家族会第32回定期総会開催/3・11反原発福島行動24

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結成45周年を迎える親組合と共に!
家族会第32回定期総会開催

3月10日、動労千葉家族会は、第32回定期総会をDC会館において開催した。
最初に佐藤会長が「春闘など親組合の闘いをサポートしていきます。OB会とともに頑張っていきましょう」とあいさつ。
来賓として本部から中村副委員長が「分割・民営化の闘いの頃から家族会が今も続いてともに闘ってくれていることに感謝します。組合員もいい年になってきたが、若い世代を組織できるよう頑張っていきます」、永田OB会長は、「組織拡大はいちばん大変な闘い。家族会、OB会が組合を支えていこう」とあいさつ。
国際連帯の闘いのビデオ上映の後、関委員長から動労千葉の今のたたかいについて報告。
「昨年の11月労働者集会に家族会も多数参加していただき感謝します。ビデオにあった通り、パレスチナやウクライナでの戦争激化のなか、日本でも戦争への動きが強まっています。労働組合として反戦の闘いを強めていく。24春闘・ダイ改は、JRの大再編攻撃と対決する闘いとしてストライキにたちあがる。今年、結成45周年をを迎える組合をともに支えていただきたい」と訴えた。
経過ととりくみの報告、決算、会計監査報告、予算案が報告され、全体で承認された。
今後も家族会の連続講座の企画などにご協力をお願いします。

すべての原発なくせ! 13年目の3・11
3・11反原発福島行動24

元旦の能登半島地震で、再び3・11を想起した人も多い。実際に、稼働していなかったとはいえ志賀原発は一部の外部電源が失われ、また、半島の先端に予定されていた珠洲原発があったら間違いなく第2のフクシマになっていた。
福島は今も復興などとはほど遠い状況だ。廃炉の見通しは立たず、今なお3万人が避難を余儀なくされている。
原発事故から13年目を迎える3月11日、反原発福島行動’24が福島市とうほう・みんなの文化センターで開催された。
集会では、13年前「命より金の社会を変えよう」と始まったこの闘争が、今日の戦争体制づくりの攻撃と真っ向から対決する闘いとしてあることがあらためて鮮明となった。
主催者あいさつにたった椎名千恵子さんは、「最先端技術を開発する福島・国際研究産業都市構想は、福島事故を金儲けに変えるもの。戦争国家体制の下支えになっていくことは明らか」と弾劾した。
現地の漁民、農民、希望の牧場の吉沢さん、飯舘村の住民など、それぞれの立場から、原発事故が決して終わっていないこと、反原発の闘いが戦争反対とひとつの闘いだということ、また汚染水の海洋放出を止め、原発の時代を乗り越えていく決意が語られた。
特別アピールでは、ふくしま共同診療所で診察を行ってきた杉井医師が、診療所建設の「避難・保養・医療」の原点を貫くために診察を終了する決断に至った理由と新たな闘いの決意が表明された。
動労総連合北陸の出口委員長、動労総連合水戸の照沼委員長、動労千葉関委員長ら総連合の仲間がともに闘う決意を表明した。

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