検証 分民10年 シンポジウム開催 180人

3751

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MU
自動労千葉
国鉄千葉動力車労働組合
〒260 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館)
千葉 2935 · 2936番
043 (222) 7207番
電話{(公)
{(鉄電)
93.3.5
No.3751
分割·民営化110年を向う
路線の正しさに確

中野 生
蔬食季末
中田一夫事務局員より、「九一 ·めに前進しよう!
の現実」、労組交流センター· の攻撃が続く現状を打ち破るた
分割·民営化の破綻とJR六年 ている現在、未だに組合つぶし
政治の総決算(別掲)」「国鉄
授より「臨調·国鉄攻撃と戦後
続き 、、 埼玉大学·鎌倉孝夫教
護団·鈴木弁護士のあいさつに
の主催者あいさつ、動労千葉弁
シンポジウムは、中野委員長
集し、圧倒的成功をおさめた。
1等の労働者一八〇名余りが結
を受ける形でのパネルディスカ
れ、動労千葉·労組交流センター問題提起者よる会場からの質問
を問うシンポジウム」が開催さ
というテーマで問題提起を受け、
の主催の「分割·民営化一〇年
部労政会館において、動労千葉
二月二八日、東京品川区·南 年運輸政策審議会答申批判」

った
の借金は三七兆円とされてきた。清算事業団は、
革の背景は、財政危機の深刻化であった。
れられない。分割·民営化体制に至る過程で国鉄 行革という攻撃が開始された。つまり、臨調·行
めた。三七兆円という数字はわれわれにとって忘 の克服ということで中曽根内閣が登場し、臨調·
合わせての債務が合計三七兆円余りあることを認 が借金=国債発行依存となってしまう。この危機
さらに総務庁の行政監察も清算事業団、JR七社 がその結果、七九年には、国の収入の三九·九%
長期債務返済の問題、労務政策の破綻等を指摘し、債を大量に発行し、内需拡大を行なった。ところ
ほど危機的状況であることの象徴的事実をはじめ、る内需拡大の要請がなされ、これに応えるべく国
議会」は貨物会社の輸送体系がどうにもならない 易摩擦となる。そこで欧米各国から、日本に対す
働時間の拡大や過労死、労働分配率の低さ·生活
九一年、運輸省の諮問機関である「運輸政策審
申も含め徹底的に批判してきた。
ていくことであることを、国鉄再建監理委員会答
大な資産を資本家が奪い、国鉄労働運動をつぶし
借金を返すというのは全くのペテンで、国鉄の莫
労千葉は、この間、分割·民営化が国鉄の膨大な
の本質を労働者の側から総括するためである。勁
一〇年、分割·民営化強行から丸六年、この攻撃
,
主催者あいさつ(要旨) ·中 野
に転じよう!

者の側から総括し、反撃
分割 · 民営化攻擊を労働
し、その破綻·矛盾が吹き出し
質をきちっと捉えれ検証·総括
が吹き荒れた分割·民営化の本
首切りと労働運動つぶしの攻撃
れてから一〇年、差別·選別·
国鉄労働者への攻撃が開始さ
ッションを行なった。
民営化を前後する職場の現実」
布施副委員長より「国鉄分割·
開始されてから
·民営化攻撃が
したのは、分割
ポジウムを開催
本日このシン
:
2.28
しかし、それによって貿易黒字の拡大され、貿
てあるが、行革路線推進のなかでもたらされた労
た「生活大国五カ年計画」である。いろいろ書い
首切りが行なわれた。
特に民間企業においては、減量合理化が強行され、
七四~五年にあった深刻な不況の乗切りとして
出来る。
う問題と直接関わりをもっていると捉えることが
としているのか、いわば東南アジアへの進出とい
綻なかで、どういう形でJRの矛盾を処理しよう
しようとしている。また、国鉄分割·民営化の破
して、新たな方向に向かって国家体制の再編成を
配者は、その矛盾の噴出を背景に、それをテコと、
結局、国内の矛盾の噴出を軍隊の海外派兵を含め。
民営化の破綻と直結した問題である。しかし、支
これらの矛盾は当然のことながら、国鉄分割·
きな矛盾が噴出している。
由主義」=規制の緩和·民活路線のもとで現在大
現実的には、臨調·行革の基調であった「新自
げたのか、を明らかにしたい。
の総決算(報告の概略)
臨調国鉄攻擊と戦後政治
接的投資の展開、そして、市場の確保、資源の確
らない。
いる。
臨調·行革路線の背景·本質
影響·効果を上
埼玉大学教授· 鎌倉孝夫氏
臨調がどうい
ら検証し、今後の闘いに生かして行かなければな
という名目で、外交·防衛の関係も飛躍的に拡大
化攻撃と重大な関係がある。これを労働者の側か 政支出を切り詰めていく一方、国際社会への貢献
このことは明らかに八〇年代の国鉄分割·民営 祉、公教育が徹底的に切り捨てられ、そして、財
それがどういう
社会党も含め憲法改悪論議の大合唱がはじまって
がPKOという形をとって海外侵略を行い、現在
へと激減し、八九年に連合が発足、昨年は自衛隊
の部隊といわれた国労が二〇万人組織から三万人
そして、分割·民営化に対し第二の三池闘争とす
をあわせると四一兆円になるといわれている。
株等を売却しても借金は減らず、また、簿外債務
土地を三〇〇〇ヘクタール、営団地下鉄等の持ち
その中曽根の下で、戦後政治の総決算が行なわ
いうのが基本的な狙いである。
義的政策に加担しなければ生活は向上しない、と
に向かって進出し、市場を固めなければ、帝国主
はよくならない。生活大国にというのである。外
国際貢献が必要である。国際貢献をやらねば生活
くなった。しかし、この問題を解決していくには
基盤の不足、環境の破壊、これを考えざるを得な
う。この端的な表れが昨年政府によって作成され
吸収·合体させていく。これが現在の状況だと思
的に目指さなくてはならない。そのなかに野党も
ない。だから改憲·憲法九条をなくす方向を本格
いる。外へ向かって自衛隊を派兵しなければなら」
海外派兵とがのっぴきならない矛盾になってきて
なおうとしている。だから、従来の憲法と自衛隊
義的侵略へと国民全体を統合するということを行田
た海外への帝国主義的進出、日本の本格的帝国主义
つくり、国民ぐるみでの推進を図ろうとしているだ
組合を多国籍企業の進出に協調させていく状況をい
企業の進出、新たな勢力圏構築という形で、労働/
に本格的に海外投資·市場の拡大·確保、多国籍
雇用圧縮·首切りにつながる。またそれは、さら
やパイオニアでの中間管理職の削減等、労働者の
そして現在の日産座間工場に見られる工場閉鎖
を実体として捉えてしまい、今日に至る。
行なわれたのか。に、土地·株を柱にする。企業は、そういう形態#
う狙いを込めて ·ル経済を作り出だす。大企業は、資金調達のためろ
また、中曽根の臨調·行革は今日破綻したバブ
臨調·行革がもたらしたもの
保を行なうとか日本の防衛強化につながる。
ジア諸国に対する輸出拡大、企業進出、資本の直
していく。ODAの拡大、それをとおして東南ア
う考え方がでてきてしまう。そうしたもとで、福
国にぶらさがって生活しようとしている。」とい
このことによって働く意欲のある労働者も、
労組の官民分断として展開されたのだ。
るとした総評も何の反撃もできえず、総評の最強 したやり方を支えたのは、マスコミの報道と、民
間労働組合の合理化推進、企業との協調であった。
ブルジョア的民主主義さえ崩壊させたのだ。そう
な議会を無視したやり方で行なわれたのである。

れる。そのやり方は、国鉄再建監理委員会のよう
反合·運転保安確立! 反戦·反核を担う労働運動を!
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