第7回外房線と地域を守る会定期総会を開催 —久留里線廃線申請撤廃、ワンマン運転の安全性確保、削減された列車の復活等に向けて取り組みの強化を確認!

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房総事業本部設置ーローカル線切り捨てを許さず、鉄道と地域を守るために活動の強化を!

第7回外房線と地域を守る会総会。外房線の安全確保と久留里線の廃線阻止を確認

7月26日、勝浦市・キュステ大会議室において、外房線と地域を守る会の第7回総会が開催された。総会には外房線と地域を守る会の会員や外房線沿線の組合員・OB、さらに内房線と地域を守る会、久留里線と地域を守る会等30名が参加する中で開催された。

久留里線の廃線問題は外房線に関わる重大問題ー早川会長

総会は、議長を選出した後、早川隆雄会長があいさつに立ち、「結成以来、外房線の利便性確保とワンマン運転の導入反対を取り組んできた。ワンマン運転導入直後に大東駅で乗客が転倒して大腿骨を骨折する重大事故が起きた。原因は、乗務員1名によるワンマン運転と、ホームと車両の段差が大きいことだ。改善求めJR千葉支社への要請を続けてきた。一方、久留里線・久留里~上総亀山間を廃線にしてバス転換しようとしてJRと君津市は住民の要望を無視して来年3月末の廃線を狙っている。これは、外房線・内房線の廃止、地方消滅に関わる重大な問題だと考えている。JRは、外房線の勝浦~安房鴨川間の乗車人数が2000人以下だと名指しで公表しており、将来的に廃線が危惧される。高校生や大学生、さらに病院に通う人達の足が奪われ、観光にも大きな打撃となる課題だ。外房線の会として、夷隅郡市2市2町と鴨川市との連携を深め、JRに対して特急削減の撤回、通勤快速の復活、千葉直通列車の増、長者町駅や太東駅のホーム待合室設置等、利便性を高めるよう強く求め、今年1月にはJR千葉支社への要請行動を行ってきた。また、いすみ鉄道の復旧に向けて沿線自治体の首長と面会・懇談し、情報交換等を行ってきた。今後も、さらなる取り組みの強化に向けて頑張っていきたい」と新たな決意を語った。

鉄道廃線は、地域を衰退させる愚かな行為だー梅澤代表

次に来賓あいさつに移り、最初に、内房線と地域を守る会の梅澤和子代表からあいさつが行われ、「久留里線の一部廃線が強引に行われようとしている。この3年間の検討会や説明は、地元住民や利用者の声を無視したものであり、憤りを感じている。廃線ありきのバス代替を前提とした君津市や千葉県の対応は、芸備線に対する広島県の対応などと比べて住民の生活を真剣に考えていないと感じている。また、バス転換は、道路も狭くてすれ違いに困難なところがあり、久留里駅での乗り換えも負担が多い。その上、バス運転手の不足が深刻な状況があるなど、バス運行が持続可能とは思えない。鉄道の廃線は人口減少を加速させ、地域を衰退させることを理解しない愚かな行為だ」として、JRによる久留里線の廃線申請と君津市の姿勢を弾劾した。

廃線申請の撤廃に向けて連帯して闘うー三浦代表

次に、久留里線と地域を守る会の三浦久吉代表があいさつに立ち、「JRは、3月9日、久留里線・久留里~上総亀山間の9・6kmの廃線申請を国土交通省に行った。これに対してわれわれが一番憤慨したのは、地元の君津市長が両手を挙げて賛成したことだ。
久留里線・久留里~上総亀山間の廃線に向けて、JRは18年間で20億円を拠出し、それを受けてバス運行は君津市が担い、運行を具体的に請け負うバス会社まですでに決めている状況であり、君津市長の態度は絶対に許されないということだ。今後も、久留里線の存続・廃線申請の撤廃に向けて外房線の会や内房線の会の皆さんと連帯して頑張っていきたい」と決意も新たに語った。
来賓の最後に、御宿町・原宏町長からのあいさつが行われ、「今、久留里線や外房線のお話が出ていたが、鉄道の存続を含めてこれは地域だけの問題ではなく、日本全部がこういう状況に陥っている問題だ。私も御宿町の町長だが、御宿町をどうしていくのか、それに関して公共交通をどうするのかという問題に以前から直面しているが、なかなか答えが見つからないという状況だ。私は、町長になる前は小湊鉄道でバスの運転を担当していたこともあり、地域が抱える課題も感じている。今後も、町長として町の舵取りを皆さんと一緒に考えていきた」との抱負を語った。
鴨川市長からのメッセージ紹介後、議事に入り、幹事会から、25年度の経過報告、会計報告、会計監査報告、さらに、26年度の活動方針案、予算案が提案された。
経過及び会計報告、活動方針、予算案が全会一致で採択され、その後、26年度の役員体制が全体の拍手で承認され、第7回外房線と地域を守る会定期総会は成功裡に終了した。

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