今こそ青年部を再建しよう!
3・30青年部再建委員会・組織拡大総決起集会へ
外注化・新賃金制度を阻止
われわれは昨年に続いて検修・構内業務全面外注化強行を阻止した。人事・賃金制度改悪も4月1日実施は先送りされた。大震災が起き、それが労働者への全面攻撃になって襲いかかろうとしている。JRをめぐる情勢も激変しようとしている。これからが本当の勝負のときだ。
この1〜2月の闘いが切り開いた地平の上に、若い仲間たちは青年部再建に向けた準備委員会を発足させた。再建委員会は3月30日に開催される。また本部はこの日、青年部再建委員会に引き続き「組織拡大総決起集会」を開催することを決定した。
JRをめぐる情勢の激変
青年部再建は大きな飛躍をかけた新たな出発点だ。本格的な組織拡大の実現に向け全組合員が総決起しよう。
政府は、1047名闘争の政治解決や「国鉄改革25年問題」等、国鉄分割・民営化問題の総決算に動き、JRをめぐる情勢は激変しようとしている。
闘争団という「お荷物」を下ろした国労本部は恥も外聞もなく資本との一体化を深め、JR東日本は「用済み」となった東労組を切り捨てようとしている。国鉄分割・民営化以来の職場支配、労働者支配のあり方が一変しようとしている。
1〜2月闘争の地平の上に
この1〜2月、われわれはこうした事態に抗して、まさに組織の総力をあげた闘いに立ち上がった。昨年12月の外注化阻止ストを引き継いで闘われた1月19日から2週間にわたるライフサイクル粉砕のストライキ、2・20新小岩集会を軸とした新小岩派出廃止反対闘争、1047名解雇撤回・全国運動の本格的発展への大きな一歩を踏み出した2・16集会、自民党との真っ向勝負となった勝浦市長選挙への挑戦等、その全てが新たな情勢の渦中で動労千葉の飛躍をかけた闘いであった。
とくにライフサイクル粉砕・外注化阻止の闘いは、平成採用者の心を揺り動かし、大きな変化を生み出している。
満を持して青年部再建に
今こそ、満を持して青年部を再建しよう。
――「俺たちは使い回しの機械じゃない!」「平成採のみなさん。不安や不満、怒りの声をあげていますか? 動労千葉は一人のために組合員全員が団結できる組合です。自分の生活を守るため、取り戻すために闘っているんです。上ばかり見ていて周りを見渡さないと、とんでもない環境に落とし込まれることになるでしょう。人を蹴落としたり、ゴマをすることが評価される会社はいりません」
ライフサイクル粉砕闘争突入にあたっての北嶋君のこの呼びかけが青年部再建の固い決意につながった。
青年部再建委員会、組織拡大総決起集会に全力で結集を!
動労千葉青年部再建委員会
▼3月30日(水) 18時
▼DC会館 大会議室
●組織拡大総決起集会
▼同日 19時
被災地救援・原発廃止の声あげる
―3・20渋谷反戦大デモ
3月20日、東京・代々木公園に1550名が結集し、大震災をきっかけに起きている現実への怒りの声をあげた。未だ交通網がズタズタで、政府によって全ての行動・闘いの「自粛」が煽られる状況の中、唯一の行動であった。政府の欺瞞を弾劾し、真実を伝え、怒りの声を組織する闘いだ。
被災地から参加した仲間からは、現地の状況が生々しく報告され、この日だけでも、数百sの米、数百本のガスボンベをはじめ沢山の支援物資とカンパが持ち寄られ、直ちに現地に送られた。動労千葉にはアメリカやドイツからも多額のカンパが寄せられている。また集会では、全国で反失業闘争に立ち上がること、全世界の仲間たちに原発の即時停止を求める闘いに立ち上がってほしいとアピールが発せられた。
被災地では、政府の無為・無策によって今も多くの人たちが殺され続けている。大震災は情勢を一変させようとしている。起きている現実は、われわれのもてる力を遥かにこえたものだ。しかし、満ち溢れる怒りの声と結びつくことでそれに立ち向かうことのできる力を獲得しなければならない。団結しよう。生き抜くために闘おう
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