動労総連合 第32回定期中央委員会

動労総連合第32回定期中央委員会

「東労組崩壊」情勢―第3の分割・民営化攻撃と対決し本格的組織拡大実現を!

 4月14日、動労総連合は第32回定期中央委員会を開催し、各単組の仲間が結集した。
まず開会挨拶として石井副委員長(水戸)が、「動労総連合30年の闘いの中で、ついに東労組が大崩壊している。4・12臨時大会では不当労働行為申し立てを下ろすとまで決定した。動労総連合を全国への方針や総連合青年部結成は正しかった。この1年が勝負」と挨拶した。
 司会の大江執行委員(西日本)は、「30年の闘いの中で青年が頭角を現してきた。三江線廃止では利用者も困っている。鉄道の将来や安全について総連合が先頭で問題にして訴えたい。次代を担う青年を獲得しよう」と訴えた。
 議事は議長に梶ケ谷委員(千葉)を選出して行われた。はじめに田中委員長(千葉)から「1047協議会を結成し、労働委員会闘争を開始している。われわれは怒りと結びつけば燃え上がる力を持っている。それを発揮するために闘おう」「〝東労組解体〟は分割・民営化以来の大再編の始まりだ。社長名で乗務手当廃止などを打ち出した。ここに本質がある。動労総連合は分割・民営化以来、団結を守って闘ってきた。ここが飛躍のチャンスだ。全単組が組織拡大に全力をあげよう」「労働運動全体の再編と一体で攻撃がかけられている。働き方改革と改憲・戦争を止めるため、ここで闘いの旗を降ろす訳にはいかない。改憲阻止の先頭に動労総連合がたとう」と提起した。

「動労総連合を全国へ」の闘い

 討論では以下のような意見が出された。

●西日本―西労組が「ストは目的ではない」「階級的労働運動では守れない」といっている。動労西日本を念頭にした内容だ。〝東労組解体〟はJR全体の問題。総連合青年部建設の意義が発揮されるのは今からだ。メンテックでの雇い止め解雇撤回の戦いが始まった。「動労西日本のビラを配ったから」といっている。グループ会社での拡大に挑戦したい。

●高崎―TTSで作業時間のチェックシートを自ら書かせることが始まった。TTSは「JRから頂いた黒字を他でばらまく訳にはいかない」と言っている。通常3人のところを2人でやらされても、「必要な人員は確保している」という。労働強化し人を減らすためとしか考えられない。

●水戸―現場労働者の脱退も始まっている。組合に関心を持ってやってきた人も地本や本部への怒りがある。組合員にも隠してやってきたことが通用しなくなっている。36協定の選挙でも動労水戸の票数は公開しなかった。昇進制度をめぐる裁判も始まった。昇進制度がいかにブラックかを明らかにしたい。
 地域の声を無視して23線区を廃止。でも、常磐線だけは通す。国家施策としてやっている。チャンスは来ている。

●千葉―内房線に続いて、外房線と地域を守る会も結成された。千葉派出を4徹から2徹への削減は乗務員としても許せない。何かあっても出動できないということ。36選挙で投票してくれているということは、支持してくれているということ。組織拡大で闘う。

●新潟―労働委員会闘争を闘い、新潟地労委に1500筆超の署名を提出した。会社の不当労働行為を明らかにして解雇撤回をかちとる。JR・地域の青年労働者を獲得したい。

●福島―職場で労働運動を一から作っていきたい。外注会社での事故を調査して闘うなど、職場闘争と一体で組織拡大で闘う。グループ会社の労働者から「小集団活動は嫌だ」という声が上がっている。動労総連合が青年の未来だと伝えていきたい。

●北陸―保線保守が外注化されている。本体―関連会社を含めて組織拡大してきたい。

●東京―組合の団結を守り組織拡大へ闘う決意だ。職場では人が足らずに忙しく事故が起きている。大幅賃上げ獲得へ、職場で闘う組合を取り戻したい。

●北海道―1047名闘争は若い人たちのためにも解雇を許さない闘い。北海道でも署名を開始した。JR北海道に叩きつけたい。
 方針採択、委員会宣言の発表、最後に大江執行委員の組合歌合唱と、田中委員長の団結ガンバローで委員会は成功裡に締めくくられた。

社員 月額平均5600円 嘱託・契約・パート時給10円賃上げ –CTS新賃金回答(4/18)

CTS新賃金回答(4/18)
CTSは大幅賃上げと抜本的労働条件改善を行え!

社員 月額平均5600円嘱託・契約・パート時給10円賃上げ

 4月18日、CTSは4月1日以降の新賃金について回答を行ってきた。 社員については、①職務給4号俸の昇給を実施する、②職務給をさらに1号俸加算する、③年齢給に一律3千円を加算するとした。
嘱託社員については時間額に換算した額に一律10円を加算、契約社員・パート社員は時間額に一律10円を加算すると回答した。
 これにより社員は平均5600円、嘱託、契約社員は月額1600円、パート社員は労働時間×10円の賃上げになるとしている。 会社は、賃上げ実施の理由として「労働者の定着を図りたいとの判断」としている。 この間、組合はあまりの低賃金に労働者が次々辞めていく現状や、新規採用数が半減していることを突きつけ、「大幅賃上げが必要」と追及してきた。「労働者の定着」を理由に賃上げしたということは、この現実をCTSも認めざるを得なくなったということだ。

 生活できる賃金・労働条件を!
 しかし、賃上げしたと言っても嘱託社員、契約社員、パート社員は、時給換算わずか10円。組合要求には程遠い額だ。深夜早朝手当やボーナスの改善、扶養手当や住宅手当の支払いについては拒否している。
 他企業では、千葉エリアでも時給1000円台の募集が当たり前の状況だ。これでは人が集まらないという問題は何も解決しない。
 CTSでも無期転換を行った以上、65歳まで働き続けられる、生活できる賃金と労働条件を確立することが不可欠だ。
 闘いはこれからだ。CTSは大幅賃上げ、深夜早朝手当等の改善を行え!
60歳以降の賃金引き下げを止めろ!
契約・パート社員を月給制に戻せ!
CTSの抜本的労働条件改善をかちとるまで全力で闘いぬこう。

CTS回答内容(4月18日)
(1)社員
①職務給の昇給を実施する。昇給額は4号俸。 *平均2050円
②職務給をさらに1号俸加算する。
 *平均550円③2018年4月1日現在の年齢給に一律3000円を加算する。

(2)嘱託社員
 ・1時間あたりの時間額に換算した額に一律10円を加算する。 
 *月換算 1600円
(3)契約社員及びパート社員
 ・時間額に一律10円を加算する。 
 *契約社員  月換算 1600円
 *パート社員 労働時間×10円

●4/28団結潮干狩り大会

◎日時 4月28日(土)9時30分より
◎場所 木更津市・江川海岸  (館山自動車道・木更津JCTよりアクア連絡道―袖ヶ浦IC降りる)
◎送迎指定列車・JR巌根駅着 
下り:8時59分着(千葉発8時22分君津行き) 
上り:9時29分着(館山発8時02分 上総湊か木更津乗り継ぎ) 
*送迎車の手配のため、事前連絡をお願いします。  *潮干狩り会場には無料駐車場有り。

●5/11出向裁判控訴審第2回

◎日時 5月11日(金)11時より
◎場所 東京高裁825号法廷

新たに1047協議会の仲間を加えて申入れ / 潮干狩りにゆこう

JRはただちに解雇撤回し団交に応じろ!
3/28新たに1047協議会の仲間を加えて申入れ

 3月28日に動労総連合はJR東日本に対して、「解雇撤回・JR復帰」と団体交渉開催に加え、新たに動労福島の小玉忠憲組合員についての解雇撤回を求めて申し入れを行った。

 不当労働行為の責任はJRにある!

 JR東日本は、これまで再三の申し入れにもかかわらず、団体交渉に応じることを拒否するという不当な対応を続けている。そして、われわれが労働委員会に申し立てたあっせんさえ、「不採用について『使用者』の立場にない」と拒否した。
 だが、不採用基準の策定を指示したのがJR設立委員会の斎藤英四郎委員長だと明らかにされている。さらに、その基準は87年2月12日の設立委員会第3回会合で正式に決定された。JR東日本初代社長となる住田正二も設立委員の一人だ。
 国鉄改革法23条5項では、「設立委員会のした行為はJRの行為」と規定されている。それでなぜ、「使用者でない」などといえるのか。すでに最高裁で不当労働行為と確定した不採用基準策定の責任がJR自身にあるのは明らかだ。
 この不当極まる対応に対し、われわれは労働委員会闘争と署名運動を新たに開始する。

 今こそ国鉄闘争の旗を高く掲げよう

 われわれはこの時代に改めて国鉄闘争の旗を掲げる。それは改憲が目の前に迫っているからだ。すべての出発点が国鉄分割・民営化にあるからだ。それは20万人が職場を追われ、200人もの自殺者を出すほどの国家的不当労働行為であり、改憲攻撃だった。しかし、それでも歴代政権が改憲にふれることも出来なかったのは、改憲阻止が日本労働運動の土台をなしてきたからだ。1047名解雇撤回という形で分割・民営化反対闘争が継続してきたからだ。
安倍政権が改憲を具体的日程にあげている今、国鉄闘争の旗を降ろすことは出来ない。国鉄1047名解雇撤回、JR復帰へ全力で闘おう。


組合員・家族そろって
潮干狩りにゆこう

 今年も左記の内容で潮干狩り大会を開催します。 仕事に闘争・動員と毎日大変ですが、アサリ採りで疲れを癒やしてください。
職場の仲間との交流の場としても、組合員・家族・OBの多くの参加をお願いします。
みんなの団結で潮干狩り大会を成功させよう。

* 海上は日陰がないので、帽子等の着用をお薦めです。海は思いのほか風が冷たいので風を通さない服がお薦めします。

第16回団結潮干狩り大会

◎日時  4月28日(土)9時30分より
◎ 場所  木更津市・江川海岸 
  館山自動車道・木更津JCTよりアクア連絡道―袖ヶ浦IC降りる
◎主催  本部サークル協議会 
  共催  本部家族会 協力 木更津支部
◎ 費用について  潮干狩り料金、休憩料、用具は本部にて負担します
◎ 送迎指定列車・JR巌根駅着
  (送迎車を手配します事前に連絡をお願いします)
  下り8時59分着(千葉発8時22分君津行き)
  上り9時29分着(館山発8時02分上総湊か木更津乗り継ぎ) 

* 潮干狩り会場には無料駐車場有り

 

JR千葉支社 浅草橋、都賀の2駅外注化を提案 4徹、3徹体制の駅も委託対象

新小岩の改札窓口統合、君津の出改札窓口統合、茂原、木更津、成田の旅行業部門の取扱い中止と要員削減を提案

4月10日、JR千葉支社は、浅草橋と都賀の2駅の外注化及び、新小岩、君津の2駅の要員削減、茂原、木更津、成田の3駅のビュープラザでの旅行業部門の取扱いの中止について提案を行ってきた。
 提案の概要は以下のとおり。

【浅草橋、都賀の業務外注化について】
◆浅草橋駅については、エレベーターの設置等も行った関係で業務量が減ったことから委託し、エルダーの雇用の場とする。(両国駅が管理駅の予定)
◆都賀駅については、昨年9月、乗降終了合図の取扱いが中止となり、運転取扱駅で無くなったことから業務を外注化するとしている。
◆これにより、浅草橋で管理▲4名、一般▲13名、都賀駅で管理▲2名、一般▲7名を削減するとしている。
◆実施時期 2018年7月1日以降

【新小岩駅、君津駅の業務体制変更及び要員削減について】 
◆新小岩駅について、2箇所あった改札(北口改札、南口改札)を1箇所に統合するとしている。
◆君津駅について、出札窓口と改札窓口を統合するとしている。
◆これにより、新小岩駅で一般▲6名、君津駅について▲1名を削減するとしている。
◆実施時期 
新小岩駅 2018年11月1日以降
君津駅  2019年1月1日以降

【ビュープラザ旅行業部門の取扱い中止について】
◆茂原駅、木更津駅、成田駅のビュープラザでの旅行業部門(ローカウンター)について、取扱い数が減っていることを理由にして、取扱いを中止するとしている。なお、出札業務はこれまで通り行うとしている。
◆これにより、茂原駅は、管理▲1名、一般▲2名、木更津駅は、管理▲1名、一般▲2名、成田駅は管理▲1名、一般▲2名を削減するとしている。
◆実施時期 2018年9月1日以降

 なお、今回、業務委託の対象とされている浅草橋駅は4徹体制、都賀駅は3徹体制の駅である。これまで千葉支社は、1徹と2徹の駅を中心に外注化を行っていた。しかしJR千葉支社は、今年3月に外注化された平井駅を皮切りにして3徹以上の駅も外注化を始めた。そして、今回、4徹駅も外注化に踏み切ったということは、大規模駅も含めた外注化を考えてるということだ。
JR東日本は、「東労組崩壊」状況という中で、第3の分割・民営化ー外注化の拡大と別会社化ー転籍に向けて一気に攻撃をかけている。
職場での団結を強化し、JRーグループ会社を貫く闘いを強化し、外注化攻撃を粉砕しよう!

生活できる賃金を! 現場の切実な訴えを聞け! 4・12 CTS本社抗議行動&団交

 4月12日、「CTS春闘勝利─大幅賃上げ獲得! 非正規職撤廃!」を掲げてCTS本社抗議行動を60名結集で闘い、同時に、2018年度新賃金をめぐる2回目の団交を行った。

■現場に矛盾を押し付けるな

 18時、仕事を終えた組合員が続々とCTS本社前に駆け付けた。CTSで働く組合員、エルダー組合員、JR本体の組合員、さらに動労千葉を支援する会の仲間も集まり抗議闘争が始まった。
基調を提起した川崎昌浩書記長が、この間のCTSとの交渉経過を報告した。会社が「人件費の増額、エルダーの出向負担金の増額」を理由に労働条件改善を拒否している現状について「人件費負担は、空前の利益を上げているJRが持つべきもの。現場に矛盾を押し付けることは許されない」と徹底的に弾劾し、さらに「深夜早朝手当や扶養手当など格差賃金是正については先日、千葉県労働委員会にあっせんを申請した」と報告。第3の分割・民営化攻撃粉砕にむけてJR本体、エルダー、CTSの組合員が団結して闘おうと訴えた。
 続いてCTSで働く組合員が前列に並び、会社への怒りの発言を行った。木更津支部、京葉支部、幕張支部から怒りの発言が続いた。
 この段階で、団体交渉に参加する交渉団を送り出し、社前では抗議集会を継続した。参加した各支部の代表が、第3の分割・民営化攻撃粉砕、組織拡大にむけた決意を表明。動労千葉を支援する会からの連帯あいさつ、田中委員長のまとめの提起で抗議闘争をしめくくった。

■大幅賃上げを求めて再交渉

 4月4日の団体交渉に引き続く2回目の新賃金交渉には、本部と現場からかけつけた組合員、計7名が参加した。
 再申し入れに対する会社の回答は「賃金改善については今後も経営状況を勘案して検討していく」というもので、なんらの進展もないものだ。組合員からは、現場の実情にふまえ、切実で怒りにみちた追及が行われた。
 「人が来ない、入っても定着しない、働いている人もやめざるを得ない。会社はこの現状でいいと思っているのか。今後、CTSをどうしていくつもりなのか」
 「昨年の募集、採用の状況を見ても、CTSは完全に立ち遅れていることは証明されている。最近では、千葉エリアでも時給1000円台の募集が当たり前。現状で人が来るわけがない」
「最近も、60歳を過ぎて職場をやめた仲間がいる。事業所の人が減り、必要とされている作業もできていない現状です。清掃を請負っている会社として、これでいいんですか。『経営状況を見ながら…』と言われたら『賃金は上げない』と言われているのと同じ。それでは現状は何も変わらない。会社も私たちも、清掃のプロなんだから、もうすこし誇りをもってやっていくべきではないのか」
「『辞めたら新しい人を募集すればいい』という考え方は間違っている。プロどころか素人の集団ですよ。今いる人の定着ということも、真剣に考えるべきだ」
 「現場の人たちの仕事があって本社のあなたたちのポストや賃金だってあるんだから現場の訴えを真剣に聞くべきだ」
 この日は、これまで以上に多くの現場組合員が交渉に参加し、全員が職場の仲間の気持ちをせおって発言を行い、会社側を徹底的に追い詰めた。来週にも新賃金の回答が予想されている。現場からさらに声を上げ、大幅賃上げをなんとしても獲得しよう。

労働運動の半分は勉強すること  第18期労働学校はじまります!

 開校式は4月21日(土)

私たち動労千葉は、2001年4月、闘う労働運動の再生をめざして多くの志を同じくする労働組合、労組活動家、労働運動に関わってきた先輩たち、理論家の方たちの積極的な賛同、協力のもとに労働者学習センターを設立しました。
 労働学校は、闘う労働運動の再生、強化を実現していくために広範な労働者、とりわけ青年労働者が労働者階級の理論を学ぶ場です。労働者が労働者であることに自信と誇りを持って、資本や社会に対して主張できる理論を学ぶ場です。
ここで育った労働者が、自分の職場・地域で労働組合を組織し、階級的労働運動の第一線で活躍しています。この労働学校が今年の4月で18期目を迎えます。開校式は4月21日(土)です。
講義の進め方は、 ①田中学校長の提起、 ②講師による講演、 ③質疑応答・討論 *職場 闘争報告(テーマに沿う形で適宜)、 ④感想文の提出、 ⑤交流会 となっています。
「労働運動の半分は勉強すること」です。毎月の労働学校をキチンと位置づけて、学んで、学び直して、分割・民営化以来の労働運動大再編情勢に、組織拡大で躍り出よう!
現代の「梁山泊」=労働学校に集まろう!

第18期/講座カリキュラム(予定)

◎2018年4月21日(土) 13:00~
◇動労千葉の歴史とたたかい
講師 田中 康宏(国鉄千葉動力車労働組合執行委員長)

◎2018年5月19日(土) 13:00~
◇『共産党宣言』(マルクス・エンゲルス)を読む
講師 白井 徹哉(ちば合同労働組合書記長)

◎2018年6月16日(土) 13:00~
◇労働法大改悪とのたたかい
講師 山本 志都 (弁護士 動労千葉弁護団)。
◎2018年7月21日(土) 13:00~
◇階級的団結論
講師 片峯 潤一(動労総連合書記)

◎2018年8月18日(土)・9月15日(土) 13:00~
◇資本主義とはどういう社会か
講師 鎌倉 孝夫(埼玉大学名誉教授・国鉄闘争全国運動よびかけ人)

◎2018年10月20日(土) 13:00~
◇韓国民主労総のたたかい
講師 金 元重(千葉商科大学教授・国鉄闘争全国運動よびかけ人)

◎2018年11月17日(土) 13:00~
◇日本労働運動史
講師 井町 哲夫(労働運動研究家)

◎2018年12月16日(土) 13:00~
◇社会保障制度改悪との闘い
講師 山部 明子(社会保障制度研究家)

◎2019年1月19日(土) 13:00~
◇帝国主義と戦争
講師 久木野 和也(ちば合同労組執行委員)

◎2019年2月16日(土) 13:00~
◇戦争・改憲攻撃について
講師 高山 俊吉(弁護士・国鉄闘争全国運動よびかけ人

◎2019年3月17日(土) 13:00~
◇階級的労働運動
講師 動労水戸

4/1深澤社長声明はJR大再編攻撃への “宣戦布告”

今こそ職場に闘う労働組合が必要だ!

 4月1日、JR東日本・深澤新社長名での声明が発表された。声明では、具体的な合理化構想まで述べられている。社長名の声明では異例のことだ。これまで東労組との関係で押し隠されてきた攻撃をすべて表に出し、一挙に進めるという決意を会社が固めたということだ。
 とりわけ重大なのは、「経営環境の変化をとらえた業務改革」として述べられていることだ。

分社化・転籍強制に行き着く

 まず、〝グループ会社の再編〟〝JR東日本とグループ会社の役割分担を見直す〟とまで踏み込んだ表現で、全面的な外注化攻撃のエスカレートを宣言していることだ。あらゆる鉄道業務をバラバラに分社化・別会社化し、JRで働く仲間に仕事を奪い選択の余地がない形で転籍を強制し、グループ会社で働く仲間の労働条件をさらに突き落とす攻撃だ。
 〝今まで以上にグループ会社で働く社員の創意により仕事を進めていける体制を構築〟という言葉は、一見グループ会社の社員を大切にしているかのようだ。だが、会社はグループ会社の労働条件がどれほどひどいか、最低賃金ギリギリで働く労働者がどれほどいるか、考えたことがあるのか? それを顧みずにこんなことを言うなど絶対に許せない!
 そして、それは鉄道業務を完全に丸投げ外注化してあらゆる業務をグループ会社にして、〝業務に関する判断も責任もすべてグループ会社に押し付ける〟という意味だ。
 すでに浅草橋、都賀の各駅は7月外注化が提案されている。浅草橋は4徹体制の駅だ。その規模まで外注化するとなれば、駅業務の外注化は際限なく行われ、完全別会社化へと行き着く。
〝仕事の内容、進め方を、機械化・システム化を含めて抜本的に見直す〟とは徹底的な合理化を進め、完全別会社化の完成へ向かう攻撃だ。
 すでに「モニタリング保全体系への移行」という形でCBM(状態検査)導入が提案されている。車両自身が機器の状態を監視し機器の寿命を予測。〝最適なタイミング〟でメンテナンスを行うというものだ。6月1日以降、山手線に導入されたE235系以降の対応する車両を対象にするとされている。
 車両検査において、これまでの定期検査という考え方を根本から解体し、安全を無視して大幅な人員削減などの大合理化を狙う攻撃だ。それは、とりわけ検修業務のさらなる外注化から分社化・転籍に向かう攻撃だ。

〝乗務手当廃止〟を宣言

 ついに会社自身が、〝乗務員をはじめ勤務制度を変える〟と表明したことは極めて重大だ。そこに乗務手当廃止が含まれていることは間違いない。
 会社はこの間、〝技術的には無人運転も可能なのに、乗務員に特別に手当を払う理由はない〟として乗務手当廃止を狙っていた。そこから、公然と乗務手当廃止に向けて動き出すということだ。
 乗務員には携帯で動画や写真を撮影されるなど常時監視状態の中での乗務や、長大行路やロングランといった限界を超えた労働強化が強制されている。その状況で、早朝や深夜など不規則な勤務の中、大勢の乗客の命を預かって列車を運行しているのだ。乗務員がどれほど神経を削りながら安全を守っているか。会社はそれをまったく顧みずに切って捨てようというのだ。
 それは、単に手当が削減されるということに留まる問題ではない。乗務員という仕事の位置づけを変え、分社化・転籍強制まで道を開こうという攻撃だ。それは、あらゆる鉄道業務の完全別会社化への道でもある。JR・関連会社で働くすべての労働者の権利を、底が抜けたように奪い尽くそうという攻撃そのものだ。

JR体制そのものの大再編攻撃

 〝職場・組織の再編〟も打ち出されている。それは東労組が〝地域別労働組合〟結成の動きを〝分社化・支社再編の先取り〟〝別会社の労働組合を意図した組織再編の動き〟とし、〝乗降客数1日2千人以下の23線区は輸送モードの変更対象〟といっていることと合わせて考えれば、JR体制そのものの大再編攻撃であることがはっきりする。〝地域毎に分社化して支社再編まで行う〟という構想が、会社と東労組の間で話し合われてきたということだからだ。
 そして、〝輸送モードの変更〟という以上、それは〝鉄道は廃線〟という意味だ。これまで以上に地方ローカル線の切り捨て、廃線攻撃を全面的に推し進めるという宣言に他ならない。
 社長自ら、凄まじい大合理化攻撃に突き進むことを宣言している。この攻撃に真正面から立ち向かう決意を改めて固めよう。必要なのは、職場に闘う労働組合と、現場労働者の団結を取り戻すことだ。すべての仲間は、今こそ動労千葉に結集して、ともに闘おう。

「社員のみなさまへ」より (4/1深澤社長名)

・仕事の内容、仕事の進め方について、機械化・システム化を含めて抜本的に見直していきます
・乗務員をはじめ社員の勤務制度についても……必要な改革を進めます
・職場の再編など組織の在り方も検討していきます
・グループ会社の再編をはじめ、JR東日本とグループ会社の役割分担を見直すことで、今まで以上にグループ会社で働く社員の創意により仕事を進めていける体制を構築していきます

4・1三里塚全国総決起集会

市東さんの農地を守ろう! 成田空港機能強化粉砕!
4・1三里塚全国総決起集会

4月1日、成田市・栗山公園において、三里塚芝山連合空港反対同盟主催による「市東さんの農地を守ろう! 第3滑走路粉砕! 安倍政権打倒!」全国総決起集会が開催され、700人が結集しました。天気も良く、桜がきれいに咲くなかでの集会となりました。
会場の栗山公園は、三里塚実力闘争の出発点となった1967年2・26に機動隊と激突した旧成田市営グランドです。司会の太郎良陽一さんが開会を宣言し、伊藤信晴さんが主催者あいさつを行った。
 つづいて、基調報告を萩原富夫さんが行いました。

北総住民の反乱を

①裁判闘争に勝利し、市東さんの農地と生活を守ろう!昨年3月に始まった「請求異議裁判」は、いよいよ証人調べ、これからが勝負。国のため企業のために農民や労働者が犠牲になってはならない、裁判闘争への決起を。
②4者協議会「最終合意」を許さず空港機能強化を粉砕しよう! 3月13日4者協議会(国、県、9市町、空港会社)は、空港機能強化策の最終合意を住民の反対の声を置き去りにして強行。50年前と何ら変わらぬ住民無視の暴挙と対決し、新たな北総住民の反乱を巻き起こそう。
③沖縄・福島と連帯し、改憲阻止・安倍打倒へ。国策と闘う住民運動との交流・連携を広げ、全国の闘う住民と繋がり共に闘う。民主労総をはじめとした国際連帯・国際交流を継続し、労働者と農民のさらなる連帯を構築しよう。

 連帯のあいさつの最初に動労千葉から田中委員長が、3月30~31日の検査派出縮小反対のストライキを報告。「正念場を迎えた農地決戦と第3滑走路・機能強化と闘おう。東労組崩壊情勢はJR大再編と労働組合を壊滅するものであり、改憲攻撃と一体のものだ。3・25日比谷集会から始まった改憲・戦争阻止!大行進運動を力強く推進する」決意を表明しました。つづいて、全日建運輸連帯労組・関西地区生コン支部の西山さんが発言しました。

農地を守ることが私の生きがい

 反対同盟の市東孝雄さんは、「裁判でどのような判決が出てもそれで負けたわけでも終わったわけでもない。天神峰に住み、畑を耕しながら農地を守ることが私の生きがい。日本全国のたくさんの闘いと連帯し、みなさんの力をもらってがんばります」と発言し、ひときわ大きな拍手と歓声が起きた。
 反対同盟顧問弁護団、「市東さんの農地取り上げに反対する会」と各地の「農地を守る会」、全国農民会議の発言が続いた。
 カンパアピール、3・25集会につづき、闘いの歌のミニライブを川口真由美さんがおこない会場は大きく盛り上がった。
 司会を婦人行動隊・宮本麻子さんに交代し、各支援団体からの発言が続いた。最後に北原健一さんが「人民の手本となるような闘いを動労千葉、全学連が、そしてわれわれ反対同盟が闘ってきたことを感じる。この力で闘おう」と力強い決意表明が行われた。
 集会後、成田山の新参道や沿道で多くの人びとの大注目の中、元気よくデモを貫徹した。
 三里塚現地では、決戦本部を中心に宣伝活動、現地案内、天神峰カフェなどが行われています。今年も「7・8樫の木祭り」が企画されています。第3の分割・民営化攻撃と闘う国鉄決戦と一体で、三里塚闘争の新たな発展をめざす反対同盟との労農連帯を強化しよう!

深夜早朝手当改善・扶養手当支給・60歳以降賃下げ撤廃求め 4/6千葉県労働委員会にあっせんを申請!

18春闘勝利!大幅賃上げ獲得!
4・12CTS本社前抗議行動へ!
4月12日 18時~ CTS本社前集合

 動労千葉は4月4日、申16号に基づき、賃金引き上げ、深夜早朝手当改善、契約社員・パート社員への扶養手当支給や月給制に戻すこと、60歳以降の賃下げ取りやめ等を求めてCTSとの団体交渉を行った。
 この間、深夜早朝手当の格差是正や契約・パート社員への扶養手当支給について、1年以上にわたってCTSを追及し、3月14日にも団体交渉を行った。しかしCTSは「エルダー社員の賃金引き上げに伴い、出向負担金が増額するため、現時点では実施できない」と回答してきた。
 これを受けて、4月4日は賃金引き上げや手当改善等についてCTSを徹底的に追及した。

 ただちに手当改善を行え!

 4月1日以降の新賃金については、人件費増加などを理由に引き上げを拒否してきた。しかし、CTSでは賃金が低く、仕事もきついために退職者が増加し、募集しても人が集まらない状況だ。それを改善するためにも賃金引き上げが絶対に必要だと追及した。
 深夜早朝手当はその時間に勤務することに対する手当なのに、地域間で最大6倍(千葉地域1500円、木更津地域250円)もの差がある。あまりにも矛盾した格差だ。扶養手当についても、正社員に支給されているにも関わらず契約・パート社員に支給されないのは、裁判においてさえ「不合理」「違法」と判断されている。
 CTSが超低賃金を強制する中、手当が生活費の穴埋めになっているのが現状だ。手当改善は即座に行われなければならない。
 また嘱託社員には60歳を超えても主任・班長をやっている人もいる。それなのに基本給は68%にカット。責任も仕事も変わらないのに、60歳を超えたことを理由に賃下げするなど絶対に許されない。

 何が“原資がない”だ!

 会社は、「問題は認識している」と制度上の不備・矛盾を認めながら、「原資がない」などといって実施を拒否している。だが、CTSはJR東日本の完全子会社であり、幹部の殆どがJRからの天下りや出向者だ。そのCTSの“原資”とは、要するにJRとの契約額のことだ。 つまり、JRがいくら払うかですべて決まる構造なのだ。JR自身は過去最高益を更新し続けていながら、CTSは毎年ギリギリの決算にされている。それで「カネがないから出来ない」と繰り返すなどふざけきっている。原因はCTS幹部がJRに必要な額を請求もせず、矛盾を全て労働者に押し付けていることだ。

 18春闘勝利へ全力で闘おう

 団体交渉でのCTSの対応は不誠実極まりないものだ。われわれはこれを受けて本日、千葉県労働委員会にあっせんを申請した。
 CTSは組合要求に基づき、ただちに賃上げ、手当改善を行え! 18春闘勝利、大幅賃上げ獲得へ、全組合員が一丸となって闘おう。4・12CTS本社前抗議行動に結集しよう。

CTSへの申し入れ(3月19日付 申16号)
1.2018年4月1日以降の基準内賃金を、3万8000円の原資をもって引き上げること。配分については、職務給を重点に行うこと。
2.時給制の契約社員・パート社員については、一律、時給1500円に引き上げること。
3.契約社員・パート社員について月給制に戻すこと。
4. 60歳以降の賃金引き下げを取りやめること。
5.全社員に住宅手当を支払うこと。
6.契約社員・パート社員に扶養手当を支給すること。
7.契約社員、パート社員の夏季手当、年末手当については、社員と同じ基準で支払うこと。
8.深夜早朝手当の事業所間格差を早急に解消し、一律1500円を支給すること。
9.ポリッシャー作業手当を復活すること。

動労総連合の真価を発揮するとき!

4・14動労総連合定期中央委員会に結集しよう

 動労総連合は4月14日、第32回定期中央委員会を開催する。「東労組崩壊」の重大情勢の中、総連合の闘う方針を確立する場となる。総連合の各単組の仲間とともに大結集で成功させよう。

 大合理化攻撃が始まっている

 JR東日本では、東労組のスト通告をきっかけに、会社が東労組解体に乗り出した。「東労組のすべて」ともいうべき労使共同宣言の失効を通告し、管理者を使った露骨な脱退策動を行うという強引なやり方だ。
 東労組は四分五裂の状態に陥り、幹部連中は互いに醜い責任のなすりつけあいをしている。すでに脱退者は2万人超、過半数をこえたといわれている。
 その中で、会社は矢継ぎ早に合理化、外注化攻撃を進めている。保線部門では7月からローカル線は徒歩巡回まで含めて事実上全面外注化。山手線に導入された新車両で、6月からこれまでの定期検査から車両自身が機器の状態を監視し、修理が必要になったら検査するというCBM導入。浅草橋、都賀の各駅は7月にも委託。東労組解体と並行して、大合理化攻撃がすでに開始されているのだ。
4月1日には深澤新社長名の声明で、“機械化・システム化”“乗務員をはじめ社員の勤務制度を改正する”“職場の再編など組織の在り方も検討”“グループ会社再編をはじめ、JR東日本とグループ会社の役割分担を見直す”とまで踏み込んで表明している。
 これだけ見ても、会社がどれほどの合理化、外注化攻撃を行おうとしているのかが見てとれる。まさに第3の分割・民営化―JR大再編の攻撃が職場に襲いかかっているのだ。

 改憲に向けた労働運動再編攻撃

 同時にこのJR大再編攻撃は、安倍政権下で行われようとしている改憲に向けた労働運動全体の再編攻撃と一体のものだ。
 9月に開かれるUAゼンセンの大会で、「9条改憲」を組合方針として正式決定するといわれている。それを契機に、連合全体を「現代の産業報国会」化しようという攻撃だ。
 連合の公式見解は「憲法議論は時期尚早」というものだ。しかし、政府や財界から迫られれば、右派幹部がそれに対抗できるはずもない。自治労や日教組が孤立させられ集中攻撃される。その時にペテン的にでも「改憲反対」を掲げる東労組とグループをなすことは絶対に許さないということだ。
 実際、会社が東労組切り崩しに踏みきるにあたって、冨田前社長が2月22日に首相官邸に赴き「毅然とした対応を取る」と表明したと報道されている。つまり、単にJRの労使関係の問題をこえ、改憲に向けた労働運動再編攻撃そのものだということだ。

 動労総連合の真価を発揮する時

 会社が切り崩しに入った途端、東労組幹部が為す術もないまま崩壊しているのはなぜなのか? それは東労組が会社の力で成り立ってきた組織だからだ。職場や労働条件について真剣に考え取り組んでいる組合員も、現場労働者の切実な思いも、幹部連中の保身のためだけに利用されてきたからだ。
 大合理化と改憲攻撃が現実に差し迫る中、職場には闘う労働組合こそが求められている。われわれ動労総連合は、現場労働者の団結の力のみを頼りに闘ってきた。「東労組崩壊」は、それこそが労働組合の進むべき道であることを証明した。今こそ、動労総連合の闘いが真価を発揮すべきときだ。定期中央委員会の成功に向けて、大結集をかちとろう。

動労総連合 第32回定期中央委員会
4月14日(土)13時~ DC会館にて

改憲に向けた労働運動再編攻撃許すな!

 安倍政権の下で労働運動の大再編が始まろうとしている。それは9条改憲への突進と表裏一体の攻撃だ。連合内に改憲を公然と支持する勢力をつくりだそうとしているのである。安倍にとっては、連合に改憲賛成の旗を振らせることが、改憲国民投票を行なうために絶対に必要な条件なのだ。

連合の大再編が始まる

 9月に開かれるUAゼンセン大会が転機となって事態が一気に動き出すと言われている。「9条改憲」を組合方針として正式決定するというのだ。
 それは、単に一労組の方針ではない。首相官邸の意図に沿った動きだ。UAゼンセンはそのために安倍政権の手で連合の最大組織に育成された労働組合である。だから、「UAゼンセンよ、連合を分裂させよ」と題する記事がサンケイ新聞に掲載されたり、UAゼンセン幹部と安倍首相が極秘で会っていることが暴露されたり、官邸とUA幹部が「残業代ゼロ法」を秘密裏に合意したことが連合の内紛となって広がる等の事態が繰り返されてきた。「官製春闘」も、連合の存在意味を奪い、自民党と直接結びつく勢力を生み出すことを狙ったものだ。しかも、経団連次期会長には、安倍側近と言われる中西が就任する。連合を「現代の産業報国会」に再編するためにあらゆる手を打っているのだ。

改憲のための労働運動解体攻撃

 「憲法論議は時期尚早」というのが現在の連合の公式見解だが、「いつまでそんなことを言っているのだ」と、政権や財界から迫られたら、連合右派幹部がそれに抗せるはずもなく、雪崩うつ可能性が高い。そうなれば、日教組や自治労は孤立化させられ集中攻撃の的になることは間違いない。こうした形で、総評解体・連合結成につぐ労働運動の再編攻撃が画策されているのだ。改憲国民投票法では、公務員・教育者の運動が禁止されている。改憲攻撃とは、すなわち日教組、自治労への最後的解体攻撃でもあるのだ。

現代の産業報国会化許すな

 それは日本の歴史の中で4度めの労働運動再編攻撃だ。一度目は1940年の産業報国会への再編。二度目は1950年朝鮮戦争下の産別会議解体と総評結成。三度目は1987年の国鉄分割・民営化と連合結成。そして現在。この歴史を見ても明らかなように、労働運動の再編とは、戦争が
 現実化するような情勢の中でしか起きないほど重大問題だ。労働組合が解体され、戦争に加担した歴史を再び許してはならない。

JRの労組再編と一体

 今、JRの職場で起きている事態も、明らかに労働運動全体の再編攻撃と軌を一にして、その一貫として仕組まれたものだ。新聞報道によれば、JR東日本の富田社長は、東労組切り崩しに踏みきるにあたって、2月22日に官邸に赴いて意志統一している。構えは単なるJRの労資関係問題ではない。「東労組解体」の背景には、JR総連が自治労や日教組とくっついて一グループをなすようなことは絶対に許さないという意図がある。われわれはJRの職場で起きている事態を、改憲に向けた労働運動の再編・解体攻撃として見すえなければならない。

さし迫る大合理化攻撃

 職場では、JRに働くすべての労働者の未来を左右するような重大な大合理化攻撃が一斉に噴き出そうとしている。会社と東労組の抗争の背後で、JR大再編を狙う重大な攻撃が始まっているのだ。鉄道の公共性も、働く者の権利も、安全も、全て破壊する民営会社の暴走だ。絶対に許してはならない。
 ▼不採算23線区の輸送モード転換(廃線)、▼地域毎の分社化・支社再編、▼営業は子会社化、▼工務職場はCBM導入・全面委託、▼検修職場の外注化拡大・モニタリング保全体系への移行、▼ワンマン運転化・入出区作業外注化、▼乗務員勤務制度見直し・乗務手当廃止等が、会社や東労組の口から公然と主張されている。それは、鉄道業務を無数の子会社・孫請会社に分社化し、JRに働く労働者を、選択する余地のない状態に追い込んで転籍を強制していく攻撃である。

同じ攻撃が社会の隅々まで

 それは安倍政権が進める「働き方改革」と一体の攻撃だ。国鉄民営化の時と同じように、それをJRで貫徹することによって全体に拡大していく。何百台もの監視カメラを設置し、職場を監獄のような状態にしているのも転籍・雇用破壊を貫徹するためだ。日本のあらゆる職場、人間生活に係わるすべての分野、社会の隅々にまで、同じ攻撃が吹き荒れようとしている。
 今こそ職場に闘う労働組合が必要だ。動労千葉は「団結さえ崩さなければ展望は必ず生まれる」を信条に、様々な困難に立ち向かって闘いの道を歩んできた。安倍政権は公文書偽造事件を開き直り、労働組合をつぶして働き方改革と改憲に突進しようとしている。共に闘おう。

3・30~31ストライキ貫徹!分社化・転籍攻撃に反撃

 動労千葉は3月30日の午後1時から翌31日の勤務明けまで、幕張車両センター千葉派出の要員削減提案の撤回を求めてストライキに起ちあがった。ストに入ったのは、千葉派出で働く3人の組合員と幕張支部の山田支部長だ。
 いまJR東日本会社で起きていることは、鉄道会社としてのあり方を根本からひっくり返すような「JR大再編」攻撃だ。鉄道の全業務を外注化=分社化し、そこに労働者を転籍させるというものだ。 さらに、JR東日本の支社を再編し地域ごとに分社化し、ローカル線23線区の廃止なども画策されている。
 今回の千葉派出要員削減攻撃は、JRの大再編攻撃のなかで、派出そのものをなくしていく攻撃の先取りだ。今回のストライキは、これに断固として対決する闘いだ。
JR東日本は、「JR再編」攻撃と同時に、30年以上にわたる労務政策を転換し「東労組解体」に全面的に踏み出した。会社に逆らうことを一切許さず、どんなひどい現実にも声をあげられない職場にしようとしているのだ。今回のストは、東労組が大崩壊する中で、JRとその関連会社の全労働者に、労働組合はどうあるべきかを示し、動労千葉・動労総連合への結集を心の底から呼びかけるものとして貫徹された。

30日早朝宣伝行動

 スト突入当日の30日早朝、動労千葉の組合員と動労千葉を支援する会は、幕張車両センター前での宣伝行動に立った。
 スト突入を知らせる『日刊動労千葉』が出勤してくる労働者に次々と手渡された。川崎書記長や山田幕張支部長、支援する会の山本事務局長がストライキの意義を訴えた。乗客の鉄道の安全確立を求めるストへの関心も高く反応も非常に良かった。

スト貫徹総決起集会

 30日午後6時から、DC会館で動労千葉エルダー協議会結成総会及びスト貫徹!総決起集会が開催された。集会には組合員、支援含め120名が参加した。田中委員長は、今回のストライキの意義を明らかにし、「会社は東労組をつぶし、地域ごとの分社化、業務の全面的な分社化、ローカル線23線区の廃止など、恐るべき攻撃がこの1年以内に出てくると見なければいけない。これに動労千葉は組織の総力を挙げて立ち向かう」と訴えた。川崎書記長が基調報告で、JR本体、エルダー、CTSの組合員が一体となって組織拡大に打って出ることを訴えた。山田幕張支部長をはじめストに立った4人の組合員が決意表明、北嶋青年部長、Ⅰ047名闘争の当該として中村執行委員の決意表明が続いた。各支部決意表明を代表して千葉運転区支部と千葉機関区支部の代表が、検査派出の要員削減は運転士にとっても重大問題だと述べ、要員削減提案の撤回へ闘いぬくと表明した。

エルダー協議会結成総会

 結成総会の開会のあいさつを山中準備委員が行い、「劣悪な労働条件の改善、高齢者対策の実現、65歳まで働ける労働条件の確立、そして組織拡大のためにエルダー協議会を結成する」と冒頭述べ、総会議長に繁沢さん(京葉)が選出された。結成準備委員長の越川さんから、「大量退職を迎えてエルダー組合員の位置は大きい。組織拡大の先頭に立とう」とメッセージが寄せられた。結成総会のスローガン案が提起され、当面する取り組み、規約(案)が提案され採択後、役員の選出。その後スト総決起集会に切り替えられた。

本日(3・30~31)スト突入! 始まった「JR大再編」 大合理化攻撃と対決するスト

千葉派出の要員削減提案を撤回しろ!

 本日、千葉派出に勤務する組合員が、千葉検査派出の要員削減の撤回、4月1日実施の延期を求めてストライキに突入する。
この間、4徹から2徹体制になった場合の問題点を団体交渉(3月16日、22日)で追及した直後の25日、車両故障が発生し、千葉派出から2人が出動し添乗検査する事態が起きた。要した時間は6時間余り。会社のいう「大きな故障は発生しない」がたちまちひっくり返される事態だ。出動回数も一日3・3回と実際には増えている。むしろ強化すべき状況だ。
2人体制では、異常が起きても出動することも添乗することも全くできない。これは列車運行中の車両故障・異常時対応は完全に放棄するということだ。新幹線の台車亀裂事故でも問題になったように安全が二の次にされているのだ。

 始まった「JR大再編」
この背景には、いまJRで起きている鉄道会社としてのあり方を根本からひっくり返すようなJR大再編攻撃がある。東労組に対する激しい切り崩し攻撃は、まさにその幕が切って落とされたことを示している。
はしなくも東労組東京・八王子・水戸地本の職場討議資料の中にその中身が露わになった。
「4万人体制をめざした生産性向上と効率化施策を推進する」ため、地域別の「分社化・支社再編」、「営業職場の業務委託・子会社化」、「工務職場のCBM(定期検査から状態検査へ)導入・全面委託」、「運車職場のワンマン化「「乗務員勤務制度の見直し」等の大合理化案が会社から水面下で説明されていたのだ。だが、東労組はこんな重大なことを組合員には全く明らかにせず隠してきていた。現場の怒りを恐れ、会社との結託体制の維持・保身に利用してきたのだ。

 ワンセットの支社再編とローカル線切り捨て
さらには「乗降客が一日2000人以下の23線区・地方ローカル鉄道」は、「輸送モードの変更」の名の下に廃止することが画策されている。千葉でも系統分離の名の下に内房線、外房線などで次々と列車が削減され、地域の職場も生活も丸ごと切り捨てられようとしている。鉄道の公共性や安全もかなぐり捨て、コスト削減、利益追求のみで支社再編が画策されている。まさに支社再編とローカル線切り捨てはワンセットなのだ。
そして、そのために「次なる経営計画を踏まえた『別会社の労働組合を意図』している」として、会社派の新組合が次々に立ち上げられようとしている。東労組が何一つ抵抗する力にならなかったように、こんな組合に未来はない。

 大合理化攻撃と対決するスト
今回の千葉派出要員削減攻撃は、JRの大再編攻撃のなかで、派出そのものをなくしていく攻撃の先取りだ。これから吹き荒れようとしている大合理化攻撃を絶対に許してはならない。すでに保線や駅の丸投げ外注化が進められようとしている。次は車両検修や鉄道業務の丸投げ外注化・別会社化だ。その行き着く先は子会社への転籍だ。今回のストライキは、ささやかながらこれらと断固として対決する闘いだ。
東労組や会社派組合は、大合理化攻撃と闘うことはできない。いまこそ職場に闘う労働組合が必要だ。労働者の団結した力こそこれを打ち破る力だ。動労千葉に結集し、共に闘おう。

1.闘いの要求
①千葉派出の要員削減提案を撤回すること。
②4月1日の実施を延期すること。
③検修構内業務の委託契約を解消し、仕事と出向者全員をJRに戻すこと。

2.闘いの配置について
①千葉派出の要員削減提案の撤回、業務外注化―別会社化・転籍攻撃粉砕、反合運転保安確立等を求め、3月30~31日、千葉派出で勤務する組合員を対象としたストライキを配置して、要求の実現をめざすこととする。
②3月30日、DC会館において、エルダー協議会結成総会及びスト貫徹!動労千葉総決起集会を開催する。
3月30日(木)18時 DC会館
③ストライキ期間中は、全組合員を対象にして休日勤務、超過勤務、所定以外の業務(休憩時間変更を含む)は、一切行わない。
④ なお、会社による不当な業務運営および組織破壊攻撃が行われた場合は、戦術を拡大する。

3・25を出発点に全国に無数の大行進運動を!

9条改憲発議阻止!


 3月25日、日比谷野外音楽堂で、西川重則さん(とめよう戦争への道!百万人署名運動事務局長)、根津公子さん(「日の丸・君が代」不起立被処分者)、花輪不二男さん(世田谷地区労顧問)、森川文人弁護士(憲法と人権の日弁連をめざす会)、そして関西生コン支部、港合同、動労千葉の呼びかけによる「9条改憲発議絶対反対! 朝鮮戦争とめよう! 3・25大行進」が、1200人の結集で開催され、3時から銀座―東京駅に向かっての大行進が行われた。
集会では、最初に呼びかけ人からの訴えが行われた。西川さんは「戦争は国会から始まる。今日まで18年間休まず国会傍聴に通い続けてきた。安倍は2020年までに改憲をやると言っている。許さないと声に出して訴えなければならない」と訴えた。根津さんは「今、学校ではオリンピックなどを使って戦争教育が行われている。子どもたちを戦場に送らないよう、ともに声を上げたい」と熱く語った。
続いて、関西生コン支部の武谷書記次長が特別報告を行い、「警察の不当捜索、右翼の妨害をはねのけて闘い抜いている。職場で団結して資本とガチンコでやり合う労働組合こそが、戦争を止める力です!」と元気に訴えた。
続いて、動労千葉の田中委員長が「9月の臨時国会前までに、まなじりを決し、全国各地に大行進運動を無数に立ち上げること。その際、新しい人を必ず加え、新しい可能性を取り込むことが大切だ。一人ひとりの力が発揮される運動をつくり上げよう」と訴えた。
カンパアピールに続いて、シンガーソングライターの川口真由美さんが熱唱、続いて動労千葉・動労総連合、三里塚芝山連合空港反対同盟をはじめ多くの団体から決意表明が行われた。最後に青年労働者が壇上に上がり、代表して動労水戸の照沼君が決意表明、呼びかけ人の花輪さんがまとめと団結頑張ろうを行った。集会終了後、1時間半の大行進は、右翼の妨害を蹴散らし貫徹された。

自民党大会「直撃」行動

3月25日午前9時から、450名が品川駅高輪口に集合して、近くのホテルで開かれている自民党大会を「直撃」する抗議行動が行われた。大会で安倍は、なにがなんでも9条改憲を実施すると表明した。大会会場周辺には機動隊が多数配備され、街宣右翼も集結し騒然となった。

 

千葉派出の要員削減提案を撤回しろ! 3・30-31ストへ!

エルダー協議会結成-スト貫徹!
動労千葉総決起集会に全力結集を!
※3月30日(金)18時~ DC会館

3月25日、車両故障により千葉派出が銚子まで添乗検査する事態に!

 千葉派出の要員削減をめぐっては、この間、3月16日、22日に千葉支社との団体交渉を行い、4徹から2徹になった場合の問題点等を徹底的に追及してきた。

1日の出動回数は3~4回
派出体制の強化が必要だ!

 この中で千葉支社は、「A・B故障はほとんど発生していない」「車両の機器更新を行ったので故障件数は減っている」「タブレットで故障箇所を撮影し、車両センターで見て判断し、対応できる」「本区も含めて対応する」「CTS派出からの出動もできるようにする」「こうしたことから2徹体制になっても問題ない」との回答を行ってきた。
一方、この間の出動回数は次のとおりだ。
10年度 1582回(4・3回)
11年度 1336回(3・6回)
12年度 1216回(3・3回)
13年度 1226回(3・3回)
16年度 1045回(2・8回)
17年度  723回(3・3回)
*14年度、15年度は未集計
*( )内は、1日平均の出動回数
括弧内の数字を見れば分かるとおり、11年度以降、1日平均出動回数は3回~4回で続いている。しかも、17年度は、前年度よりも増えているのだ。本来なら、削減するどころか、体制を強化すべき状況なのだ。

2徹になったら車両故障に対応することはできない!

 こうした中、3月25日、11時30分頃、成田駅で車両故障(CM=コンプレッサー)が発生し、千葉派出から2名が出動した。2台の内もう一台のCMで対応できるように処置を行った。2時間以上遅れて発車したが、千葉派出から出動した2名はそのまま添乗検査で銚子まで同行した。最終的に千葉派出に戻ったのは18時30分頃だったというのだ。
 千葉支社は、「大きな故障は発生しない」等と回答していたにもかかわらず、団交直後にこうした故障が発生したのだ。千葉派出が2徹にされたら、今回のような対応など絶対にできないということだ。
 こうしたことから動労千葉は、4月1日実施の延期を求めるとともに、千葉派出の要員削減提案の撤廃を求めて、3月30日~31日にストライキを配置して要求の実現を目指すこととする。
 以上に踏まえて、次のとおり指令する。

闘争指令第3号】

1.闘いの要求について

① 千葉派出の要員削減提案を撤回すること。
② 4月1日の実施を延期すること。
③ 検修構内業務の委託契約を解消し、仕事と出向者全員をJRに戻すこと。

2.闘いの配置について

① 千葉派出の要員削減提案の撤回、業務外注化ー別会社化・転籍攻撃粉砕、反合運転保安確立等を求め、3月30日~31日、千葉派出で勤務する組合員を対象としたストライキを配置して、要求の実現を目指すこととする。
② 3月30日、DC会館において、エルダー協議会結成総会及びスト貫徹!動労千葉総決起集会を開催する。

 日 時 3月30日(木)18時~
 場 所 DC会館
*各支部とも、勤務以外、全力で結集されたい。
③ ストライキ期間中は、全組合員を対象にして休日勤務、超過勤務、所定以外の業務(休憩時間変更を含む)は一切行わない。
④ なお、会社による不当な業務運営および組織破壊攻撃が行われた場合は、戦術を拡大する。

14年不当家宅捜索国賠裁判 第13回裁判 DC会館捜索の必要など一切ない!

 3月9日、14年不当家宅捜索国賠請求裁判の第13回が行われた。証人尋問の傍聴闘争を各支部組合員が結集して闘い抜いた。
 裁判長は、前回に続いて裁判所職員や廷吏を動員した「警備法廷」での裁判を強行してきた。弁護団の抗議にも、「前回と同じ」「議論はしない」と審理開始を強行した。偏見を持って裁判に臨み、「法廷秩序」を掲げて傍聴を威圧するなど絶対に許されない。われわれは怒りをもって弾劾する!

 「組織的犯行」はでっち上げだ

 まず証人にたった久保田隆被告は、当時公安1課の警部で、約12年にわたって公安1課に所属してきた人間だ。不当逮捕当日の責任者であり合同捜査本部の責任者でもあった。DC会館の捜索責任者でもあり、押収物の最終判断を行ったと証言した。
 デモ警備に大量の機動隊と共に公安警察までつけていたことについて、「犯罪の予防・鎮圧のため」「過激な行動を予想していた」と証言した。はじめから、弾圧の機会を伺っていたということだ。
  当日デモ隊を公安警察がビデオやカメラで撮影していたことについて、「記憶にない」「撮影していたことは事件後に知った」とごまかした。警察権力側は撮影したビデオデータは処分したと主張しているが、検察庁に送ったデータが残っていないのかという追及に対し、「ビデオデータを送ったかどうかは覚えていない」と証言した。
 公安警察が不当な撮影を行っていたことを、当日の公安責任者である人間が知らなかった? 撮影にも気が付かなかった? 証拠を検察庁に送る判断の責任者でありながら、送ったかどうかも覚えていない? ウソでごまかすのもいい加減にしろ! 
 結局、「組織的犯行」でもなんでもなく、警察の不当弾圧だとはっきりすることを恐れているから、映像データが出せないのだ。
 08年にも同じように11月集会後のデモ中の不当弾圧を口実としたDC会館への捜索が行われた。しかし、「偶発的に起こったことでDC会館への捜索の必要性はない」とされ、警察権力の令状請求の違法性が裁判で確定されている。
 これについて、「08年事件では組織性が十分でなかったが、今回は連続して起きており組織性がある」と証言した。
 だが、どんなに言い訳をしようが、デモ中の偶発的な衝突を口実にしただけのことだ。DC会館捜索の必要性など何ひとつないことが改めて明らかになった。

 デモ主催者として当然のこと

 続いて動労千葉から川崎書記長が証言に立った。証言ではまず、動労千葉が真っ当に労働運動を闘ってきたことを述べた。
 警察権力は、動労千葉が集会・デモ主催者として監視弁護団を要請したことなどの弾圧対策を逆手に「逮捕を前提にした行動を動労千葉が指示した」という論理を展開してきた。これに対して、以前にも警察権力がデモ隊に襲撃をかけ不当弾圧を行ったことがあることから、逮捕や衝突なくデモを無事に行うためだったと証言した。これは集会・デモの主催者として当然の対応だ。それを「組織的犯行」の根拠にしようなど、デタラメ極まりない言いがかりだ。
 DC会館の捜索自体も、スケジュールや連絡先をメモするなど不当極まるものだった。しかも、押収物はすべて還付され、事件も不起訴。逮捕も捜索もすべてが不当なものだったということだ。これらの証言について、警察側の弁護士は反論することも出来なかった。証言を聞けば捜索の不当性は明らかだ。警察権力による不当弾圧を許さず、勝利判決まで闘いぬこう。

4月退職者期末手当差別事件(17年度)判決
賃金差別容認の不当判決弾劾!

 3月16日、4月退職者だけが夏季手当を受け取れない重大な賃金差別の撤廃を求めた裁判について、東京地裁は賃金差別容認の不当判決を出してきた。絶対に許すことは出来ない!
この裁判は、16年度退職者を対象にした裁判に続き、17年度退職者について提訴したものだ。判決は期末手当について、功労報奨的要素、生活補填的要素、将来の労働の意欲向上のためといった要素と、「支給対象期間の勤務に対応する対価」としての性格も持つと認定した。そうであれば、そもそも調査期間を満了しながら手当だけは支払われないことそのものが不当だ。
 しかし、「4月生まれが一番不利益が大きいが、他月生まれも働いても手当を受け取れない月があるから差別ではない」と容認した。しかし、基準日が6月と11月という明らかな不合理には、一切触れていない。これは、会社でさえまともに理由を説明できない矛盾だ。そのことで、本来ありえない賃金格差が生み出されているのだ。これが差別でなくてなんだというのか!
結局、賃金差別容認の結論ありきの判決だったのだ。
 しかし、会社は今年4月以降エルダー社員の精勤手当を一定程度改善し、調査期間も定年前から通算する対応を行わざるを得なくなっている。われわれが裁判を構えて全力で闘いに立ったことで、一定の前進をかちとったということだ。不当判決を許さず、賃金差別撤廃まで闘い抜こう。

家族会第27回定期総会開催 / 3・11反原発福島行動 

親組合を支え共に闘います

― 家族会第27回定期総会開催 ―

 動労千葉家族会は、3月4日、第27回定期総会をDC会館において開催した。
総会は関副会長の司会で進められ、最初に山田会長が「改憲など戦争への動きが強まっています。一方では列車削減等に地域で反対の運動が広がっています。声を上げていくことが重要なんだと思います。今日は新しい会員も参加してくれました。今年も料理教室などにご協力をお願いします」とあいさつした。
来賓あいさつでは、OB会から永田会長が「いい情勢がきています。家族会もぜひ組織拡大に向けてバックアップをお願いしたい。家族会・OB会は一蓮托生、ともにがんばりましょう」とエールを送った。
 本部からは川崎書記長が、今回の春闘やダイ改をめぐる動き、東労組崩壊の陰にあるJRの第2の分割・民営化攻撃の中身、また改憲・戦争攻撃とのたたかいの重要性などを訴えた。質疑応答の後、経過ととりくみの報告、決算、会計監査報告、予算案が報告され全体で承認された。
 長年家族会を担当して下さった中野前委員長の命日にちなんで闘いの歴史を振り返るビデオなどを見ながら懇親会が行われ、動労千葉が切り拓いてきた地平をあらためて確認しつつ、大いに盛り上がりました。
 家族会は、これからも親組合を支え共に闘います。家族会の行事への参加等にご協力をよろしくお願いします。

福島から改憲・戦争をとめよう 原発・オリンピックを打ち砕こう 

3・11反原発福島行動

全国の保養受け入れ団体と保養参加の親子が登壇

 7年目の3・11を迎えた福島で反原発福島行動’18が郡山市文化センターで開催され1100人が参加した。
福島では、「復興」の名の下に住宅支援の打ち切りや避難解除(賠償の打ち切り)、甲状腺検査の縮小、そして常磐線開通などの攻撃が次々とかけられている。2020年オリンピック、そして改憲にむけて原発事故などなかったかのようにしようとする攻撃だ。3月17日には楢葉町で既成の反原発団体が集会を開催するなど、「復興」キャンペーンに組みする動きが出てきている。「保養に出ること自身が福島の人々を苦しめる行為」などとするイデオロギーさえ噴き出している。
こうしたなか集会には、自主避難者や保養に参加している親子などが参加し声を上げた。福島診療所建設委員会の佐藤幸子代表やふくしま共同診療所の布施院長、希望の牧場・ふくしまの吉沢正巳さんが発言した。
動労千葉からは繁沢副委員長が、常磐線開通阻止を闘う動労水戸とともに発言に立ち、前日の外房線と地域を守る会が大成功した報告とともに、開始された東労組崩壊状況に対し、今こそ闘う労働組合をと訴えた。集会後、郡山駅前まで元気よくデモを行った。

3・10 外房線切り捨てのダイヤ改正と 今後の地域の発展を考える集い 200名が結集し大成功

 3月10日「外房線と地域を守る会」が呼びかけた「外房線切り捨てのダイヤ改正と今後の地域の発展を考える集い」が、勝浦市の勝浦集会所で開催された。
 集いには勝浦市民をはじめ、いすみ、御宿、大多喜、鴨川などの外房、内房線沿線住民、そして動労千葉組合員やOBなど200名が参加し、会場は熱気に包まれた。
外房線と地域を守る会は、3月ダイ改で5本の列車をいきなり削減するという地域住民を全く無視したやり方に対して、1月14日、勝浦市や御宿町、いすみ市の元市議や町議、教師、市民、そして動労千葉からも鴨川支部、千葉転支部、OBなどが集まり「外房線と地域を守る会」を結成し、代表には元勝浦市長の藤平輝夫さんが就任した。
 集会の司会は、勝浦市内の守る会の女性と鴨川支部の上村副支部長が務めた。藤平代表は主催者あいさつで「人口減少が進む中、列車削減は地域の消滅に拍車を掛ける。更なる削減には絶対反対だ」と訴えた。
 来賓のあいさつでは、いすみ市の太田洋市長が、住民の要求を一切無視してきたJR千葉支社を激しく弾劾し、地域と一体となって声を上げていこうと熱く訴えた。
 「内房線と地域を守る会」のメンバーも会場に多数駆けつけ、この間の取り組みを報告し、「外房と内房がともに連携していこう」と訴えた。
また会場には御宿町長代理をはじめ自治体関係者、そして地元の市議や町議も多数参加した。地元選出の国会議員や県会議員からもメッセージが寄せられた。
事務局からの「3月ダイ改の問題点と今後の地域の発展に向けて」の提起を長田執行委員が行い、「房総の乱」といわれるような怒りの声を上げていこうと訴えた。続いて、勝浦、いすみ、御宿の各地域からの発言が行われ、JR労働者からの訴えを鴨川支部の宇佐見前支部長が力強く行った。
 参加者の意見や要望では、列車削減が過疎化につながるとの意見があいついだ。続いて、中村執行委員が会員拡大とカンパのお願いを行い、今後の取り組みとして事務局より、①JR千葉支社への要請、②地域の発展に向け地元団体との連携する、③署名運動を行うなどが提起され全体で確認された。

JR東日本 ベア0.25%低額回答弾劾!

 3月16日、JR東日本は、
4月1日以降の新賃金に関する回答を行ってきた。
①定期昇給については、昇給係数4で実施する。
②新賃金は、ベアとして0・25%の回答を行っていた。
  平均で764円の賃上げだ。
③初任給に、5000円を加算するとしている。
④初任給加算に対する調整額として2017年度~2014年度に採用された者に対して4000円~1000円を加算するとしている。
 また、グリーンスタッフについては、基本賃金に500円を加算するとの回答を行ってきた。
①~④までの平均額は1328円である。
精算は、6月25日。
 今回の回答は、これまでの回答の中でも低額回答であり、徹底弾劾するものである。
会社発足以来、最高収益を更新しているにもかかわらず、労働者の賃金は徹底的に抑えようとしているのだ。闘う労働組合を復活させ大幅賃上げを実現しよう!

JR東日本回答(3月16日)
1.新賃金
(1)定期昇給 昇給係数は4とする。
(2)基本給改定 4月1日現在の基本給に
0.25%を乗じた額を加える。
*平均額 764円
*4月1日現在、在職する社員
(3)初任給 5000円を加える。
(4)初任給加算に対する調整
2017年度採用者  4000円加算
2016年度採用者  3000円加算
2015年度採用者  2000円加算
2014年度採用者  100円加算
*(1)~(4)までの平均額 1328円

2.精算日 6月25日以降、準備でき次第。
3.グリーンスタッフについて、基本賃金に500円を加算する。

エルダー協議会結成総会へ!

 現在、動労千葉でエルダーで働く組合員は60名を越え、今後3年間で150名に達する見通しとなっている。 この間、CTSでの組織拡大は、エルダーの組合員が先頭に立って職場の労働条件改善などを取り組むなかで実現してきた。
 また、CTSでの清掃業務の厳しい労働条件や駅清掃業務で明らかになった、手洗いもできない、まともな休憩室もない状況など、改善をかちとらなければならない改題は山積している。
 さらに、4月からはエルダーがJR本体で勤務することになるなど、運転士の高齢化対策も含めた抜本的な労働条件改善に向けて闘わなければならない。
 こうした状況にふまえ、エルダー組合員の意見交換や労働条件の改善・組織拡大のとりくみの強化を図るために3月30日、エルダー協議会を結成する。エルダーで働く組合員を先頭に全支部から結成総会に集まろう!

■エルダー協議会結成総会
●3月30日(金) 18時
●DC会館

■ 9条改憲発議絶対反対!
3・25大行進 in HIBIYA
● 3月25日(日)13時
●東京/日比谷野音
主催 改憲・戦争阻止!大行動実行委

18年連続ベアゼロの果てに べースアップ300円だと!?

「ご労苦」が300円

 貨物会社は3月16日、「…将来の発展につながる人・モノへの投資の増大等、大変厳しい事業環境が続くものと想定され…厳しい状況だからこそ、役員・社員が一丸となって計画達成に取り組むことが必要…社員の皆さんの生活向上も考慮しつつ、これまでの皆さんのご労苦を踏まえ、今後の奮闘に期待し、19年ぶりにベアを実施するという大きな決断…平成30年度の新賃金については、定期昇給及びベースアップ300円を実施することとします。ともに頑張りましょう」という春闘交渉の回答を行いました。
 18年ベアゼロの連続の「ご労苦」が300円でいいわけがないだろう!「ともに頑張りましょう」って、現場労働者がどれだけ苦しい思いをしているのか本当にわかっているのか!

日貨労の裏切り

 日貨労は、「ベア300円をかち取る」としていますが、東労組の崩壊情勢に震え上がり、会社との結託体制を維持するために水面下では、「新人事・賃金制度」の裏切りが進んでいることはまちがいありません。
 貨物会社は10月1日から、「30年以上の長きにわたり改定を行わず…『貨物賃率表』の賃率を変更し、基本運賃を改定」します。結局は、国鉄分割・民営化政策の破綻、大企業の物流コスト削減のために「30年以上の長きにわたり」現場で働く貨物労働者の生活が犠牲にされてきたのです。
 賃金は労働者が生きて行くためのものです。怒りも新たに、日貨労の裏切り、国鉄分割・民営化のウソとペテンを断罪し、団結して闘い貨物労働者の未来を切り拓こう!

 この一年、勝負!
貨物春闘総決起集会を開催 

 春闘回答予定前日の3月16日、貨物協議会主催による「貨物春闘総決起集会」を開催しました。大久保書記長が司会進行をつとめ、佐藤貨物協議長、石川支部長、根本乗務員会長、本部田中委員長からあいさつ、大竹副委員長から春闘交渉の報告をうけました。
石川支部長は、「鉄道事業の黒字化のためにベアゼロを続けることは許されません。人事・賃金制度の改悪など、みんなの協力で、団結してあらゆる攻撃を打ち返していこう」、根本乗務員会長は、「春闘は、55歳7割を10割にかえるために頑張りたい」、大竹副委員長は、「貨物会社は新採もあつまらない、どこでも要員が足りない、今後の展望が全然ない状況だ。この一年、勝負して千葉機関区支部の展望を切り開こう」と檄。
 田中委員長は、「動労千葉貨物協議会の正念場だ。この一年間本気になって闘いをつくりだそう。来年、再来年、三年後、嘱託で働く運転士が増えていく、目に見える議論を今春闘からはじめていくことだ。東労組の崩壊が貨物でもはじまる。今まで苦労して石油をはじめとした千葉の貨物輸送を担ってきた、日貨労が崩れていく中で、職場で団結して闘い、具体的にどうするのか団交で会社を追い詰め、ひとり一人の未来をつかみとろう」と訴え、これからの闘いの方向性があきらかになりました。
 その後、ざっくばらんに質疑応答をおこない、石川支部長のまとめと団結ガンバローで、貨物における新たな闘いがスタートしました。