行路内「その他時間」設定について
組合 「その他時間」の行路内設定が提案されている。
会社 区所で1~2つの行路で駅業務や企画業務等をできる時間を指定していく。
組合 例えば千葉運輸区での想定は?
会社 マイプロ、委員会の活動などだ。千葉駅の券売機案内、統合詰所の消毒作業も検討している。
組合 業務内容は指定されるのか、自分で選ぶのか。
会社 事前に「企画業務をしたい」と申告してもらうこともイメージしている。なければ、駅の案内業務や消毒作業などとなる。具体的には状況によって変わる。
組合 仕事前に1時間早く来るというのも、乗務後に残るのも負担だ。企画業務のことを考えながら乗務するというのも、集中が切れることに繋がりかねない。
会社 現状、乗務前にマイプロや委員会などもやっている。勤務終了後は早く帰りたいという声はあった。
組合 「早く帰りたい」という声がある中で「その他時間」をつけるのか。
会社 実施後の声も反映させていく。
組合 自区所にいる時に設定するのか。
会社 今ダイ改では自区所での設定を提案しているが、そうとは限らない。鴨川運輸区で、乗務して自区に戻ってきて、次の乗務までの間で時間を取っている行路もある。行先地での活用もゼロではない。
組合 今後、指定する行路は広げるのか。
会社 活用状況を踏まえて判断する。
組合 輸送混乱時はどうするのか。
会社 「輸送混乱時にもその他時間を」とは考えていない。
木更津統括センターの業務融合化について
会社 「駅社員が車内改札を行う」「乗務員がホーム業務や改札に入る」「乗務ユニットの管理者が、駅の当直をやる」など業務融合化を進めている。また、木更津駅の社員が、君津、久留里、横田の駅での経験を増やしてもらうなど、統括センター内の駅同士の中でも行っている。
組合 草刈りや沿線の整備、「館山のイベントに助勤で対応」などは行うのか。
会社 以前から行っているし継続する。
組合 統括センター内では「助勤」という概念ではないのでは?
会社 統括センター内であれば、そうだ。
乗務員による車内清掃について
組合 鹿島神宮駅と上総亀山駅での乗務員による車内清掃について、1日何本か。
会社 鹿島神宮は2本、上総亀山は1本だ。ほうきとちりとりを駅に用意してゴミを取ってもらうことを検討している。
組合 飲み物がこぼれている時、嘔吐物があった時、どう対応するのか。
会社 清掃内容はあくまで折返し時分の中で検討している。
組合 折返し時間はどのぐらいあるのか。
会社 夜の時間帯で停車時分としては余裕がある列車だ。
組合 千倉折り返しで乗務員が簡易清掃をやっているという話を聞いた。作業ダイヤには入っていないはずだ。
会社 区の取り組みとしてやっている。
組合 「CTSで対応できないから、乗務員でやってくれ」という声があったのか。
会社 そうではない。グループ全体の業務、効率化も考慮して判断した。快適な車両の提供も踏まえ、乗務員ができる輸送サービスの提供ということだ。
列車削減について
組合 具体的な利用状況はどうか。
会社 旅客数は18年度の7割前後だ。
組合 総武緩行線・快速線について、「輸送力適正化」とあるが具体的には?
会社 朝夕の時間帯、日中時間帯を含めて減らしている。
組合 九州では通勤時の本数・車両を減らして苦情がいっぱい上がっている。千葉にそういう状況はないか。
会社 「座りたい」ということはあるが、利用状況の中ではない。明らかに混雑している場合は見直しを検討する。
津田沼駅業務の外注化について
組合 津田沼駅での車内点検業務、乗客の案内業務等がCSPに委託された。他駅でも予定があるのか。
会社 他駅について示せるものはない。
組合 JRからの出向は行うのか。
会社 CSPの要員についてJRで特定はしない。出向については話せない。
組合 駅から車椅子対応を指示するのか。
会社 委託業務についてJRが直接指示はしない。業務に必要な情報は提供する。
車両センターの首都圏本部移行
組合 車両センターの首都圏本部所属について、移行は今年6月だがどうなるのか。現場では何も分からない。
会社 車両センターのメンテナンス業務自体は変わらないと思う。
組合 業務がCTSに外注化されている。そこも変わるのか?
会社 委託業務については聞いていない。契約箇所についても検討中だ。
組合 配転の範囲はどう変わるのか。
会社 車両センターの組織が変わるから異動に関して何か変わるということではない。支社間異動はこれまでもある。以上