない。
 賃金・労働条件の不利益変更はこれまで、労働組合(労働者代表)の合意なしには出来ないことであった。それを覆して、企業が「不利益変更」を自由自在にできるようなルールを確立したい。それが今、安倍政権と財界が熱望していることなのである。そして、首相官邸とJRが一体となってその「モデル」を確立しようとしているのである。

「働き方改革」の最優先課題
 6年前に第二次安倍政権が誕生し「働き方改革」の旗を掲げたとき、規制改革会議等の場で、「最優先課題」として繰り返し確認されてきたことがある。
 第1に、「正社員改革こそ働き方改革の最優先課題だ」という主張だ。正社員が保護され、優遇される状態を打ち砕くことこそが「働き方改革」の目的だったのである。例えばこんなことが主張された。「正社員は解雇が規制されているという従来の考え方を引きずってきた誤解を解消し解雇法理を明確化する」「正規、非正規の二分論をこえた多様で柔軟な働き方を促進する」。つまり、正社員を潰すということだ。「ジョプローテーション」とか、JR本体には現業はいっさい残さないとか、JRが今まさに実行していることだ。
 第2は「解雇規制解体」であった。これは正社員改革と一体で議論され、条件さえ整えば解雇自由な「限定正社員」を大量に生み出すことが確認されている。これも業務を外注化すれば自由に出向させたり、転籍させたりできる社会を作るという形でJRが促進していることだ。
 第3が「一方的な不利益変更の合法化」である。ここでは、「労働条件変更を正当化できる従業員代表法理が必要」「労働条件不利益変更の効力が裁判が確定しない限り不明というのは好ましくない」等の議論が行われている。そして、形式的な手続きさえ整っていれば、どんな不利益変更でも「合理的と推認する」ようにしようと確認している。それは労働組合の存在を根本から否定するに等しい議論であった。
 こうしてJRにおける新たな労組破壊攻撃―「社友会」方式が開始されたのだ。社友会に入ってはいけない。それは自らの首を絞める行為だ。職場に闘う労働組合が絶対に必要だ。

<参院選にあたって訴える> 11・3労働者総決起集会へ!

改憲・戦争絶対許すな!
非正規職だけの社会にさせるな!

 戦後初の「改憲」争点とした国政選挙

 安倍首相は、今次参院選を「改憲の是非を問う選挙」と位置づけた。告示にあたっての記者会見では「令和の日本がどのような国を目指すのか理想を語るのが憲法」「議論すらしない政党か、議論を進める政党かを選ぶ選挙だ」と打ち上げ、公約には「早期の憲法改正を目指す」と明記されている。安倍政権は、7月21日投票の参院選を、戦後初めて「改憲」を争点とした国政選挙として挙行し、秋の臨時国会で改憲を発議しようとしている。「戦争放棄」「戦力不保持」を定めた9条をくつがえし、「戦争のできる国」にしようというのだ。

 そのために、新天皇即位や東京オリンピック祝賀の政治的キャンペーンが組織されている。1940年、「皇紀2600年」の大祝賀運動のもと、大政翼賛会・産業報国会が組織され太平洋戦争に堕ちていった歴史とそっくり同じことが繰り返されている。われわれは歴史の大きな分岐点に立っている。道を踏み違えてはならない。

 憲法9条に自衛隊保有が明記されれば、「兵力確保」が憲法上の義務となる。地方自治体や学校には自衛官募集の義務が課せられ、マスコミや企業も協力が強制される。今でさえ「自衛官募集に非協力的だ」と地方自治体が激しく非難されている。若者の自衛隊への入隊は、海外派兵が始まってから半減している。この状況の中で、自衛隊が憲法に明記されれば、必ず徴兵制が俎上にのぼることになる。改憲とは、これまでの社会のあり方を根本からくつがえすクーデターに他ならない。
さらに安倍政権は、「緊急事態」には憲法を停止し、首相に独裁的権限を与える条項を新設しようとしている。かつてナチス・ヒトラーは憲法を一条も変えることなく独裁と戦争と大虐殺を遂行した。その時に使った手口が「緊急事態条項」の発動であった。

 空前の大軍拡が進んでいる。攻撃型空母の建造、最新鋭ステルス型戦闘機F35147機の購入、地上配備型迎撃ミサイルシステム・イージスアショア配備が決定され、反対の声を踏みにじって沖縄・辺野古新基地建設が強行されている。集団的自衛権への踏み出し、戦争法の制定をもって「専守防衛」も有名無実化し、武器輸出が「成長戦略」として推進され、報道の自由は封殺されて国家主義・排外主義が洪水のようにあおられている。

 開始された戦後最大の雇用破壊攻撃

 それと一体で、戦後最大の雇用破壊攻撃が吹き荒れている。「働き方改革こそ、安倍政権の最大のチャレンジだ」というのだ。「無期雇用転換」の美名の下に「非正規職のジェノサイド」が吹き荒れ、「高度プロフェッショナル制度」と称して8時間労働規制が打ち砕かれ、「同一労働同一賃金」の名の下に非正規職並賃金の「名ばかり正社員」が大量に生み出され、「雇用契約によらない働き方」と称して労基法も、最低賃金法も、社会保険法も適用されない「労働者」が生み出されようとしている。安倍政権は「生産性革命」を掲げて「非正規職だけの社会」をつくろうとしているのだ。

 先進諸国の中で、日本の労働者の賃金水準だけが、この20年の間に9%下落している。その間に英・米・仏・独の賃金が60~90%上昇していることを見れば、あまりにも異常な事態が進行したことがわかる。
第二次安倍政権の6年間で非正規職が309万人増加し、全雇用労働者の39%に達した。1600万人以上が年収200万円以下で働いているのだ。「年金では2千万円不足する」という金融庁の報告や政府の態度に怒りの声が燃え広がっている。だが現実は、2千万円足りないどころか、今後、非正規職労働者の高齢化に伴い「700万人余りが生活保護に落ち込んでいく」と言われているのだ。
30年にわたって吹き荒れた新自由主義攻撃は、社会を破壊して暴れ回るむきだしの暴力であった。生み出されたのは「全世代が集団懲罰にかけられているような」社会だ。今こそ新自由主義を終わらせるために立ち上がらなければならない。

 労働運動の復権をかちとろう!

 今JRの職場では、首相官邸と資本が一体となった激しい労組破壊攻撃が吹き荒れている。国鉄分割・民営化に賛成した御用組合さえ潰して「労組なき社会」をつくろうとする攻撃だ。それと一体で鉄道業務のすべてを何百もの子会社にバラバラに外注化し、労働者ごと突き落としていく攻撃が進行している。これが「働き方改革」の正体だ。
また、ゼネコンと巨大セメントメーカーに立ち向かい続けてきた全日建連帯労組関西地区生コン支部に対しては、ストライキに立ち上がったがゆえに70人もの組合員が次々と不当逮捕される組織絶滅型の大弾圧がかけられている。それは、改憲と「働き方改革」を貫徹するための労働運動解体攻撃だ。現代の産業報国会化攻撃に他ならない。

 われわれはこんな攻撃には絶対に負けない。労働運動が潰されたとき戦争は現実化するのだ。「戦争だけは二度としてはならない」は、戦後日本の労働運動の原点であった。今こそ眦(まなじり)を決して立ち上がるときだ。韓国で、アメリカで、フランスで、香港で、全世界で、社会の変革を求める怒りの声は燃え広がっている。改憲と戦争を許すな! 非正規職だけの社会は絶対に作らせない! 労働運動の復権をかちとろう! 反動安倍政権を打倒しよう!
動労千葉は、11月3日、連帯労組関西生地区コン支部、全国金属機械港合同、韓国・民主労総ソウル地域本部とともに、今秋臨時国会での改憲発議阻止、「働き方改革」粉砕、労働運動再生をめざして、日比谷野外音楽堂で、労働者総決起集会・改憲阻止!1万人大行進を開催します。ぜひとも多くの仲間たちの結集を訴えます。

JR東日本本社団交報告_ ジョブローテーションを撤回を求めて徹底的に追及!

「ジョブローテーションー運転士・車掌廃止提案」を直ちに撤回しろ!

 6月24日、動労総連合は、「ジョブローテーションに関する申し入れ」(その2)についてJR東日本本社との団体交渉を行い、ジョブローテーションによる乗務員の将来のあり方、「多様な働き方」の具体的内容等を明らかにするとともに、今次提案が乗務員に不安と混乱をもたらし、生活と未来を奪うジョブローテーションを撤回を求めて徹底的に追及した。

【将来の人材確保について】
組合 会社は、ジョブローテーションの理由として「人材確保が厳しい」としているが、今後の採用計画は?
会社 今後も、今と同水準の採用を行いたい。人材としては、乗務員としての資質や接客の対応等ができる人を中心に採用を考えている。
組合 ジョブローテーションとの関係ではどのように考えているのか。
会社 将来的には少子化が進み、優秀な人材確保が厳しくなる。社員の質を下げないことを前提に採用を行いたい。
組合 人材確保が困難であれば、高卒も含めた採用は考えないのか。
会社 現在、大卒8割、高卒2割で行っている。

「他職にいったら、運転士の適正は維持しない」

【運転士から先のキャリアアップ】
組合 ジョブローテーションでは、運転士から先のキャリアアップを求めるようになっているが、どのようなキャリアがあるのか。
会社 会社として活躍できるフィールドを示し、相談しながらキャリアアップの支援を行っていきたい。現在でいえば、指令、輸送職、企画部門、支社内での運用を計画する業務などがある。
組合 今示した職種だけでは、運転士全員がなれるわけではない。
会社 キャリアの数は決まっているので・・・。
組合 キャリアアップできなかった場合はどうなるのか。
会社 どこを到達点にするかは個人によって異なる。活躍フィールドという点でいえば、運転士から駅に異動してそこで活躍してもらい、また運転士に戻ることもある。
組合 本当にそのようなことを考えているのか。今、運転士になって10年だと大体38歳位だと思うが、駅に行って10年経ったら48歳。直ぐに50歳だ。10年間、運転士として適正を会社とし維持するのか。
会社 維持することは考えていない。状況によっては・・・。
組合 結局、他職に出されたら戻れないということだ。
組合 運転士の中には、将来にわたり運転士を続けたいと思っている者が大半を占めている。運転士を続けたいという者はどうするのか。
会社 運転士のプロとしてやりたいということだと思うが、面談等を行いながら個別に対応することになる。
キャリアアップということから言えば、他線区や他車種の経験を積むことも方法のひとつだ。
組合 他区への異動と簡単に言うが、水戸などは通勤距離が長くなり単身赴任になる可能性もあり、本人の生活設計が立たなくなり不安や不満を招くことになる。そういう精神状態で運転したら事故になってしまう。
会社 単身赴任手当などで対応することになる。
組合 不安と混乱、生活破壊を招くジョブローテーション提案は直ちに撤回すべきだ。

「出向も『多様な業務経験』のひとつと位置づけている」

【「多様な業務経験」について】
組合 ジョブローテーションの中の「多様な業務経験」とは具体的にどのような業務なのか。
会社 運転士であれば駅や車掌、指令や企画部門、さらに海外事業などだ。
組合 「外部」という言葉もあるがこれは何を意味しているのか。
会社 グループ会社、パートナー会社、他企業も含めて考えている。
組合 つまり出向ということか。
会社 そういうことになる。JRはグループ企業であり、グループ会社等がなければ成り立たない。そういう意味での「多様な経験」を積んでもらいたいと考えている。
組合 運転士から他企業に出向したら、それこそ運転士の適正など維持できないということではないのか。
会社 戻さない出向はない。多様な経験をすることで安全やサービスの向上を図ることができる。
組合 戻さない出向はないと回答したが、現在われわれの組合員は7年以上も出向が続いている。
会社 出向が継続する場合もある。

仙台支社でE531系5両編成でワンマンの試験運転

【ワンマン運転の拡大について】
組合 「中長編成の拡大」として、現在、試運転を行ってると現場から報告があった。
会社 仙台支社管内で、今年5月から、E531系の5両編成でワンマン運転の試運転を行っている。車体側面にカメラを設置し、全扉を開扉し、運転台のモニターで確認する仕組みだ。
組合 早ければ来年度には導入との話も出ている。
会社 まだ試運転の段階であり、明確な時期は回答できない。
組合 ワンマン運転の拡大範囲は。
会社 首都圏も含めた全線区が対象と考えている。長編成という場合は、快速の15両も含めて対象という意味だ。

【「エリア別」の意味について】
組合 「変革2027」では現業機関が「エリア別」とされているが、どのような意味か。
会社 支社内のエリア分けもある。また、職種・業務別に支社を跨いで統一した運用ということもある。今回、新幹線統括本部を設けたが、これは新幹線を一括して管理するという位置づけだ。
組合 今回、ジョブローテーションに関する2回目の団交を行ったが、乗務員の不安を煽り生活と雇用を破壊し、未来を奪う今次提案は直ちに撤回すべきだ。        ー以 上ー

CTS職場代表選挙   幕張事業所で関副委員長が再選!

津田沼・木更津・千葉・京葉でも大きく前進

 6月前半から始まったCTS(千葉鉄道サービス)各事業所での職場代表選挙に、幕張、津田沼、京葉、千葉、木更津の各事業所で動労千葉組合員が立候補しました。それぞれ、組合員数を2倍、3倍する得票をかちとり、昨年を上回る大前進となりました。投票してくれた職場のみなさん、ありがとうございました!

幕張では47票差の圧勝

 幕張事業所では、昨年7月から職場代表をつとめてきた関道利副委員長が堂々の再選をかちとりました。昨年は1回目、2回目(決戦投票)でも決着がつかず3回目の選挙(信任投票)までもつれこみましたが、今年は1回目の投票で過半数を超える117票を獲得、2位の候補(CTS労組委員長、70票)に47票差をつける圧勝となりました。
私たちは、36協定などをめぐる会社との交渉でも職場の問題点を集約し、毎月の安全衛生委員会での議論を全体に伝えるために「安全衛生委員会だより」を発行するなど、職場を民主化し、改善し、働きやすい職場をつくるために全力を尽くしてきました。職場の声を背景に、具体的に改善出来た項目も多くありました。本当にありがとうございました。
「職場の雰囲気が、この一年でだいぶ変わってきたよね」という声も数多くあがりました。これからも誰もが「おかしいことはおかしい」と言える職場に変えていく決意です。

津田沼、初回で「29対29」の同数に

 津田沼事業所では渡辺靖正執行委員が立候補し、CTS労組書記長の候補を相手に、初回の投票で29票対29票の同数に。再選挙では惜しくも敗れましたが、昨年を大きく上回る支持をあつめ大きな前進を実現しました。
また千葉、木更津、京葉においても組合員数の2倍~3倍以上の票を獲得する善戦となりました。職場代表選挙を通して、普段、あまり組合や職場のことを話さない仲間からも、いろんな意見を聞くことができました。 

「グループ会社の大再編」が進んでいる

 JR東日本はJR本体での乗務員勤務制度の大改悪、新たなジョブローテーションと、運転士・車掌の職名廃止を進め、同時に、「グループ会社の大再編」をかかげて、さらに徹底的なコスト削減に突き進んでいます。今後、職場の統廃合、雇用形態の変更(出向や転籍)、それにともなう労働条件の大幅な変更さえ予想されます。
今でさえ、労災の根絶、働きつづけることも難しい低賃金、慢性的な要員不足、65才まで安心して働ける職場づくりなど、CTSで解決すべき問題は山のようにあります。
労働者が何も言わなければ、会社は必ず利益優先=コスト削減=要員削減に走り、安全は投げ捨てられます。闘いもしないで「労使双方が、よい形で成長していけるよう」「労使一体・労使対等の精神」(CTS労組候補の選挙所信表明より)など、ありえないのです。

CTSの職場に闘う労働組合を!

 いま必要なのは現場の団結の力に依拠し、しっかりと会社と対決する労働組合の存在です。
動労千葉は40年の歴史の中で、労働者が一致団結すれば、一見、強く見える会社とも十分に闘えることを何度も経験してきました。検査・修繕にしろ清掃にしろ、私たちの日々の仕事なしにJR東日本の業務は一日たりとも回りません。社長や管理者ではなく、私たちこそが職場の主人公です。職場のみんなが、さらにあと一歩づつ前に踏み出せば、もっと職場は変わります。会社も好き勝手にはできません。
代表選挙の結果をふまえて、全ての皆さんに改めて訴えます。動労千葉に加入し、ともに闘おう! CTSの職場に、闘う労働組合をともにつくりあげよう。

改憲・戦争阻止! 大行進運動・千葉
平和教育つぶしと学校統廃合に反対する
7・14ちば討論学習集会 
 7月14日(日)13時 DC会館 

動労千葉を支援する会 2019年度総会
7月21日(日)13時 DC会館

6・21千葉県労委審理拒否事件 第3回裁判 千葉県労委却下決定強行は違法だ!

決定撤回し事実調べを行え!

 6月21日、動労総連合1047名解雇撤回・千葉県労委審理拒否事件の第3回裁判が千葉地裁で行われた。動労千葉争議団、動労総連合1047協議会を先頭に、各支部組合員、支援の仲間が結集し、千葉県労委前での抗議行動と裁判闘争を闘った。

 千労委「法的な主張ではない」?!

 裁判では千葉県労委が5月14日付で却下決定を強行したことへの弾劾が激しく行われた。われわれは、審理拒否裁判の判決が出るまで労働委員会が命令を出さないよう求める「仮の義務づけ訴訟」(民事訴訟における仮処分)を同時に提起している。審理拒否をめぐって争っている間に、審理拒否した本人である村上公益委員の下で結論が出てしまっては、本末転倒になってしまうからだ。だが、千労委は「仮の義務付け訴訟」の結論が出る前に却下決定を強行するという暴挙に出たのだ。
 「なぜ仮の義務付けの審理を無視して決定を出したのか!」「裁判所をも愚弄する行為だ!」「急がなければならない特段の理由があったのか? 釈明を求める!」
弁護団から激しく追及された千労委は、驚くべきことに「特段の事情はない」「決定を止める法的理由はないので問題ない」と回答した。
 当初、裁判長は仮の義務付けの審理が終わっているから、千労委が「決定を出しても問題ない」と主張しているものと考えた。だが、別の裁判官から審理が終わっていないことを告げられ「そうなのか…」と頭を抱えた。
 「信義誠実の原則に違反している!」「違法な決定を出している。理由を説明しろ!」「裁判の期日が入っていながらなぜ決定を出したのか!」。さらに続く追及に、千労委は「違法行為はないと認識している」と答えることしかできなかった。
 千労委は決定を出したことをもって裁判を打ち切るよう求める書面を出していた。しかし、決定を出した事実は述べられているが、どういう法的主張なのかはまったく書かれていない。裁判長からも「どういった法的主張なのか」と問いただされたが、なんと千労委は「法的主張ではない」「事実を述べただけ」と回答した。
 裁判で弁護士が「法的でない主張」をするなど考えられない。一体何をしに来ているのか?
 これには裁判長もどういう法的主張かを何度か聞き直したが、千労委はあくまで「事実を述べただけ」と繰り返しただけだった。
 裁判所さえ愚弄するあまりの主張に、裁判長は「法的主張ではないと記録しておきます」「仮の義務付け訴訟の審理中に決定を出した理由を書面で提出するように」と言い渡した。

 労働委は真実から逃げるな!

 千労委の却下決定強行は、意図的に裁判を継続する条件をなくし、裁判を受ける権利まで奪おうという暴挙だ。決定の中身も、われわれが30年かけて突き詰めた真実を一顧だにしないというものだ。労働者をなめるな!
 国鉄1047名解雇撤回・団交開催まで断固として闘おう。労働委員会は自らの役割を果たせ! 却下決定を撤回し事実調べを行え! 千労委審理拒否裁判、中労委闘争を闘いぬこう。

<これまでの経過>
18年 9月10日 村上公益委員の審理拒否に対して忌避を申立て
9月27日 千葉県労委が忌避申立を却下
10月22日 ①審理拒否に関する行政訴訟を千葉地裁に提訴
②あわせて、行政訴訟の結論が出るまで千労委が命令・決定を出さないことを求める「仮の義務付け訴訟」を千葉地裁に提起
19年 5月14日 千葉県労委が却下決定を強行!
(4/25公益委員会議で決定。5/23送達)

しかし…
仮の義務付けの結論が出ていないのに決定を出すこと自体が裁判妨害!
→千労委の却下決定強行は違法!

乗務員勤務制度改悪阻止!闘争本部を立ち上げ!

乗務員勤務制度改悪阻止! 闘争本部アピール

(1) われわれは本日、「乗務員勤務制度改悪阻止!闘争本部」を立ち上げた。JRに働くすべての仲間たちに訴えます。鉄道で働く労働者の権利・未来・運転保安のために声をあげよう。ともに闘おう。
 われわれは「新たなジョブローテーション」=運転士・車掌廃止攻撃を絶対に許さない。JR東日本は、「無人運転が可能な時代に、運転士・車掌という特別な職名や待遇など過去の遺物だ」と言う。だが、無人運転、ドライバレス運転など、莫大な投資ができるごく一部の限られた線区以外絶対に不可能なことだ。提案の前提自体、事実がねじ曲げられ、すり替えられている。運転士・車掌の職名には、乗客の命と鉄道の安全を守ってきた歴史と誇りが込められている。最後の場面で安全を守ってきたのは「人」だ。過去の遺物だなどということを絶対に許さない。

(2) 横浜シーサイドライン事故は、JR東日本が進めている無人化施策が、鉄道の安全をいかに破壊する無謀な攻撃なのかを示している。延長わずか11㎞しかなく他から隔離された線区でさえ自動運転などできないのだ。しかし、深澤社長は事故直後、未だ原因すら不明のまま「ドライバレス運転推進」「将来的には完全な無人化を検討する」と宣言した。眼中にあるのは人件費削減だけなのだ。

(3) JR東日本は、運転士試験や車掌試験も廃止し「乗務係」への異動は「任用の基準」で行うという。すべては会社の匙加減ひとつになる。
また、「同一担務の従事期間は最長でも10年」とし、その間に「運転士から先のキャリア」を描けない者、つまり管理者になれない者はお払い箱にするというのだ。子会社に丸投げされた駅などに転籍させていくことが想定されていることは明らかだ。車掌などは「消滅する職種」と位置づけられている。
 乗務旅費も廃止する。言うまでもなくその次にくるのは乗務手当(特勤)の廃止だ。「AI化」を理由に、現場で働く労働者の権利を打ち砕き、最底辺に突き落とそうというのだ。
 3月ダイ改で乗務員勤務制度の改悪が強行されたが、運転士・車掌にはそれに伴って人間の限界をこえるような労働強化がのしかかっている。朝夕のラッシュ時間帯に「運転士」として動員される管理者は過労死に駆り立てられようとしている。すでに限界だ。こんな状態では安全が崩壊する。

(4) それと一体で、「社員の採用方針の転換」が打ち出されている。来年度以降の採用は「総合職」「エリア職」とし、いずれも大卒採用だけにすることを狙っている。しかも、募集要項から「現場第一線で活躍して頂く」の文言は消え、「エリア全体のマネジメントに携わって頂く」だけになった。つまり、JR本体にはマネジメント業務しか残さないと考えているのだ。

(5) 「変革2027」は、「鉄道の技術・知見」はすべて「外部化」すること、JR本体には新幹線以外の現業機関はいっさい置かない将来像が描かれている。
 秋葉原駅までが丸ごと外注化された。「びゅう」もJRから切り離される。駅、車両検修、施設関係等で「戦略企業」と称する子会社が作られている。グリーンアテンダント(車掌業務)をやる「戦略会社」まで設立された。現場労働者を子会社に転籍させていく外堀が埋められようとしている。JR東日本が行っている攻撃は労働者の総非正規職化に行き着くものだ。

(6) JRは、安倍政権の「働き方改革」の尻馬に乗って、歯止めが外れたように暴走している。しかしその攻撃は必ず破たんする。
第1に、安全の崩壊、過労死と重大事故が激発する事態を生み出す。
第2に、技術継承の崩壊、恐るべき無責任体制の蔓延という形をとって破たん・崩壊する。鉄道業務を何百もの会社にバラバラに外注化したときに起こることは鉄道の運行や安全に責任をとる者が誰もいなくなる恐るべき事態だ。
第3に、職場からの怒りの声の爆発となって破たんする。労働者が存在する以上「労働組合の存在しない社会」を作ることなど絶対に不可能だ。人心は完全に離反する。怒りの爆発は不可避だ。
第4に、労働力を確保することができなくなるという形をとって破たんする。今でもCTS等で検修構内要員として採用されたプロパー社員は、あまりの労働条件の悪さ故に、次々に退職してしまっているのが現実だ。
第5に、地方の大反乱となって崩壊する。地域には、問答無用で切り捨て政策に走るJRに対し、憎しみにも近い怒りの声が渦巻いている。
そして第6に、AI神話の崩壊という形をとって破たんする。過酷な条件の中で安全を守り、人を運ぶのが鉄道であることを無視して机上の空論だけで突き進んでいるのが現在のJRだ。

(7) われわれは、闘争本部設置を期して、乗務員勤務制度改悪阻止、ジョブローテーション提案粉砕に向けて全力で反撃に立ち上がる決意である。これは鉄道の安全とJRで働く全労働者の権利を守る闘いだ。JRで働くすべての労働者に心より訴える。ともに闘いに立ち上がろう。

2019年6月19日

国鉄千葉動力車労働組合 
国鉄水戸動力車労働組合
国鉄動力車労働組合総連合

 

 6月19日に開催された第41回乗務員分科会定期委員会のなかで、JR東日本の「新たなジョブローテーション」攻撃に対し、「乗務員勤務制度改悪阻止! 闘争本部」が鉄道で働く労働者の未来をかけて立ち上げられ、上記アピールが発せられた。
また、闘争本部の役員体制は次の通り。

本部長  田中康宏(千葉)
副本部長 北嶋琢磨(千葉)  高野安雄(水戸)  會澤憲一(水戸)
事務長  鈴木貴雅 (千葉)

PDF   闘争本部アピール  ①  闘争本部アピール②

6/23第48回臨時大会 運転士・車掌廃止」攻撃粉砕!第3の分割・民営化攻撃― 全面外注化・転籍強制阻止!改憲阻止に向けた 闘いの方針を確立

 動労千葉は6月23日、DC会館において第48回臨時大会を開催し、「運転士・車掌廃止」攻撃粉砕、第3の分割・民営化攻撃―全面外注化・転籍強制阻止、改憲阻止に向けた闘いの方針を確立しました。
大会は、幕張支部の小守君、千葉機関区支部の石川君を議長に選出し議事が進められた。スローガン提起の後、田中委員長があいさつを行い(別掲)、動労千葉を支援する会の山本事務局長から来賓のあいさつを受けました。
その後、執行部から経過報告、(1)「運転士・車掌廃止」攻撃粉砕―反合・運転保安闘争の強化に向けた取り組みについて、(2)組合が関与する営利事業の運営について提起し、活発な質疑応答が行われた。
大会では、エルダー協議会の越川議長から「これからエルダーが増える中で、会社との力関係を維持していくためにみんなの意見を反映して闘い、65歳まで安心して働ける職場づくりへ、協議会への積極的参加を」と訴えました。
6月19日に新乗務員分科会長となった北嶋副委員長が「乗務員勤務制度改悪・ジョブローテーションを許さず、平成採労働者の組織拡大をかちとり、全力で反撃に起ち上がる」と、決意表明を行いました。
総括答弁の後、大会宣言が発表され、組合歌合唱、団結ガンバロー三唱で大会は成功裡のうちに終了した。夏から秋の闘いへ、全組合員の知恵と力を結集し組織拡大闘争へ総決起しよう!

田中委員長あいさつ

 職場が大変な嵐の中にあるなかで各支部からの結集、本当にご苦労様です。本日は、定期委員会を臨時大会に格上げをしました。動労千葉の重大な転換点になるであろう組織財政基盤の確立を含め、この時代、職場で吹き荒れる第3の分割民営化に立ち向かっていく新たな闘いの方針を真剣な討議の中で決定をしていただきたいと思います。
 この臨時大会は、エルダーの組合員と本体の組合員がちょうど半々となる一つの組織の分岐点の中で開かれています。4月7日には結成40周年記念のレセプションを開催しました。労働組合の原点にかえって、ゼロから職場からの闘いをつくる決意で、絶対に僕らはあきらめずに動労千葉の新しい未来を開くために全職場で組織拡大闘争に立ち上がる。国鉄採の組合員が最終的に退職を迎えるまで8年から9年です。今からの2年3年というのは国鉄分割民営化以上に職場が激変する過程です。ここに全組合員の知恵と力を結集して次の展望を切り開く大会にしていけたらと思います。

出された主な意見

▽CTS幕張事業所では昨年職場代表選に勝利し、この1年安全衛生委員会などを通して地道に職場要求をかちとり、職場全体の支持をかちとってきた。今年は昨年より40票近く票を伸ばして勝利した。組織拡大に向けて全力で闘う。

▽木更津は職場代表選で善戦したが勝利までは届かなかった。幕張の勝利に学んで今度は勝利したい。若い人たちは悩んでいる。社友会まで行ってしまったらとんでもないことになると考えている者は沢山いる。組織拡大を実現して後継者を残したい。内房線と地域を守る会を大事にしてワンマン化を阻止したい。

▽郡山で来年3月にも5両のワンマン運転化が実施されるという話しがあるが、千葉の動きは? 検修職場でのエルダー社員本体雇用の実現を。

▽乗務員分科会は、北嶋君を新会長に選出し、また千葉と水戸で乗務員勤務制度改悪阻止!闘争本部を発足した。運転士・車掌廃止攻撃粉砕に向けて新たな気持ちで全体で闘っていきたい。

▽検修部門では、工場入場の周期を60万㎞毎から80万㎞毎に延伸する提案が行なわれている。検修業務全体の再編、別会社化攻撃が始まっていると見なければならない。シーサイドラインの事故は、コスト削減のためにフェイルセイフが完全に無視されていた。これが無人運転の実態。このままでは重大事故が起きる。

▽貨物では、新人事賃金制度が強行され、評価のための面接が始まろうとしている。ほとんどの組合員がシニアになっていくなかで、基本給の地域間格差、住宅補助の打切りなどが問題。また、隅田から乗り入れてくる線見が始まろうとしている。

▽エルダーで組合員の職場がバラバラになってく状況の中で、組合費の徴収等が大変になっている。組織や動員の在り方について検討を。

▽津田沼では、中野4往復等の行路ができてから若い人でも疲れがとれないという声があがっている。2人が支社に異動し、支社課員の短時間行路への乗務も始まろうとしている。さらに、三鷹構内の線見訓練も始まろうとしており、もっと酷い労働強化が進められている。CTS津田沼事業所の職場代表選は、29対29で、これから再選挙。幕張の「安衛だより」を見て、職場代表選の重要性がよく分かった。絶対かちたい。

▽「ジョブローテーション」提案は良いという者は誰もいない。とくに東京の乗務員が行路がきつくなったと悲鳴をあげている。

▽運転台へのカメラ導入はいつからか? 常時監視されている状態は耐えられない。「ジョブ提案」が出てから若い人の中では「マイプロ」走ってゴマを摺るような者が増えている。みんな不安に思っている。

▽エルダー再雇用について、東京では退職直前まで何も示されず、その職場が嫌ならそれで終わりという対応が行われている。千葉の検修職場にもエルダーが東京から来ているが、外注化の今後の動向は。

 また、組合が関与する営利事業の処分に対しては、提案を支持する意見、エルダー組合費の緩和を求める意見、解雇者への対応を求める意見が出されて承認されました。具体的な対処については、9月定期大会に向けて、引き続き組織・財政検討委員会で検討していくことになります。

 

「運転士・車掌廃止」攻撃に、乗務員勤務制度改悪阻止闘争本部を立ち上げ!

第41回乗務員分科会定期委員会を開催(6/19)
北嶋新会長体制を確立!
ジョブローテーション提案粉砕へ闘おう

「運転士・車掌廃止」攻撃に、乗務員勤務制度改悪阻止闘争本部を立ち上げ!

 6月19日、13時から、DC会館において、第41回動労千葉乗務員分科会定期委員会が開催され、「ジョブローテーションー運転士・車掌廃止」攻撃粉砕に向けて闘いぬく方針を決定するとともに、新会長に北嶋琢磨本部副委員長を選出し、乗務員分科会の次代を担う新たな体制を確立した。

ジョブローテーション攻撃粉砕に向け、北嶋新会長体制を確立した第41回乗務員分科定期委員会(6/19)

英知を結集し、運転士・車掌廃止攻撃に立ち向かおう!

 委員会は、川崎事務長(千葉転)の開会あいさつではじまり、議長に岩井君(千葉機)を選出して進められた。
 冒頭、あいさつに立った鈴木会長(銚子)は、「3月ダイ改での短時間行路設定により一般行路でのロングランが強制され、乗務員の負担が大きくなっている。一方、ジョブローテーション提案は、運転士、車掌を否定するものであり、最終的には乗務員手当を廃止しようとしている。運転士への登用を任用の基準で行うというが、任用の基準はわれわれが差別・処分されてきたものだ。乗務員への事故責任の転嫁を許さず、全員の英知を結集してジョブローテーション提案粉砕へ闘いぬこう」と力強く訴えた。
 続いて、来賓として田中委員長があいさつを行い、その後、執行部から、経過報告、会計報告、共済関係報告、会計監査報告、2019年度運動方針(案)、2019年度予算(案)の提案が行われ、質疑討論が行われた。
■質疑で出された主な意見
◎ジョブローテーションについては、われわれが闘わなければ平成採の将来がなくなってしまう。
◎E531系を使ったワンマン運転の試験走行が行われており、20年度から導入しようとしている。
◎被曝労働を強制する常磐線全線開通反対で闘う(水戸)
◎3月ダイ改でW泊が導入された。また、新規採用もなく、高齢者職場になっている。将来展望は。(千葉機)
◎女性運転士が支社に上がり、兼務発令となった。朝の短時間行路をやって支社勤務など絶対無理だ。(津田沼)
◎短時間行路ができたためロングランが多くなった。行き先地の時間もトイレを含めると足りない。(佐倉)
◎ジョブローテーションの問題は、平成採の中にも問題意識が広がっており、組合が必要だとの意見が圧倒的だ。この攻撃を止めるには、平成採を含めてわれわれ自身が行動に起ち上がる以外にない。(水戸)

 方針を一括で採択後、新役員が発表され、新会長に北嶋君(千葉転)が選出され、乗務員分科会の新たな体制が確立された。
 そして、ジョブローテーション攻撃粉砕に向け「乗務員勤務制度改悪阻止闘争本部」の設立が確認され、「闘争本部アピール」が高らかに読み上げられ、今後、全国のJR職場で反対の声をあげるために闘うことが訴えられた。
(アピールは、今後、掲載予定)
 最後に、北嶋新会長の音頭で団結ガンバロー三唱を行い、第41回乗務員分科会定期委員会は成功裡に終了した。

「老後資金2000万不足」 年金制度破壊を許さない!

大うその国家的詐欺だ!

 「将来、年金をもらえないかもしれない。75歳まで働くかもしれない。そんな不安しかない日本で暮らすなんて、うんざりする。老後のために貯金しろというが、貯金をする前に税金をごっそり取られるではないか。矛盾している(6月14日『東京新聞』若者の声から)」。
老後は「年金以外に二千万円不足する」「月に五万円の赤字」と試算した金融庁の報告書は大問題です。さらに、「要介護になれば最大一千万円追加」。「百年安心年金」が、大うそのとんでもない国家的詐欺であったことが明らかになりました。
麻生副総理兼金融担当相は、金融庁の報告書にある「月に五万円の赤字」との記述について「著しい誤解や世間への不安を与える。政府のスタンスと違う」と否定しました。しかし、不足額は貯蓄を取り崩して穴埋めする前提で「赤字」には当たらないというだけのことです。
ある生命保険会社のアンケートでは、「還暦の貯蓄額、二千万円にはとても届かず。四人に一人は百万円未満」。担当者は「四人に一人が百万円未満というのは衝撃的な結果。一方で平均額は増えており、格差が広がっている」と述べています。 “「老後資金2000万不足」 年金制度破壊を許さない!” の続きを読む

無人運転は破綻した!「運転士・車掌廃止」提案を撤回しろ! 横浜シーサイドライン―逆走で14名重軽症

6月1日、横浜シーサイドラインの無人運転列車が新杉田駅での折り返し時に約24㍍逆走し、車止めに衝突する事故が発生した。乗客約50人のうち重傷6人など14人が負傷している。
 直接の原因はケーブル断線だと考えられている。モーター制御装置に指令を伝える2本のケーブル(F線・R線)のうち、「前進」を指示するケーブル(F線)の断線が確認された。
 他事業者の自動運転列車では「前進」「後進」のどちらの指示もない場合、力行しない設定になっている。だが、シーサイドラインでは直前の状態を維持する設定で、「前進」の指令がないためモーター制御は「後進」のままだった。
 駅ATO車上装置には地上装置からエンド交換の指示が伝わった。断線している以上、何があっても車両異常の信号が上がるべきだが異常は認識されず、車両は地上側に「前進」への進行方向切換を報告した。地上側は車両から異常の情報があがらないため出発指令を送信した。
 ATCは後退検知を搭載していたが、進行方向の検知にF線・R線を利用している。事故時はどちらの線からも指令がなかったため進行方向が判別できず「後退」を検知できなかった。そして、車止めに向かって力行最大ノッチで加速しながら衝突するという衝撃的な事故が引き起こされた。

 ジョブローテーションの前提は完全なウソだった

 ケーブルが断線していながらATOが「正常」と認識し、車止めに向かって力行する。モーター制御とATOが統一されてさえいない。まともに安全を維持できるシステムではなかったとしか言いようがない。だが、JR東・深澤社長はシーサイドライン事故を受けた定例記者会見で「ドライバレス運転は引き続き進める」と宣言した。事故原因が判明もしていないうちからだ。
 事故の対策として、断線検知やモーター制御装置の変更などが挙げられている。だが、この事故は自動運転でなければ絶対に発生しなかった事故だ。運転士なら仮に逆走してもただちに非常停止をかけたはずだ。約7秒間も力行し続けるなど考えられない。「自動運転推進」について根本から考え直すことこそが必要なのだ。
 われわれは多くの乗客の命を預かっている。そうである以上、「自動運転は欠陥を起こす」「保安装置が作動しない場合もある」という前提に立つ以外にない。その時、安全を守れるのは運転士であり車掌だけなのだ。
 だが、なぜこんな不完全な状態で運行され続けたのか? シーサイドラインが採用する「新交通システム」は導入コストが安いことが特徴だ。合理化は資本の論理で行われる以上、自動運転には削減できる人件費以上にコストはかけられないのだ。その矛盾はケーブル断線にも直接かかわっている。断線部分は外部から見えない箇所であり、目視による確認は4年に1度。運行会社は「多数の配線すべてを確認することは困難」だとしている。より徹底した検査とそのための人員が必要だったということだ。
 JR東が自動運転試験を行った山手線でも、現在の自動運転路線よりはるかに複雑だ。さらに、1日当たり百万人単位という膨大な乗客がいる。同様の事故が起きれば大惨事は免れない。運行停止や間引き運転だけでも大混乱に陥ることは明らかだ。ローカル線にいたっては、コスト上も路線条件からいっても完全に不可能だ。
 ジョブローテーション提案は、「自動運転もできるのだから運転士・車掌という特別な職名や手当は必要ない」という前提に立っている。だが、その前提は完全にウソだった。JRは「運転士・車掌廃止」提案を今すぐ撤回しろ!

 安全より金儲けを優先するな!

 JR東は7月1日から車両の検査周期延伸を提案している。ドライバレス運転推進の理由は、「人口減少」「人材確保が困難」「利益が圧迫されるリスク」などだ。結局、「利益追求が何より優先」「そのためなら、乗務員の権利を破壊し、人員を削減し、安全をも犠牲にする」という宣言に他ならない。そして、それを通してJRで働く全労働者の権利を奪おうとしているのだ。
 日々、多くの乗客の命を預かり乗務しているのは現場の乗務員だ。どんなシステムを導入しようと、最後に安全を守れるのは現場労働者だけだ。「自動運転」を口実に乗務員の誇りを踏みにじるな! 鉄道の安全より、労働者の権利破壊と人員削減、利益追求を優先するなど言語道断だ。すべての仲間に訴える。ともに職場から「運転士・車掌廃止絶対反対」の声をあげよう。

6・9集会主な発言–1047名解雇撤回!運転士・車掌廃止ー分社化粉砕! 改憲に向けた労組つぶしの攻撃と対決し、労働運動の再生を!

動労千葉を知る前までは━ 
鉄道労組ソウル地方本部長 ファンサンギル氏

 1980年代中曽根政権の新自由主義攻撃で日本の国鉄が分割され、外注化で非正規職が量産され、労組破壊工作によって国鉄労組が瓦解するという苦難の歴史があった。JR東労組と国鉄労組が、政府と会社側の不当な弾圧に屈服し、現実と妥協する路線を選択した。動労千葉を知る前までは、このような残念な歴史が全てだと思っていた。
 「国鉄分割・民営化に屈せず人生をかけて解雇撤回まで闘うことを決意した1047名は、戦後日本労働運動の真骨頂」という中野前委員長の言葉に共感する。
韓国・民主労総は、ろうそく革命の先頭でパククネ政府を引きずり下ろした。しかし現政府は、下落する政権支持率回復の手段として労働法改悪を試みている。真の労働者民衆政府を樹立する前までは絶えず闘い、警戒しなければならない。
 人生をなげうって闘う1047名解雇労働者、困難な条件でも正しい労働運動を思い悩み、実践してきた動労千葉同志たちに敬意を表します。国鉄闘争全国運動の同志たち、ありがとうございます。

関生弾圧粉砕へ 支援の大カンパを
関西生コン支部書記次長 武谷新吾氏

 経営者が約束をしたことを守らせるためのストを「威力業務妨害」、建設現場における安全性を確保するためのコンプライアンス活動を「恐喝未遂」で弾圧している。今週2人保釈が認められた。あと委員長を含めて6人だ。弾圧に便乗して解雇をした企業もある。現場の行動に入り、原理原則の運動にして闘う。
これまでに延べ58人逮捕され、起訴されたのは40数人。保釈金だけでも莫大。ぜひ支援のカンパを。

全国運動の前進で展望は開かれる
全国運動呼びかけ人 鎌倉孝夫氏

 新自由主義が展開されて約40年。労働者の生活は破壊され、人間労働が破壊されている。資本の金もうけの権利が、労働者の生きて働く権利を破壊している。労働者の組織的団結と闘いによって資本と国家の支配を転換させることによってしか、われわれは人間として生きられない。国鉄闘争全国運動の前進で展望は開かれると確信する。

闘う姿を見せストに立つ
津田沼支部・相馬支部長

 運転士は毎日、何千、何万の命を目的地まで運ぶ重要な仕事を担っている。それを踏みにじる運転士・車掌廃止のジョブローテーションを絶対に許せない。これは分割・民営化以上の攻撃だ。3月のダイヤ改で私はストに立った。動労千葉の闘う姿を見せるチャンスだと思った。このままでは運転しながら死ぬ人、体を壊す人が絶対出る。今止めなければとストに立った。組織拡大を実現しジョブローテーション粉砕へ闘う。

9・22水戸集会へ
動労水戸 石井委員長

 JR東は2020年に常磐線を全線開通させると言っている。5月27日の本社団交で、線路と駅は除染し年間放射線量は20㍉シーベルト以下で列車は走れると言う。しかし、線路や駅の外に一歩出れば50㍉シーベルト。そこに列車を走らせるなど、絶対に許せない。列車には放射性物質は付着しないから調査もしないと。9月22日、常磐線全線開通阻止・東海第二原発再稼働阻止の集会とデモを水戸でやる。JR水戸支社内の他労組も含め、全ての労働者に呼びかけて大成功させたい。

新組合員を迎えて
動労連帯高崎 漆原委員長

 2月に鈴木副委員長の雇い止めを撤回させ、無期転換をかちとった。5月にJR本体の仲間が動労連帯高崎に加入した。彼は、動労連帯高崎に入ってパワハラ・退職強要と闘うことを選択した。新たな闘いが始まった。

JR貨物 夏季手当「1.75箇月」の超低額回答弾劾!

JR貨物と夏季手当交渉

 6月13日、動労総連合は、JR貨物と以下の要求を掲げて夏季手当の交渉を行った。
1.2019年6月1日現在における基準内賃金に家族手当を加えた3・7箇月分を支払うこと。
2.55歳以降の社員に対する支払については、55歳到達時の等級・号俸(2018年度・2019年度ベースアップ実施後の基本給)の100%を算定基礎額とすること。
この要求に対し、JR貨物は6月13日、次の通り回答を行った。

1.基準額は、基準内賃金の1・60箇月分とする。
 なお、昨年度の災害対応に伴うこれまでの社員の皆さんの労苦に報いるとともに、新人事制度の定着化とこれを活かした今後の皆さんの成長とチャレンジに期待して、0・15ヶ月分を併せて支給する。

2.支給日は、7月5日(金)

 日貨労は、「①昨年の夏季手当(1・73)を上回った。②家族手当減額相当分の上積みをかち取った。③昨年度の災害対応に伴う労苦に報いるための上積みをかち取った」―として、裏切り妥結した。

 期末手当は、「生活給」
 19春闘における、新賃金要求づくりにおいて、「家計は1ケ月の賃金で間に合いましたか」の問いに対し、89・8%の組合員が不足したと答え、その補填に「期末手当をあてる」が41・7%を占めた。期末手当は、「ローン返済」「医療費」「食生活」など、「生活給」そのものである。特に許しがたいことは、家族手当を基準外賃金としたことだ。
これから、新人事制度の評価をめぐる闘いが始まる。生活の維持・向上という当たり前のことに、怒りも新たに闘いを継続しよう!

シニア(嘱託)の労働条件に関して申入れを行う
1.基本給(基本賃金)・調整手当は全国同一とし、退職時の賃金を確保すること。
2.嘱託社員の基本賃金、シニア社員の基本給設定の経過、該当地域別による格差が生じることについての根拠を明らかにすること。
3.シニア(嘱託)社員に対して、住宅補助金規程を適用すること。
4.働き方改革関連法の成立により2020年4月1日から「同一労働同一賃金」制度が施行されるが、会社としてシニア・嘱託社員制度における格差是正に向けてどのように対応しようと考えているのか、具体的に明らかにすること。

 これから、ダイ改後の問題点、本線運転士の高齢者対策など団交を強化します。どんどん、意見をお寄せ下さい。
65歳まで安心して働ける労働条件の確立へ、団結してガンバロー!

第48回臨時大会の成功をかちとろう!
6月23日(日)13時 DC会館

ジョブローテーション-「運転士・車掌廃止」絶対反対!第41回乗務員分科会定期委員会に結集しよう!

第41回乗務員分科会定期委員会
6月19日(水)13時~ 千葉市・DC会館2階会議室

 6月19日、第41回乗務員分科会定期委員会を開催する。本委員会は、JR東日本において新たなジョブローテーション―「運転士・車掌廃止」という許しがたい提案が行われる中で開催される。分割・民営化以来の巨大な決戦だ。ジョブローテーション提案粉砕に向けて、全支部から傍聴に結集しよう。

 鉄道の安全とJRで働く全労働者の権利を守る闘い

 会社は、「ジョブローテーション」と称して、運転士・車掌の職名と試験を廃止するとしている。運転士・車掌という職名には、乗客の命と鉄道の安全を守ってきた歴史と誇りが込められている。それを踏みにじって、「乗務係」に統一するというのだ。しかも、「同一担務は最大10年」だという。乗務員は経験がものをいう仕事だ。これで安全が守れるか!
提案は、「自動運転もできる技術があるのに乗務員に特別な職名や手当は必要ない」という考えのもとに作られている。深澤社長は、先日のシーサイドライン事故を受けてなお、「ドライバレス運転推進」を宣言した。「将来的には完全な無人化を検討」とまで言われている。
だが、われわれは多くの乗客の命を預かっている。そうである以上、「自動運転は欠陥を起こす」「安全装置が作動しない場合もある」という前提に立つ以外にない。その時、乗客の命を守れるのは、運転士であり車掌だけだ。「自動運転」を口実に、乗務員の誇りを踏みにじろうとするなど絶対に許すことはできない!
この攻撃は、単に乗務員の問題にとどまらない。乗務員は鉄道業務の最も中心に位置する職種だ。その乗務員を否定することを通して、鉄道業務そのものを否定する意味を持っている。

 ジョブローテーション粉砕へ委員会成功と決戦本部確立を

 実際、「変革2027」ではJR本体から鉄道業務すべてをなくす構想が出されている。すべての鉄道業務を外注化・別会社化していくということだ。そして、乗務員の労働条件を解体することを通して、JRで働く全労働者の労働条件を根本から解体しようという攻撃だ。
われわれは、乗務員分科会定期委員会の成功をかちとり、乗務員勤務制度改悪・ジョブローテーション提案粉砕、運転士・車掌廃止阻止に向けた闘争本部をたちあげ、全国の仲間に共に闘いにたちあがることを訴える決意だ。
全支部の結集で乗務員分科会定期委員会の成功をかちとろう。ジョブローテーション―「運転士・車掌廃止」攻撃粉砕の闘いに全力でたちあがろう。

6・23第48回臨時大会に大結集を!

日時:6月23日(日)13時~ 場所:千葉市・DC会館 2階会議室

J R東日本 夏季手当を回答!2期連続で営業収益を更新ー人口減少・高齢者を理由にして手当を抑制

「ジョブローテーション」-運転士・車掌廃止提案を粉砕しよう!

JR東日本 2019年度 夏季手当に関する回答(6/11)
1.基準額   基準額は、基準内賃金の2・ 91ヶ月分とする。
2.支払日  2019年6月28日以降、 準備でき次第とする。

2期連続で営業収益を更新ー人口減少・高齢者を理由にして手当を抑制

  6月11日、JR東日本は、2019年度の夏季手当に関する回答を行ってきた。
 回答は、基準内賃金の2・91ヶ月分の支払いとし、支払日は、6月28日以降準備でき次第というものだ。
 年末手当の支払いにあたって動労総連合は、組合要求として3・7ヶ月分の支払を求めて申し入れを行い、団体交渉での追及を行ってきた。 
 JR東日本は、2期連続で過去最高の営業収益を更新している。しかし会社側は、米中貿易問題による経済の不安定が続いていること、さらに、人口減少や高齢化による将来の鉄道利用の減少などを理由にして夏季手当の支払額を抑制する回答を行ってきた。
 一方でJR東日本は、「ジョブローテーション」提案において、運転士・車掌を廃止し、「同一担務で最長でも10年」と称して、10年で管理者になれない者は会社が好き勝手に異動や担務変更を行おうとしている。しかも、乗務員手当の改悪も目論んでいる。
 しかし、職場の中には不満や怒りが充満している。職場から「間違ってる」の声をあげよう。
職場に闘う労働組合を!

当面するスケジュール

◎第41回乗務員分科会定期委員会

 日 時 2019年6月19日(水)13時~
 場 所 千葉市・DC会館 2階会議室
*ジョブローテーション提案粉砕に向けて、 全支部から傍聴に結集しよう!

◎第48回動労千葉臨時大会

 日 時 2019年6月23日(日)13時~
 場 所 千葉市・DC会館 2階会議室

◎2019年度動労千葉を支援する会総会

 日 時 2019年7月21日(日)
 場 所 千葉市・DC会館

◎8・6ヒロシマ大行動

 日 時 2019年8月5日(月)~ 6日(火)
 場  所 広島市内

6・5千葉県労委抗議・再審査申立行動 怒りも新たに国鉄1047名解雇撤回に向けて闘いぬこう!

 6月5日、われわれは千葉県労働委員会に対して反動決定に対する徹底した抗議をたたきつけ、中労委での再審査を申し立てた。

千葉県労委の反動決定に抗議し、再審査申立てを行う (6月5日千葉県労働委員会)

 これが労働委員会の姿か!

 まず、行動にあたって抗議文を読み上げ、参加者から怒りの声をたたきつけた。
決定は、組合主張について何一つまともに検討していない。設立委員会による不当労働行為についても「不当労働行為を行ったと疑わせるような証拠はない」の一言だ。
 われわれは、不採用基準そのものが不当労働行為であったと最高裁で認めさせた。その基準の策定を指示したのが斎藤英四郎JR設立委員長であり、第3回設立委員会で正式に決定されていたことも突き止めた。それがなぜ、何の事実調べもなく「不当労働行為はない」と断言できるのか? 労働委員会はこのことについて、審理中も決定書の中でも何一つ見解を明らかにしてさえいない。村上公益委員の審理拒否の姿勢そのままの怒りに堪えない決定書だ。
 しかも、決定は村上公益委員の審理拒否を争う行政訴訟のさなかに行われている。労働委員会規則も無視した村上公益委員の審理打ち切りの不当性は完全に暴かれている。その裁判所の判断を待つことさえせず、決定を出して裁判打ち切りを狙ったのだ。
 なぜ、事実調べさえ行わずに審理を打ち切る必要があったのか? 裁判所の判断を待たず、慌てて決定を出さなければいけない理由は何なのか? 労働者の裁判を受ける権利も、労働委員会を受ける権利も否定するに等しい行為だ。どこまで労働者を愚弄すれば気が済むのか! これが「労働者救済機関」であるはずの労働委員会の姿か!
 怒りの爆発に、労働委員会事務局は「いただいた意見は公益委員に伝える」「決定書を読んでくれとしか言えない」「再審査で争ってくれ」と言うことしかできなかった。

 怒りをもって新たな闘いへ!

 6月21日の行政訴訟をめぐっては、「裁判で不当性を争うのは最終的な決定が出てから」という形での打ち切りが狙われている。だが、村上公益委員は審理開始当初から「最高裁に反する命令は出せない」と言い放ち、審理をまともに行おうともしなかった。「審査が開始された以上、事実調べを行う」という労働委員会としての当然の原則さえ踏み破って打ち切りを宣言した。
 こんなことが許されるなら、われわれの労働委員会で公正な審理を受ける権利はどこへ行ってしまうのか。審理全体が不公正なまま、決定に至るなど許されていいはずがない。
 不当労働行為の責任はJRにあり! 真実を押し隠す千葉県労委徹底弾劾! 労働委員会の審理拒否ゆるすな!
 6・21裁判闘争に結集し、不当決定を徹底弾劾しよう。怒りをもって新たな闘いにうってでて、今こそ国鉄1047名解雇撤回をかちとろう。

千葉県労委の反動決定弾劾!村上公益委員の審理拒否許すな!
6・21千葉県労委審理拒否事件 第3回裁判に結集を!
6月21日(金)11時~ 千葉地裁601号法廷にて
(10時15分 千葉県労働委員会前集合)

1047名解雇撤回!運転士・車掌廃止ー分社化攻撃粉砕!改憲阻止大行進の発展を! 国鉄闘争全国運動6・9全国集会を開催

関生支部弾圧粉砕を闘いぬき11・3労働者集会へ

鉄道労組ソウル地方本部

 6月9日、東京・上野公園野外ステージで全国から1450名が結集し、国鉄闘争全国運動の集会がかちとられた。

 国鉄・JR労働運動と関西生コン支部の解体を通して日本の労働者に屈服を迫る激しい攻撃が吹き荒れている。これと真っ向から対決し、戦争と改憲の道を許さず、闘う労働組合を甦らす集会として勝ち取られた。
 集会は、全国運動の呼びかけ人の鎌倉孝夫さんの主催者あいさつで始まった。連帯の挨拶に内房線と地域を守る会の松苗代表、外房線と地域を守る会の元吉いすみ市議、三里塚反対同盟の伊藤信晴さんが登壇した。
 動労千葉の田中委員長は「改憲絶対阻止、非正規職だけの社会にさせない!11・3労働者集会に向けてこの半年間が力を出し切ろう」と訴えた。関西生コン支部の

内房線と地域を守る会 松苗代表(右) 外房線と地域を守る会 元吉いすみ市議(左)

武谷書記次長、港合同の木下執行委員が、間生弾圧と断固闘う決意表明に続いて、韓国鉄道労組ソウル地方本部のファサンギュル長ら3名が登壇し、闘いの報告を行った。
 1047名解雇撤回に向けて、葉山弁護士ら労働委員会闘争弁護団、動労千葉争議団、動労総連1047名協議会が登壇し、中村仁君が、「決まったから仕方がないという立場を絶対に取らない。解雇撤回まで闘う」と決意を語った。
 続いて、運転士・車掌廃止、・分社化攻撃粉砕にむけ、関副委員長、出向裁判弁護団、相馬・津田沼支部長、動労水戸の石井委員長、動労連帯高崎の漆原委員長、動労総連合北海道の長尾委員長が決意を述べた。
 カンパアピール、休憩をはさんで、改憲阻止大行進の発展に向けて、広島教職員100人声明の教育労働者が8・6ヒロシマの結集を訴え、星野さんをとり戻そう全国連絡会議の戸村代表が特別報告。セブンイレブンで闘う仲間がコンビニ関連ユニオンの結成を報告。自治体労働者、洞口杉並区議、学生が改憲阻止の先頭に立つと決意を語った。
 最後に、呼びかけ人の山本弘行さんが集会アピール、花輪不二男さんが閉会のあいさつと団結ガンバロウを行い、最後にインターナショナルを合唱し集会は大成功をかちとった。

5/16JR東日本本社 「新たなジョブローテーション」解明交渉 安全と労働者の権利を奪う 「運転士・車掌廃止」絶対反対!

 5月16日、動労総連合申3号の組合要求に基づき「新たなジョブローテーション」に関する解明の団体交渉をJR東日本本社と行った。会社が〝厳しい経営環境〟〝持続的な成長〟を掲げて労働者に犠牲を強いるものであることがますますはっきりした。「運転士・車掌廃止」粉砕へ全力で闘おう。

◎「同一担務10年」で安全が守れるか

組合 技術は労働者一人ひとりに蓄積される。10年以上の経験が詰めないとなると、技術レベルが浅くなるのではないか。
会社 個の技術ではなく、職場として技術継承を行う。ベテランがいなくなったら途絶える技術ではなく、職場に技術を残す。個人がいなくなっても引き継げる体制を作る。
組合 運転士を20年やっても経験しないこともある。10年で十分だと思っているなら間違いだ。
会社 今、運転士でいる人がずっと運転士なら、今後入社してくる人は運転士になれない。同じ世代に運転士が固まることを防ぎたい。
組合 運転士になるまでには、駅、車掌とすでにいろんな経験をしている。
会社 より多様な経験を積んでもらう。将来的なワンマン運転、ドライバレス運転を掲げている。トータルに業務をしていく時代が来る。それに合わせた制度だ。

◎「10年で異動」も犠牲を強いる施策

組合 ずっと運転士や車掌でいたいという人も多くいる。異動でも現場労働者には生活がある。どこへ行かされるのかという不安がある。地方は特に50㌔、100㌔という異動もある。生活形態が全く変わってしまう。労働者にとっては犠牲を強いるものとしか見えない。
会社 3年目に将来についての面談を行う。概ね10年で見て、2、3年で異動する人もいる。
組合 2、3年で異動というのは本人からの希望でか? 会社都合での異動もあるのか?
会社 どちらの場合もありうる。
組合 ライフサイクル制度では駅に行って3年で元の区に戻った。今度は運転士から駅に行った場合の赴任期間はどうなるのか。
会社 あくまでも同一担務10年のしばりになる。
組合 運転士に戻れる保証はないということか。
会社 そうだ。他区で運転士をする人もいるし、違う経験をしてもらう人もいる。
組合 それをすべて「任用の基準」でやるというのか。今までよりずっと暴力的だ。

◎ 試験廃止の理由は何か?

組合 乗務員への登用も、一般の異動のように突然辞令がでるのか。
会社 何度か本人とのやり取りはある。10日や14日前に伝えてということは現実的に難しい。
組合 研修に入る前に、その後の配属先がわからなくては困る。
会社 今は車掌の場合、その区所にいってから研修になる。運転士は学科講習に合格してから発令になるため、車掌のまま研修に行く。今後については研修の時期も含めて検討中だ。
組合 試験廃止による会社のメリットは何か。
会社 今まで一律的だった運用が柔軟になる。駅から運転士に直接行けるようになる。
組合 希望に関係なく柔軟に運用するのか。
会社 全員は希望通りいかない。面談などで希望を聞く。今は運転士になるのが20代後半。女性が出産と重なると運転士試験に受かっても研修所に入れない人もいる。駅から直接ならば入社3年目ぐらいで研修を受けられる。
組合 試験があったらできないのか。これから管理者や支社の判断だけになるのではないか。
会社 試験廃止で柔軟に登用できる。管理者がしっかり社員を見るということが非常に重要になる。希望していない職になった人は与えられた業務を頑張ってもらうしかない。
組合 希望に反して違う職種につかされることは、仕事への誇りや情熱を否定することだ。
会社 誇りや情熱を否定するつもりはない。様々な経験で安全やサービスレベルが向上する。
組合 国交省から警告文を出されている。
会社 社員として与えられた職務をやってもらう。教育訓練で安全レベルの向上を図る。
組合 乗務係で運転担当も出てくるのか。
会社 現時点で運転士で指導職でない人はいないので、それが下がることはない。新たに運転士になる場合、指導職試験に合格しないと乗務指導係にはならない。

◎「出世」の強制をやめろ!

会社 なりたい職種があれば面談で伝えてもらう。与えられた仕事だけダラダラやっているのではダメ。指令や管理者を目指すなら、必要なことを考えなければいけない。
組合 車掌や運転士のままでいることはダメだといいたいのか。
会社 多様な経験を積んでもらいたい。中には車掌や運転士の仕事を続ける人もいる。
組合 出世を目指すことを強制するのか。
会社 これまで社員は、会社の敷いたレールの上に乗っかっていて受動的だった。これからは自分でキャリアプランを考えられる。
組合 動労千葉や動労水戸には、「任用の基準」で免許がありながら運転士を希望しても登用されなかった組合員が何人もいる。「挑戦意欲」を否定してきたのが会社ではないか。「任用の基準」でまた差別するつもりなのか。
会社 挑戦意欲を削いできたということはない。
組合 客観的な数字が基準になる試験が廃止されれば、会社の恣意的な運用につながる。
会社 ケースとしてないとは言えない。会社としては必要なところに必要な社員を配置する。

◎ 競争と蹴落とし合いの職場にするな

組合 現場の管理者に気に入られなければ乗務員になれないのか。
会社 支社も入れて判断する。愚直に業務に取り組んでいくことが一番大事だ。
組合 運転士や車掌の仕事を無事故でやっていても。全員がそうなら仕事以外にマイプロを「自分の意志」でやる人が優先されないのか。
会社 マイプロも業務としてやっている。運転だけしていればいいというわけではない。
組合 無事故で乗務することが仕事だ。そうでなければマイプロは全員に強制なのか。自分の意志でやっているのではないのか。
会社 業務としてやっている。
組合 そういうことをやらなければ、運転士や車掌になれなくなるのではないか。
会社 それは社員がどう考えるかだ。
組合 職場では特に若い人が不安に思っている。早めに出勤して、仕事が終わっても残っている。試験廃止は管理者に気に入られないといけないという思いにさせる。マイプロで乗務時間に引っかかった人も出ている。
会社 その人はマイプロがなければ絶対に時間に遅れないのか。
組合 事実、乗務時間に遅れて騒ぎになった。評価を得るためにやって問題が起こっている。
会社 その人は評価を得るためにやったと言っているのか。全員がそうだというのか。
組合 不利益な扱いをされないためにはマイプロをやらなければならないという意識は間違いなくある。この提案が出た後に精を出す人が急に出てきたという話もある。蹴落としあいになるような職場を望んでいるのか。
会社 マイプロをやっているかどうかで良い、悪いと仕切るつもりはない。
組合 目指す社員像では、「作業ダイヤに指定された業務+仕事や価値を創りだす」とある。
会社 無人化や自動化が進む。人間にしかできない仕事をやってもらいたいということだ。

◎「厳しい経営環境」とは何か?

会社 基本的には今後の人口減少、生産年齢人口が減少するという環境の変化だ。
組合 採用の考え方を変えたのか?
会社 「総合職」「エリア職」は社会一般的な言葉に言い換えただけだ。コースも「事務系」「技術系」と分かりやすくした。採用数は毎年発表段階で考える。将来的には、もっと業務を効率化し、大量退職に備えることになる。
組合 採用が厳しいなら高卒枠を増やせばいい。
会社 エリア採用で約8割程度が大卒だ。高校を訪問しているが進学が増えている。
組合 「これまでのライフサイクルは硬直的」とあるが、どの部分が硬直的なのか。
会社 駅から車掌、運転士と固定されていた。今後の変化に対応するために柔軟な制度を導入する。会社として生き残っていけない。
組合 そのためには労働者は柔軟に使うということか。労働者を犠牲にするということだ。

◎ 車掌を経ずに運転士にする理由は?

会社 車掌業務の変化への対応、入社年齢の上昇、育児・介護などへの対応ということだ。
組合 車掌を経験することで運転乗務としての知識や列車防護などの安全対策が身につくといわれてきた。車掌で経験すべき安全の知識や経験が失われることに問題はないのか。
会社 運転士研修に列車防護の時間はある。シミュレーター等の研修システムもあり、十分に補える。安全が脅かされることはない。
組合 「多様な業務経験」と矛盾していないか。
会社 運転士でもワンマンなどで車掌業務も経験できる。運転士になったあと車掌を経験することも出てくる。
組合 ワンマン化や自動運転で車掌を大幅に減らすからということではないのか。
会社 今後の車掌業務はもちろん変化が起きる。
組合 中途採用者の乗務員への異動を可能とする目的や理由は何か。
会社 さまざまな業務変化等に対応するためだ。

◎ 運転士・車掌の込み運用

組合 運転士・車掌の込み運用を考えているのか。
会社 提案資料で運転士の丸の中に車掌が含まれているのはそういうことだ。運転士の仕事ができる人は車掌もできる。効率的な方法を検討していく。
組合 将来の乗務係は運転士資格が前提なのか。
会社 車掌の仕事がなくなればそうなっていく。
組合 乗務係になると標準数はどう考えるのか。
会社 行路が分かれていれば別々に考える。込み運用になれば融合も考えていく。ダイ改に合わせて各支社内で提案することになる。

◎ ワンマン運転・ドライバレス運転

組合 ワンマン運転拡大を考えているのか。
会社 ドライバレス運転もそうだが技術革新が必要だ。できしだい提案する。具体的にどの線区でいつからかは示せる段階ではない。中長編成のワンマンについては、基本的に全扉開扉のホームドアを前提に検討している。
組合 実証実験が終わって、20年度からワンマン運転拡大と報道されている。水戸支社や仙台支社は車両も作ってある。
会社 実施前には提案する。それまでに車両改造や走行試験などを行うことは必要だ。
組合 現在は地方でワンマンが多いが、今後も地方で拡大するということか。
会社 ワンマン運転やドライバレス運転は、首都圏を含めて利用状況を見ながら検討する。
組合 ドライバレス運転の対象はどの線区か。
会社 すべての線区を対象に検証していく。
組合 ドライバレス運転を導入した場合、運転士や車掌の業務をなくそうとしているのか。
会社 それは法律次第で、国とのやり取りが必要だ。会社だけで決めることはできない。
組合 運転士、車掌を10年でたらい回しする制度には反対だ。安全にかかわる。撤回を求める。
会社 20年4月1日から運用を開始する考えだ。

鉄道労組ソウル地方本部長来る!  6・9国鉄集会へ総結集を!

外注化・分社化・転籍攻撃粉砕!

 5月10日、東京高裁による、動労総連合出向無効確認裁判における外注化・出向命令容認の不当判決を徹底弾劾する!
「教育」「技術継承」の相手さえいない職場の現実。地裁での結審後に会社が提案・実施したエルダー社員の本体配置で、「雇用の場の確保」という外注化の名目は完全に崩れている。これらをすべて無視し、「出向命令の目的、必要性は失われない」と事実を調べもせずに実態からかけ離れた、結論ありきの判断を行った。
出向命令には正当な理由や権利を守る規定、出向期間などの要件がある。この判決は、会社の思うままに出向させることを認めるものだ。

 1047名解雇撤回!

 千葉県労働委員会による、国鉄1047名解雇撤回・団交開催の申し立て却下(5月14日・23日送達)を徹底弾劾する。
「解雇は30年前のことだから却下」「JRは使用者ではない」と結論ありきの決定を行った。しかも、「設立委員会の不当労働行為を疑わせるような証拠はない」の一言で済ませ、JR不採用基準が不当労働行為だと最高裁で確定したことを認めないのである。設立委員会に何の責任もないというのだ。
明らかに「1047名解雇撤回闘争を終わらせろ」という国家意思に貫かれた攻撃だ。

闘いの本番はこれからだ!

 何より、第3の分割・民営化との闘いはこれからが本番だ。JR東日本は、「運転士・車掌廃止」提案を切っ先にして、鉄道業務すべてを別会社化する攻撃をかけてきている。
JR貨物は、4月からの「新人事・賃金制度」において、全面的な評価制度を導入した。評価されなければ基本給は19万円で頭打ちとなり、年齢別による保障基本給も45歳以上で21万円というものだ。
6、・9集会には、韓国からファンサンギル鉄道労組ソウル地方本部長ら3名が参加する。固くスクラムを組み、6・9集会を成功させ、闘う鉄道労働者の心意気を天下に示そう!
外注化・分社化・転籍攻撃粉砕!1047名解雇撤回!組織拡大を実現し、第3の分割・民営化攻撃と全力で闘いぬこう!
6・9国鉄闘争全国集会に総結集を!