93春闘 第2波闘争へ

3750

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用動労千葉
国鉄千葉動力車労働組合
〒260 千葉市中央区要町 2番8号(動力車会館)
電話{(鉄電)
(公)
千葉 2935 · 2936番
043 (222) 7207番
93.3. 4No. 3 750
––大幅賃上げ獲得!強制配転者の原職奪還の闘いを結合し
93替斗勝利!第2波斗争入

動労総連合93春闘要求!
1、1993年4月1日以降の基準内賃金を42、000円の原資をもっ
て引き上げること。
2、配分については、基本給を重点とするごと。
::
3、次の諸制度について改善すること
(1) 第2基本給制度を見直すこと。
(2) 都市手当の地域区分を見直すこと。
(3) 55歳以上の賃金等について、
1
当面55歳時の賃金を確保し、ベースアップを実施すること。
.
2 出向に係わる労働条件について、労働組合と協議すること。
4
(4)私傷病欠勤の賃金については、欠勤期間を有給とし、休職期間は6
割を支払うこと。
(5)·割増賃金の単価について、次の率に改訂すること。
1 B単価、150/100
2
C単価、
50/100
3 D単価、
50/100
.
5、労働時間の短縮について
年間の総労働時間を1、800時間に向けて、当面次のとおり改善す
ること。
(1)「国民の祝日、年末年始休」を休日とし、年間休日数を122日に
すること。同時に完全週休2日制を確立すること。
(2) 1日平均の労働時間について、動力車乗務員は6時間40分とし、
他の勤務種別についても短縮すること。
(3)12月30日について、祝日勤務手当を支払うこと。
※5、(3) は東日本のみに対する要求事項
めたものである。
り、九八·五%の組合員が改善
思う」が二七·四%となってお
る」が四一·一%、「同じだと
三〇%、「やや苦しくなってい
「非常に苦しくなっている」が
に比して組合員の生活実態は、
調査結果によると、昨年同期
賃金引き上げ要求」調査をまと
を対象に行なった「生活実態と
これは本年一月に、全組合員
発出した。 (要求骨子別掲)
号(東日本)申九号(貨物)を
善に関して、二月二四日、申八
日以降の新賃金及び労働条件改
動労総連合は、九三年四月一
ればならない!
トライキも辞さず闘い抜かなけ
四二 .〇〇〇円)に向けて、ス
て大幅賃上げ獲得 (新賃金要求
われわれは、九三春闘におい
が明らかとなっている。
制度改訂を強く求めていること
さらに、諸手当改善をはじめ
の補填をしているとしている。
ろす(二二·四%)等によりそ
の収入(二四·三%) 貯金をお
え、期末手当(三九·五%) 妻
九二%の組合員が不足したと答
で間に合いましたか」の項では、
また、「家計は一ヶ月の賃金
を強く求めている。
に集約するJR貨物会社の姿勢
人体制」(大合理化=人員削減)
制(格差) と、「貨物八〇〇〇
産を、貨物の労働者への賃金抑
「分割·民営化」の矛盾と破
い!(別表参照)
差につく格差の歴史に他ならな
年末手当の合計) についても格
制した。昇給·一時金(夏季·
格差=二·六カ月の超低額を強
手当についてJR発足後最大の
「経営悪化」を理由に、昨年末
JR貨物会社は、「景気後退」
阻止することである。
点は、貨物への格差拡大を断固
そして今九三春闘の最大の焦
!
過去5年間のJR間格差(東日本·貨物の対比)
88年度
8 9年度
90年度
91年度
9 2年度
定昇·ベア
一 時金
定昇·ペア ー 時 金
定昇·ベア ー 時金
定昇·ベア
一 時金
定昇·ベア
12
一時金

JR東日本
4·20%
4·9ヵ月 5·06%
5·1ヶ月 5·97% 5·5ヵ月
5·92% 5·60ヵ月
5·57% 5·75ヵ月
JR 貨物
4·10%
4.9ヵ月
4.96% 5·1ヶ月 5·85%
5·4ヵ月
5·64% 5·45ヵ月
4·65% 5·10ヶ月
東日本との格差 0·10%
0.10%
.
0.12% 0·1ヶ月
0.28% 0·15ヵ月
0.92% 0·65ヵ月
※貨物に対する JR間格差は、「分割·民営化」の翌年(88年度)から定昇·ベア
に早くも現われ、その3年後(90年度)以降は定昇·ベア、一時金(夏期+年末)
とも格差拡大の軌跡となっている。93春闘の最大の課題は、この貨物への格差拡
大を断じて許さないことである。
進撃しょう!っこ
〇〇〇人体制」打倒の闘いへと
鉄道部門五万人体制」「貨物八
闘いをさらに押し進め、「JR
職奪還!反合·運転保安確立の
九三春闘勝利!強制配転者の原
第二波の闘いへ結びつけよう!
この闘いの成功と意義をさらに
波貨物ストから開始されている。
今春季闘争は、二·一九第一
こそ、許さざるものなのだ。
み貨物への格差拡大阻止こそ最大の焦点
反合·運転保安確立! 反戦·反核を担う労働運動を!
れている。一方、人員削減=首
が大蔵省国際収支速報で報告さ
〇〇万ドルと最高であったこと
字も二八·七%の一三二六億三
最高の一一七六億ドル、貿易黒
字は前年比六“い三%増=過去
ている今日、(九二年の経常黒
由にして全面的な攻撃に出てき
けをした資本が、“不況”を理
バブルで濡れ手に粟のボロ儲
年から九六年までに三万人を削
四万人合理化計画に続き、九四
し、NTTは九〇年~九三年の
〇〇〇名の要員削減を明らかに
置転換、九五年年度末までに五
間工場の閉鎖=二五〇〇名の配
日産自動車が九五年春までに座
コダック·パイオニアに続き、
切り攻撃は激化の一途を辿り、
という時代への突入の中で、改めて交流セン
今、世界的激動の到来と自衛隊の海外派兵
誓い、直ちにその場でカンパも集められた。
を送り、今後全国で反撃に立ちあがることを
成功を勝ちとった報告に、全員が熱烈な拍手
が一致団結し、粉砕し、「二·一一集会」の
ルの卑劣な攻撃を全会員·家族そして支持者

..
.
開している。
賃上げゼロ」攻撃を粉砕しょう
短」=合理化を明らかにしてい
を度外視しては無理」と、「時
長と生産性、労働力供給の展望
の一八〇〇時間計画は、経済成
「生産性の向上が条件」「政府
また、「時短」についても、
いる。
を押し進める意向さえ表明して
」と、今般の事実上の指名解雇
う制度はない(日経連永野会長)
ー「そもそも終身雇用などとい
の過剰労働力をかかえている」
としつつ、「企業は約百万人も
げよりも、『雇用』を重視する」
そして「今年の春闘では賃上
はないと「ベア·ゼロ」論を展
「ベーズ·ダウン」も不思議で
から、「定昇のみ」を宣言し、
入する中、日経連は年明け早々
日本経済が本格的な不況に突
重要度を増している。
決という図式の下に、決定的に
まや「大量首切り」攻撃との対
九三春闘をめぐる状況は、い
1.
いるのだ。
.
歯切りの推進勢力となりはてて
いう名の、合理化·労働強化、
資本の論理に立ち、「時短」と
関わらず、「連合」は率先して
える。こうした状況であるにも
後最悪の労働条件下にあると言
低賃金=生活苦を強要され、戦
死が多発するほどの労働強化と
現在の労働者の生活は、過労
闘にさえなろうとしているのだ。
半中心の攻防」などと厳寒の春
いる。今年はすでに「三%台後
%と年々下降の一途をたどって
五·六五%、九二年=四·九五
九〇年=五· 九四%、九一年=
来、民間主要企業の賃上げ率は、
八九年一一月の「連合」結成以
らに一%要求を切り下げました。
二万円」などと、昨年よりもさ
九三春闘要求について、「七%、
を」と資本の側に立って、この
内需拡大· 消費喚起、景気回復
12.
一方「連合」は、「賃上げで
大量首切り攻撃のでの18春斗
愛知の桐村氏の“報告と決意”である。革マ
中でも、全参加者の心をゆり動かしたのは、
争方針が採択された。
第7回全国代表者会議
立てた。
人建設」の組織方針をはじめ九三年前半の闘
で真剣な討論が展開され、その中から「一万
り提起し、その後、二一日午前中いっぱいま
方針提起を水野事務局長が一時間余りにわた
二日間、意義ある会議として勝ちとられる。
選出。機敏な司会で「会議」はひきしめられ、
·入江氏と、東京交流センターの小野さんを
「会議」は、議長に関西交流センター代表
三年の勝利につなげることを全員が決意した。
底からの怒りを煮えたぎらせ、この怒りを九
ダー代表·桐村氏宅への襲撃·破壊への腹の
段と自信と確信を固め、同時に愛知交流セン
結集した仲間たちは、昨年の闘いを貫き一
論を交わしながら、九三年の闘う方針をうち
海ビレッジ(国民宿舎)に結集し、大いに激
二月二〇日、全国の闘う仲間二〇〇名が熱
いよいよ力行·エンジン全開
全国労組交流入7代表者会議
働者の生活も労働条件の改善も、
に、今や抑えつけられてきた労
「連合」自体の解体なくして労
中に追いやるものである以上、
のが、労働者を塗炭の苦しみの
ている) 「連合」の存在そのも
減し、二〇万人体制にするとし
ストライキに立ち上がったよう
連合」指導部の制動を破って、
昨九二春闘の中で、私鉄が「
は自明の理なのだ。
全国に散った。
大幅賃上げも獲得できないこと
1 .2.
:
きっぱりと宣言し、前進しよう!
動労千葉は、この闘いの中軸を担うことを
を全参加者が決意し、大成功のうちに終了し、
要請に応えきるために、総力で奮闘すること
ターの位置の大きさを明確にし、その時代の
か!
.
からとる
げを勝ちとろうではありません
言える。ストライキで大幅賃上
その引火点になることは必至と
ること、「賃上げゼロ」攻撃が
働者の怒りは沸騰点に達してい
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